親族の葬式、孫も香典を出すべき?相場や渡す時のマナーについて解説

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親族の葬式、孫も香典を出すべき?相場や渡す時のマナーについて解説

親族の葬式に参列する場合、「孫も香典を出すべきなのか」「いくら出せば良いのか」「知っておくべきマナーはあるのか」などについて気になっているのではないでしょうか。 

訃報は突然訪れることが多いため気持ちの整理がつかない状態で、葬儀に参列しなければならないこともあります。慣れない葬儀では分からないことも多いでしょう。また、特に孫の立場の場合、香典はどうすれば良いのかと悩む方は多いようです。 

香典は立場によって不要の場合があったり、相場が異なったり、マナーがあったりするなど複雑です。このコラムではそれらの疑問点に対して詳しく解説していますので、香典に関して不安のある方は参考にしてみてください。 

1.孫でも香典の用意は必要? 

孫でも香典の用意は必要?

基本的に祖父母の葬式においては香典を用意する必要があります。しかし、孫の年齢や結婚しているのかなどの状況によって、香典を出す必要や出し方が変わってきます。 

ここでは、以下の5つの場合に分けて、香典を出す必要があるのかどうかやその出し方についてご紹介します。 

  • 未成年である場合 
  • 成人している場合 
  • 結婚している場合 
  • 祖父母と同居していた場合 
  • 孫が複数いる場合 

1-1.未成年である場合 

孫が未成年の場合は、親が香典を用意しますので必要ありません。冠婚葬祭においては、基本的に世帯単位で香典は一つと考えられています。ただ、未成年であっても働いている場合もあるでしょう。その場合は考え方によって変わりますので、喪主の方などに前もって相談するようにしてください。  

まだ学生で親と同居している場合は、アルバイトなどをしている場合であっても基本的に香典は不要です。どうしても孫本人が出したいという場合は親が出す香典に追加してまとめて包むのが一般的です。その際は香典袋に孫の名前も記載するようにしてください。 

1-2.成人している場合 

成人している場合であっても、独立しているのか、していないのかによって香典を包むべきかどうかは変わってきます。成人して安定した収入がある場合は、たとえ親と同居していても香典を包む必要があります。 

また、未成年の場合でも、すでに親から独立しており安定した収入がある場合は香典を包む場合も多いです。一般的には未成年の香典は不要、成人して安定収入があれば香典は必要と考えてください。 

1-3.結婚している場合 

結婚している場合は孫であっても独立した方と考えられるため、香典を包むのがマナーとされています。もし結婚して親と同居していても、この基本的な考え方は変わりません。また、孫が複数いる場合、既婚者は独身者よりも少し多めに香典を包むのがマナーとされています。 

結婚している方が香典を出す場合、夫婦連名で出すこともありますのでその出し方にも注意が必要です。 夫婦連名で香典を出す場合、香典袋に記載するのは夫の名前になります。これは世帯ごとの香典といった考え方になるためです。 

しかし、夫婦ともに祖父母と仲良くしていた場合は、連名で記載することもあります。連名だからといって2人分の金額を出す必要はなく、1人分で問題ありません。逆に2人分の金額を入れてしまうと香典返しが大変になりますので、1人分の金額を包むようにしましょう。 

地域などによって夫婦の連名での香典を敬遠する場合もありますので、あらかじめ充分に確認をするようにしてください。 

1-4.祖父母と同居していた場合 

祖父母と同居していた場合は、香典を出す立場ではなく香典を受け取る立場になります。そのため香典を包まないようにしてください。特に、親が葬儀をする場合は孫も葬儀を主催する側になります。 

しかし、親以外が喪主を務める場合で、さらに安定した収入があれば場合によっては香典を包むケースもあります。このような場合は周辺とよく相談をしてから香典を包んでください。 

1-5.孫が複数いる場合 

孫が複数いる場合も、それぞれが成人で安定した収入があるならば一人ずつ香典が必要になります。基本的に香典が必要かどうかは未成年で安定収入があるかどうかが基準となりますので、孫の数にかかわらず香典は必要になります。 

しかし、孫同士で香典の金額が異なる状況にならないようにする必要があります。したがって、あらかじめ他の孫の方と香典の金額を相談して決めることをおすすめします。 

2.親族の葬式に孫として出席する場合の香典の相場 

孫の香典費用は、20〜30代であれば3万円まで、40代であれば5万円までと一般的な相場は決まっています。しかしこれは、あくまで一般的な金額ですので、祖父母との関係性や孫の収入によっても包むべき香典の金額は変わってきます。 

また、葬儀の後に会食がある場合は、食事代として5,000円ほど上乗せする場合もあります。しかし、いずれの場合においてもあらかじめ香典の金額を確認をしておく必要があります。孫によってバラバラな対応をしてしまうと、後で香典返しの時に管理が大変になってしまいます。 

また香典とは別にお花代を出す場合もあります。ここでいうお花代とは、祭壇や葬儀場の入口に飾る供花のことを言います。基本的に香典には供花が含まれていますので、香典を出す場合は、お花代を別途用意する必要はありません。香典とは元々、線香やお花代金として手渡すものです。 

しかし、地域などにより孫同士でお花代を準備することもありますので、最終的には親族内でよく話し合うようにしてください。 

3.香典を出す際に必要なマナー 

ここまで孫から香典を出す時に注意するべきことを説明してきました。では実際に香典を出す際に必要なマナーには何があるのでしょうか。 

ここでは、下記の5つのマナーをご紹介します。香典を出す前にあらかじめ把握しておきましょう。 

  • 香典に新札を入れるのはNG 
  • 縁起の悪い数字の金額を避ける 
  • のし袋や袱紗の選び方 
  • 香典の表書きを宗教・宗派に合わせて書く 
  • 香典の正しい渡し方 

