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一人暮らし生活に最低限必要なものをリスト化!初期費用を抑える3つの方法も解説

一人暮らし生活に最低限必要なものをリスト化!初期費用を抑える3つの方法も解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

「初めての一人暮らしに必要なものは?」「何から買い揃えれば良いのか分からない」「できるだけ安く新生活の準備をしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。

一人暮らしの当日から快適に過ごせるよう、家電・家具から日用品まで事前に買い揃える必要があります。しかし一人暮らしでは、どこまでの準備が必要なのか、どのような基準で購入品を選べば良いのかなど、分からないことも多いでしょう。

一人暮らしでは、家電や家具の購入以外でも、多くの初期費用がかかります。家電や家具の購入費を節約しなければ今後の生活資金に余裕を持たせることができません。そこで、このコラムでは一人暮らしに最低限必要なものと、購入費用を安く抑える方法を紹介していきます。一人暮らしの準備で困っている方は、ぜひ最後までお読みください。

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1.一人暮らしに最低限必要なものをジャンル別にリスト化

初めての一人暮らしでは、必要な家電・家具を計画的に購入する必要があります。一人で過ごすにはほとんど出番がないものを、買ってしまうリスクがあるためです。

必要以上の出費を抑えるためにも、本当に必要なものを買い物前に洗い出しておくことをおすすめします。この章では、一人暮らしで必要なものを3つのジャンル別でリスト化しています。ぜひ参考にしてみてください。

1-1.家電で必要なもの

家電で買い揃えておきたいのは、次のようなアイテムです。購入時のポイントとともに紹介していきます。

必要な家電 サイズの目安 ポイント
冷蔵庫 200L以下 自炊派は容量多め、外食派は容量少なめを選ぶと良い
洗濯機 5kg程度 縦型よりもドラム式の方が高価な傾向にある
電子レンジ 20L以下 自炊派はオーブン付きなどの多機能レンジを選ぶと良い
照明 部屋の広さに合わせて選ぶ 物件に備え付けてあるケースがあるので要確認
電球 照明に合うもの LED電球のほうが電気代は安い
冷暖房器具(エアコン等) 部屋の広さに合わせて選ぶ 物件に備え付けてあるケースがあるので要確認
炊飯器 3合炊き程度 白米以外を炊く予定があれば雑穀米や胚芽米への対応状況を要確認
電源タップ コンセントの数に合わせて選ぶ 同時に使う家電の接続先は最低限確保する差し込み口の数に余裕があると安心オンオフ切替え機能付きも便利

特に必要となるのは、住まいの環境を快適にしたり、食事の準備を助けたりしてくれる家電です。ただしファミリー向けに作られた家電は、機能が多いので高額になりやすいです。特別なこだわりがなければ、一人暮らしを想定して作られた家電を活用することをおすすめします。

1-2.家具で必要なもの

家具の中では、まずはカーテンの設置をおすすめします。カーテンがないと外から部屋の様子を見られてしまい、防犯面で危険があるためです。

より安全性を高めるなら、遮像カーテンを選びましょう。遮像カーテンは生地の隙間が減るように高密度で織られているため、部屋の様子を外から覗かれにくい商品です。一方で遮像性能が低いカーテンでは、部屋で過ごすご自身のシルエットが透けてしまい、プライバシーを充分に守れません。

部屋の暖かな空気が窓から逃げないように作られた遮熱カーテンもあります。このようなカーテンであれば、部屋を暖かく保つことができ、エアコン代の節約にもつながります。

また、一人暮らしの当日からゆっくり眠れるよう、寝具を一式買い揃えましょう。寝具を買っておかないと、引っ越し当日は床で寝ることになってしまいます。ベッドを購入する場合は、部屋に入る大きさか事前に確認することが大切です。

