不労所得は必要なのか

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不労所得は必要なのか

昔から「労働は尊いもの」というような考え方があります。「働かざるもの食うべからず」というのは新約聖書にある言葉です。イソップ物語に出てくるアリとキリギリスの童話の中で伝えられていることも同じです。夏の間にコツコツ真面目に働いたアリは冬になっても食べる物に困らずに暮らすことができ、夏の間遊んでいたキリギリスは、冬になって食べる物がなくなり、アリにごはんを分けてもらったという童話でした。

働くことが大切だというのは、正しい考え方ですが、そこにはいくつかのリスクもあります。不労所得を作っておくと一生働き続けなくても良い状態を作ることもできるでしょう。ではどうしたら不労所得を作れるのか、このコラムで紹介いたします。

1.不労所得の全体像を理解する

1-1.不労所得の種類

不労所得とは何でしょうか。言葉の意味をそのまま理解すると「働かなくても入る所得(収入)のこと」だと分かりますね。例えば、家賃収入を目的とした不動産投資は、その例の一つとして挙げられます。

アパートを買う際、自己資金で購入する場合と、銀行から融資を受ける場合があります。家賃からローンを引いた差額が手残りになりますが、具体的には固定資産税やメンテナンス料など、他にも経費がかかります。それ以外にも、不動産投資に似た投資として、駐車場や貸し倉庫投資などが挙げられます。土地から買う場合もあれば、所有している土地の利用として行う場合もあるでしょう。

不労所得の全体像を理解する際に伝えたいことは、不労所得には大きく分けて投資の不労所得とビジネスの不労所得があるという点です。

ビジネスの不労所得でいうとYouTubeなどの広告収入やサイトアフィリエイトなどが、分かりやすい事例です。ただし「働かなくても入る所得(収入)」といっても、実は全く働かなくても良いという意味ではありません。

例えば、不動産投資家と呼ばれる人(=不動産の家賃収入で生活している人達)は、いつも新しい物件のリサーチを欠かしません。それだけでなく、現在所有している物件を管理してくれている不動産屋さんに挨拶に行ったり、良い物件を見つけると現地へ行って状態を調べたり、銀行など取引先とのやりとりや物件の補修の段取りなど、やることは意外と多いです。

1-2.ビジネスの不労所得とは

では、具体的にビジネス系の不労所得を説明します。不労所得という言い方が合っているかどうかはさておき、ビジネスの場合は、仕組み化して自動収入にする方法が挙げられます。例えば、YouTube。登録者の再生回数を増やして、広告収入を得る方法がありますし、YouTubeからリストを取って、そこから自動的にコンテンツの販売につなげて商品を買ってもらうこともできるでしょう。

Kindle出版をして、オンラインで販売することも自動化収入の一つですし、商業出版だと印税を貰い続けることもできます。Kindle出版というのは、パソコンやスマホで読める電子書籍のことです。普通の出版では紙に印刷されて本屋に並びますが、Kindleはあくまでもオンライン上で読む書籍です。

出版については、商業出版は出版社の審査が必要ですが、Kindle出版は誰でも実現可能です。他にも、サイトアフィリエイトでブログ記事から商品購入を促す方法もあります。一度書いた記事がいつまでも検索でヒットして、長く読まれ続けることもあります。そんな場合は、一つの記事から何年も収入を生むケースもあるでしょう。

どれも自動化には変わりありませんが、動画を撮ったり、文章を書いたり、仕組みを作るまではある程度の労働は必要なので、完全な不労所得とは呼べません。ただ、最初の仕組み作りをすることで労働をなるべく少なくすることが可能です。ビジネス分野の不労所得という考え方においては、人の雇用をすることで、他人の労働力を使って収入を得る方法もあります。

ビジネスオーナーというのは、会社に出資して、その会社が利益を上げることで一定の割合の収入を得る人達です。実際にはもっと多くの方法がありますが、ここではビジネス系の不労所得のイメージをつかんでみてください。

1-3.投資の不労所得とは

投資をして不労所得を得る方法は、アパートやマンションなどの家賃を得る不動産投資を始め、コインロッカーや駐車場、貸し倉庫などの投資もあります。このようなケースは借入をして、売上から融資の返済を引いた分が利益として入ってくるイメージです。借入をすることで保有する資産以上のお金を運用することができますが、これをレバレッジといいます。

