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利息の仕組みを理解して賢く借りる!ローン契約前におさえておきたい金利について

利息の仕組みを理解して賢く借りる!ローン契約前におさえておきたい金利について
セゾンのくらし大研究 編集部

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金利と利息について、その内容や違いを詳しく知らないままカードローンを利用している方は少なくありません。ローンを利用する際に、金利は重要な要素の1つです。また、カードローンの金利設定の仕組みを理解しておくことで、借入がしやすくなるといったメリットもあります。

今回は金利について詳しく解説します。金利の意味を正しく理解し、お金に関する大切な知識を深めたうえで、賢く借りられるようにしましょう。

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利息とは何か?

ではまず、利息についての理解を深めていきましょう。

利息の定義や意味

利息とは、「お金を借りた場合に、その借りた(使用)ことへの対価として返済時に貸し手側に、元本に上乗せして支払う金銭」のことです。つまり、借りたお金に発生する「使用料」と考えれば分かりやすいかもしれません。

そして、その使用料はお金を借りるとき(契約時)に決めた一定の割合で計算され、金利はその割合を意味します。

利息の計算方法

利息は、以下の計算式によって計算されます。

利息=借入残高×金利÷年間日数×利用日数

そして、返済額の内訳は「利息支払額+元金充当額」で求められます。

例えば、200,000円を金利18%で30日借りて、毎月の返済額が5,000円の場合の返済額の内訳を求めてみましょう。

まず、一日あたりの利息は(200,000円×18%)/365日で計算されますので、98円です(1円未満切り捨て)。そして、借りた日数は30日ですから、利息は98円×30日で2,940円です。

毎月の返済額が5,000円の場合、そのうちの利息分は2,940円、元金充当額は5,000-2,940=2,060円ということになります。毎月5,000円の返済額の内訳をみると、利息分の支払いの方が元金充当分を上回っていることが分かります。

利息と金利の関係性・違い

上記の計算で、5,000円を返済したとしても、借入残高が195,000円になるのではありません。返済額に充てられるのはあくまでも元金充当額です。そのため、借入残高は200,000円-2,060円=197,940円になるのです。

5,000円を返済しても借入残高がなかなか減らず、利息負担分が大きい状態はできるだけ避けたいと誰もが思うことです。

利息分の支払いを少なくする方法としては、毎月の返済額を多くするか、今よりも低い金利を適用するかのどちらかが挙げられます。

例えば、上記で試算した金額で、返済額を5,000円から10,000円に増額した場合、元金充当額は10,000円-2,940円=7,060円ですので、借入残高は200,000円-7,060円=192,940円まで下がります。

また、利息が18%から16%に下がった場合の利息額は(200,000円×16%)/365日=87円(1円未満切り捨て)です。そして30日借りた場合の利息額は87円×30日=2,610円と若干ですが下がっていることが分かります。

利息負担は返済期間が長くなるほど大きくなりますので、返済の際には返済額を増額することや、返済期間を短くすることも利息負担をおさえるうえで大切な意味をもちます。

では、利息と金利にはどのような関係性があるのか、また利息と金利の違いについて、次項で詳しくみていきましょう。

金利の引き下げ方

利息は金利によって決まります。そのため、利息の負担を抑えようと思ったら、これまでよりも低い金利が適用できる仕組みを取り入れることがポイントです。

増額で金利が引き下がる場合がある

現在、貸金業者は利息制限法によって定められた利息を上限金利として設定しています。

上限金利は以下のとおりです。

元本金額上限金利
100,000円未満年20%
100,000円以上~1,000,000円未満年18%
1,000,000円以上年15%

つまり、借りる額が少ないと高い上限金利が、そして借りる額が多いほど、上限金利が低くなります。

ということは、増額をすることで、これまでよりも低い金利が適用される可能性があるということです。

ただ、使う目的もないのに金利を下げるためだけに増額するのは本末転倒です。借りるお金が多くなることで、これまでよりも低い金利が適用される仕組みを上手に活用して、利息負担を抑えることを考えましょう。

具体的には次項で紹介する方法が挙げられます。

ほかの低金利のローンに乗り換える

ほかの低金利のローンに乗り換えることで金利を低くできます。

1つの方法は複数社からの借入がある場合、それを1つにまとめる「おまとめローン」です。例えばA社から200,000円、B社から500,000円、C社から400,000円借りている場合、どれも上限金利は年18%です。しかし、おまとめローンで1つにまとめることで借入金額の合計は1,100,000円となり、上限金利も年15%にまで下がります。ただし、おまとめローンは返済専用のローンですので、追加の融資は受けられません。

もし、年収の3分の1を超えない範囲で、低金利のローンを利用できるのであれば、「借り換え」が有効です。ただし、総量規制の適用を受けるので、総借入額の合計が年収の3分の1を超える借入にならないように注意しておきましょう。年収と残高をしっかり確認するようにしてください。

利息を抑えて賢く利用できるセゾンファンデックスのかんたん安心カードローン

利息負担を抑えながら賢く利用できるカードローンに、セゾンファンデックスの「かんたん安心カードローン」があります。

利息はご利用日数分だけ

かんたん安心カードローンの利息は利用日数分のみです。また、最寄りのコンビニエンスストアのATMですぐに返済ができますので、利用日数を最小限に抑えられれば、余分な利息を負担せずに済みます。

今後急な出費があるときに備え、「かんたん安心カードローン」を申し込んでおくと安心です。

返済に利用できるATMはこちらです。

https://www.fundex.co.jp/customer/atmlist/

また、利息の計算方法についても詳しく説明していますので、以下も参考にしてください

https://www.fundex.co.jp/customer/guide/#section03_02

かんたん安心ローン
かんたん安心カードローン

まとめ

まとめ

消費者金融などのカードローンを利用する場合、借りたお金には契約の際に設定された金利によって計算された利息が発生します。そして返済時には、利息を支払わなければなりません。

契約内容は人によって異なりますので、単純に比較するのは難しいかもしれませんが。返済シミュレーションを使うことで、借入の際にどのくらいの利息が発生するかがある程度予測できます。さらに、自身できちんとした返済計画を立てることで余分な利息の支払いを防ぐこともできるでしょう。

カードローン申し込みの際には利息の仕組みを理解したうえで、カードローンを賢く利用することが大切です。

また、カードローンの返済は、毎月決められた日に口座から引き落とされる方法が一般的ですが、それ以外にも、途中でまとまった金額を返済したり、一括返済したりすることも可能です。

利息計算の仕組みを理解したうえで、返し方を工夫することも忘れないようにしましょう。

【貸付条件一覧】セゾンファンデックス

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