日本には絶景を楽しめるスポットが多数存在します。生きているうちにすべての絶景を見たいところですが、時間は有限です。また現在、新型コロナウイルスの影響で海外旅行に行くのが難しい状況です。その
ため、コロナ禍が明けたら、旅行に行きたいという方が多いのではないでしょうか。この自粛期間中に国内の旅行先を発見したいと思いませんか。しかし、Webサイトで調べても、数が多すぎてどこへ行けば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
このコラムでは、死ぬまでに行きたい日本の絶景を厳選して、地方ごとにまとめました。どのスポットも、思わず写真を撮りたくなるほどの絶景です。山や池などの自然豊かな景色から、橋や城などの歴史的建造物まであり、日本の魅力を再発見できます。
日本で絶景を見たいがどこへ行けば良いか迷っている方は、このコラムを参考に紹介したスポットへ足を運んで絶景を見に行ってみてはいかがでしょうか。
死ぬまでに行きたい日本の絶景を紹介
日本には四季折々の絶景が多く存在します。夏のきれいな海から冬の雪景色まで、季節ごとに違う景色を楽しめる国は多くありません。また、それぞれの地方で文化が異なり、見られる景色が違います。一口に「夜景」といっても山頂から望む夜景や海沿いの夜景など多様で、同じ景色は一つもありません。
以下7つの地方に分けて、死ぬまでに行きたい日本の絶景を紹介しますので、行きたい旅行先に合わせて参考にしてください。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 関西
- 中国・四国
- 九州・沖縄
【北海道】死ぬまでに行きたい日本の絶景
雪景色がきれいな北海道には、他では見られない景色がいくつも存在します。特に、自然と人工物のコントラストが見どころです。
- 白金青い池(北海道)
- タウシュベツ橋梁・糠平湖(北海道)
- 小樽運河(北海道)
- 函館山からの夜景(北海道)
白金青い池(北海道)
Apple社製品の壁紙としても有名な「白金青い池」。その名のとおり、神秘的なほどに青く澄んでいます。晴れた日には水面がエメラルドグリーンに見えて、とても綺麗です。なお、JR美瑛駅から少し遠いため、車やバスの利用がおすすめです。
タウシュベツ橋梁・糠平湖(北海道)
「幻の橋」とも呼ばれている「タウシュベツ橋梁・糠平湖」。かつては鉄道橋として活躍していましたが、現在は近代産業遺産として残っています。水面に反射する姿がとても美しいです。展望台から眺めるのがおすすめです。
小樽運河(北海道)
かつて北海道の商都として栄えた小樽の名所「小樽運河」。周りにともるガス灯が風情を感じさせます。また、冬の小樽運河は絶景で、ガス灯と雪のコントラストが非常に美しく、タイミングが合えば、冬がおすすめです。
函館山からの夜景(北海道)
「100万ドルの夜景」と称される函館山から見る函館の夜景。存分に楽しむには函館山から見るのがおすすめです。市街地の両側に海が広がる特異な夜景は他では見られません。標高334mの函館山ならではの絶景を楽しんでください。なお、展望台まで1時間ほど歩いて登ることができます。夜の夜景もそうですが、朝の澄み切った青空のもと函館の街並みを見るのもおすすめです。
【東北】死ぬまでに行きたい日本の絶景
自然豊かな東北には歴史と風情がある絶景が多数存在します。四季を感じながら絶景を満喫しましょう。
- 奥入瀬渓流(青森県)
- 蔦沼(青森県)
- 浄土ヶ浜(岩手県)
- 松島(宮城県)
- 小杉の大杉(山形県)
奥入瀬渓流(青森県)
約14kmに渡って流れる「奥入瀬渓流」は、青森に来たらぜひ立ち寄ってほしい絶景スポットです。周りが自然に囲まれているため、春には緑、秋には紅葉で色づきます。植物や滝を眺めながら遊歩道を散策するのがおすすめです。
蔦沼(青森県)
十和田八幡平国立公園には「蔦七沼」と呼ばれる7つの沼があります。その中の一つが「蔦沼」です。「沼めぐりの小道」という歩道が整備されていますので、散策しながら楽しめます。紅葉の見ごろは10月中旬〜下旬で、紅葉が沼の水面に映る姿がとてもきれいです。
