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七五三の費用相場はいくら?衣装代や撮影費の節約ポイントも紹介

七五三の費用相場はいくら?衣装代や撮影費の節約ポイントも紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

七五三は子どもが無事に育ったことへ感謝し、これからの健やかな成長を祈る日本の伝統行事です。神社へのお参りや記念写真の撮影など、七五三当日に向けて、準備を進めている家庭が多いのではないでしょうか。衣装や記念写真などはこだわるとキリがないため、ある程度の値段におさえたいところです。

そこで本記事では、七五三にかかる費用相場や、費用を節約するために意識すべきポイントを解説いたします。

この記事を読んでわかること
  • 七五三にかかる費用総額の目安は、約50,000円~150,000円
  • 家族や親戚を招待する場合は、予想外の出費に注意すること
  • 費用をできるだけ抑えたい場合は、衣装代と写真撮影代を節約すること
  • 衣装はレンタルまたは中古、アルバムは外部へ作成を依頼すると節約できる
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七五三にかかる費用相場を紹介!内訳も

七五三にかかる費用相場を紹介!内訳も

七五三にかかる費用総額の目安は、100,000円~150,000円程度です。ここからは費用相場の内訳をひとつずつ紹介いたします。いくらかかるのか知っておくことで、予算を事前に準備することができます。

衣装代

衣装代の相場は、レンタルする場合と購入する場合とで大きく異なります。レンタルの場合は10,000円~50,000円程度、購入する場合は10,000円~100,000円程度が相場です。

着物を購入する場合は、こだわりがなければ10,000円程度で購入できますが、ブランドの着物などを購入する場合は数十万円程度になることもあります。

着付けやヘアメイク代

着付けやヘアメイク代の相場は、美容院を利用する場合で5,000円〜10,000円程度です。3歳や5歳の子であれば5,000円程度、7歳の女の子の場合は帯を締める必要があるため、10,000円程度かかります。

また両親も着付けやヘアメイクを行う場合は、10,000円程度の費用が別途必要です。なお写真スタジオで撮影する場合は、撮影代に含まれている場合もあります。

写真撮影・アルバム代

写真撮影・アルバム代の費用相場は20,000円~60,000円程度です。撮影を依頼するスタジオなどによってさまざまなプランが用意されており、衣装を着替える回数や写真のデータ数によって料金が異なります。

例えばスタジオアリスの七五三セット(シンプルプラン)には、撮影代と衣装代、着付けやヘアセット代に加えて、アルバム代も含まれており、43,780円(税込)で記念写真の撮影が依頼できます。

また「おでかけ七五三1Dayプラン」も用意されており、18,700円(税込)を追加で支払えば衣装がレンタルできて、撮影後にそのままの衣装でお参りに行けるのです。

※記載の料金は2023年10月時点のものです

御祈祷の初穂料

御祈祷の初穂料

初穂料(玉串料)の費用相場は5,000円~10,000円程度です。初穂料とは、おめでたいご祈祷の際に「初穂」の代わりにお供えするお金のことです。

あくまで気持ちとして納めるものですが、神社によっては「5,000円~」「10,000円~」といったように、金額が指定されている場合もあります。のし袋に入れてお渡しすることがマナーとされているため、参拝する神社が決まっている場合は、ホームページなどを確認して事前に準備しておくと良いでしょう。

食事代

食事代の費用相場は、ひとりあたり5,000円~10,000円程度です。お参りが終わったあとは、祖父母や親戚などを交えて食事会を設ける場合があります。

人数やお店、食事の時間帯などにより費用が異なるため、食事会を検討している場合は事前に決めておくと良いでしょう。また神社付近のレストランや料亭は混雑が予想されるため、事前に予約しておくことをおすすめします。

内祝い

祖父母や親戚から祝い金をいただいた場合は、3分の1~半額程度を目安として内祝いをお返しします。祝い金の相場は10,000円~30,000円とされているため、お返し(内祝い)として5,000円~10,000円程度を予定しておくと良いでしょう。