それ以外にも、株式を購入することで利益を得る方法、投資信託などの積み立て、海外金融機関の積み立てや定期預金の利息を得る方法などもあります。これらに関しては、借入を使うことが少ないので、自己資金の中から運用して利益を得るイメージです。どの方法についても、メリットとデメリットがあり、必ずリスクも存在するので、その辺をしっかりと学んで理解してから試してみましょう。

2.不労所得のある未来

不労所得のある未来

2-1.不労所得を作ってみたら

私が初めて購入した不動産は130万円のマンションの一室でした。マンションの一室のことを不動産投資の用語で区分所有といいます。毎月3万円の不労所得を得る経験はとても嬉しいものでした。毎月、給料以外の収入が入ってくることは、思考を変える良いきっかけになります。一度その経験をすることで、もっと不労所得を増やしたいと思ったり、世の中の不労所得の仕組みに興味を持ったりしました。不労所得というのは、言葉を知るだけでなく経験することでその言葉の意味をより深く理解できると思います。そういう意味でも、知識を学んだ後は何か実践につなげてみることをおすすめしたいです。

2-2.不労所得のある生活

不労所得があると生活がどんな風に変わるかというと、より安心感が増すように感じます。仕事をやめると収入が途絶えますが、不動産投資では、労働時間を使わなくても家賃収入が入り続けます。一般的には、サラリーマンの場合は、一定期間休んだとしても、年休や病休などの制度があり、保障されています。

個人事業主などの場合は、休んでいる期間は収入が入ってこないリスクもあります。サラリーマンであっても、労働環境の不満から、会社を辞めていく方もいます。どちらにしても、時間の対価で収入を得る人にとっては、不労所得を作ることで経済的安定を得られるのではないでしょうか。

2-3.不労所得の利点

不労所得の利点は、時間を使わないという点です。つまり、一日24時間では労働時間の限界がありますが、不労所得にはお金がお金を生むので限界がありません。その証拠に不動産投資に関しては、小さい規模で始めても、時間と共に物件を増やし続ける方が多いです。時間を使わないということは、収入に上限がないということです。これが不労所得の面白さでもあり、利点だといえるでしょう。小さな一歩が大きな実績につながることを理解しつつ、ご自身のペースで不労所得を増やしたら良いのではないでしょうか。

3.不労所得実践編

3-1.小さなビジネスを立ち上げよう

ビジネスをしたことのない人は、まずは何かを売る体験をして欲しいと思います。自身が売る体験をしたら、その再現性を見つけ、人に教えたり、自動化したりすることもできるでしょう。ビジネスの第一歩は、自身でビジネスの知識を学び、どんな小さなものでも良いので売る体験をすることが大切です。ビジネスの知識と経験が増えたら、Kindle出版などで自動的に本の収入が入る仕組みを試してみると良いでしょう。体験しながら不労所得を地道に増やすのが王道だと思います。

3-2.小さな投資をしてみよう

投資で不労所得を得ようと思った時、サラリーマンなら不動産投資は可能です。自営業者や主婦でしたら、少額で資産運用をしてみることをおすすめしたいです。大切なのは、少額から始めることです。私の不動産投資も最初は130万円の一室でした。小さく始めて、時間をかけて大きく広げてください。いきなり大きな金額をつぎ込むとリスクが大きいと思います。最初は誰でも失敗をします。その失敗が後を引かないためには、回復可能なリスク範囲にとどめる工夫も必要です。特に不動産投資は学ぶべき知識が多いので失敗のリスクもありますが、やらないというリスクもあります。恐れすぎることなく、学びで土台を固めて一つ目の投資を経験できると良いですね。

3-3.実績をシェアしよう

私は失敗も含めて、経験のシェアをすることを大切にしています。自身だけで完結せず、人に教えることでさらに自身の知識が増えて、不労所得の積み上げに生かすことができます。何より、経験のシェアは未経験者にとても喜ばれます。自身の不労所得構築の経験が人のためになりますし、失敗もまた良い経験に変わるでしょう。何より大きいリスクは、やらないことだと思います。挑戦しないことには不労所得も得られないので、ぜひ不労所得を実現してみてください。