更新日
公開日

仏滅の引っ越しがおすすめ?縁起の悪さが気になる時の対策とは?

仏滅の引っ越しがおすすめ?縁起の悪さが気になる時の対策とは?
セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者
セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

日本の暦では「六曜(ろくよう/りくよう)」と呼ばれる縁起の良し悪しを表すものが存在します。引っ越しでも大安などのできるだけ縁起の良い日を選びたい方も多いですが、近年ではあえて縁起が悪いとされる「仏滅」を引っ越し日に選ぶ方が多くなっています。その理由には、引っ越し予約が少なく見積もり費用が安くなることが挙げられます。

今回のコラムでは、引っ越し日に仏滅などの縁起の悪い日を選ぶメリットと、縁起の悪さを打ち消すための対策・作法についてご紹介します。できるだけ費用を安く抑えて引っ越したい方は、参考にしてください。

引っ越し日に仏滅を選ぶのは縁起が悪い?

引っ越し日に仏滅を選ぶのは縁起が悪い?

古くから日本では、大安・仏滅などの「六曜」を使って、その日の吉凶を占う慣習がありました。引っ越しや新築物件の引き渡し日でも、この六曜をチェックしてから日取りを決める方が多かったため、大安などの縁起の良い日に引っ越し予約が殺到するケースも少なくなかったようです。

では、そもそも「六曜」や大安・仏滅にはどのような意味があるのでしょうか。

仏滅・大安などの「六曜」とは

そもそも六曜とは、「先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口」の6種類が毎日繰り返されるもので、古代中国にルーツを持つとされています。自宅のカレンダーで大安や仏滅といった言葉を見たことがある方は多いでしょう。これらの六曜はその日の吉凶を表すもので、たとえば「結婚式は大安が良い」「友引に葬式やお見舞いは避けた方が良い」などと考えられています。

六曜が持つそれぞれの意味合いをまとめると、次の通りです。

  • 先勝:先ずれば勝つ、つまり急いで行動することが吉とされる。
  • 友引:勝負事では引き分ける。また、友を引き寄せるという意味から葬式などは避けられる傾向。
  • 先負:先ずれば負ける、つまり急がず落ち着いて過ごすことが吉とされる。
  • 仏滅:物事が滅する、つまり関係性や吉事が終わり凶に転じるとされる。
  • 大安:大いに安し、つまりどんなことを始めるにも吉とされる。
  • 赤口:血や火を連想させるため、怪我や家事に注意すべきとされる凶日。

なお、一般的に縁起が良いとされる日を順に並べると、「大安、友引、先勝、先負、赤口、仏滅」となります。

引っ越しでは大安が好まれる傾向

六曜の中でも最も吉とされるのが大安で、何を始めるのにも縁起が良いとされます。引っ越しは新たな生活をスタートする日であることから、大安の恩恵を受けて新生活を始めたいと考える方が多いです。ちなみに、新たな関係性・契約を始めることから、結婚式や契約事の日にちとしても、大安が好まれることが少なくありません。

六曜を気にしない人も多い

ただし近年では、六曜を気にせずに引っ越しなどの行事を行う方が増えています。結婚式や引っ越しなどは大安に予約が集中することから、それ以外の日を選ぶことで安い料金で申し込める可能性が高まります。そのため費用を抑えて行事を進めるために、あえて仏滅に引っ越しや結婚式の日程を組む方も多くなっています。

引っ越し日は仏滅を選ぶのがおすすめな理由

引っ越し日は仏滅を選ぶのがおすすめな理由

縁起が悪く引っ越し日にはふさわしくないと考えられてきた「仏滅」ですが、経済的に考えると引っ越し費用を安く抑えられるほか、「物滅」の考え方がむしろ引っ越しに適しているのではないかという説も唱えられるようになっています。ここからは、引っ越し日に仏滅を選ぶことがおすすめな理由について解説しましょう。

予約が取りやすく費用が安いため

引っ越し費用を節約したいと考える方にとっては、引っ越し予約が少なく料金が抑えられる仏滅を引っ越しに選ぶメリットは大きくなります。ただし大幅に費用が安くなるというわけではなく、他の日と比べて多少予約が空きやすい程度の違いです。

