通販サイトでのショッピング、お気に入りのお店でのクレジットカードの利用時などさまざまな場面でポイントが付与されることがあります。あまり意識をしていない方も多いようですが、どこで何を決済手段にするかによって、付与されるポイントが異なるため、せっかくならば効率良くポイントを貯め、有効に使いたいものです。 クレジットカードのポイントの上手な使い方とともに、貯め方や注意点についてもご紹介します。
1.クレジットカードのポイントは何に使うのが正解?
さまざまな場面で付与されるポイントには、ショップ独自のもの、提携先共通ポイントなど種類が豊富。嬉しい特典や節約にもつながるため、せっかくならば、効率的に貯めることで賢く利用したいものです。
さらに、貯めたポイントが何に使えるのかを知っておくことも大切。基本的には、自分に合った使い方がベストですが、クレジットカード利用で付与されるポイントの使い方として、おすすめの例を挙げてみましょう。
1-1.キャッシュバックに使う
クレジットカードの利用額に応じて付与されるポイントは、クレジットカードの利用代金に充てることができます。ポイントを利用申請することで、請求金額から相当額が差引かれて口座から引き落とされる仕組みです。
申請方法については、クレジットカード会社によるため確認しましょう。
セゾンカードなら…ポイントdeお買物サービス
セゾンカードの永久不滅ポイント、200ポイント(=900円分)単位で交換したポイント分の金額をご請求金額に充当できるサービスです。
1-2.電子マネーにチャージする
貯まったポイントを電子マネーにチャージすることもできます。商品の購入など利用時にポイントが貯まる電子マネーもあるため、効率的にポイントを貯めることができるでしょう。付与されたポイントを電子マネーに交換し、さらにその利用で電子マネーのポイントが発生するとすれば、お得感も大きくなります。
日々の生活でキャッシュレス決済が進み、電子マネーを使う機会が増えているため、「貯める」と「使う」を上手に活用したいものです。
1-3.ポイントやマイルに交換する
他社のポイントプログラムや航空会社のマイルへの交換もおすすめ。貯まったポイントは、航空券への交換や座席のアップグレードなどに利用できます。頻繁に旅行に行く方や旅行好きな方には、魅力的な利用方法です。
セゾンカードなら…セゾンマイルクラブ
セゾン・アメリカン・エクスプレス・カードで「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録すると、ショッピング利用金額に応じて自動的にJALのマイルが貯まります(ショッピング1,000円/税込=10マイル)。さらに、「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」優遇サービスとして、JALのマイルにも変換(マイル還元率0.125%)できる永久不滅ポイントも貯まるためお得です。
参照元:セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードでマイルを貯める2つの方法
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度年会費無料、2年目以降年会費11,000円(税込)で申し込みできます。
1-4.ギフト券に交換する
使いみちに悩む場合やポイントの有効期限内に使えそうにない場合には、商品券やギフト券などに交換すると良いでしょう。基本的におつりが出ないため注意が必要ですが、有効期限切れで消滅してしまうことは避けたいものです。
1-5.商品やカタログギフトに交換する
家電や日用品、高級食材などさまざまな商品の中からポイント数に応じて好きなものを選べる「カタログギフト」への交換もおすすめ。欲しい商品を目指してポイントを貯めるのも楽しいかもしれません。ただし、商品によっては、ネットやスーパーで購入した方がお得な場合があります。
セゾンカードなら…STOREE SAISON
永久不滅ポイントやUCポイントが使えるセゾンの総合通販サイトSTOREE SAISONは、専任バイヤーがこだわりの目線で厳選したアイテムを取りそろえたオンラインストアです。クレジットカードとの併用払いもできます。
1-6.寄付する
貯めたポイントの使いみちとして、環境保護や医療支援など団体への寄付もおすすめ。日本人にはあまり馴染みのない寄付活動ですが、ポイントであれば負担がなく、手軽かつ有効な社会貢献ができます。
1-7.ふるさと納税に使う
ポイントを使って、ふるさと納税の支払いにも使用可能です。ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度。寄付金のうち2,000円を超える部分について所得税の還付もしくは住民税の控除が受けられます。寄付金額により自治体からの返礼品を選べるのも楽しみです。
セゾンカードなら…セゾンのふるさと納税
「セゾンのふるさと納税」では、応援できる自治体は1,500以上、選べる返礼品は55万以上が掲載されています(2023年8月現在)。貯まった永久不滅ポイントを使っての決済(100ポイント=450円)やカード併用払いも可能。さらに、対象のクレジットカード利用で通常の3倍の永久不滅ポイントが貯まります。
2.ポイントを使う際の注意点
商品やサービスの対価として、現金で支払えばその時点で完了ですが、クレジットカードで支払うことにより、利用金額に応じたポイントが貯まるのは魅力です。貯まったポイントは有意義に使いたいものですが、注意点もありますので、以下について確認しておきましょう。
2-1.ポイントの有効期限に注意する
多くの場合、ポイントには有効期限があります。せっかく貯めたポイントでも、期限を過ぎてしまうと無効になってしまうのはもったいないことです。
クレジットカードの利用明細やWEBサイトで有効期限の確認をしたうえで早めに使うか、使いみちがなければギフト券に交換することをおすすめします。
2-2.使用条件を確認する
貯まったポイントは、どこで、どのような条件であれば使用できるのか、事前に確認しておくことも大切です。おすすめの使いみちについてご紹介しましたが、クレジットカード会社や保有するカードの種類により、使いみちが限定されている場合もあります。
ポイントを使えるサービスかどうか確認しておきましょう。
2-3.交換レートに注意する
