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ハロウィンはいつ行うイベント?|起源や楽しみ方も知っておこう

ハロウィンはいつ行うイベント?|起源や楽しみ方も知っておこう
セゾンのくらし大研究 編集部

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ハロウィンは、最近では知名度もあがり、秋になると飾り付けグッズが売られていたり、仮装をしている方を見かけたりするようにもなってきました。しかし、ハロウィンがどういったイベントなのか具体的にご存じですか? 

このコラムではハロウィンの起源や仮装をする意味などとともに、ハロウィンの楽しみ方や海外でのハロウィンの様子も紹介していきます。何を用意したら良いか分からない方はもちろん、由来を知ってより本格的なハロウィンを迎えたいという方もぜひご覧ください。

1.ハロウィンはいつ?何月何日? 

ハロウィンはいつ?何月何日? 

ハロウィンは毎年10月31日に開催されています。10月31日はハロウィン発祥の地において1年の終わりと考えられ、秋の収穫を祝う日でもあります。1年の終わりの日は、魔女や悪霊が悪いことをすると考えられていたため、お祭りなどにより追い払う意味もあったようです。

2.そもそもハロウィンとは?起源や由来をおさらい

ハロウィンの起源や由来はどのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

2-1.古代ケルト民族による宗教儀式が起源

ハロウィンの発祥の地はアイルランドです。アイルランドには、古代ケルト民族が住んでいました。その古代ケルト民族が行っていた「Samhain(サウィン)」というお祭りが起源だといわれています。サウィンは夏の終わりを意味する言葉で、秋の収穫を祝うと同時に、怖い悪霊を追い払う行事として古くから行われています。

ケルトの暦で10月31日は1年の最後の日で、現世と来世との境界が弱まる日だと考えられています。そのため、先祖の魂が家族の元に帰ってくると信じられていたのです。しかし先祖だけでなく悪霊も一緒に訪れ、作物や子どもたちに悪いことをするとされ、悪霊に見つからないようにするために魔よけの火を焚いたり、仮装をしたりしていたと言われています。この風習が、現在のハロウィンの代表的な習慣のひとつである仮装につながったのです。

2-2.「ハロウィン」という言葉の由来

ハロウィンという言葉は「All Hallow’s Eve(オールハロウズイヴ」が由来だと言われています。「Hallow」というのは聖人を意味する言葉で、All Hallow’s Eveは日本語で「諸聖人の日の前夜」で、これはキリスト教が定めた日です。

ケルト民族はのちにキリスト教へと変化しましたが、ケルト民族が行っていたサウィンの習慣は「万聖節(諸聖人の日)」の前夜祭として残りました。All Hallow’s Eveが短くなり、「Halloween(ハロウィン)」といわれるようになったのです。

3.ハロウィンの楽しみ方を知っておこう

では、ここからはハロウィンでは何をするのかご紹介していきます。

3-1.仮装をする

ハロウィンといえば、まずは仮装です。

・仮装をする意味とは?

 先にも述べましたが、仮装は元々、先祖とともに訪れた悪霊から身を守るための習慣でした。仮面をかぶったり化粧をしたりして、悪霊を驚かせ追い払ったといわれています。このほかにも、仮装をすることで悪霊の仲間だと思い込ませて身を守ったという説もあります。

このため、本来の仮装は死者をイメージしたような骸骨や魔女、ゾンビなどでした。しかし、最近では宗教的な意味はやや薄れている傾向にあります。

・日本で人気の仮装

日本でのハロウィンは、仮装を楽しむイベントという認識が強くあります。魔女やモンスター、悪魔などの定番の仮装をする方もいますが、日本においては、アニメや漫画の人気キャラクターや映画の登場人物のコスプレなどが人気です。

3-2.お菓子交換をする

「トリック オア トリート(Trick or Treat)!」という掛け声を聞いたことはありますか?子どもたちがこの言葉をかけながらお菓子をねだったり交換したりするのもハロウィンの風習のひとつです。

・トリック オア トリートの意味とは?

トリック オア トリートの意味とは?

「トリック(Trick)」は「悪ふざけ」や「いたずら」の意味、「トリート(Treat)」は「もてなし」や「おやつ」を意味します。つまり、「お菓子をくれないとイタズラするぞ!」という意味です。子どもたちが先祖の魂とともに訪れた悪霊に扮し、「トリック オア トリート!」と言って近くの家を訪ねると、その家の方が「ハッピーハロウィン!」と返し、お菓子をあげるのです。

日本では、家を訪ねてお菓子をもらうような風習はあまり見かけないようですが、最近では「トリック オア トリート」と言うとお菓子がもらえるといったイベントも見かけるようになりました。

ハロウィン当日には配るためのお菓子を用意しておくと、よりイベントを楽しめるでしょう。

・交換用におすすめのお菓子

日本でも自治体やマンション、子ども会などでハロウィンのイベントを行うことが多くなってきました。また職場や学校でお菓子を配る方もみられます。お菓子をもらえるのは子どもたちにとってとても楽しみなこと。子どもが大好きなチョコレートやキャンディーなどは定番でしょう。また期間限定のフレーバーやアソートパックも喜ばれそうです。