浄土ヶ浜(岩手県)
「浄土ヶ浜」は三陸海岸を代表する景勝地で、約5,200万年前に形成されたといわれています。宮古山常安寺の霊鏡和尚が浜の美しさに感動して、「さながら極楽浄土のごとし」といったことから「浄土ヶ浜」と呼ばれるようになりました。
松島(宮城県)
日本三景の一つとして有名な「松島」。「松島やああ松島や松島や」という松尾芭蕉の句を知っている方も多いでしょう。春は桜に冬は雪景色と、四季の趣が感じられます。観光船に乗ると、松島の景色を間近で楽しめるのでおすすめです。
小杉の大杉(山形県)
山形県の鮭川村にある「小杉の大杉」。樹齢1000年を超える大杉からは、壮大さと歴史を感じます。また、この大杉がある有名なキャラクターに似ていると、SNSで話題になりました。
ジブリ好きには、特におすすめのスポットです。
【関東】死ぬまでに行きたい日本の絶景
関東は都会のイメージが強いですが、自然豊かな絶景もあります。関東でしか見られない景色を堪能してください。
- 国営ひたち海浜公園 (茨城県)
- 亀岩の洞窟(千葉県)
- 日原鍾乳洞(東京都)
- 青ヶ島(東京都)
国営ひたち海浜公園 (茨城県)
イベント会場として多く利用される「国営ひたち海浜公園」ですが、実は花も有名です。450万本もの青いネモフィラが一面に咲き誇る姿に癒やされます。4月下旬〜5月中旬が見ごろで、幻想的な景色に思わず感動するでしょう。
亀岩の洞窟(千葉県)
千葉県の君津市にある「亀岩の洞窟」は、息をのむような絶景です。大自然の中にぽっかり開いた穴から日が差し込む光景は神々しく、まるでファンタジー映画のよう。特に、春から夏にはきれいな日が差し込みますので、タイミングを狙って足を運んでみてください。
日原鍾乳洞(東京都)
東京都の奥多摩町にある「日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)」は、関東最大規模の鍾乳洞で、パワースポットとしても有名です。所要時間は40分程度ですので、体力に自信がなくても安心して散策できます。七色に輝く地下空洞はミステリアスな絶景です。
青ヶ島(東京都)
八丈島からフェリーかヘリコプターでしか行けない「青ヶ島」。行くのは大変ですが、その苦労を払拭する迫力満点の絶景が待っています。一番の見どころは、尾山展望公園から望む雄大な大海原です。夜には日常ではまず見られない星空が待っています。
【中部】死ぬまでに行きたい日本の絶景
標高の高い山々が連なる中部地方には、自然を活かした絶景がいくつも存在します。壮大な景色を楽しみましょう。
- 北沢浮遊選鉱場跡(新潟県)
- 黒部峡谷(富山県)
- 越前大野城(福井県)
- 御射鹿池(長野県)
- 白川郷(岐阜県)
- 夢の吊り橋(静岡県)
北沢浮遊選鉱場跡(新潟県)
新潟県佐渡島にある「北沢浮遊選鉱場跡」は、1601年に日本最大の金銀山「佐渡金山」の鉱石処理場として建築されました。その後はコンクリートのみが残り、間から植物が生い茂っています。その姿はなんとも幻想的で、まるでアニメの世界に迷い込んだような感覚です。無料駐車場がありますので、車で行くのがおすすめです。
黒部峡谷(富山県)
「黒部峡谷」は標高差が3,000mある日本最大の峡谷です。峡谷の間を通る際はトロッコ列車に乗って移動します。間近で見る景色は絶景です。緑溢れる景色も良いですが、秋の紅葉や冬の白銀の世界も必見です。
越前大野城(福井県)
福井県にある「越前大野城」は雲海に包まれた姿が有名な城です。まるで空に浮かんでいるように見えることから「天空の城」とも呼ばれています。見ごろは10月〜4月末で、11月が絶好のシーズンです。大野城まで行くには遊歩道を約20〜25分歩くため、動きやすい靴を持参しましょう。
御射鹿池(長野県)