1-3.日用品で必要なもの

日用品として揃えておきたいのは、次のようなものです。

  必要なもの(例) ポイント
料理用品 皿、箸、ラップ、フライパン、調味料 自炊をしない方でも、皿や箸はあると安心
洗面用具 タオル歯ブラシ、歯磨き粉洗顔用品
ドライヤー、シャンプー類洗濯用品
一人暮らしの当日から使うものが多い
掃除用品 食器用スポンジ
洗剤、ティッシュ、ゴミ袋
特にゴミ袋は一人暮らし当日から必要自治体指定の袋を調べておく
トイレ用品 トイレットペーパー 一人暮らし当日から必要
工具類 プラスドライバー
マイナスドライバー、六角レンチ
引っ越し後の家具の組み立てなどで活躍

ドラッグストアで揃うものばかりです。引っ越し当日から必要となるものが多くあるので、買い忘れで困らないようにしましょう。もし買い忘れてしまっても、一部のものはコンビニエンスストアやスーパーマーケットで手に入ります。

2.工夫・状況次第で買う必要がなくなるもの4選

インターネットや本で紹介される一人暮らし向けのアイテムは、ライフスタイルや工夫次第で不要な場合もあります。ご自身の状況と照らし合わせ、購入する必要性を判断していきましょう。

2-1.テレビ

最近はスマホやパソコンで動画配信サービスを視聴する方が増えました。テレビを持たない選択をすると、NHK受信料が発生しないケースがあり、節約につながります。インターネットでも最新のニュースを知ることができるので、テレビが必ず必要であるか再検討してみてください。

2-2.掃除機

一人暮らしの場合、広い物件でなければ掃除機を買う必要はないかもしれません。床がフローリングならフローリングワイパーや粘着クリーナーで充分対応でき、費用も掃除機より安いためです。さらに、掃除機は収納で場所を取るため、一人暮らし向けの物件では置き場所に困ることもあります。購入する場合は、スティック型で幅を取らない掃除機がおすすめです。

2-3.ローテーブル

リモートワークなどでデスクを持っている方は、ローテーブルの代わりとして使えるでしょう。一人暮らし向けのワンルームなどでは部屋がそれほど広くないため、ローテーブルひとつでも場所を取ってしまう場合があります。ローテーブルの主な用途は食事ですが、一人分ならデスクで代替えできるでしょう。

ただし、ローテーブルがないと友達が来た際など、飲み物や食事を並べる場所に困ります。ライフスタイルや交友関係から、必要性を判断すると良いでしょう。

2-4.アイロン

Yシャツやスーツを日常的に着用する方でなければ、アイロンの出番も少ないでしょう。アイロン本体に加え、アイロン台の購入や収納場所も必要となるので、アイロンを持たない選択も視野に入れましょう。

Yシャツをよく着る方でも、市販のノンアイロンシャツを活用すれば日々のアイロンの手間をなくせます。金銭的に余裕があれば、クリーニング店にお願いするのも良いでしょう。

3.一人暮らしに必要なものを購入する際に注意すべき3つのポイント  

大型の家具などは、物件に搬入できないなどのトラブルが起こる可能性があります。特に家電や家具は高価なものが多いです。購入してから「環境に合わなかった」と失敗しないよう、次の3つを事前に確認しておきましょう。

3-1.家電家具が入るか事前にサイズを測っておく  

大型の家電・家具を購入する場合は、事前に玄関の幅や置き場所の広さを確認することが重要です。せっかく高いお金を出して購入したのに、置き場所よりも大きくて使えなかったり、そもそも玄関から入らなかったりするリスクがあるためです。

ドラム式の洗濯機などを購入する場合は、特に注意が必要です。ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも幅が広く、玄関には入っても置き場所に収まらないことがあり得ます。また、洗濯機は給水口の形によって、備品を追加購入しなければならない場合もあります。玄関や設置を予定している場所の寸法を測っておき、サイズが原因となる搬入トラブルを防ぎましょう。

3-2.欲しいものを一気に買い揃えようとしない

欲しいものがあっても、一気に買い揃えることはおすすめしません。「なんとなくあったら便利そう」程度の気持ちで購入すると、せっかく買ったのに滅多に使わず、部屋のスペースを圧迫する原因となる恐れがあります。一気に買い揃えたいという衝動を抑えてゆっくりリサーチすれば、気になっている店舗よりも安く買える場所が見つかったり、必要性の薄さに気付いて出費を防いだりできるかもしれません。

