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クレジットカードを解約するデメリットは?継続できるカードの選び方も紹介

クレジットカードを解約するデメリットは?継続できるカードの選び方も紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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クレジットカードの解約を検討しているものの、いわゆるクレヒス(クレジットカードヒストリー)に影響があるなどのデメリットを聞いたことがあるが、どこまで影響があるかわからずなかなか解約に踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

しかしクレジットカードを解約せずに放置することで、不正利用されるリスクがある、年会費を払い続けてしまうなどのデメリットがあります。

この記事では、クレジットカード解約時の注意点や知っておきたいデメリットを解説します。解約した方が良いクレジットカードの特徴についても紹介するので、解約すべきか迷っている方は参考にしてみてください。

この記事のまとめ

「クレジットカードを解約したいけど、本当に良いのか?」と不安に思っている方のために、解約するデメリットや手続きの前に確認しておきたい注意点について解説しています。クレジットカードの発行・解約の情報は、クレヒス(信用情報)に記載されるため慎重に決断しなければいけません。継続して利用ができる、ポイント還元率が高いなどのメリットが得られるカードを選択し、何度も発行・解約の手続きをしなくても済むように検討していきましょう。

クレジットカードの解約方法と解約時に注意すること

クレジットカードの解約方法と解約時に注意すること

クレジットカードを解約するにはどういう方法があるのか、解約時に注意することはあるのかを解説していきます。

クレジットカードの解約方法

クレジットカードの解約方法は、3つあります。ただし、クレジットカード会社によって対応できる解約方法は異なるので、公式ホームページやカードの裏面に記載されているお問い合わせ先で確認しましょう。

電話で解約

クレジットカード会社の公式ホームページやカードの裏面には「お問い合わせ先」として電話番号が記載されており、電話で解約ができる場合が多いです。電話で解約する場合は、オペレーターや自動音声による対応となります。

契約内容を確認するために以下の項目を聞かれるので、契約時に送付された書類やクレジットカードを手元に準備してから電話しましょう。

  • カード番号
  • カード名義人
  • 登録している電話番号
  • 生年月日
  • 住所

ホームページで解約

クレジットカード会社のホームページや専用のアプリから解約ができる会社もあります。電話で連絡する必要がないので、自分のペースで解約が進められるのがメリットです。

入力フォームはクレジットカード会社によって異なりますが、電話での解約同様、カード番号や名義人など契約内容を確認する項目を入力して送信します。

一般的には、入力内容を確認するメールやショートメッセージが届いた後、数日から1週間程度で解約の手続きが完了した旨の連絡が届く流れとなるため、届いたメールなどは消さないで保管しておきましょう。

窓口で解約

専用の窓口で解約を受け付けているクレジットカード会社は、窓口での解約ができます。対面で手続きができるので、確実に解約ができたことを確認できるのがメリットです。

基本的に窓口での解約は、カード名義人本人による手続きが必要になるため、本人確認として運転免許証やマイナンバーカードの提示が求められるので、忘れずに持っていきましょう。

クレジットカード解約時に確認しておくこと

クレジットカード解約時に確認しておくこと

クレジットカードを解約した後に、貯まったポイントを無駄にしてしまう、未払いが発生するなどのトラブルが起きないように、必ず以下の項目を確認しておきましょう。

ポイントは貯まっていないか

クレジットカードに紐づけられたポイントが貯まっていても、解約をするとポイントが使えなくなるため注意しましょう。

また、普段貯まったポイントを活用してお得に買い物をしていた場合、これまでのようにポイントは使えなくなります。貯まっているポイントは、解約する前に電子マネーや景品に交換するなどして、無駄にしないように手続きを済ませておくのがおすすめです。

年会費支払いのタイミングではないか

年会費は前払いの形で支払うため、年会費を支払った直後に解約をすると使わなかった期間の分を損してしまいます。解約をする前に、年会費の支払いのタイミングを確認しましょう。解約をするなら、次の支払いの前のタイミングがおすすめです。

年会費を支払うクレジットカードは、特典や付帯機能が用意されているケースが多いため、支払った分は恩恵を受けてから解約する方が良いでしょう。

未払いはないか

分割払いやリボ払いで設定していた支払いがある場合、解約をすると一括で請求される可能性があります。解約をする前に残金を精算するか、一括での精算が難しいようなら分割払いやリボ払いが終わってから解約しましょう。

カード払いのものの変更手続きを済ませているか

毎月や毎年など継続的な支払いがあるもので、カード払いに設定しているものの変更手続きを済ませているか、明細を見て確認しましょう。

  • 水道や電気などの公共料金
  • スマホや光回線などの使用料
  • HuluやParaviなどのサブスクリプションの会費
  • Microsoftやチャットワークなどのソフト年会費