3-1.香典に新札を入れるのはNG 

香典に新札を利用するのは「不幸を予測していた」と捉えてしまうため、マナー違反です。もし、どうしても新札しかない場合は、あえて折り目をつけるなどの対応をする必要があります。 

なかには四十九日を超えた後の法要であれば新札でも良い場合がありますが、遺族側によっては、新札を渡すことに良いイメージを持たない可能性もあり、旧札を使うか・新札に折り目をつけた方が無難です。しかし、旧札であってもあまりに汚れがひどいお札は避けるようにしてください。銀行などで紙幣を交換することができます。 

3-2.縁起の悪い数字の金額を避ける 

冠婚葬祭において、「死」を連想させる4万円など、縁起の悪い数字の金額を控えましょう。例えば、配偶者がいる場合に1万円追加する場合でも、4万円にしてはいけません。もう1万円追加するなどの工夫が必要になります。 

3-3.のし袋や袱紗(ふくさ)の選び方 

袱紗の色は寒色系・暗色系で選ぶようにしてください。最も無難なものは濃い紫色の袱紗です。性別や年齢に左右されず慶事にも利用することができ、実際に濃い紫色の袱紗が最も売れています。 

もし急に告別式に参加することになり手元に袱紗(ふくさ)がない場合は、無地のハンカチなどで代用することも可能です。 

次にのし袋の選び方ですが、香典代と同様に、包む金額や本人の年齢や故人との関係性によってのし袋も変える必要があります。例えば5,000円までであれば水引が印刷されたもの、10,000円以上は黒色の水引が付いたものにしましょう。 

3-4.香典の表書きを宗教・宗派に合わせて書く 

香典の表書きは故人の宗教や宗派によって書き方が異なるので、それに合わせて書くことが大切です。例えば仏教や神式、キリスト教によっても表書きが異なります。仏教系は一般的に「御霊前」や「御香典」と書きますが、浄土真宗の場合は「御仏前」と書きます。  

また、神式では「御神前」や「御玉串料」など、キリスト教ではカトリックの場合は「御ミサ料」、プロテスタントの場合は「御花料」と書く決まりがあります。 

事前に個人の宗教・宗派を確認するようにしましょう。  

3-5.香典の正しい渡し方 

香典は、告別式で受付をした後、遺族の方が忙しくないタイミングで渡すようにしましょう。また、香典を出す時にはできるだけ目立たないようにします。遺族の方に香典に書かれている内容が分かりやすいように手渡すことが大切です。 

4.香典はいらないといわれた場合 

香典はいらないといわれた場合

もし遺族の方から香典の受け取りを拒否された場合は、お悔やみの言葉だけを遺族に伝え、他には特に何もする必要はありません。また、香典の代わりに供物や供花を送る、弔問に伺うことはマナー違反ではありません。 

しかし、香典の受け取り辞退などを含めルールは遺族側が決めることが多いです。したがって、遺族の意向に従うようにしてください。近年では香典返しも大変なため、できるだけシンプルにお葬式を行うケースも増えています。特に家族葬の場合は、香典受け取りを辞退する傾向にあります。 

4-1.供物や供花を贈る 

前もって遺族の方に許可をいただいた場合、供物や供花を送ることは可能です。しかし、ただ供物や供花を送るのではなく、お悔み状を同封するようにしてください。遺族の方は忙しいため、供物は日持ちのする焼き菓子や果物などを選ぶことが一般的です。 

4-2.弔問に伺う 

送別式などに参列できなかった方で、直接故人と最後のお別れをしたい遺族にお悔やみを伝えたいと思う方もいらっしゃるでしょう。その場合は、弔問に伺ってお線香をあげることもできます。しかし、この場合でも必ずご遺族の方に確認をするようにしてください。連絡なしで突然訪問することは避けましょう。 

また、供物などを持っていく場合も、前もって一言伝えることが大切です。 

5.親族へ香典を郵送しても良いのか? 

突然の連絡により、葬儀に参列できないこともあるでしょう。そのような時には親族へ香典を郵送することもマナー違反ではありません。しかし、郵送を拒否する方もいますので、まずは親族に確認をするようにしてください。 

香典を送る際は、現金書留封筒に入れて郵便局から送る必要があります。また、現金書留だけを送るのではなく、参列できなかったお詫びの手紙を同封することが礼儀です。 

現金書留封筒の中に不祝儀袋を入れることになりますので、現金書留封筒に入るかどうかの確認が必要です。通常は問題ありませんが大きめのサイズの場合は入らないこともありますのであらかじめ確認した方が良いです。 

また、香典返しをする時に名前や住所がないと管理が大変になりますので、現金書留封筒にも不祝儀袋にも名前や住所などを書くようにしましょう。 

6.突然、親族香典代はカードローン! 

お葬式は突然行われることが多くなります。しかし、お葬式のために必要なことは多く費用も高額です。日頃からまとまったお金を準備しておくべきですが、どうしても準備できないタイミングはあるでしょう。 

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おわりに

祖父や祖母のお葬式の時には香典を準備する必要があります。しかし、孫の年齢や家族状況によって、香典を用意する必要の有無や香典の相場は変化します。そのため、家族の状況に応じて香典を用意しましょう。 

また、香典を遺族に渡す時も、十分に遺族に配慮する必要があります。遺族は悲しみの中、お葬式の対応をしています。マナーを守って香典を渡すようにしてください。 

お葬式は結婚式のように日程が決まっているわけではなく突然であることが多いです。さらに、お葬式には費用がかかり、急なためその費用を準備するのも容易ではありません。日頃からまとまったお金を準備しておくようにしましょう。