「御射鹿池(みしゃかいけ)」は、生い茂った木が池に移る景勝を楽しめます。移りゆく季節を木々の彩りで感じられる、1年中楽しめるスポットです。静かな空間で絶景を堪能できますので、非日常を体験しに行ってみてください。
白川郷(岐阜県)
岐阜県にある「白川郷」は、日本独自の建築様式である合掌造りが数多く残る世界遺産です。合掌造りだけでもインパクトがありますが、冬に雪化粧をするとさらに絶景な景色に変貌します。合掌造りは雪国の知恵と文化から生まれましたので、冬の時期を狙って足を運んでみてください。
夢の吊り橋(静岡県)
「夢の吊り橋」は静岡県の川根本町にある寸又峡にかかる橋です。古くは山間部の集落をつなぐ生活道として利用されていました。深い峡谷にかかる一本の橋に歴史の重みを感じるはずです。
グリーンの水面を見ながら散歩してみましょう。
【関西】死ぬまでに行きたい日本の絶景
関西には琵琶湖で有名な滋賀県がありますが、魅力はそれだけではありません。ぜひ実際に見てほしい景色ばかりです。
- 夫婦岩(三重県)
- 夕日ヶ浦海岸(京都府)
- 伏見稲荷大社 (京都府)
- 猿沢池(奈良県)
- 竹田城跡 (兵庫県)
夫婦岩(三重県)
大きな岩と小さな岩が夫婦のように寄り添っている姿から名づけられた「夫婦岩」。縁結びを願うカップルでにぎわいます。美しい日の出を眺められる名所としても有名で、夫婦岩の間から日が差す様子は特に絶景です。
夕日ヶ浦海岸(京都府)
京都で夕日の名所として愛されている「夕日ヶ浦海岸」。別名「常世の浜」ともいわれ、日本の夕陽百選に選ばれた絶景です。浜辺にはベンチがあるので、波の音を聞きながら美しい景色をゆっくり楽しめます。
伏見稲荷大社 (京都府)
赤い鳥居がずらっと並んだ姿が有名な「伏見稲荷大社」。千本鳥居を見るために、国内外問わず多くの方が訪れます。奉納された鳥居が幾重にも連なる様子は、まさに朱色のトンネルです。
伏見稲荷大社でしか見れない圧巻の絶景です。
猿沢池(奈良県)
「猿沢池」は奈良公園の中にある池で、周りの柳の木と相まってとても風情があります。
周囲360mの小さな池ですが、水面に五重塔の影が映る姿は絶景の一言。奈良八景の一つとされ、奈良を観光する際は欠かせないスポットです。
竹田城跡 (兵庫県)
兵庫県朝来市にある「竹田城跡」。「日本のマチュピチュ」ともいわれ、フォトジェニックな景色が広がります。雲海に包まれた異国情緒漂う不思議な光景が人気です。雲海が発生しやすい9月下旬〜12月上旬の早朝がおすすめになります。
【中国・四国】死ぬまでに行きたい日本の絶景
日本を代表するスポットが多い中国・四国地方。その魅力を存分に味わえる場所ばかりです。
- 鳥取砂丘(鳥取県)
- 宮島(広島県)
- 元乃隅神社(山口県)
- 倉敷美観地区(岡山県)
- 父母ヶ浜(香川県)
- 仁淀川(高知県)
- 下灘駅(愛媛県)
鳥取砂丘(鳥取県)
「鳥取砂丘」は日本を代表する海岸砂丘です。東西に16km、南北に2km広がっており、高低差が日本最大の47mあります。ラクダに乗ってのんびり散策するのがおすすめの楽しみ方の一つです。
宮島(広島県)
「宮島」は広島県の廿日市市にあり、世界遺産に登録されています。潮の満ち引きで見え方が変わり、干潮のときは鳥居の真下まで行くことが可能。朱塗りの社殿と青い海のコントラストは、胸を打つ絶景です。
元乃隅神社(山口県)
山口県長門市にある「元乃隅神社」は、赤い鳥居が100m以上に渡って立ち並んでいます。鳥居をくぐった先にあるのは、日本海のオーシャンビューが広がる絶景です。
倉敷美観地区(岡山県)
岡山県倉敷市にある「倉敷美観地区」は、日本建築の美しさを残す町並保存地区・観光地区です。倉敷川と趣ある街並みの日本情緒溢れる絶景を楽しめます。
父母ヶ浜(香川県)
「父母ヶ浜」はボリビアのウユニ塩湖のように美しい光景が見られるため、「日本のウユニ塩湖」と呼ばれています。特に日の入りの時刻は砂浜の塩だまりに空が映し出され、神秘的な写真の撮影が可能です。
仁淀川(高知県)