ポイントを使う際、利用先や利用方法によって、交換レート(還元率)が異なる場合があることに注意が必要です。キャッシュバックの場合、商品との交換との場合、また提携のショップかどうかなど利用時には交換レートの確認をしましょう。
3.効率の良いポイントの貯め方
クレジットカードのポイントは、有効に活用することと同時に、より効率的にポイントを貯めることが大切です。生活スタイルや好みに応じて、それぞれ工夫することが何よりですが、効率の良いポイントの貯め方として以下を参考にしましょう。
3-1.固定費をクレジットカードで支払う
水道代や電気代など毎月の固定費をクレジットカード払いにすると、毎月効率的にポイントが貯められます。水道光熱費など概ね一定額で継続的な支出を「固定費」、食費や日用品など月により金額が増減する支出が「変動費」です。固定費をクレジットカード払いにすることで、確実にポイントを積み上げることができます。
クレジットカードによっては、公共料金の支払いでポイント還元率がアップする場合もあるためさらにお得です。
3-2.日常的にクレジットカードを利用する
コンビニやスーパーなどでも日常的にクレジットカード払いを利用することで、コツコツとポイントを貯めることができます。最近では、キャッシュレス決済が普及してきたことで、多くの場所でクレジットカード払いができるようになりました。
現金を持ち歩かなくても買い物ができ、ポイントも貯まるのは嬉しいことですが、使い過ぎには注意しましょう。
3-3.加盟店や優待店で使う
クレジットカード会社と提携している加盟店や優待店での買い物であれば、ポイント2倍など効率的にポイントが貯まる場合も多くあります。また、対象クレジットカード会員限定キャンペーンなどが設定されることもあるので、クレジットカードのWEBサイトを確認しましょう。
3-4.ポイント運用をして増やす
ポイントを賢く利用する方法として、ポイントの運用も挙げられます。「貯める」だけでなく「増やす」ことを考えてみるのも良いでしょう。運用であるため、減るリスクもゼロではありませんが、投資という観点でみれば、世の中の動きを知ることも可能なため、選択肢のひとつとしておすすめです。
永久不滅ポイントのポイント運用サービス
「ポイント運用サービス」に登録のうえ、永久不滅ポイントを運用口座にチャージします。気になるコースを選んで買付け、値上がりしたら売却するといった「投資」の疑似体験ができるサービスです。証券口座開設不要で気軽にできるのも魅力でしょう。
永久不滅ポイントのポイント運用サービスの詳細はこちら
3-5.還元率の高いクレジットカードを選ぶ
複数枚のクレジットカードを保有する方も多く見かけますが、普段利用するクレジットカードは最小限に絞り込むことをおすすめします。防犯的な目的とともに、貯まるポイントが分散してしまうことを避けるためです。
集約させる場合には、還元率の高いクレジットカードを選べば、効率的にポイントを貯めることができるでしょう。
4.ポイント還元率の高いおすすめのクレジットカード3選
ここでは、おすすめの還元率の高いクレジットカードとして「楽天カード」「JCB CARD W」「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」の3種類をそれぞれ年会費や還元率など特徴とともにご紹介します。
4-1.楽天カード
普段から、楽天経済圏で生活する方には、特におすすめのクレジットカードです。年会費永年無料も魅力的。ポイント還元率は、基本的には100円につき1ポイントですが、楽天関連サービスを利用すればするほど還元率がアップするため、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
新規入会特典や期間限定キャンペーン、抽選などさまざまな特典があり、使い方次第でメリットを享受できます。
また、楽天カードから楽天Edyにチャージ(200円ごとに1ポイント)して、チャージした楽天Edyで支払うと200円ごとに1ポイント獲得とポイントの二重取りも可能です。
4-2.JCB CARD W
「JCB CARD Wは」は、入会が満18歳(高校生を除く)以上39歳以下であれば、40歳以降も継続して所有できる年会費永年無料、高い還元率が特徴のクレジットカード。JCBのOki Dokiポイントが、通常のJCBカードと比較して還元率は2倍(1,000円税込につき2円)です。
Amazon.co.jpやセブン-イレブン、スターバックスなど対象店舗の利用で、ポイント還元率はさらにアップします。例)スターバックス(スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ)でOki Dokiポイント10倍など
なお、特典獲得条件など使い方については、事前に確認しておくことをおすすめします。
4-3.セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDigital
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDigital」は、高い還元率とともに、ポイントの有効期限がない(永久不滅ポイント)ことが嬉しい特徴のクレジットカードです。初年度年会費は無料、2年目以降は1,100円(税込)ですが、前年に1円以上のカード利用で翌年度も無料となります。
コンビニやドラッグストア、ガソリンスタンドなど、QUICPayで決済した場合、還元率は最大2%にアップします。通常1,000円(税込)のご利用毎に永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。新規入会特典として、最大8,000円相当分の永久不滅ポイントがもらえます
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細はこちら
おわりに
キャッシュバックや電子マネーへのチャージといった普段の生活に利用できるポイントの他、旅行や寄付など付与されたポイントだからこその使い方など、それぞれの好みや生活スタイル、価値観によって自由に決めると良いでしょう。
貯めるだけではもったいないため、より良い条件で使うのがベストです。効率の良いポイントの貯め方について考えるのは、自分自身のお金の使い方について考える良い機会でもあります。ぜひ、自分に合ったクレジットカードを見つけましょう。