基本的に身内のお返しは不要とされていますが、日頃の感謝の気持ちを込めて、お菓子やお酒などの消え物をプレゼントしても良いかもしれません。

予想外の出費

家族を招待する際にかかる交通費や宿泊代、レンタルした衣装を返却する際のクリーニング代など、予想外の出費がかかる場合もあります。

また神社の駐車場を利用する場合は、平日と休日で値段が変わる場合があるほか、神社が混雑していて滞在時間が長くなる可能性もあります。予想外の出費を見越して、費用は多めに見積もっておくと良いでしょう。

なお予想外の出費でお金が足りない場合は、カードローンの利用を検討すると良いでしょう。

総額いくら?七五三にかかる費用をシミュレーション

総額いくら?七五三にかかる費用をシミュレーション

七五三にかかる費用をシミュレーションすると、総額の目安は以下のようになります。

項目費用相場
衣装代1万円~5万円
着付け・ヘアメイク代5,000円~1万円
写真撮影・アルバム代2万円~6万円
初穂料5,000円~1万円
食事代/人5,000円~1万円
内祝い5,000円~1万円

七五三にかかる費用総額の目安は、50,000円~150,000円程度です。七五三の費用の多くは、衣装代と写真撮影代にかかることを想定しておくと良いでしょう。

子どもに豪華な衣装を着させて立派なスタジオで記念写真を撮影したい場合は、上記のシミュレーションを参考にして、事前にお金を準備しておくことをおすすめします。

七五三の費用を節約するためにできること

七五三の費用を節約するためにできること

七五三の費用をできるだけおさえたい場合は、以下の方法を検討すると良いでしょう。

  • 衣装代の節約
  • 写真撮影代の節約
  • リーズナブルな食事会場を選ぶ

費用総額の内訳では、衣装代と写真撮影代に多くの費用がかかっています。「せっかくのハレの日だから費用を安く済ませることに抵抗がある」と考えている方がいるかもしれませんが、スタジオによっては高過ぎる料金を設定している場合もあります。

安い料金で上質なサービスを提供しているところもあるため、他社と値段を比較して、できるだけ費用を節約すると良いでしょう。

衣装代の節約

衣装代は、七五三の費用を最もおさえられるポイントです。子どものために新しい着物を買ってあげたい気持ちもわかりますが、着られる機会が限られているため、レンタルや中古の衣装を利用してはいかがでしょうか。

レンタル衣装を利用する

レンタル衣装を利用することで、ブランドの着物を低価格で用意できます。例えばJILL STUART(ジルスチュアート)の着物は購入すると100,000円ほどしますが、レンタルでは10,000円~20,000円程度で借りられます。

可愛い衣装を低価格で準備できるため、レンタルは合理的な選択といえるのです。また写真スタジオなどでは、記念写真の撮影を行ったあとに、衣装を借りたままお参りに行けるプランもあります。

おさがりや中古などを利用する

家族が着ていたおさがりを着用したり、メルカリなどのフリマサイトで中古の着物を購入したりする方法もあります。おさがりはともかく、他人が着たものを子どもに着せたくないと考えている方がいるかもしれません。

しかし多くの衣装は数回程度しか着られておらず、クリーニングをした状態で販売されています。そのため商品ページの画像などをしっかりと確認すれば、非常に状態の良い中古品が格安で購入できる場合もあります。

写真撮影代の節約

写真撮影代の節約

写真撮影代を節約する場合は、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。

  • 撮影日をずらす
  • 各社の費用比較をする
  • 写真撮影はスタジオではなく出張サービスにする

記念写真の撮影では、各社でさまざまなプランを用意しています。また神社によっては、お参りと記念撮影がセットになっているところもあります。どのような写真を撮ってほしいのかを想定しておくことで、写真撮影代が節約できることでしょう。

撮影日をずらす

七五三当日である11月15日前後はピーク時期となり、お参りと記念写真の撮影を行いたい家族が多くなります。そのため写真撮影代をおさえたい場合は、お参りと撮影日をずらすと良いでしょう。

また、お参りと撮影日を一緒にしたい場合は、平日にすると費用が節約できます。写真スタジオによっては、10月・11月の平日限定でお得な料金プランを用意しているほか、4月~9月頃に前撮りすることにより「早割」が適用される場合もあります。

