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【2024年】新月と満月カレンダー~月のサイクルを取り入れて運気アップ~

【2023年】新月と満月で整う~月のサイクルを取り入れて運気アップ~
沙木 貴咲

執筆者

占い師

沙木 貴咲

テレビ業界とIT業界で会社員を勤めたのち、ライター・占い師として独立。anan web・ぎゅってweb・カナウほか多数のメディアで記事執筆を続けるほか、占星術・タロットカード・数秘術を使ったメール鑑定もライフワークに。40代男女・50代女性からの相談が多く、仕事や家族についてさまざまな相談に答えている。

月には昔から神秘的で特別な意味があると伝えられてきました。月の満ち欠けには決まったサイクルがあるため、新月から満月の流れに合わせて「したほうが良いこと」「気を付けたいこと」があるのです。そうした心掛けを毎日の習慣に取り入れると、身近なところから運気アップが叶うでしょう。

新月と満月のサイクル

新月と満月のサイクル

新月から新月まで、あるいは満月から満月までは約29. 5日間のインターバルがあります。月は満ち欠けを繰り返し、だいたい二週間おきに新月と満月が交互に訪れるのですが、占星術の世界ではこのサイクルに特別な意味を見出しています。月が満ちるのに合わせてコツコツと努力や工夫を積み上げたり、あるいは月が欠けるのに合わせて気持ちをリフレッシュさせたり。そんな習慣を意識することでメンタルが安定して積極性が増すでしょう。仕事や家の用事をサクサクこなせるようになり、思いがけず楽しいことを引き寄せるかもしれません。 

新月とは?

新月とは?

新月は地球と太陽の間に月がある状態で、その姿を見ることはできません。月齢(月のサイクル)でいうと0日。満ち欠けが始まる初日にあたり、例えるなら産まれたばかりの赤ちゃんの状態を表します。そのため、新月は新しいことを始めるのに適していて、「これから自分はどうなりたいのか?」「どんな願いを育てていくのか?」を考えるのにも良いタイミングです。ちなみに昔から新月は出産が多いといわれますが、医療や科学の分野でそういった事実関係はないそうです。新月が「新しいことに向かうタイミング」「今までにない挑戦に取り組むべき時」と意味付けされるがゆえに、新しい命の誕生を女性たちが願ったのかもしれません。

新月に心掛けたいラッキーアクション

新月に心掛けたいラッキーアクション

・新しい挑戦

・目標を立てる

・新調した服やアイテムを使い始める

・断酒や断食、デジタルデトックス

スタートを意味する新月では、今までの流れをいったん整理して次のステップに目を向けることを大切に。叶えたい願いがあるなら、それを頭の中で思い浮かべるだけでなく紙に書いて可視化しましょう。また、願いが実現するためには何が必要なのか、どういった手順を踏めばいいのかを具体的に考えて。目標が明確な人は、「私はこれから〇〇することを意図します」「私は〇〇になると誓います」といった宣言をノートに書き出すと良さそうです。願い事を書くポイントとしては「〇〇になりますように」と曖昧な表現をしないこと。自分の意志を誰かに伝えるイメージで、断言口調で書くと気持ちが引き締まってやる気が湧いてくるでしょう。断酒や断食、デジタルデトックスが新月に適しているのは新月には浄化効果があるためです。やめたいことがあるなら、「いつかやろう」ではなく新月をスタート日にすると良さそうです。 

新月にしてはいけないこと

新月にしてはいけないこと

新月では未来を見据えて前を向くことが重要です。未練や後悔があってもグズグズと後ろを振り返ってばかりいてはネガティブ思考にとらわれてしまいます。新月を節目に「気持ちを切り替える」と決意するといいかもしれません。また、新月は賑やかな場所や人が集まるシチュエーションを避けた方が有意義な夜を過ごせます。これは新月が内なるエネルギーを高めるタイミングだからで、できるだけ静かに今後の仕事や家族との将来をじっくり考えるといいでしょう。 

満月に向かう半月~上弦の月~

満月に向かう半月~上弦の月~

新月をすぎて約7日目に上弦の月(半月)を迎えます。上弦の月は物事がどんどん満ちていくムードを高めるので、意識を外に向けてアクティブに行動するといいでしょう。人間関係や仕事が発展しやすく、積極的な言動がチャンスをつかむきっかけになるはずです。一方で、下弦の月から満月に向かう時期は食べ過ぎ・飲み過ぎに要注意。満月までは風船にどんどん空気を送り込むような時期になるので、食欲のままに食べ過ぎてしまうかもしれません。腹八分を意識すると良さそうです。 

上弦の月で準備したいこと

上弦の月で準備したいこと

仕事でも家のことでも努力を積み重ねることを大切にしましょう。「こんな風になりたい」「こうなったらいいな」という理想に近付くにはどうすればいいかを考えると良さそうです。足りないことがあれば見て見ぬふりをしないでしっかり向き合うように。面倒なことにも丁寧に取り組むとウィークポイントを上手に克服できるはずです。また、上弦の月では一人で過ごすよりたくさんの人と交流するといいでしょう。何でもない会話の中にもハッとさせられるヒントがありそうです。 

満月とは?

