ペットがいるので、離婚しても今の家に住み続けたい

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ペットがいるので、離婚しても今の家に住み続けたい

セゾンファンデックスで実際にリースバック事業を推進している立場にある筆者が、実際にあった事例をご紹介します。以前、離婚調停中の女性がリースバックを利用し、今の家に子供と住み続けることができた事例をご紹介しましたが、今回の方はペット(犬2匹)と暮らしており、離婚しても賃貸住宅には引っ越せない事情の方でした。

1.離婚して、ペットは自分が引き取る。でも今の家に住み続けたい。

明子さん(仮称、55歳・会社員)は、サラリーマンの夫と埼玉県で2人暮らし。娘が3人いますが、いずれも結婚して、それぞれ別の場所で生活しています。5年前から犬を飼い始め、現在2匹の犬と一緒に暮らしています。

夫婦関係は以前から冷え込んでいましたが、娘が独立するまではお互い我慢していたようです。三女が1年前に嫁いだことで、夫とペットだけとなり、離婚を協議し、合意に至ったようです。

犬はもともと三女にねだられて飼い始め、最初は1匹でしたが、後からもう1匹購入し現在2匹です。2匹とも明子さんにとても懐いており、明子さんも仕事から帰ってお出迎えしてくれる犬に癒されていました。夫婦間はほぼ会話が無いので、娘が家にいなくなってから、尚更貴重な存在になりました。2匹とも小型の室内犬ですが、鳴き声が大きく、ペット飼育可能な賃貸住宅を近くで探すのも難しいため、少なくともペットがいるうちは今の家に住み続けたいと考えたようです。

2匹とも、夫にはあまり懐いておらず、夫もほとんど犬の世話をしていなかったので、自分が2匹を引き取ることは全く問題になりませんでした。

2.自宅には夫名義の住宅ローンが残っている

今の家は、20年前に新築で購入した建売住宅ですが、今も夫名義で2400万円の住宅ローンが残っています。普通に売却しても、借入返済でほとんど手元に残らないことが想定されました。自分の年収(約300万円)と年齢では、金融機関から住宅ローンを借りるのも難しそうでした。そこで、インターネットで「自宅売却 住み続けられる」などいろいろ検索して、リースバックという仕組みがあることを知りました。ローンではないので、収入が少なくても問題なさそうです。いくつか検索して出てきた社名の中で、馴染みのあるセゾンという社名の当社のWEBサイトを調べ、お問い合わせいただきました。

3.リースバックの買取価格と住宅ローン残債に乖離が

リースバックの買取価格と住宅ローン残債に乖離あり

夫の住宅ローンの残高は約2,400万円でした。当社からの買取額として、1,800万円、家賃は月10万円を提示、単純に計算して、住宅ローンを完済するのに600万円が不足します。営業担当が事情をお聞きしていたので、何とかしたいと思いましたが、駅から歩くには遠い立地であり、近隣相場を調査したうえで上記査定価格を返した次第です。

しばらく夫婦で協議した結果、ローン返済の不足分約600万円を夫が支払うことで、離婚に合意したそうです。懐いていなかったとはいえ、夫としても、ペットが住み慣れた家で住み続けられることを願ったのだと思います。

4. 離婚後もペットと住み続けたいのでリースバックを選んだ事例は他にも

今回のケースは、離婚が絡んで、ペットと住み続けたいという事例で、我々としても初めてのケースでした。他にも自宅を売却して資金確保したいが、ペットがいるうちは現在の家に住み続けたいと、リースバックを選ばれた方を何件か目にしています。高齢ながらトリマーをしており、ご自分のペットもきれいにトリミングしている方もおられました。リースバックから2年後にペットが寿命で亡くなり、その後利便性の高いマンションに転居された方もおられます。

室内で大事に飼われている犬や猫は、大きな病気をしなければ十数年~20年位は生きると言われています。残念ながら私が飼っていた猫は、一昨年15歳で亡くなりましたが、ペットがいるうちは、ペットが住み慣れた自宅から引っ越すことは考えられなかったと思います。ペットがいるので、一般売却ではなく、リースバックを選ばれたお客様の気持ちはよくわかります。

ちなみに我が家では、新しい猫を飼い始めて、元気に暴れまわっています。

5.リースバック会社は何を基準に選べばよい?

リースバックは、通常の売買と違い、売却後も賃借人としてその会社と関係が続きます。会社の都合で、月末に引き渡しが間に合うように契約を急がせたり、質問に対してきちんと答えてくれないような営業マンがいる会社はやめたほうがよいと思います。本件のように、住宅ローンの残高が買取価格よりもはるかに大きいと分かった時点で、親身に対応をしない事業者もいるかもしれません。

会社の知名度、企業規模(総資産や自己資本など)、上場しているか(または上場会社の子会社か)なども判断材料の一つとされてよいと思いますが、最後は窓口の営業担当者を信頼できるかが重要だと考えます。当社ではリースバックをしようとしているお客様の事情を親身に聞きながら、適切なアドバイスをすることで信頼関係を築きたいと考えています。

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