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公衆無線LAN(フリーWi-Fi)安全活用術!通信量を賢く節約

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)安全活用術!通信量を賢く節約
西田 (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

西田

3人の子育て真っ最中のママライター。育児と家事を両立しながら、ライターとして活動中。元歯科助手の経験を活かした専門的な記事や生活に役立つ記事など、これまで150本以上を執筆。休日は子ども達と公園巡り。冷蔵庫を空っぽにするまで、食材をむだなく使い切るのが得意。美容が大好きで、一人時間は美容鍼に通っています。

公衆無線LAN(フリーWi-Fi)はとても便利ですが、安全性が気になる方も多いのではないでしょうか。とはいえ、スマホの通信費を節約するためには欠かせない存在です。本記事では、安全な公衆無線LANの見分け方から、身近なWi-Fiスポットの活用までを紹介します。フリーWi-Fiを上手に使い、安全かつ賢く通信費を節約しましょう。知っておくと、外出先でも安心してネットを楽しみながら、毎月の通信費を大きく削減できますよ。

安全なフリーWi-Fiの見分け方と注意点

フリーWi-Fiは便利ですが、中には危険なものも混じっています。安全に利用するためには、接続前のチェックが重要です。

フリーWi-Fi接続時に気をつけるポイント

フリーWi-Fiに接続する前は、必ずネットワーク名(SSID)を確認することを習慣にしましょう。

フリーWi-Fi接続時に気をつけるポイント
公式SSIDとパスワードを必ず確認して、安全なWi-Fiにだけ接続しましょう。

利用先が案内している正式なSSIDと一文字たりとも違わないかをチェックします。同じ名前のWi-Fiが複数表示されている場合、偽物の可能性が高いので十分に注意してください。

また、パスワード設定も重要なポイントです。SSIDの横に鍵マークが表示され、接続時にパスワード入力が求められるWi-Fiは通信が暗号化されています。逆にパスワード不要のWi-Fiは暗号化されていないため、通信内容が第三者に見られる危険があります。

危険なWi-Fiの特徴

提供元が明確でないWi-Fiや、セキュリティ設定が甘いWi-Fiには要注意です。

危険なWi-Fiの特徴
パスワード設定がないWi-Fiや、正体不明のネットワークには安易に接続しないのが鉄則です。

パスワード設定がないWi-Fiは、安全性を疑いましょう。正式なフリーWi-Fiでパスワードが設定されていないものは少なく、完全に開放されたネットワークは悪意ある第三者が設置した罠の可能性があります。

駅やカフェの名前がついた「無料Wi-Fi」が表示されていても、安易に接続するのは危険です。公式SSIDを装ったニセモノのWi-Fiの可能性があるためです。万が一接続してしまうと、メールやLINEのやり取りが盗み見られたり、入力した個人情報が抜き取られたりするリスクがあります。

VPN活用でセキュリティリスクを軽減

フリーWi-Fiを使うとき、通信内容を他人に見られる可能性があります。そんなリスクを減らしてくれるのがVPNです。

VPN活用でセキュリティリスクを軽減
VPNアプリを活用すれば、フリーWi-Fiでも通信内容をしっかり守れます。

VPNは通信内容を暗号化し、第三者による盗聴やデータ漏洩を防ぐ仕組みです。カフェなどのフリーWi-Fiを利用する前にVPNをオンにしておけば、SNSのやり取りやネットショッピングの情報もより安全に利用できます。

ただし、VPNサービス自体の信頼性も重要です。無料VPNの中には、ユーザーの通信データを収集・販売するものや、十分なセキュリティ対策が講じられていないものも存在します。できるだけ実績のある有料サービスを選び、プライバシーポリシーを確認してから利用することが大切です。

また、VPNを使っても完全に安全とは言い切れません。信頼できるサービスを選び、怪しいサイトは避けるなど、基本的な注意は必要です。VPNは、通信の安全性を高めるツールとして活用しましょう。

カフェや公共施設のWi-Fiスポット情報

ここでは、身近な場所で利用できるWi-Fiスポットを紹介します。

スターバックス

スターバックスでは、無料Wi-Fi「at_STARBUCKS_Wi2」が利用できます。1回60分利用でき、再接続も簡単なので長時間の作業にも対応可能です。電源コンセントが使える店舗なら、充電しながら作業できます。平日昼間や休日は混雑して速度が落ちる場合があるので注意しましょう。

ただし、通信は暗号化されていないため、オンラインバンキングやクレジットカード決済など個人情報を入力する用途には利用しないようにしましょう。

マクドナルド

マクドナルドの無料Wi-Fi「00_MCD-FREE-WIFI」は、子連れでの外出時に重宝します。1回の利用時間は60分ですが、食事の時間を考えるとちょうど良い時間といえます。子どもに動画を見せつつ、自分はゆっくり食事を楽しめるでしょう。ただし店舗によって電波の強さに差があるので、席選びは重要です。こちらも個人情報の入力は避け、SNSや動画視聴程度に留めるのが安全です。

大型ショッピングモール「イオン」

イオンの無料Wi-Fiは、買い物しながらネットが使える便利さが魅力です。初回のメールアドレス登録は必要ですが、3か月以内であれば再登録なしで接続できるので手間がかかりません。館内の広いエリアで電波が届くため、フードコートでも買い物エリアでも安定して利用できます。

特に便利なのが、店舗の営業時間や特売情報をリアルタイムで確認できること。また子どもが遊んでいる間に仕事のメールをチェックしたり、家族と待ち合わせ場所を連絡したりするのにも活用できます。

おわりに

通信費の節約に欠かせないフリーWi-Fiは、安全に利用するための知識が必要です。接続前のSSID確認やVPNの活用など、ちょっとしたコツを覚えておけば安心して利用できます。スターバックスやマクドナルド、イオンなど身近な場所のWi-Fiも、それぞれの特徴を理解し「個人情報の入力や大事な取引は避ける」など安全対策をしっかり行いながら活用しましょう。フリーWi-Fiを賢く利用して、通信費を上手に節約してください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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