各社の費用比較をする

記念写真の撮影を依頼する場合は、各社の費用を比較すると良いでしょう。写真スタジオによっては初めての撮影で適用される「デビューパック」などが用意されており、通常よりも安い料金で記念写真が撮影できる場合があるからです。

お得なセットプランやキャンペーンなど、各社で設定している料金が異なるため、できるだけ多くの会社で検討することをおすすめします。

写真撮影はスタジオではなく出張サービスにする

写真スタジオの撮影代は20,000円〜60,000円程度が相場ですが、出張サービスでは10,000円〜30,000円程度で撮影が依頼できます。写真スタジオで行われている衣装のレンタルやヘアセットが行われない代わりに、撮影代が安めに設定されています。

出張サービスでは屋外撮影がメインになるため、スタジオで撮影する場合と比較して、自然な表情の写真が期待できるでしょう。ただし基本的に写真データのみがもらえるため、アルバムが必要な場合はご自身で作成することになります。

アルバムを自作する 

写真スタジオでアルバムの作成を依頼する場合は、写真1枚につき5,000円程度、20枚程度のアルバムを作成する場合は20,000円ほどかかる場合もあります。しかしアルバムを自作する場合は、フォトアルバムを購入して写真を貼れば済むため、2,000円程度で自作可能です。

また最近ではフォトブックとして、アルバムの制作を依頼できるサービスもあります。例えば、写真現像やカメラ・デジカメの販売、買取などを行っているカメラのキタムラでは、22ページあたり4,000円程度でフォトブックの作成が依頼できます。

リーズナブルな食事会場を選ぶ

祖父母や親戚を招いての七五三では、レストランや料亭で食事会を開きたくなるかもしれません。しかし食事場所にこだわらなければ、食事会の費用を節約することができます。予算が厳しい場合は、チェーン店などのレストランや自宅での食事会を検討してはいかがでしょうか。

チェーン店などのレストランを利用する

チェーン店などのレストランを利用することで、食事会の費用をグッとおさえられます。3歳の子どもは、料亭などの静かな雰囲気よりも、ファミリーレストランなどのにぎやかな雰囲気で食事したほうが楽しめるはずです。また落ち着いて食事したい場合は、個室が利用できるチェーン店を探してみると良いでしょう。

外食せずに自宅で開く

自宅で食事会を開くと、費用をおさえて豪華な食事が用意できます。また周りに気を遣わずに食事が楽しめるため、子どもも喜ぶことでしょう。神社へお参りに行ってから食事を用意するのは大変なため、テイクアウトを利用する方法も有効です。食事をテイクアウトするだけでも費用がおさえられます。

急な出費に備えてカードローンの利用がおすすめ

急な出費に備えてカードローンの利用がおすすめ

予想外の出費などでお金が必要な場合は、セゾンファンデックスの「80歳までのかんたん安心ローン」を利用すると良いでしょう。かんたん安心ローンは、クレディセゾングループであるセゾンファンデックスが提供しているカードローンです。利用目的は自由なため、七五三の費用や、お孫さんへの祝い金としても利用可能です。

全国14万5千以上のコンビニATMなどでお金が借りられるほか、ATM手数料や振込手数料は無料のため、いざというときに備えて、カードローンを発行しておくと良いでしょう。

かんたん安心ローンの詳細はこちら

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おわりに

七五三にかかる費用総額の目安は、50,000円~150,000円程度です。費用をできるだけおさえたい場合は、衣装代と写真撮影代を意識すると良いでしょう。

衣装は購入するよりもレンタルのほうが、費用をおさえてブランドものが着られます。また記念写真の撮影は、スタジオで撮るよりも出張サービスを依頼するほうが、自然な表情が撮影できる場合もあります。

七五三は、子どもの成長を祝う大切なイベントです。しかし費用をおさえたからといって、祝う気持ちが変化するわけではありません。無理のない範囲で、家族や親戚と一緒に楽しいひとときを過ごしてはいかがでしょうか。

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