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大切な服を長持ちさせる!シーズンオフのお手入れと保管のコツ

大切な服を長持ちさせる!シーズンオフのお手入れと保管のコツ
北原 円香 (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

北原 円香

主婦・元保育士。現在は育児とライター業、SNSでの発信に奮闘中。暮らしにまつわる情報をInstagramで発信しながら幅広い分野の記事を執筆しています。「シンプルで心地よい暮らしに整える」が日々のモットー。忙しい毎日でもちょっとした工夫や気づきを大切に暮らしています。

お気に入りの服を長く愛用するためには、シーズンオフ時の正しいお手入れと保管が欠かせません。

この記事では、大切な服を長持ちさせるための収納方法やお手入れポイントを、衣類の種類や素材ごとに分かりやすく解説します。服を傷めずに保管するコツを知りたい方や、お気に入りを長く着たい方におすすめの内容です。

正しい管理方法を把握して、服を少しでも長持ちさせましょう。

服を長持ちさせるにはシーズンオフの管理が重要

服を長持ちさせるにはシーズンオフの管理が重要

お気に入りの服をできるだけ長く着るには、着ていない時期のケアもとても大切です。

シーズンオフの服は、着用を終えた段階で洗濯やクリーニングで汚れを落とし、しっかり乾かしてから収納しましょう。お手入れを丁寧にしておくことで、型崩れや虫食い、カビなどのトラブルを防げます。正しく保管すれば、来シーズンも気持ちよく着用ることができるでしょう。

また、収納方法も大切なポイントです。ただ押し込むのではなく、湿気対策や通気性を意識した収納をすることで服は長持ちします。乾燥剤を使ったり、収納スペースは8割程度にとどめたりするなどの工夫も有効です。

【種類・素材別】シーズンオフの服のお手入れ・保管のコツ

シーズンオフの服の適切な管理は、素材ごとに異なります。ここでは、主に冬物の服や小物について、種類・素材別の正しい保管方法を紹介します。

ウールコート

ウールコートは肩の形を保つ太めのハンガーにかけて保管しましょう。型崩れを防ぐためには、肩幅に合うハンガーが理想的です。

ウールコート
ウールコートは優しくブラッシングしてホコリを落としましょう。

保管前には丁寧にブラッシングしてホコリを取り除き、虫食い対策に防虫剤やカビ防止の乾燥剤も一緒に入れておくのがおすすめです。

ダウンジャケット

ダウンジャケットは羽毛や中綿が潰れないようにゆったりと収納するのがコツ。圧縮袋は避けましょう。

汚れを落とすためにも、シーズン終了後は必ず洗濯やクリーニングに出します。自宅で洗う場合は事前に洗濯表示を確認し、洗濯が可能かどうかを必ず確認してください。洗濯ネットに入れ、優しく洗って風通しの良い場所で完全にしっかり乾かしましょう。。中の羽毛が偏ってしまうことがあるので、乾いてから羽毛をほぐすようにします。

ダウンジャケット
シワを防ぐため、優しくたたんでネットに入れて洗います。

完全に乾いたら不織布カバーをかけ、通気性の良いクローゼットに吊るして保管すると型崩れを防げます。

ウール素材のニット・セーター

ウールのニットやセーターは虫食いに注意が必要です。特に汚れが残っていると虫のエサになりやすいため、収納前に必ず手洗いやクリーニングに出し、清潔にしておきましょう。

しっかり乾かした後は、ふんわり畳んで収納ケースに入れ、防虫剤を添えて保管します。

ウール素材のニット・セーター
ニットはシワや型崩れを防ぐため、ふんわり畳んで保管を。

カビを防ぐためには通気性の良い不織布ケースを使い、収納に余裕を持たせることも大切です。

マフラー・ニット帽などの冬小物

マフラーやニット帽などの小物は、型崩れを防ぐために軽く丸めて収納します。

マフラー・ニット帽などの冬小物
マフラーやニット帽はふんわりと丸めて収納しましょう。

保管前は洗濯表示を確認し、可能なものは自宅で洗ってからしっかり乾燥させます。その後、防虫剤を入れて収納しましょう。また、マフラーなどは折り目がつかないようにハンガーを使用して収納するのもおすすめです。

厚手のトレーナー

厚手のトレーナーも収納前にきちんと洗濯し、皮脂や汗を落としておきましょう。湿気が残らないよう、風通しの良い場所でしっかり乾かすことが大切です。

厚手のトレーナー
トレーナーは風通しの良い場所で乾燥させてから畳んで収納すると安心です。

畳んで収納することで型崩れを防ぎ、直射日光を避けて通気性の良い場所で保管しましょう。引き出しやボックスは重ねすぎないよう、スペースに余裕を持たせて通気性を確保してください。

厚手のトレーナー
畳んだトレーナーは陽の当たらない場所で保管を。

おわりに

大切な服を長持ちさせるためには、正しい方法で保管することが大切です。

素材やアイテムごとに適切なお手入れをすることで、型崩れや虫食い、カビなどのトラブルを防げます。ほんの少しのひと手間で、お気に入りの服を長持ちさせられるため、ぜひ今回のポイントを参考に、衣類の管理を見直してみてください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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