特に水道や電気などの公共料金は、未納が続くと供給が止められる恐れもあるので、確実に手続きしておく必要があります。

また、月単位ではなく1年に1度など年単位での支払いをしているものがあれば、併せて手続きをしなければいけません。数ヵ月から数年前までさかのぼって明細を確認していくのがおすすめです。

紐づけているカードがないか

メインとなるクレジットカードを解約すると、紐づけられているカードも使えなくなります。クレジットカードに紐づけている、家族カードやETCカードがないか確認しましょう。

  • 家族カード→未払いがないか、カード払いを設定している支払いの変更手続きは完了しているか
  • ETCカード→使用する予定はあるか、なくても問題ないのか

直近で使用する予定があるカードなら、他のクレジットカードを契約して移行できる状態になってから解約すると、未払いやETCゲートでのエラーなどの問題が起きません。

クレジットカードを解約するデメリット

クレジットカードを解約するデメリット

クレジットカードを解約することで、年会費を払う必要がなくなるなどのメリットはありますが、以下のようなデメリットもあるので注意しましょう。

海外旅行で不便

クレジットカードの中には、グレードによって空港のラウンジが無料で利用できたり、海外へ行った際の保険などのサービスが付帯されていたりするなど、特典が付いていることがあります。国内にいる時はあまり恩恵を感じていなくても、海外旅行をする際に不便に感じる可能性がある点に注意しましょう。

海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードであれば、別途で旅行保険が必要ないので、費用を節約できます。海外旅行をする予定があるのなら、解約を検討しているクレジットカードに付帯されている特典や機能についても、事前に確認してみてください。

クレジットヒストリー(クレヒス)が作れない

クレジットカードを全て解約すると、「クレジットヒストリー(クレヒス)」を作ることができず、次に新しいカードを作成する時に不利になる可能性があるのがデメリットです。

カードの利用履歴や支払いに対する信用を示す「クレジットヒストリー」は、5年以上経過するとまっさらになり、いわゆるホワイトと呼ばれる状態になります。

クレヒスがホワイトである状態は、滞納などの金融トラブルを起こした方と疑われる可能性があるため、カード審査の際に金信用できないと判断されるリスクがあります。次にクレジットカードを作る際に困らないように、解約をするとしても1枚は手元に残し一定のカード利用履歴を残すようにしておきましょう。

解約した情報は信用情報に残る

クレジットカードを解約をすると信用情報に記録が残ります。カード審査の際は、これまでの利用履歴のほか、クレジットカード発行や解約に関する情報もチェックされるので、あまりにもカードの発行と解約が繰り返されている場合、新規発行の審査に通らない可能性がある点に注意しなければいけません。

昨今では、クレジットカードの発行の際にキャッシュバックやポイント付与の特典があるため、発行して特典を受け取った後にすぐに解約するケースも多いです。特典を得られるメリットはありますが、信用情報に履歴が残る可能性がある点に注意して、発行・解約をするのか再度検討してみてください。

解約した方がいいクレジットカードの見分け方

解約した方がいいクレジットカードの見分け方

クレジットカードの解約にはデメリットがありますが、以下に当てはまる項目があれば、解約した方が良い場合もあります。

ご自身の状況と照らし合わせながら、読み進めてみてください。

ほとんど利用していない

クレジットカードを持っているだけでずっと使わないと、盗難や不正利用に気づくことができずに、多額の支払いが発生するリスクがあります。日常的に使っていれば、明細を確認する機会が増えるため、盗難・不正利用に気づくことができますが、利用していない場合は気づかないまま時間が過ぎてしまう可能性が高いでしょう。

また、ポイントカードや身分証明書などと一緒にしていれば、管理すべきカードの枚数が増えて煩雑になります。「気づいたら年会費だけが引き落とされ続けていた」など、思わぬところで損をしている可能性もあるため、ほとんど利用していないクレジットカードは解約するのがおすすめです。

年会費が高い

クレジットカードの年会費が高く、年会費以上の恩恵を受けてない場合は、解約を検討しましょう。年会費が無料のクレジットカードも多いので、普段利用するカードを年会費無料のカードへ変更すると節約につながるでしょう。

年会費を払うことで得られる空港ラウンジの無料使用や海外旅行のサポートサービスなどの特典が、自分には必要なのかを再度検討し、特典を利用せずに年会費を払っているだけなら解約を検討することも必要でしょう。

ポイント還元率が低い

昨今発行されているクレジットカードは、ポイント還元率が高いものが人気であるため、還元率が低いと使わなくなる可能性も高いです。同じ利用金額でも、ポイント還元率が高いクレジットカードを利用していれば、ポイントが多く貯まっていきます。