3-3.必要になるタイミングを間違えないようにする

家電や家具によっては、事前に購入しても到着までにタイムラグが発生することがあります。大型の商品は郵送や取り寄せでの対応となり、購入した日のうちに持ち帰れないケースがあるためです。また、配送日を間違えると、欲しかったものが引っ越し当日までに届きません。大型の家電や家具は、いつまでに何が必要なのかはっきりさせて、配送の段取りを間違えないように気を付けましょう。

4.一人暮らしに必要なものを揃える費用を抑える方法4選

一人暮らしでよく使うものなら、無理に購入を控える必要はありません。しかし、一人暮らしを始めるタイミングで一気に買い揃えると、出費が膨らんでしまいます。購入費用を節約する方法を紹介しますので、一人暮らしの準備をする際はぜひ参考にしてみましょう。

4-1.新生活応援セットで家電を買う

家電量販店が1月から3月にかけて販売している「新生活応援セット」を活用しましょう。一人暮らしに必要なものがセット販売されており、単品購入よりも安く家電を入手できます。

例えば、ビックカメラでは冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3セットを44,800円で購入できます。同じ商品を単品で買い揃えると51,180円かかるため、6,380円分お得な金額で購入できる計算です。(ビックカメラ.comより 4/19現在)ただし、セットの中身は変更できないため、家電のデザインや性能を重視する方はやや不便に感じるでしょう。

メーカーや機種へのこだわりがないのなら「新生活応援セット」の購入がおすすめです。ただし新生活応援セットは期間限定で販売されていることが多いため、各サイトでチェックしてみると良いでしょう。

4-2.日用品などの小物は100円ショップを利用して揃える

日用品の中には、100円ショップで安く購入できるものが多くあります。100円ショップの品揃えが充実しているのは、次のような商品ジャンルです。

  • キッチン用品
  • バス掃除用品
  • 収納グッズ
  • 食器

100円ショップで購入することで本来かかる予定だった費用を削減でき、金銭的な余裕が生まれます。しかし、100円ショップの商品が劣るというわけではありませんが、耐久性や安全性を重視するなら他のお店もバランス良く活用するようにしましょう。

4-3.インターネット通販で購入する

楽天市場やAmazonなどのインターネット通販で購入すると、金額に応じてポイントが貯まるメリットがあります。インターネット通販限定で割引されている商品があり、購入費用の節約に効果的です。送料無料で出品されているものも多くあるので、店舗購入と比較して極端に費用が高くなることは少ないでしょう。

ただし商品を直接確認できないため、買い物に失敗するリスクがあります。サイズや色味などについて、Webサイトの情報から思い描いていたイメージとのギャップが生まれることがあるためです。実物を見ずに注文する際は、商品へのレビューや出品者への評価をよく確認することが大切です。

4-4.「STOREE SAISON」で永久不滅ポイントとセゾンカードを利用して購入する

セゾンカードをお持ちであれば、日々の買い物で貯めた永久不滅ポイントでショッピングできる、ネット通販サイトの利用もおすすめです。好きな商品と永久不滅ポイントを交換したり、クレジットカード決済で買い物したりできます。

セゾンカードをまだ持っていない方は、セゾンカードをつくって一人暮らしに必要な家電・家具を購入しましょう。一人暮らしの準備で永久不滅ポイントが一気に貯まり、「STOREE SAISON」でも買い物を楽しめるようになります。

期間限定でSALE品の販売もしているため、タイミングが合えばよりお得な料金で一人暮らしに必要なものを購入できるでしょう。

STOREE SAISONの詳細はこちらから

おわりに

一人暮らしでは、冷蔵庫や洗濯機といった家電、ベッドなどの家具を揃える必要があります。新生活向けのセット販売も活用しながら、一つずつ買い揃えていきましょう。

トイレットペーパーや歯ブラシセットなどは入居後すぐに出番があるので、あらかじめ必要なものをリストアップしておくと安心です。初期費用を節約するために必要性を再確認したり「STOREE SAISON」のようなインターネット通販を活用したりして、生活必需品を少しずつ充実させていきましょう。

一人暮らしでの生活費はいくら必要?目安と節約に必要なことを費用別に解説した動画を紹介!

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