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自動車保険の等級は他社にも引き継ぎできる?等級の引き継ぎ手続きに必要なこととは?

自動車保険の等級は他社にも引き継ぎできる?等級の引き継ぎ手続きに必要なこととは?
セゾンのくらし大研究 編集部

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自動車保険を他社に乗り換える際は、基本的に等級の引継ぎが可能です。ただし、一部の共済などは引き継ぎができない場合があります。また、加入期間中に事故歴があるかどうかで引き継ぎの内容は異なります。

当コラムでは、自動車保険の等級を他社に引き継ぎできるのかについて解説するとともに、引き継ぎの注意点などもご説明します。

おとなの自動車保険
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自動車保険の等級は他社でも引き継ぎできる?

自動車保険の等級は他社でも引き継ぎできる?

自動車保険は等級により保険料が変わります。一般的に6等級からスタートし、1年間事故がなければ翌年の更新で1等級上がる仕組みです。等級が上がるほど割引率が高くなります。

保険を他社に乗り換える場合、この等級がそのまま引き継がれるのか、それともリセットされてしまうのかは気になるところです。詳しく見ていきましょう。

基本的に引き継ぎできる

等級は保険会社が変わっても、基本的に引き継ぎが可能です。例えば、現在の保険会社で13等級の場合、1年間事故がなく他社の保険に乗り換えるときは1等級上がった14等級からスタートできます。

ただし、契約期間中に他社の保険へ変更してしまうと、等級判定のタイミングである満期の到来が先に延びてしまいます。

つまり、せっかく1年弱の間、無事故を継続してきて、今回の満期日で等級がUPするはずだったのに、満期日を迎える前に他社の保険に加入したため満期日の等級判定を受けることができず、上がる前の等級で計算された保険料で新規契約をしてしまいますので、乗り換えるタイミングには注意しましょう。

一部の共済は引き継ぎできない場合も

等級は、基本的には保険の販売形態、保険会社問わず引き継ぐことができます。例えば、販売形態が代理店型であろうとダイレクト型であろうと等級は引き継げます。また、共済の場合も、JA共済や全労済、全日本火災共済、全国自動車共済といった多くの共済でも引き継ぎが可能です。

しかし、教職員共済など、一部の共済では引継ぎできないものもあるため、事前に新しく加入する自動車保険で引き継ぎが可能かよく確認しておきましょう。

保険会社によって保険料や割引などの条件が異なるため、乗り換え時にはよく検討する必要があります。セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」も他の自動車保険から引き継ぎが可能です。1歳刻みの保険料体系、事故率の低い世代が他の世代と比較し割安となる仕組みで、インターネットで手続きすると保険料がさらに割引になります。

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おとなの自動車保険
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他社に乗り換える場合の等級の引き継ぎ手続き

他社に乗り換える場合の等級の引き継ぎ手続き

他社の保険に乗り換える際の等級引き継ぎの手続きにはいくつか必要書類があります。ここでは、他社に乗り換える場合に等級を引き継ぐ手続きについてご紹介します。

必要書類と手続き

他社の保険に乗り換える際は、主に以下の書類が必要です。

  • 契約中の自動車保険の保険証券
  • 車検証

手続きは、解約や満期の翌日から7日以内に新しい保険に加入しなければなりませんので他社移行先を決めてから解約等を行うのがスムーズです。それ以上の期間が空くと等級の引き継ぎができず、6等級にリセット※されてしまいます。転勤などでしばらく車に乗らず、自動車保険の加入を先に延ばしたい場合は中断証明書の発行が必要です。

※1~5等級(デメリット等級)は引き継がれ、6等級にリセットされません

現在の契約に関する手続きはどうする?

満期で他社の保険に乗り換える場合、基本的には現在加入している保険会社への連絡は不要です。ただし、自動継続特約が付いている場合はそのままにしておくと継続になってしまうため、更新しない旨の連絡をしておきましょう。

また、現在の契約を途中解約し、他社の保険に乗り換える場合は、解約日の翌日から7日以内に新しい契約に加入できるよう、新しい保険の加入手続きが完了してから、解約の手続きを行いましょう。

保険期間中の事故歴で引き継ぎ内容が異なる

引き継ぎの内容は、加入期間中に事故歴があるかどうかで異なります。1年間事故歴がない場合、満期日に切り替えることで1等級上がり、保険料の割引率も上がるのが特徴です。

一方、事故歴がある場合、満期日でも契約途中の解約でも、事故の内容に応じて等級がダウンします。満期をたずに解約し、新しい保険に乗り換える等級のダウンを早めてしまうことになります

車を買い替えた場合

車を買い替えた場合、「車両入替」という手続きにより等級を継続できます。以前の車で加入していた保険を解約する必要はありません。

車両入替とは、補償の対象を新しい車に入れ替えることです。車両入替の手続きをしなければ、新しく購入した車は保険に加入していない状態になってしまいます。また、車両入替を行わずに新たに自動車保険の契約をすると、等級は6等級にリセットされてしまうため注意しましょう。

他社に引き継ぎをする場合の注意点

他社に引き継ぎをする場合の注意点

現在の保険を解約もしくは満期により新たな保険に加入する場合、注意したい点が2つあります

満期日や解約の日から8日空くと等級はリセットする

自動車保険を乗り換える場合、新しい保険の加入は満期や解約の翌日から​​7日以内にしなければなりません。8日以上空くと等級は引き継げず、6等級にリセット※されてしまいます。

※1~5等級(デメリット等級)は引き継がれ、6等級にリセットされません

しばらく車の運転をしないなど、次の保険加入が先になる場合、解約もしくは満期になる保険会社に連絡をして「中断証明書」を発行してもらいましょう。中断証明書により、現在の等級を10年保存することが可能です。10年以内に新しい保険に加入すれば、記名被保険者本人のみではなく、同居の親族の方でも等級をそのまま引き継ぐことができます。

解約返戻金が戻らない場合も

現在の保険を解約する場合、年単位で支払っている保険料のうち解約日以降の分が解約返戻金として戻ります。保険会社によっては月割で残りの期間の保険料が戻る場合もありますが、一方で多くの保険会社では、解約返戻金の計算に保険会社ごとに定める「短期料率」を用いており、解約返戻金が月割の計算よりも少ない額になる場合もあるので、あらかじめ計算方法を確認しておきましょう

また、月単位の支払いをしている場合、解約のタイミングによっては経過していない期間の分も戻らない可能性があります。解約返戻金の計算については、契約時の保険のしおりや保険約款等に記載されています。分からない場合は保険会社に確認しましょう。

おわりに

おわりに

自動車保険を他社に乗り換える場合、一部の共済を除いて等級の引き継ぎが可能です。保険期間中に無事故の場合には、乗り換えた保険で等級が上がり、保険料が割り引かれることになります。

等級を引き継ぐためには、新規加入までの間隔を満期日または解約した日から8日以上空けないことが必要です。また、解約する場合は解約返戻金についても注意しておきましょう。

こちらの記事も参考にしてみてください。自動車保険の等級が引き継ぎできない場合とは?事例とともに解説

等級の引き継ぎとともに、さらに納得感のある保険料にしたいと考えている方は、ぜひおとなの自動車保険も検討してみてください。

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