更新日
公開日

保険の勉強をする理由とは?おすすめの方法や取得したい資格について

保険の勉強をする理由とは?おすすめの方法や取得したい資格について
セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者
セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

保険に加入中、または加入を検討中で、「どんな保険が私に合うのかわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。いざというときに保険の機能を活かすには、加入する方自身に最低限の知識が必要です。 保険やお金など生活に関わることは決して難しくなく、知っておくとお得なことばかりです。今回は保険の勉強の必要性や勉強のポイント、初心者の方が取り組みやすい勉強法を紹介します。

1.どうして保険の勉強が必要なのか

どうして保険の勉強が必要なのか

最初に、なぜ保険について学ぶことが必要なのか、その理由を解説します。

1-1.保険に加入する際に自分で考えられるから

保険の基礎知識があれば、保険の加入を検討する際にそもそも保険に加入する必要があるのかどうかを判断できます。

生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している方は男性では77.6%、女性では81.5%となっています。ほとんどの方が生命保険に加入しているわけですが、誰もが保険を必要としているとは限りません。

保険の仕組みや種類を知ることで、ご自身には保険が必要なのかどうかがわかるようになります。

1-2.すすめられるがまま加入することを避けたいから

保険の知識のない方が保険外交員から勧誘を受けると、本来は必要のない保険に加入する恐れがあります。なんとなく私にも保険は必要だろうと、外交員の提案を受け入れてしまうと損をしてしまうかもしれません。

ご自身にとって本当に必要な保険を見極めるには、保険についての最低限の知識を身につける必要があります。

1-3.自身のライフプランについて考えられるようになるから

保険の勉強をすると、将来のライフプランが立てやすくなります。ライフプランとは、将来のライフイベント(子どもの誕生やマイホーム取得など)と、それに必要なお金を見積もるお金の面からの人生設計のことです。

ライフプランを策定するには、万が一の場合や老後資金準備など保険に関する知識が欠かせません。保険の知識は、ライフプランを万全にするために重要な意味を持つのです。

1-4.自分自身に合った保険を選択できるから

保険の勉強をすると、ご自身に合った保険を選べるようになります。保険にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。ご自身に合った保険を選ぶためには、保険の種類や内容への理解が必要です。保険の知識を持つことで、ご自身に必要な保険だけを選択し、ムダな保険料の支払いをしなくて済むようになります。

2.保険の勉強を成功させるためのポイント

保険の勉強を成功させるためのポイント

ご自身に合った保険を選ぶために保険を学ぶなら、知識を詰め込むだけの勉強の仕方では上手くいきません。ここからは、保険の勉強を成功させるポイントを解説します。

2-1.なぜ保険の勉強をするのか目的を明確にする

効率良く保険の勉強をするには、勉強の目的を明確にすることが大切です。目的がはっきりしているとご自身に必要な知識がわかり、集中的に勉強できるためです。

たとえば、「子どもが誕生したので、必要な死亡保障額を知りたい」のように目的がはっきりしていれば、学ぶべき分野も絞られてきます。あちこち寄り道することなく必要な知識を得ることができるでしょう。

2-2.インプットばかりではなくアウトプットも意識する

保険の勉強で得た知識はそのままにせず、アウトプットも意識しましょう。この場合のアウトプットとは実践に活かすことを意味します。たとえば、学んだ知識を基に、家計の見直しをしてみましょう。ご自身に合った保険を選び、ムダな保険料を削減できれば勉強の効果は最大限になるでしょう。

2-3.自分のレベルに応じたところから勉強を始める

保険の勉強をする場合、ご自身の知識レベルに合うところから始めることが大切です。ご自身のレベル以上の高度な内容を勉強しようとすると、挫折につながりやすいためです。たとえば、知識ゼロに近い方が、中級以上の教材で勉強しても頭に入りません。基本的なことから勉強したい方であれば入門編のようなものから始めるなど、ご自身のレベルを客観的に考えましょう。

2-4.せっかくなら資格取得を目指すのも

保険を勉強する目的で、関連する資格取得を目指すのも効果的です。あまり難易度が高くなく短期間の勉強で目指せる資格なら、勉強へのモチベーションが維持しやすくなるでしょう。たとえば、FP技能士の資格試験では「リスク管理」という科目で、生命保険や損害保険の知識全般を問われます。FP技能士の勉強で、保険の知識全般が身につくでしょう。

3.保険の勉強はどうすれば良い?

保険の勉強はどうすれば良い?