高知県越知町にある「仁淀川」は透明度が高いブルーの水面が見どころです。国土交通省の全国一級河川の水質現況調査で、9回も1位に選ばれました(2020年時点)。絶景を見ながらカヌーや釣りなどのアクティビティも体験できます。
下灘駅(愛媛県)
愛媛県の伊予市にある「下灘駅」は、至近距離に海があり絶景を楽しめる駅です。瀬戸内海が一望できる駅として有名で、アニメのモデルや映画のロケ地に使われています。
【九州・沖縄】死ぬまでに行きたい日本の絶景
観光で行くことも多い九州・沖縄地方。まだまだ知られていない魅力あるスポットがたくさんあります。
- 河内藤園(福岡県)
- 人津久海水浴場(長崎県)
- 稲佐山の夜景(長崎県)
- 阿蘇山(熊本県)
- 屋久島(鹿児島県)
- 高千穂峡(宮崎県)
- 青の洞窟(沖縄県)
- 波照間島(沖縄県)
- 古宇利大橋(沖縄県)
- 石垣島の川平湾(沖縄県)
河内藤園(福岡県)
北九州市にある「河内藤園」は、春と秋の年2回のみ開園される庭園です。1,000坪もの広さを誇る藤園で、春は藤の花、秋は園内の「モミジの森」が開放されます。思わず写真に収めたくなる絶景です。
人津久海水浴場(長崎県)
平戸市にある「人津久海水浴場」の見どころは、透き通る海です。同市の「根獅子海水浴場」よりマイナーな穴場スポットのため、リゾート気分でゆったりと楽しめます。
稲佐山の夜景(長崎県)
長崎の市街地を一望するなら「稲佐山の景色」がおすすめです。特に夜景は圧巻で、2021年11月の「世界夜景サミットin長崎」で「世界新三大夜景」に選ばれたほどの魅力があります。
阿蘇山(熊本県)
「阿蘇山」は日本の山で最初に外国の文献に記載された歴史を持ち、世界最大級のカルデラを持つことでも有名です。火口まで車道がひかれていますので、ハイヒールを履いていても火口がのぞけます。
屋久島(鹿児島県)
世界自然遺産にも登録されている「屋久島」には、樹齢推定7200年の縄文杉や樹齢1000年を超える屋久杉があります。路線バスが走っていてアクセスも良好です。
高千穂峡(宮崎県)
「高千穂峡」は阿蘇の溶岩が浸蝕されてできた峡谷で、峡谷の中には日本の滝百選に選ばれた「真名井の滝」もあります。ボートから見上げた光景は圧巻ですので、貸しボートを利用して絶景を体感しましょう。
青の洞窟(沖縄県)
沖縄県の恩納村にある「青の洞窟」。その名のとおり太陽の光が水面に反射して青く輝く様子から名づけられています。地上から見る海の青さとはまた違いますので、シュノーケリングやダイビングで美しい海を体感しましょう。
波照間島(沖縄県)
「波照間島」は「最果てのウルマの島」が語源の、日本最南端の有人島です。青く透き通った海と人の手が加わっていない自然が最大の魅力。ウルマ(サンゴ礁)が堆積した白いビーチも楽しめます。
古宇利大橋(沖縄県)
全長1,960mの「古宇利大橋」は、古宇利島と本島を結ぶ橋です。エメラルドグリーンに光る海は絶景そのものです。きれいな海を横目に、ドライブを楽しんでください。
石垣島の川平湾(沖縄県)
石垣島の「川平湾」は沖縄県で唯一、ミシュラングリーンガイドブックの三つ星に選ばれた絶景スポットです。日本百景にも選ばれ、日本で唯一の黒真珠の養殖場としても有名です。バスが出ていますので、アクセスも良好です。
旅行の際にはクレジットカードがあると便利!
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死ぬまでに行きたい日本の絶景まとめ
日本には数え切れないほどの絶景が存在します。世界からの評価も高く、スポットごとにそれぞれ違う魅力があります。すべての景色を生で見られれば良いですが、時間は有限なため、行く場所の選定が必要です。
このコラムでは、「死ぬまでに行きたい日本の絶景」として、以下の7つの地方に分けて絶景スポットを選定しました。
- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 関西
- 中国・四国
- 九州・沖縄
どれも魅力的なスポットばかりですので、ぜひ足を運んで体感しましょう。