身近な方以外に渡すのであれば手作りのものは控えておくのが良いかもしれません。最近では市販されているお菓子でハロウィン仕様のパッケージのものも多くみられます。小分けになっているものは衛生面でも安心で、配りやすいというメリットもあります。オリジナリティを出したいのであれば、パッケージをさらにアレンジしても良いでしょう。

3-3.食べ物を準備する

ハロウィンを楽しむなら、ハロウィンにちなんだ食べ物を用意するのもおすすめです。

・世界のハロウィン料理

ハロウィンの起源であるアイルランドでは、「コルカノン」というマッシュポテトにベーコンやキャベツを合わせた料理が定番です。バターや塩で味付けされたコルカノンは、子どもたちにも好まれています。また、アイルランド北部の伝統料理「ボクスティ」は、じゃがいもで作ったパンケーキのような食べ物で、チーズや肉を添えて食べます。ボクスティは「作れないとお嫁にいけない」ともいわれるほど定番の料理だそうです。またアメリカではカボチャを使った料理やスイーツを作るほか、キャラメル・アップルやマカロニ&チーズなども定番です。

・ハロウィンパーティーにとっておきの料理

ハロウィンパーティーをするなら、カボチャを使った料理やハロウィンらしいデコレーションをした料理がおすすめです。トマトの代わりにカボチャを使ったボロネーゼパスタや、カボチャを混ぜたピラフは、普段の料理にカボチャを取り入れるだけなので作りやすいでしょう。

またハロウィンカラーといえば、紫とオレンジですが、カボチャと紫キャベツを使ったサラダは色鮮やかなハロウィンカラーのメニューになります。このほか、普段のハンバーグにサワークリームでクモの巣を描くだけでも、一気にハロウィン感が高まります。

3-4.飾りつけをする

ハロウィンを盛り上げたいのであれば、飾りつけは欠かせません。中でもカボチャのお化け「ジャック・オー・ランタン」は外せないでしょう。

・カボチャのお化け「ジャック・オー・ランタン」とは?

カボチャのお化け「ジャック・オー・ランタン」とは?

ジャック・オー・ランタンとは「ジャックのランタン」という意味で、アイルランドの言い伝えが由来となっています。

騙しや乱暴ばかりをはたらいていたジャックがハロウィンの夜に悪魔に遭遇しましたが、悪魔を騙し10年間ジャックの魂をとらない約束をして追い払いました。10年後、再びその悪魔に遭遇したジャックは、また悪魔を騙し今度は永久にジャックの魂をとらない約束をして追い払います。

その後ジャックは歳を取り亡くなりましたが、生前に悪いことばかりしていたため、天国に行けませんでした。しかたなくジャックは地獄へ行こうとしましたが、悪魔との約束により地獄にも行けません。天国と地獄のどちらにも行けなくなったジャックは、真っ暗な闇の中をさまようことになります。悪魔の情けにより地獄の火を分けてもらったジャックは、カブをランタン代わりにして、永遠にさまよっているのです。

この伝承をもとにハロウィンではカブでランタンを作っていましたが、アメリカではカブよりカボチャが手に入りやすかったためにカボチャへと変わったようです。

・ジャック・オー・ランタンを作ってみよう【5ステップ】

カボチャがあれば簡単にできるジャック・オー・ランタンの作り方を紹介します。

材料・道具

  • カボチャ
  • カッター
  • スプーン
  • ペン
  • LEDライト

作り方

  1. ペンでカボチャに目や口を描きます。あとでくり抜くため、簡単なデザインの方が作業しやすいでしょう。
  2. 次にカボチャの上の部分をカットします。多少ガタガタしていても大丈夫です。
  3. スプーンを使って中身をくり抜きます。
  4. カッターで目と口をくり抜きます。
  5. 中にLEDライトを入れ、カットした上の部分でフタをしたら完成です。

くりぬいたカボチャにロウソクを入れても良いですが、火を使わないLEDライトの方が安心でしょう。

・ハロウィンの装飾におすすめの飾り

この他にもハロウィンを盛り上げてくれる飾りつけはたくさんあります。

リースは季節ごとにアイテムを入れ替えれば、どんなイベントにも使える飾りです。ハロウィンカラーの葉っぱや木の実の材料を、グルーガンやワイヤーを使ってリース台につければ、簡単にハロウィンらしいリースができあがります。ガーランドやシールなどで部屋を飾っても良いでしょう。

飾りつけは家の中だけでなく、庭などにもおすすめです。最近は100円ショップや手芸店でも目玉シールを見かけますが、ガーデニンググッズに目玉シールをはるだけでもハロウィンを盛り上げてくれる飾りになります。

4.ハロウィンのグッズや衣装はどうやって準備する? 

ハロウィンのグッズや衣装はどうやって準備する? 