保険の勉強はどのように取り組むと効果的でしょうか。ここからは、保険の知識が身につきやすい勉強方法を紹介します。

3-1.本を読んで勉強する

保険の知識を網羅的に学びたい、もしくは特定の内容を学びたい方は、本を読んで勉強すると良いでしょう。基本的に保険の本の著者は専門家であり、信ぴょう性は高いといえます。また、さまざまな本が出版されているため、読む方に合った本を選べます。本を選ぶ場合、ご自身の知りたい内容が書かれているだけでなく、最新情報であるかを確認しましょう。

3-2.YouTubeを利用する

YouTubeではさまざまなコンテンツがあり、保険に関する情報のチャンネルもあります。YouTubeは無料で気軽に情報を得たい方には、便利な情報源です。ただし、誰でも発信可能なため、情報の信ぴょう性には注意が必要です。発信元が誰かを確認し、信頼できる情報だけを得るようにしましょう。

3-3.マネーセミナーに参加する

専門家の講義を受けたい方は、マネーセミナーや講演会への参加がおすすめです。現在、さまざまなマネーセミナーが開催されており、ご自身の興味ある内容のセミナーも見つかるでしょう。オンラインセミナーを開催する主催者も多く、忙しい方でも参加しやすくなっています。

多くのセミナーが開催されている反面、その内容やレベルにはばらつきがあります。時間を作って参加したものの期待外れ、という可能性もゼロではありません。

セゾンマネースクールは、ファイナンシャルプランナー(FP)など「お金のプロ」が初心者にもわかりやすくお金について解説してくれます。マネーの基礎知識や保険の賢い選び方など、知りたい内容を選んで受講できます。参加費は無料で、会場での受講とWEBでの受講の選択が可能です。

保険の基礎知識を専門家から学びたい方には、受講をおすすめします。

セゾンマネースクールの詳細はこちらから

3-4.資格取得の勉強を利用して勉強する

保険に関係する資格の勉強をすると、保険の知識が自然と身につきます。資格が取得できると、キャリアアップにも役立ちます。資格取得と保険の知識習得を両立させる場合、丸暗記でなく、「知識を役立てる」という意識を持つと上手くいきやすいでしょう。保険の勉強につながる資格については、後ほど紹介します。

3-5.プロに相談する

保険の勉強は独学以外に、保険の専門家がいる保険の相談窓口などに相談する方法もあります。保険の専門家に直接わからないことを質問できるため、知りたい情報を効率的に得られます。

オンラインFPショップ「セゾンのマネナビ」では、生命保険はもちろん、投資やローンなどマネー全般について無料で相談が可能です。保険に精通したFP(ファイナンシャルプランナー)からアドバイスを受けられ、疑問をその場で解決できます。保険に強いFPを指名することもできます。

新規申し込み&初回面談の特典として1,000円分のデジタルギフトプレゼント中ですので、独学に不安を感じる方は、セゾンのマネナビを利用してみてはいかがでしょうか。

セゾンのマネナビの詳細はこちらから

セゾンのマネナビ

4.保険やお金にまつわる資格にはどんなものがある?

保険やお金にまつわる資格にはどんなものがある?

最後に、保険の勉強に役立つ、保険やお金に関係する資格を紹介します。

4-1.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、お金に関する幅広い知識を持ち、個人個人のライフプランに応じて、最適なマネープランを提案する専門家です。FPの資格には国家資格と民間資格があります。

・国家資格(FP技能士)

FP技能士検定はファイナンシャルプランナーとして仕事をするのに必要な知識を問う国家試験で、難易度が低い順に3級・2級・1級に分かれています。

試験を実施する機関には日本FP協会と金融財政事情研究会があり、どちらで受験して合格しても取得する資格は同じです。

・民間資格(AFP・CFP®)

AFPおよびCFP®(上級資格)は、日本FP協会が認定する民間資格です。AFPの認定者になるには、FP技能検定2級に合格し、かつAFP認定研修を修了する必要があります。

CFP®に認定されるには、以下の要件全てを満たす必要があります。

  • AFP認定者となる
  • CFP®資格審査試験に全科目合格する
  • CFP®エントリー研修を修了する
  • 一定の実務経験がある

一定の実務経験とは、金融機関や士業事務所、不動産会社などでの3年以上の実務経験を指します。実務経験が足りない方は、認定教育機関が実施する「みなし実務研修」の受講・修了などにより「みなし実務経験」として申請できます。

4-2.マネーマネジメント検定

マネーマネジメント検定は、お金の教養を学べる民間の検定試験です。難易度によって1級と2級があり、それぞれマネーマネジメントマスター1級と2級が取得できます。

ただし、2023年8月現在、新規の検定申し込みは受け付けていません。

4-3.日商簿記検定

保険とは直接関係ありませんが、日商簿記検定は持っていると有利な資格です。簿記とは、事業における取引を帳簿に記録する作業のことです。簿記の資格はいくつかありますが、最も認知度の高いものが日商簿記検定で、3級から1級までの3段階に分かれています。また、入門級としてネット試験の初級があります。

簿記は経理だけでなく、ビジネスのさまざまなシーンに役立つ知識です。また、簿記資格があると就職や転職などに有利です。関連する他の資格も多く、税理士、公認会計士、中小企業診断士などへのステップアップにもつなげられるでしょう。

おわりに

保険の勉強をして保険の種類や仕組みを理解できると、ご自身に合った保険がわかるようになります。必要最低限の保険に見直すことで保険料を節約でき、将来の安心につなげられます。 保険の勉強は独学でも気軽に始められますが、専門家の話を聞きたい方は、マネーセミナーを受講したり、個別のFP相談を利用したりすると良いでしょう。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする

ライフイベントから探す

お悩みから探す

執筆者・監修者一覧

執筆者・監修者一覧

セミナー情報

公式SNS

おすすめコンテンツの最新情報をいち早くお届けします。みなさんからのたくさんのフォローお待ちしています。