あなたは現金派?キャッシュレス派?

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あなたは現金派?キャッシュレス派?

キャッシュレスが進む現在、あなたは生活の中で便利な決済システムを活用していますか?私たちはキャッシュレスへと向かう背景と今後の流れを見据えた上で、付き合い方を考える必要があります。 

周りに流されることなく、自身の生活を便利にし、快適なライフスタイルを送るために前向きに取り入れていきましょう。 

1.キャッシュレスが進む日本 

1-1.キャッシュレスって何? 

お金を支払う時に現金以外の方法でモノやサービスの支払いをすることを、「キャッシュレス」といいます。 

キャッシュレスというと難しい言葉のように聞こえるかもしれませんが、クレジットカードやSuica、PASMOなどの電車・バスの乗車時に使うICカード(電子マネー)もキャッシュレスですし、現金を使わない決済を総称してキャッシュレス決済といいます。 

今は、店先やテレビ、ネットなどでよくその言葉を見かけるようになりました。スーパーやコンビニなどではクレジットカード決済や、電子マネーにチャージして決済したりする方もいますし、スターバックスのようにアプリにチャージしてスマホ決済する方もいます。 

高齢者の中には、クレジットカードと電子マネーは知っていても、スマホ決済を知らない方もいるでしょう。 

そもそもクレジットカードはキャッシュレス決済の9割を占める主役といえるでしょう。約60年の伝統があり、電子決済の仕組みを作りました。高いセキュリティや信頼から、1人平均2~3枚持っているほど、幅広く普及しています。 

傷害保険やポイントなどの優待が充実していて、各カードがサービス面で競い合っていますし、高額商品を買う時には欠かせない存在になっています。 

2019年10月から2020年の6月まで行われたキャッシュレスポイント還元事業では、キャッシュレス利用は大幅に増加しました。 

日本政府もキャッシュレスを推進しており、その理由としては、少子高齢化に伴う労働力の減少への対応や生産性の向上、消費活動の利便性向上、または、現金決済による不透明な現金流通を防いで税収を確保することなど、多くの目的が達成されると見込まれているのです。これからもクレジットカードを含め、QR決済などのキャッシュレスの普及は広がり、それと共にスマホ決済の市場も大きくなっていくことが予想されます。 

1-2.キャッシュレスのメリット、デメリット 

カード決済やスマホ決済の課題は、使えるところが増えているとはいえ、加盟店でしか使えないことです。カードの場合は、サインや暗証番号を求められて支払いに時間がかかりますし、電子マネーは常にチャージが必要です。 

クレジットカードには年会費がかかるカードもある他、発行には審査があるため、誰でも利用できるとはいえません。 

また信用の象徴ではありますが、「借金」のイメージがあって使わない方もいます。さらにキャッシュレス化が進展すると浪費が増えるのではないかと懸念する声もあります。現金決済とは異なり、キャッシュレス決済だとお金を使っている実感が乏しいからなのかもしれません。 

クレジットカード決済の場合、店での直接購入の場合は使ってもネット購入の場合は使わない方もいます。それは、インターネットなどの情報漏洩などを気にしてのことでしょう。 

それに加えて、店によって決済方法が統一されていないこともデメリットの1つですし、店舗によっては現金決済のみの場合もあり、まだまだ現金を所有しなくてはいけないのが実情です。 

ただ、これからは、キャッシュレス化は間違いなく進むため、各社の商品改善が期待できるのでクレジットカードや電子マネーなどの使い勝手は良くなると考えられます。もちろん、キャッシュレス人口も確実に増えるでしょう。キャッシュレスは現金が置き換わっていくゴールのイメージがあるかもしれませんが、実際はスタートです。今まさに、生活における消費活動が便利になりはじめたところなのです。購買活動が簡素化し、利便性が増すことによる日本経済へのメリットは大きいのではないでしょうか。 

2.キャッシュレスを通じてやるべきこと 

2-1.断捨離を極める 

キャッシュレスで多くの人が変えるものの1つは財布です。お札や小銭が多く入るものよりもコンパクトでカードが収まる小さい財布を好む方がいると思います。 

私も以前は長財布を使っていましたが、今はカードが数枚入るくらいの小さい財布に変え、それと同時にカードの断捨離をしました。普段からタクシーを使うことが多いのですが、タクシーもアプリで乗り、現金を持ち歩かないようになりました。 

