「宝くじが当たったら何に使おうか?」とわくわくしながら想像したことがある方は多いでしょう。「宝くじ」と一口に言ってもさまざまな種類があり、販売期間も異なります。
この記事では、2023年における年末ジャンボ宝くじについて徹底解説。宝くじを手に入れるための方法や買い方、当せんした場合の受け取り方なども詳しく紹介していきます。
※2023年12月時点の情報です
【2023年】年末ジャンボ宝くじの販売期間
「年末ジャンボ宝くじ」は全国で発売されていますが、宝くじはいつからいつまで買えるのでしょうか。2023年の「年末ジャンボ宝くじ」の発売期間は、2023年11月21日(火)~12月22日(金)です。価格は1枚300円となっており、抽せん日は2023年12月31日(日)です。
そもそもジャンボ宝くじって?概要をおさらい
宝くじは、発売金額やエリアにより「ジャンボ宝くじ」「ブロック宝くじ」「全国通常宝くじ」と、3種類に分類されます。これらは「普通くじ」と呼ばれ、あらかじめ組と番号が決まっています。
「ジャンボ宝くじ」は季節や大きなイベントに合わせて、年5回販売されている大型の宝くじです。1等と前後賞合わせて10億円と、当せん金額が大きいのが魅力の商品です。
「ブロック宝くじ」は、東京都、関東・中部・東北自治、近畿、西日本の4つのブロックごとに販売される宝くじの総称です。他にも地域医療等振興自治宝くじ(レインボーくじ)があります。
「全国通常くじ」は、日本全国にて当せん金など同一の条件で販売される宝くじです。原則、販売枚数が限られているため、販売終了日前に売り切れてしまった場合はその後の購入はできません。
組・番号が決まっている「普通くじ」の一種
「普通くじ」は、あらかじめ組と番号が決められている宝くじです。組は01組~100組、番号は100000番~199999番まであります。抽選により決定した当せん番号と一致した場合に当せん金を受け取れるくじです。
ジャンボ宝くじは年5回販売
ジャンボ宝くじは、年に5回販売されます。ジャンボ宝くじの種類、販売期間と抽選についてまとめました。
ジャンボ宝くじの種類 | 販売・抽選 |
バレンタインジャンボ宝くじ | 2~3月頃 |
ドリームジャンボ宝くじ | 4~5月頃 |
サマージャンボ宝くじ | 7~8月頃 |
ハロウィンジャンボ宝くじ | 10~11月頃 |
年末ジャンボ宝くじ | 11~12月頃発売。 抽選日は12月31日 |
「ジャンボミニ」もある
年末ジャンボ宝くじには、「年末ジャンボミニ」もあります。ミニは、年末ジャンボより当せん金額は少ないですが、当せん本数が多いのが特徴です。販売期間は2023年11月21日(火)~2023年12月22日(金)と年末ジャンボと同時発売で、抽選日も年末ジャンボと同日です。
【2023年】年末ジャンボ宝くじを大解剖!当せん金額・本数
年末ジャンボ宝くじ・年末ジャンボミニは、どちらとも1枚300円になります。2023年の年末ジャンボは、年末ジャンボ宝くじ・年末ジャンボミニ双方で、10,000円以上の当せん本数が90万本以上あります。
参照元:商品情報|ジャンボ宝くじ
年末ジャンボ宝くじ(第984回 全国自治宝くじ)
年末ジャンボ宝くじ(第984回全国自治宝くじ)の当せん本数と金額を表にしました。1等の当せん金額は7億円で本数は23本、1等の前後賞は1億5,000万円で46本となっています。年末ジャンボ宝くじの1等の当せん金額は高額なため、一攫千金を狙えるのが魅力です。
等級 | 本数 | 当せん金 |
1等 | 23本 | 7億円 |
1等の前後賞 | 46本 | 1億5,000万円 |
1等の組違い賞 | 4,577本 | 10万円 |
2等 | 184本 | 1,000万円 |
3等 | 9,200本 | 100万円 |
4等 | 46,000本 | 50,000円 |
5等 | 46万本 | 10,000円 |
6等 | 460万本 | 3,000円 |
7等 | 4,600万本 | 300円 |
年末ジャンボミニ(第985回 全国自治宝くじ)