基本的に決済の際はクレジットカードを利用しているのなら、少しでもポイント還元率が高い方がお得です。還元率が高いクレジットカードに支払いを集約した方が効率が上がるので、還元率が低いカードは、他に利用する目的がないかを考えた後で解約を検討しましょう。

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新たにクレジットカードを作るときの選び方

新たにクレジットカードを作るときの選び方

クレジットカードを解約したい方の中には「新しく作り直したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。そこで、新しくクレジットカードを作る時の選び方のポイントをいくつか紹介していきます。

短い期間でクレジットカードの発行と解約を繰り返していると「信用情報」に傷がつく可能性があるため、以下のポイントをチェックしながらカード選びを進めましょう。

サービスが充実している

特典や付帯サービスが充実しており、自分にとってメリットが大きいクレジットカードを選びましょう。クレジットカード会社によって、以下の特典やサービスが用意されています。

  • 海外/国内旅行損害保険
  • ショッピング保険
  • 空港ラウンジ無料利用

旅行をする方にとっては、旅行保険や空港ラウンジ無料利用の付帯サービスがあると便利です。また普段使っているカードをそのまま旅行でも使えると、海外旅行の場合、両替の手間がかからずストレスなく旅行を楽しめます。

特典・付帯サービスが付いていると年会費が発生するケースが多いですが、年会費以上のサービスを受けられるのであれば、クレジットカードを持つメリットは大きいです。自分がどういうシーンで利用したいのかを考えながら、よりお得なサービスが充実しているカードを選びましょう。

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年会費が初年度無料で利用できるので、充実のサービス内容をお得に使うことができます。

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ポイント還元率が高い

クレジットカードの利用金額に対する、ポイント還元率が高いカードを選ぶのがおすすめです。また、還元率だけでなく、自分が日常的に使えるポイントであるかもチェックしましょう。

もし還元率が高くても、あまり使わないポイントであればカードを利用しなくなる可能性があります。毎月発生するスマホや光回線の料金、食料品・日用品などの支払いに使えるポイントをピックアップし、クレジットカードを利用することでそのようなポイントが貯まるものを選択してください。

ポイントがスムーズに貯まり、お得を感じられるようになると、解約せずに継続して利用を続けられるので、発行・解約の回数も減り、信用情報に傷がつくリスクを減らせるでしょう。

審査がスムーズ

クレジットカードの発行のための審査がスムーズで、申し込みから手元に届くまでがスピーディーなカードを選ぶのがおすすめです。

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SAISON CARD Digitalは、最短5分という早さで、公式スマホアプリにデジタルカードが発行されるのが特徴です。SAISON CARD Digitalは、「すぐにカードを利用したい」と考えている方にはおすすめのカードのため、ぜひ申し込みを検討してみてください。

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おわりに 

クレジットカードを解約すると、クレヒスが作れなくなったり、旅行の際の付帯サービスが受けられなくなったりと、いくつかのデメリットがあります。また短い期間で発行・解約を繰り返すと、信用情報に傷がつくリスクがあるため、解約をする前に「本当に利用しないのか」を慎重に考えなければいけません。

クレジットカードを解約し新たなクレジットカード発行を検討している方は、ポイント還元率が高いカードを選ぶなどして、発行・解約は慎重に行いましょう。

【貸付条件一覧】クレディセゾン

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セゾンカードローン/MONEY CARD(クレディセゾン)
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 8.0%~17.7%
ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 7.3%~20.00%
担保・保証人:不要
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メンバーズローン(クレディセゾン)
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.0%~15.0%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
遅延損害金:年率11.68%~20.00%
担保・保証人:不要
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セゾンカード/ゴールドカードセゾン(クレディセゾン)
ご融資額:1~950万円
ご融資利率:実質年率 2.8%~18.0%
ご返済回数・期間:1~110回/1~110ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 4.08%~20.00%
担保・保証人:不要
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UCカード/UCゴールドカード(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~160回/1ヵ月~160ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、元金定額返済方式・ボーナス月元金増額返済方式・ボーナス月のみ元金定額返済方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
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ローソンPontaカード・キャッシング(クレディセゾン)
ご融資額:1~100万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~45回/1ヵ月~45ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
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リフォームローン
ご融資額:30~500万円(1万円単位)
ご融資利率:長期プライムレート(みずほ銀行)+2.50%(実質年率 15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~420回/12ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:33,000円(税込) ※消費税は融資日の税率を適用
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構買取型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.911%~2.109% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:180回~420回、180ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:
<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
<定額タイプ>55,000円以内
担保:融資対象となる土地・建物に、住宅金融支援機構を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構保証型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要

ーーーーーーーーー
株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

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