コンビニでもそうですが、最近現金を触るのが本当に少なくなりました。UberEatsなどのフードデリバリーサービスでもクレジットカードはもちろんのこと、QRコード決済が利用でき、メルカリではメルペイ(「メルペイ」とは、株式会社メルペイが提供する、メルカリアプリを使った決済サービスです。)など、世の中の流れ的にはキャッシュレスに向かっているのではないでしょうか。 

キャッシュレスはポイントも貯まるし、お釣りが財布に貯まることもなく、最近では、ポイントが貯まるショップカードもアプリに取り込まれる様になりました。この際にカードの数を減らして、財布もお金の流れもスッキリさせることをお勧めしたいと思います。 

2-2.お金と向き合う 

キャッシュレス時代のもう1つの課題は、キャッシュレスによりお金の価値観が変わることです。実際にお金をもらったり渡したり、そんなやり取りを省略することで、金銭感覚がズレていくのではないかという危惧も少なからず存在します。 

特に子どもに対する金銭教育においては、お金の経験値の低下でお金に対する価値観がどう変わるのかは予想できません。気軽にお金を使える時代だからこそ、お金を稼ぐことの大変さもお金を大切に使うことの重要さも、きちんと伝えていかなければいけないのではないでしょうか。キャッシュレスが進むにつれ、さらにお金教育の重要性が高まることは間違いありません。 

3.キャッシュレス時代をスマートに生きる 

3-1.キャッシュレスが進む諸外国事情 

キャッシュレス決済比率が高い国1位は韓国で94.7%、2位が中国で77.3%、3位がカナダで62.0%となっています。 

その他の先進国も、オーストラリアが59.0%、アメリカが47.0%など、40〜50%台の決済比率を維持する中、日本は29.7%という低さです。世界第一位の韓国がこれほどまでにキャッシュレス大国になったのは、韓国政府が意図的にキャッシュレス化を図ってきた経緯があります。 

所得控除政策は、キャッシュレス決済した額が年収の4分の1を超えた分に対してその20%を約30万円を上限に所得から控除し、年末に還付するというものです。 

他にも韓国政府はクレジット決済をした消費者に宝くじの参加券を付与したり、年商240万円以上の店舗にクレジット決済を義務化するなどの政策を取っています。このような政策を取った韓国のキャッシュレスは、クレジットカード決済が中心です。 

韓国に対して、中国のキャッシュレスはQRコードが中心です。諸外国が日本よりキャッシュレス化が進んだ理由の1つは、キャッシュレス決済における「安全性」というメリットです。 

クレジットカードなどは、個人情報の流用問題など、リスクが伴っているようにも思われますが、キャッシュレス決済ではお金を盗難される心配がありません。スリや窃盗、強盗といった犯罪が多い国においては、盗難リスクが少ないキャッシュレス決済の普及は大きな意味がある政策だといえるでしょう。 

それ以外でも、経済活動における利便性は多く、現金の輸送と管理のコストを抑えたり、店舗の責任者がお金の流れを把握しやすいなどのメリットもあります。 

日本のキャッシュレス化が遅れた大きな理由は日本の治安の良さだといわれています。その証拠にキャッシュレス化が進んできた現在でも、現金を持ち歩くことへの不安を感じることはありません。海外にあるような紙幣の偽造についての危険性も極めて低いといえるでしょう。 

参照元:経産省 

3-2.日本のキャッシュレス時代をどう生きるか 

キャッシュレスという言葉がインターネット上で益々広がっていますが、実際はキャッシュレスだろうと現金だろうとどちらでも良いのではないかと思います。キャッシュレス決済か現金決済というのは、あくまでも決済手段に過ぎず、どちらを選んでも人生に大きな影響を与えることはありません。 

大切なことは、決済手段を含めてご自身の経済活動を自身で主体的に決めるということです。キャッシュレスにしたことで無駄遣いが増えるようなら返ってマイナスになりますし、キャッシュレスを機にご自身の支出を把握できるようになれば大きな価値を享受できます。お金をどんな風に増やして、お金をどんな風に使うか。そして、お金を通じてどんな生き方をしたいかを考えてみる必要があります。 

田舎暮らしでコミュニティを作り暮らしている人の中には、物々交換が成り立っているケースもあるそうです。時代に逆行しているようにも感じますが、それがオリジナルな生き方ともいえます。 

ネット時代に生きる私たちはネット情報に振り回される環境下にいますが、あなたらしさを失うことなく、お金の扱い方にもオリジナリティを持たせても面白いのではないでしょうか。キャッシュレスは益々進むと思われますが、このような時代だからこそ、自身のライフスタイルに合った経済活動をしていきたいですね。