続いて、年末ジャンボミニ(第985回全国自治宝くじ)の当せん本数と金額です。1等の当せん金額は3,000万円で、本数は150本。1等の前後賞は1,000万円で300本となっています。年末ジャンボに比べると当せん金額は少ないですが、本数が多いため当せんのチャンスが高まります。
等級 | 本数 | 当せん金 |
1等 | 150本 | 3,000万円 |
1等の前後賞 | 300本 | 1,000万円 |
2等 | 4,500本 | 100万円 |
3等 | 15万本 | 10,000円 |
4等 | 150万本 | 3,000円 |
5等 | 1,500万本 | 300円 |
年末ジャンボ宝くじの買い方は5パターン
基本的に宝くじは「連番」か「バラ」で購入しますが、年末ジャンボ宝くじでは、「福連100」や「福バラ100」、「3連バラ」での買い方も可能です。福連100と福バラ100は、1セット当たり100枚、3連バラは1セット当たり30枚になっています。
どれか1つの買い方だけではなく、連番とバラで買うなど、組み合わせて購入する方もいます。以下で、年末ジャンボ宝くじの買い方を説明していきましょう。
連番
連番は組と番号の上から5ケタが同一番号で、下1ケタの数字が0~9まで連続したものです。1セット10枚単位で購入可能です。連番で購入すると1等の前後賞も狙えます。
4-2.バラ
こちらも1セット10枚単位での購入が可能です。バラは下1ケタ以外は連続していないばらばらの番号になっていて、10枚の下1ケタの番号は0~9までの数字が入っています。
福連100
福連100は、1セット100枚単位での購入が可能です。組は10種類になっており、各組の番号の下2ケタの数字が「00~99」でそろっています。2セット以上を購入する際は、同じ組でセットをまたいで連続する番号となる場合があります。ただし、ジャンボミニは1等の前後賞がないこともあります。
福バラ100
福バラ100は、福連100と同様に1セット当たり100枚単位で購入できます。組は100種類になっており、各組の番号の下2ケタの数字が「00~99」でそろっています。年末ジャンボ宝くじの組は、「01~200」組までありますが、福バラは200種類の中から各組の番号下2ケタを「00~99」で、100種類そろえたものです。2セット以上を購入する際は、同じ組でセットをまたいで連続する番号になる場合があります。
3連バラ
宝くじのバラ10枚のそれぞれの組と番号が3枚連続になっているものが3連バラです。1セット30枚単位で購入可能で、バラでも1等前後賞の当選が期待できます。
3連バラも、2セット以上を購入する際は、同じ組でセットをまたいで連続する番号になる場合があります。また、まれに3枚の連番になっていないケースや、ジャンボミニは前後賞がないこともあります。
年末ジャンボ宝くじを手に入れるには
年末ジャンボ宝くじの購入方法には3通りあり、「宝くじ売り場」や「WEBサイト」、「みずほ銀行」での購入が可能です。以下でそれぞれの購入方法について詳しく説明していきます。
宝くじ売り場で購入する
宝くじ売り場は全国にあり、気軽に購入できます。宝くじ売り場での購入の場合、それぞれの売り場で販売している商品や購入可能時間が異なるため、年末ジャンボの取り扱いや購入できる時間帯を事前に確認しておきましょう。
購入場所にこだわりを持って毎回同じ売り場で購入する方もいますし、偶然通りかかった場所に宝くじ売り場があって購入する方もいます。
WEBサイトから購入する
年末ジャンボ宝くじは、「宝くじ公式サイト」に会員登録をすることで、WEBサイトから24時間いつでも購入できます。発売期間は2023年11月21日(火)~2023年12月22日(金)で、発売終了日の販売は23:50までとなっています。
会員登録とともに支払い方法の登録も必要になりますが、WEBサイトからの購入の場合のみ、キャリア決済やクレジットカード決済が可能となります。クレジットカード決済なら支払いの手間を省けてポイントも貯まり便利です。
「セゾンカードデジタル」は、申し込みから最短5分でクレジットカードの発行が可能です。後日郵送されるプラスチックカードには番号などの記載はなく、すべてアプリでカードを管理する、国内初となる完全ナンバーレスのカードです。気になる方はチェックしてみてください。
