「貧乏は病気」という考え方

URLをコピーしました。
「貧乏は病気」という考え方

貧乏を病気を例えるのには訳があります。それは考え方の癖や習慣から来たものだからです。だからこそ誰でも病気になってしまいますが、誰でも治すことができるのです。私はそういうスタンスでこのテーマを扱っています。では、貧乏という病気について詳しく解説していきます。

1.貧乏という病気を検証する

1-1.貧乏は病気という表現について

「貧乏は病気」という表現があります。資産運用系の発信をしている方は特に、このような表現をすることが多々あります。まずは、貧乏という言葉の定義ですが、経済的に困っている人、生活に困っている方のことを指します。この場合、収入が少ないことが原因だと思う人が多いでしょう。

現在の労働基準法では最低賃金が認められているので、本来なら最低限の生活費を稼ぐことはできると思います。それでも日本にはまだまだ低所得の家庭がありますし、生活保護を受けている家庭も存在します。

実は、収入が低いから貧乏になるといったことではなく、収入が高い人でも貧乏にはなります。ここで問題なのは、収入の大小ではなく支出管理です。では支出が多すぎて経済的困窮な状態に陥る人達は、何が原因でそのような状態になるのでしょうか。貧乏というのは、脳からくる考え方や行動の癖からきている、いわば生活習慣病みたいなものだと思います。支出が多すぎる方の中には、賭け事などで借金をしてしまったり、買い物癖が治せずにいつもギリギリの生活をする方がいます。

支出を抑えるべきなのになかなかそのコントロールができない人を「貧乏病」だと表現するのだと思います。全ての考え方とそこからくる行動に問題があるのではないでしょうか。これは悪い癖なので、一刻も早く治す必要があります。

1-2.貧乏病は治るのか

収入と釣り合わない支出をして生活を圧迫している方が、貯金を増やし資産を増やしていくことはできるのでしょうか。人それぞれ事情は違いますが、一番悪い症状としては自身で全く自覚がない人、あるいは自身で少し気付いてはいるけど、認めたくない方です。そういった人達は何か理由付けをして自身の正当性を主張します。この考え方は良くない状態です。

通常、病気を治すには医者が必要ですし薬も必要ですが、貧乏病を治すには特効薬等はなく、物の考え方や行動を改める必要があると思います。ではどんな人が貧乏病になり、貧乏病になった方はどのような特徴があるのでしょうか。それは、お金についてマイナスなイメージを持っていたり、お金を使うことで満たされない気持ちを埋めようと考えたりする傾向があります。

さらに将来の計画性がイメージできなかったり、自分中心にものごとを考えたりします。このような特徴がある人は、収入以上にお金を使う癖があるように感じます。上記のような特徴を持っていても、考え方を変えることで完治することはできるでしょう。そのためにまず、貧乏を治す決意をすること。そして知識を増やし、環境を整えることが重要だといえます。

2.私の貧乏時代

2-1.誰でも突然貧乏になる

私も貧乏な時期がありました。子ども達が大学に進学している時は家計が赤字になりやすいといわれていますが、私の場合はそれに加えて単身赴任中に多くの支出をしました。特に飲み会の回数が増えていき、飲食費がかなり膨らみました。今でこそ、お金のセミナーをするので、「支出を抑えましょう」などと偉そうに話しますが、以前は自身の身の丈を知らずに浪費ばかりしていました。

公務員でも、年収の良いサラリーマンでも、環境や付き合う人が変わると一気に貧乏になることはあります。ストレスや満たされない気持ちを放置しておくと、お金で解決してもらおうとしてしまいます。実際には自身のことが見えていないのでしょう。誰でも貧乏になる可能性を持っています。だからこそ、貧乏を他人ごとだと思わずに予防をしておきたいものです。

2-2.職場の不満が浪費につながった

貧乏病になる人は、心に問題があるケースが考えられます。私の場合は、仕事に対するストレスと後輩に対する見栄やプライドがありました。今思うと正常な心の状態ではなかったと思います。どんどんカードローンを使い、借金を膨らませていました。無駄に浪費をする癖がある場合は、なぜ自身がそんなお金の使い方をしているのか、客観的に考える必要があるのではないでしょうか。原因が分かるとその状態から抜け出すこともできます。私の場合も環境を変えたことで、自身のお金の使い方を見直し、今では浪費よりも投資にお金を使うようになりました。

3.貧乏が増える時代

貧乏が増える時代

3-1.日本人総貧乏時代に備える

私達は、お金の知識がない環境で暮らしています。海外に比べて、日本ではお金について学ぶ機会が少ないです。お金を学ばないまま歳を重ねていくと、お金が増える仕組みが理解できません。ましてやお金が減る理由も理解できないままの状態です。私達はもっとお金の本質を知る必要があるのです。日本では、古くから働くことが美徳とされ、お金の話をするのはタブーでした。その日本人的な考え方も大なり小なり私達に影響を与えています。

それに加えて、心の状態もお金の使い方に悪影響を与えます。私達は、社会の情勢や職場の環境、人間関係など、さまざまな理由からストレスを受けやすく、心のバランスを失いやすい環境にいるのです。だからこそ、心の状態に気を配ったり、考え方の修正をしたり、自発的に自分自身を振り返る時間が必要だといえるでしょう。現代の日本では、経済の二極化が進んでいるという情報もあります。それは、中流階級の人が減り、富裕層と低所得者の割合が増えることを指しますが、そういう現象もこれから危惧されるのではないでしょうか。どうしたら、貧乏脳から脱却できるかを真剣に考えて、お金に好かれる脳へと変換する必要があるのかもしれません。

3-2.貧乏からの卒業

「貧乏になる物の捉え方や考え方をし、行動していませんか?」「貧乏が当たり前になって、自身が金持ちになるのを諦めていませんか?」「貧乏を美化していませんか?」この3つの質問を自分自身に問いかけて確認してみてください。

貧乏脳を持っている人はなぜか自身が悲劇のヒロインになり、自身の殻に閉じこもり、周りが見えなくなってしまいます。そのような人達はまず周りの環境を変え、食事を変え、生活リズムを整え、運動をするなどして、体調を改善することが大切です。生活全般を整えることで考え方を変え、支出の少ない生活に切り変えましょう。そして、自身の意思に反して貧乏になってしまっている現状を1日も早く改善するように努めていきましょう。

貧乏という脳の病気を治すためには、コンピューターのソフトを入れ替えるイメージで、「考え方のシステム」を変えていくことです。例えば、「お金は汚い」を「お金は素晴らしい」、「お金儲けは難しい」を「お金儲けは簡単だ」というようにソフト変換をしていきます。そして、承認欲求や短期的欲求を満たすためにお金を使うのではなく、自己成長や未来の目標の為にお金を使うように考え方を変えることも必要でしょう。ストレスの少ない状態で自分の心が満たされていると、浪費を膨らますこともありません。お金に対しての正しい情報と稼ぎ方の選択肢が増えれば、今より収入を増やすこともできるでしょう。

貧乏は、全ての人達が陥る可能性のある状態ですし、誰でも自分ごととして考えるべきです。前向きに考え、行動していくことで、現状を変え、少しでも良い状態を目指していきましょう。今回は、貧乏脳だった過去の自分を振り返りながら、自身を戒め、今後も謙虚に行動していきたいと思いながら、扱ったテーマです。お金や資産運用を学ぶ上で参考になればと思います。