満月とは?

満月とは上弦の月を過ぎて約7日目、新月から数えて約14日目の月で物事が成就するタイミングを表します。たとえ途中経過であっても、ひと区切りついて大事なマイルストーンを置くことになるでしょう。「あれもこれもやらなくちゃ」と手一杯になるなら取捨選択する必要がありますし、仕事や人間関係がひと山越えるなら次の展開を求めるようになるはずです。健康面でいうと、もっとも太りやすい時期になるため、体重が気になるときは油ものや外食を控えるなど食生活を見直すと良さそうです。 

満月で見極めたいこと

満月で見極めたいこと

満月では結論が出やすく、それは喜ばしい成就や結実を表すこともあれば、「これ以上は進めない」という限界を表すこともあります。大切なのは出た結果に一喜一憂するのではなく、進退を見極めて次をどうするか考えることです。満月で限界を知るとは「別の可能性がある」という意味なので、うまくいかなくても悲しむ必要はありません。視野を広げれば別に進むべき道があると気付けるはずです。そして、満月で潔く方向転換することでそれまでより良い状態が整う場合もあります。

満月で気を付けたいこと

満月で気を付けたいこと

・何事も客観的に判断する

・セルフケアは丁寧に

・疲れやだるさを感じたら無理しない

・暴飲暴食しない

満月で身の回りの状況が変わったり、気持ちがアップダウンしたりすることは珍しくありません。感情的になる場面もあるでしょうが、冷静さを失えば正しい判断ができなくなります。自分を斜め上からもう一人の自分が見下ろすイメージを持ち、客観的な視点を心掛けましょう。満月は吸収力が高まるため、体調面ではスキンケアやヘアケアの効果が高まりますが、体重が増えやすくもなるので食事は適量を守ると良さそうです。また、満月の頃は心身の疲れがピークを迎える人が少なくありません。前日きちんと寝ていてもだるさを感じたら無理をしないで外出を控えたり、早めに就寝したりするといいでしょう。 

新月に向かう半月~下弦の月~

新月に向かう半月~下弦の月~

満月を過ぎると月が欠け始め、約7日目に下弦の月と呼ばれる半月を迎えます。新月に向かう下弦の月では時間的にも体力的にも余裕を作るといいでしょう。新月に合わせて新しいことを始められるように不要なものを手放していくのです。これは物が隙間なく詰まったクローゼットにはそれ以上何も収納できないことと同じです。スケジュールが真っ黒に埋まって毎日忙しくしているなら、新しいことに手を付けたくてもできないはずです。ルーティンとして続けているけれど、もう必要ない習慣や仕事は思い切って手放すと良さそうです。 

下弦の月で心掛けたいこと

下弦の月で心掛けたいこと

下弦の月で心掛けたいのは「浄化」です。自宅はいつもより丁寧に掃除して、職場ではデスク周りを整理整とんするといいでしょう。家の冷蔵庫に期日が過ぎたチラシやお知らせを貼っていませんか?あるいは仕事場にもう使わない書類や備品を置きっぱなしにしているのでは?そうした不用品は一掃してスッキリした環境を作ることが大事です。また、便秘や肌荒れに悩んでいる人は排出を意識した食事を心掛けて。食物繊維と乳酸菌で腸内環境を整え、ビタミンCやBを多く取って肌の代謝を促すといいでしょう。サウナでたっぷり汗を流すのも良さそうです。 

月のラッキーサイクルを取り入れて運気アップ

月のラッキーサイクルを取り入れて運気アップ

月はわたしたちの日々の生活に見えない影響をもたらしています。特に女性は、生理周期や肌のターンオーバーの周期が月と同じサイクルなので、意識せずにはいられないでしょう。月のサイクルを生活に取り込むと、仕事や人間関係がスムーズになり悩みにくくなるかもしれません。身近な運気アップとして重宝するはずです。

【2024年の新月・満月カレンダー】

2024年新月満月
1月1月11日(木)20:591月26日(金)2:55
2月2月10日(土)8:002月24日(土)21:32
3月3月10日(日)18:023月25日(月)16:01
4月4月9日(火)3:224月24日(水)8:50
5月5月8日(水)12:235月23日(木)22:54
6月6月6日(木)21:396月22日(土)10:09
7月7月6日(土)7:597月21日(日)19:18
8月8月4日(日)20:148月20日(火)3:27
9月9月3日(火)10:579月18日(水)11:36
10月10月3日(木)3:5010月17日(木)20:28
11月11月1日(金)21:4811月16日(土)6:30
12月12月1日(日)15:2312月31日(火)7:2812月15日(日)18:03

参照元:「増補版21世紀占星天文歴」(ニール・F・マイケルセン著)

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