みずほ銀行で購入する
宝くじは、みずほ銀行の窓口(一部店舗)やATMからも購入できます。店舗によって購入可能な宝くじが異なるため、事前に確認が必要です。店頭での発売期間は、宝くじ売り場で買う場合と同じ2023年11月21日(火)~2023年12月22日(金)です。
また、みずほ銀行のWEBサイト、みずほダイレクトとかんたん残高照会(インターネット残高照会)からも購入ができます。初回登録が必要になりますが、みずほ銀行に口座を持っていれば、申し込み・利用が無料で簡単にできます。申し込み開始日は2023年10月21日(土)で、宝くじ売り場や宝くじ公式サイトで購入するよりも1ヵ月早く申し込みが可能です。
当せん番号の確認方法と当せん金の受け取り方
ここからは当せん番号を確認する方法と、当せん金の受け取り方を説明していきます。
当せん番号の確認方法
年末ジャンボ宝くじの当せん結果は、みずほ銀行のWEBサイト「当せん番号案内」と「当せん絵柄案内」にて、原則、抽せん日の17:00以降に掲載されます。宝くじ公式サイトで購入した場合は、マイページで当せん結果が確認可能です。その他、後日発行の新聞にも掲載されます。
当せん金の受け取り方
年末ジャンボ宝くじの当せん金は、購入方法によって受け取り方が異なります。なお、当せん金の受け取りには1年の時効があるため注意が必要です。以下でそれぞれの受け取り方を説明していきます。
宝くじ売り場で購入した場合
宝くじ売り場で購入した場合、50,000円以下の当せん金は宝くじ売り場かみずほ銀行本支店で受け取りが可能です。一部の宝くじ売り場では、1当せん金が10,000円以下の当せん金のみの対応となっていることがあるため、詳しくは各宝くじ売り場にて確認をしましょう。
1当せん金か1口当たり50,000円を超える当せん金を含む場合、みずほ銀行本支店で当せん金を受け取ります。ただし、宝くじ売り場に100,000円マークがある場合は、1当せん金か1口当たり100,000円以下であれば、当せん金の受け取りが可能です。
1当せん金か1口当たり500,000円以上の当せん金を含む場合、本人確認ができる書類(マイナンバーカード、運転免許証など)が必要になります。1当せん金か1口当たり100万円以上の場合は、本人確認ができる書類に加えて印鑑が必要です。100万円を超える場合、手続きの都合により受け取りには約1週間かかります。
宝くじ公式サイトで購入した場合
当せん金額が10,000円未満の場合、いったん「お預かり当せん金」として扱われます。その後お預かり当せん金の合計が10,000円以上になった場合に、「支払基準額到達による口座振込」として、登録した当せん金受取口座に約1週間で自動振り込みされます。
また、当せん金額が10,000円未満で振り込みを希望する場合には、お預かり当せん金のページから手続きをすることで、当せん金受取口座に振り込みが可能です。半期ごとの口座振り込みも可能で、その場合は3月と9月に自動で当せん金受取口座に振り込まれる仕組みになっています。
みずほ銀行のATMやみずほダイレクトで購入した場合
みずほ銀行のATMで宝くじを購入した場合は、購入の際に利用したキャッシュカード口座に振り込まれます。現金での受け取りはできないので注意しましょう。みずほ銀行の窓口で購入した場合は、宝くじ売り場で購入した場合と同様の受け取り方法になります。
みずほダイレクトやかんたん残高照会で購入した際は、1当せん金が10,000円以上の当せん金の場合、支払開始日から換算して、5営業日以内に指定の口座へ入金されます。1当せん金につき10,000円未満の場合は、期間ごとに抽せん分をまとめて入金。年末ジャンボ宝くじは、10月から12月までの抽せん分となり、翌年の1月末までに入金されます。
おわりに
2023年の年末ジャンボ宝くじの販売期間は、11月21日(火)~12月22日(金)となっています。1等の当せん金額は7億円です。「宝くじは夢を買うもの」といわれることもあり、きっと実際に購入してみないと味わえない感覚もあるでしょう。この記事を参考に、年末ジャンボ宝くじを購入されてみてはいかがでしょうか。