最近ではいろいろな場所でハロウィングッズが購入できますが、皆さんどのような場所で購入されているのでしょうか。楽天インサイトの調査結果よりご紹介していきます。

4-1.ハロウィングッズや衣装の購入先

ハロウィンのグッズや衣装の購入先として最も多かったのは「100円ショップ」です。約55%の方が100円ショップで購入しており、次いで「インターネット通販サイト」が約28%、「ホームセンター」と答えた方が約16%と続きます。このほか、「フリマサイト・アプリ」や「デパート」で購入される方もみられました。

4-2.ハロウィンにかける予算

ハロウィンにかける予算は、2,000円未満が約33%、2,000~4,000円未満が約24%で、半数以上の方が4,000円未満です。2018年の調査によると、4,000~6,000円と答えた方は約14%ですが、2017年と比較すると平均金額は約1,000円アップしています。また男女別でみると、男性の平均金額が約5,100円なのに対し、女性は約3,800円と、男性の方が高くなっています。

参照元:リサーチデータ(2018年)ハロウィーンに関する調査

5.日本と世界のハロウィンの違い

世界のハロウィンの楽しみ方を見ていきましょう。

5-1.日本

ハロウィンが日本に入ってきたのは1970年代。玩具・雑貨店の「キデイランド原宿店」が、ハロウィングッズの販売に力を入れはじめたのが始まりといわれています。1983年にはグッズの販売促進のためにハロウィンパレードを開催し、最初は100人程度だった参加者は年々増加していきました。東京ディズニーランドでも1997年にハロウィンパレードをアトラクションに取り入れ、知名度が一気に上昇しました。

日本のハロウィンは宗教的な意味合いは薄く、お祭り感覚で楽しまれています。10月初旬頃より商業施設などでイベントが開催されるほか、主に20代~30代の方が仮装やコスプレをしたり、子どもたちがパレードをしたりお菓子をもらったりするなどしてハロウィンを楽しんでいます。

5-2.アメリカ

アメリカでは1ヵ月前からハロウィンの準備が始まります。家をホラー屋敷のように飾りつけしたり、衣装や配るお菓子の準備をしたりします。小学校や幼稚園では仮装パレードがあり、日が暮れると子どもたちは仮装をしてカボチャのバケツを持ち、近所の家を「トリック オア トリート」と言って訪問して周ります。玄関前のカボチャのランタンは、その家がハロウィンに参加しているという目印になるのです。

中学校や高等学校ではパレードをすることはあまりないようですが、仮装をして登校する生徒もいるようです。もちろん楽しむのは子どもだけではありません。大人も職場に仮装して出勤したり、仕事の後にパーティーをしたりします。イベントもアメリカならではの規模で、世界中から50万人もが集まるようなイベントも開催されています。

5-3.アイルランド

アイルランド

ハロウィン発祥の地であるアイルランドでは、現在も伝統的なお祝いが続いています。10月最後の月曜日から11月2日までは「ハロウィン休日」として学校は休みとなり、ハロウィン当日は家族で過ごすのが一般的です。ボクスティやコルカノンなどの伝統料理を食べたり、歌を歌ったりして過ごします。

また、ハロウィンの夜には「Barmbrack(バーンブラック)」というドライフルーツを使ったパンを食べる習慣もあります。バーンブラックは占いにも使われ、中に指輪や硬貨、布切れやボタンを入れ、出たもので運勢を占うのだそうです。指輪が当たると、その年以内に、もしくは家族の中で一番に結婚すると言われています。

5-4.メキシコ

メキシコでは11月2日に「死者の日」という祝日があります。死者の日には先祖の魂が現世に帰るとされており、10月31日から11月2日の3日間は盛大なお祭りが開催されます。

死者の日が近づくと、先祖の魂を迎えるための「オフレンダ」という祭壇が準備されます。街中には骸骨の置物が見られるようになりますが、鮮やかなケイトウやマリーゴールドの花、カラフルな切り絵で装飾され、とても明るい雰囲気です。メキシコでは、悲しみに暮れて過ごすのではなく、踊ったり楽器を演奏したりして賑やかに過ごします。

5-5.中国

近年盛り上がりを見せているのが中国のハロウィンです。北京や上海などの大都市に限らず、大連や天津などの中堅都市でも町に飾りつけがされ、イベントが開催されています。

しかし子どもたちがお化けに仮装したり、近所の家にお菓子をもらいに周ったりするといった伝統的なハロウィンとは異なり、特徴はいわゆるコスプレです。ハロウィンらしい仮装の方もいますが、アニメのキャラクターや中国皇帝、キョンシーなどもみられます。ホテルやライブハウスでも盛大なハロウィンイベントが開催されているため、観光の際に一緒に楽しめるといった魅力もあります。

おわりに

ハロウィンはただの仮装イベントではなく、元々は宗教的な意味合いを持っていました。起源や海外での過ごし方を知ることで、ハロウィンの楽しみ方がまた変わるのではないでしょうか。長い年月と様々な国の中で、各々の発展を遂げていますが、ぜひご家庭でも食事や仮装を取り入れて、いつもと違うハロウィンを楽しんでください。

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