引っ越し費用が安くなるタイミングを選びたいのであれば、六曜よりも曜日・時間帯を調整した方が引っ越し料金は安くなりやすいです。引っ越し費用が安い時期について詳しくは、下記の記事も参考にしてください。

「物滅」の考え方に由来しているため

仏滅は本来「物滅」という漢字が当てられていたとされ、「古い物が滅び、新しい物事を始める」という意味合いがありました。古くなった不用品を処分して、心機一転新たな住まいに移る引っ越しでは、むしろ仏滅は相性が良い日ではないかという考え方もあります。

以前の職場やこれまでの人間関係、昔の思い出などをリセットして、新たな気持ちで新天地での生活を始めたいと考えている方にとっては、あえて仏滅の日を選ぶ方が気分が晴れやかになるかもしれません。

結婚や新築の際の引っ越しには不向き

ただし、結婚に伴う引っ越しや、新築の家への引っ越しでは、今でも仏滅の日が避けられる傾向が強いです。結婚生活と新居での生活、または新たな住まいと新居での生活が重複すると、仏滅のマイナスイメージが強まると考えられるためです。そのためご自身では気にしていなくても、親戚から強い反対を受けることが予想されます。将来のトラブルを避けるためにも、祝い事が続く場合にはできるだけ大安を選ぶことをおすすめします。

引っ越しで縁起の良い日を選ぶなら友引・先勝もおすすめ

引っ越しで縁起の良い日を選ぶなら友引・先勝もおすすめ

引っ越しの日取りで縁起の悪い日とされるのは、最も縁起が悪いとされる仏滅と、火事を連想させる赤口です。逆に縁起が良い日とされるのは、大安と友引・先勝となります。友引は「友を引き寄せる」という意味から葬式では敬遠されますが、勝負事が引き分けて平穏に収まることから引っ越しに適している日です。特に友引の午前中は縁起が良い時間帯とされるため、早い時間帯から引っ越し作業を始めると良いでしょう。

急いで行動することが吉とされる先勝も、同様に午前中に引っ越し作業を済ませると良いでしょう。ただし引っ越し費用の傾向として、午前中は最も相場が高く、午後や夕方になるにつれて安くなるため、料金が割高になりやすい点にご注意ください。

仏滅の縁起の悪さが気になる時の対策・作法

仏滅の縁起の悪さが気になる時の対策・作法

仕事や休みの都合や、料金の節約のために仏滅の日を選んだものの、縁起の悪さが気になるという方も多いでしょう。ここからは仏滅の縁起の悪さを回避するための対策・作法についてご紹介します。

引っ越し前に観葉植物を持ち込んでおく

引っ越し前に観葉植物を持ち込んでおく

引っ越し日より前に新居に立ち入ることができる場合には、験担ぎのために観葉植物を持ち込むと良いでしょう。中でも縁起の良い植物とされる「万年青(おもと)」という品種の多年草は、開運のシンボルとしても親しまれています。事前に万年青を植えた鉢植えを持参しておけば、その持ち込んだ日を引っ越し日とみなせるため、仏滅を避けることが可能です。

直前の大安の日に日用品を運んでおく

引っ越し日の直前の大安など、縁起が良いとされる日に日用品を持ち込んでおくことでも、引っ越し日をずらすことができます。家具や荷物を運んだ日ではなく、普段から使用している身の回りの品物を運んだ日が、正式な引っ越し日であると考えられるからです。前述した観葉植物とともに、食器などや鏡などのアイテムを持ち込んでおくと良いでしょう。

盛り塩や参拝を行う

仏滅の引っ越し日よりも前に新居に足を運ぶことが難しい場合には、玄関に盛り塩を置いたり、近くの神社へ参拝して平穏な暮らしを祈願しておくことで、縁起を担ぐことがおすすめです。盛り塩は玄関だけではなく、トイレや台所などの水回りに置くことも良いとされています。引っ越し直後には、散歩しながら近くの環境をチェックしつつ、神社でお参りしてみると良いでしょう。

仏滅以外で引っ越し費用が安くなる条件とは?

