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銀行手数料、払ってない?無料で済ませる裏ワザ!

銀行手数料、払ってない?無料で済ませる裏ワザ!
ゆーたか (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

ゆーたか

理学療法士、パーソナルトレーナー、2級FP技能士。ライターとしても活動している5人家族30代パパ。医療・金融系メディアで累計200本以上執筆。趣味は家電をフル活用して家事を効率化することと読書。家族と家計の健康を守るために日々奮闘中。

銀行手数料を何となく払っていませんか?

ATMや振込のたびに数百円、気づけば年間で数千円もの出費に…。

でも実はこれ、ちょっとした工夫でほとんど無料にできるのをご存じでしょうか。ネット銀行や無料回数のある口座を上手に使えば、ムダな出費をしっかり防げます。

この記事では、手数料をゼロに近づけるための裏ワザや具体的な活用法をわかりやすくご紹介します。

手数料に悩まされない、お得な生活を今日から始めてみましょう!

いつの間にか払ってる?手数料のチェックポイント

いつの間にか払ってる?手数料のチェックポイント
特に気にせずにいるけど、積み重なると手痛い手数料。

銀行を利用するたびに発生する手数料は、「気づかないうちに払っていた」というケースがほとんどです。まずは、自分がどのタイミングで、どれくらいの金額を支払っているのか、銀行アプリや通帳で利用パターンを可視化してみましょう。

ATM利用時のコスト

日常的に使うATMは、設置場所や利用時間によって手数料が異なります。

特にコンビニATMは、平日日中でも手数料がかかる場合が多く、深夜や早朝、休日はさらに高く設定されることも。

1回あたりの手数料は数百円でも、月に数回利用すれば年間で数千円になることもあります。

まずは自分が「どのATMを、どの時間帯によく使っているか」を銀行アプリなどで確認することが第一歩です。

時間外取引の落とし穴

窓口やATMでの時間外取引には「時間外加算」が上乗せされます。

仕事帰り、つい手数料が高い時間帯に利用していないか要チェックです。

手数料の低い時間帯にまとめて引き出す、またはネット銀行の無料枠を活用して現金の出し入れを減らすなど、無駄なコストを抑える工夫をしましょう。

手数料ゼロを目指す!口座選びのコツ

手数料ゼロを目指す!口座選びのコツ
手数料を抑えるなら、ネット銀行の活用がおすすめです。

銀行の手数料を最小限に抑えるには、自分の取引スタイルに合った口座を選ぶことが大切です。なかでもネット銀行は、ATMや振込の無料回数が多く、ポイント還元などの特典も充実しているため、日常使いのメインバンクとして非常に便利です。

ネット銀行の無料回数を最大化する

住信SBIネット銀行や楽天銀行など、多くのネット銀行では、一定の条件やランクを満たすことでATM利用料や振込手数料が毎月数回無料になります。

例えば住信SBIネット銀行なら、アプリ認証をするだけでATM利用手数料が月5回、振込手数料が月10回まで無料に。これだけでほとんどの人の日常的な利用分は十分カバーできるはずです。

口座を選ぶ際は、「月に何回ATMや振込を使うか」をあらかじめイメージし、その回数が無料枠でまかなえるかをチェックしましょう。

ランク制度を味方につける

ネット銀行では、給与受取やクレジットカードの紐付け、アプリへの登録や口座残高などによって「ランク」が上がり、無料回数が増える仕組みがあります。

たとえば、毎月の給与振込や公共料金の支払いなど、日常の支出を集約するだけで自動的に上位ランクへ。上位ランクになれば、ATM・振込ともに手数料ゼロをキープできるケースも多いです。

コンビニATMをお得に使うには?

コンビニATMをお得に使うには?
コンビニATMは便利な反面、手数料も割高。だからこそ対策が必要です。

「24時間いつでも引き出せる」コンビニATMはとても便利ですが、その分手数料が高くなりがちです。無駄な出費を防ぐには、利用する時間帯や無料枠の活用がポイントになります。

時間帯別の手数料を把握する

多くの銀行では「平日9〜18時」を無料、または割安な時間帯に設定しています。この時間を狙ってすれば、コンビニATMでも手数料ゼロで現金を引き出せます。

アプリなどで事前に残高や無料枠を確認し、深夜や休日など高額な手数料が発生する時間帯の利用はできるだけ避けましょう。これだけで、年間数千円の節約になるケースも珍しくありません。

無料枠を活かすネット銀行

ネット銀行を利用している場合、ATMの無料回数特典をコンビニATMで使うのも賢い方法です。

特に住信SBIネット銀行や楽天銀行などは、条件を満たせば月に数回は手数料無料でコンビニATMを利用できます。

月末や連休前など現金が必要になりそうなタイミングには、無料枠を温存しておくと安心です。計画的に無料回数を使うことで、24時間いつでも実質手数料ゼロを実現できます。

振込手数料をカットするワザ

家賃や公共料金など、毎月振込をする人ほど手数料が積み重なりがちです。しかし、振込回数をまとめたり、無料枠のある銀行口座を使い分けることで、振込手数料をゼロに近づけることができます。

振込回数をまとめる

複数の支払いがある場合は、できるだけ月1回に集約しましょう。

家賃や光熱費など定期的な支払いは振込日を揃え、まとめて振込むことで、手数料が発生する回数を減らせます。

また、電気・ガス・通信費などはクレジットカード決済に変更すれば、振込自体が不要になり、手数料ゼロで支払えます。

無料枠のある口座を使い分ける

住信SBIネット銀行やGMOあおぞらネット銀行などは、他行宛の振込手数料が月に数回無料になる特典があります。

このような口座を複数用意し、振込先ごとに最適な銀行を選んで使えば、実質的に振込手数料ゼロも夢ではありません。

一度設定してしまえば、その後はほとんど手間なく続けられるため、手軽にコストカットできます。

おわりに

銀行手数料は一回ごとなら少額ですが、積み重なると年間で意外な出費になります。しかし、多くの手数料は「知っていれば簡単に避けられる」ものばかりです。

まずは自分がどの場面で手数料を払っているのか確認し、ATMや振込の使い方、口座選び方を見直してみましょう。ネット銀行の無料特典などを賢く活用すれば、確実に無駄な支出を減らせます。

今日から少し意識を変えるだけで、「手数料ゼロ」のスマートなマネーライフも夢ではありません。

ぜひ実践して、お金をしっかり守る生活を始めてみてください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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