仏滅の引っ越しがおすすめ?縁起の悪さが気になる時の対策とは?

最後に、引っ越し費用を安く抑えたい方向けに、仏滅以外にも料金が安くなる条件についてご紹介していきましょう。

引っ越し会社の閑散期を選ぶ

引っ越し会社のピークシーズンは、多くの人が新生活を始める3月〜4月頃で、この繁忙期には通常の2倍以上の引っ越し料金が請求されることもあります。そのため引っ越しの日程をずらせるのであれば、2月以前もしくは5月以降に引っ越しを依頼すると、料金を大幅に節約することが可能です。

特に5月以降になると賃貸物件の家賃相場も低くなり、価格交渉がしやすくなるためお得に引っ越したい方には最適です。5月〜翌2月までは、引っ越し費用相場に大きな差は生まれないため、好きなタイミングで引っ越しても問題ありません。

平日や午後の便を選ぶ

3月〜4月のピークシーズンにどうしても引っ越しが必要な場合には、平日や午後の予約を取るのがおすすめです。引っ越し費用が高くなるのは、土日・祝日や午前中の予約、月初・月末などです。これらの時期を避けて、毎月15日前後の月の真ん中や、祝日と接しない水曜日、午後遅い時間帯の作業時間で予約すると、引っ越し費用の見積もりが安くなる傾向にあります。また、引っ越し作業の時間を指定しないフリー便でも、引っ越し費用を抑えることが可能です。

引っ越し一括見積もりサイトを使う

引っ越し会社を選ぶ際には、ひとつの会社だけの見積もりで即決するのではなく、複数の会社の見積もりを取り寄せて比較・検討することも重要です。特に引っ越し一括見積もりサイトを活用すると、ご自身の条件で最安の引っ越し会社を見つけられるほか、サイト内で常に価格競争が行われているので費用相場も安くなります。

引っ越し一括見積もりサイトの中には、最大60%引っ越し費用を削減できたという事例もあるので、積極的に活用してみることをおすすめします。それぞれの一括見積もりサイトの特徴やよくあるQ&Aについては、下記の記事でもまとめているのでぜひチェックしてみてください。

引っ越し見積するなら「引越し侍」

引越し侍」は引っ越し一括見積もりサイトの中でも最大手のサイトで、提携会社数や成約実績、口コミ件数では業界トップの規模を誇ります。60分程度の時間をかけてじっくり見積もりを依頼する「一括見積もり依頼サービス」と、個人情報の入力なしで手軽に見積もりをチェックできる「ネット見積もり比較&予約サービス」の2種類があることも特徴です。

特に「ネット見積もり比較&予約サービス」であれば、電話番号やメールアドレスを入力せずに見積もりを確認できるため、費用相場を調べたい時にも便利です。運営しているのは東証プライム市場上場のグループ会社なので安心ですが、「一括見積もり依頼サービス」を利用する時には正確な荷物量の入力が必要なのでご注意ください。

おわりに

仏滅は六曜の中でも一番縁起の悪い日とされており、引っ越し日には避けられる傾向がありました。しかし近年では縁起を気にしない方も増えており、仏滅の方が予約が少なく引っ越し費用が安くなることから、積極的に仏滅の引っ越しを選ぶ方も多くなっています。

仏滅の縁起の悪さがどうしても気になる場合には、事前に観葉植物や日用品を運び込んでおいたり、盛り塩や神社への参拝を行うなどの作法を実践するのもおすすめです。また、引っ越し費用を抑えるためには、引っ越し一括見積もりサイトを活用しながら、料金が安くなる時期を選ぶことも効果的なので、ぜひお試しください。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする

ライフイベントから探す

お悩みから探す

執筆者・監修者一覧

執筆者・監修者一覧

セミナー情報

公式SNS

おすすめコンテンツの最新情報をいち早くお届けします。みなさんからのたくさんのフォローお待ちしています。