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PayPayとd払いはどっちがお得?最新ポイント還元率で検証

PayPayとd払いはどっちがお得?最新ポイント還元率で検証
高山さとみ (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

高山 さとみ

「わかりやすく伝える」をモットーとする専業ライター・ディレクター。神奈川県で夫と子どもと3人暮らし。これまで幅広いジャンルで500本以上の記事制作に携わってきました。なかでも金融営業・営業事務・注文住宅施主の経験から、金融・不動産分野を得意としていますFP2級・料理とパンのライセンス資格保有。主婦の視点から、節約や投資、料理など、生活に役立つ情報をお届けします。

「PayPayとd払い、どっちを使えばお得なの?」と迷ったことはありませんか。両方ポイント還元があるものの、還元率や使い勝手、ポイントの使い道まで比較しないと違いがわかりづらいですよね。

この記事では、最新の還元率やそれぞれの強み・弱みをわかりやすく比較。あなたのライフスタイルに合う賢い使い方を紹介します。毎日のお買い物で“損しない”選び方を解説します。

PayPayとd払いの基本還元率の違い

スマホ決済でまず押さえておきたいのが「基本還元率」。PayPay・d払いともに【200円ごとに1ポイント=還元率0.5%】が共通です。ただし、どちらも支払い方法やキャンペーン活用で還元率が大きく変わるのが特徴です。

メイン使いする場合と、特定店舗やキャンペーンで使い分ける場合とで「どちらがお得か」は変わるので、比較してみましょう。

PayPayはメイン決済にするとお得

PayPayは「PayPay残高」や「PayPayポイント」での支払いだと0.5%還元、PayPayクレジットやPayPayカード(ゴールド含む)での支払いならは1.0%還元となります。

さらに、前月に以下の条件を満たすと、ポイント付与率が+0.5%アップ!

  • 200円以上の支払い30回以上
  • 合計利用額10万円以上

※ただし、一部店舗ではクレジットカード支払いが対象外の場合もあるため、公式サイトでご確認ください。

また、PayPayカード ゴールドを設定して使えば、ポイント付与率がさらに0.5%アップします(最大で2.0%還元)。普段の買い物や光熱費など、まとめてPayPay決済に集約すれば、ポイントがグングン貯まる仕組みです。

PayPayはメイン決済にするとお得
ポイントが上乗せで付与される店でお買い物すると、ポイントを効率的に集められます。

キャンペーン期間を活用することで、付与率アップやPayPayポイントプレゼントなどの特典を受けられるのでお得です。

PayPayは、PayPayクレジット・PayPayカード ゴールドを利用設定した上で条件を達成すると、付与率が最大で2.0%になります。条件達成を目指して、毎日の支払いをPayPayに集約すれば、着実にポイントが貯まっていきますよ。

d払いはポイントの3重取りができることも

d払いの基本還元率は0.5%。さらに「dカード」や「dカード GOLD U」からの支払いを設定すると+0.5%で合計1.0%還元になります。

また、対象店舗で「dポイントカード提示+d払い決済」の合わせ技を使うと、さらに1.0%のdポイントがもらえる“ポイント三重取り”も可能!

毎週金・土曜日の「d曜日」には、対象のネットショッピングで最大4%(抽選最大24%)還元も。Amazonやメルカリなど、普段使いのお店でポイント還元率が跳ね上がるのも強みです。

ドコモユーザーなら、以下の固定費の支払いでもdポイントが自動で貯まります。

  • ドコモのケータイ
  • ドコモ光
  • ドコモでんき
  • ドコモ ガス

貯めたポイントはドコモサービスの支払いにも使えるため、通信費の節約に直結します。

使えるお店・サービスの多さ、ポイントの使い道も重要!総合的な利便性で比較

ポイントは「貯めて終わり」ではなく「どこで・どう使えるか」が大切です。ここからは、PayPayとd払いの使えるお店の多さ、ポイントの用途や利便性を比較します。

それぞれの特徴を知り、自分に合った使い方・メイン決済を選びましょう。

どちらの支払い方法も日常生活で気軽に使える

PayPay、d払いも、コンビニやスーパー、ドラッグストアはもちろん、タクシーや自動販売機など決済できる場所がどんどん増えています。

どちらの支払い方法も日常生活で気軽に使える

特にPayPayは、チェーン店だけでなく小さな個人店でも使える店舗が多いのが強み。一方でd払いも大手チェーンを中心にカバーエリアが広く、生活圏の大半で使い分けOKです。

どちらも利便性は十分高いため、店舗やシーンごとの使い分けがおすすめです。

送金機能を使うならユーザー数の多いPayPayがおすすめ

PayPayユーザー数は2024年8月時点で6,500万人、d払いユーザー数は6,300万人と拮抗していますが、送金機能の使い勝手や利用者の多さはPayPayがややリード。

飲み会の割り勘や家族への送金など、「人にお金を渡す」シーンではPayPayがより便利と感じるケースが多いです。

ポイントの使い道はd払いの方が幅広い

どちらの決済も「ポイントは1円単位で実店舗・ネット・投資運用など幅広く使える」のが共通ですが、dポイントの方が「ポイント交換・使い道の自由度」がやや高め。

たとえばdポイントは、ローソンのお試し引換券(1pt=2〜3円分)やJALマイル、スタバカードなどに交換できる“裏技的な”お得な使い道がありす。

一方PayPayポイントは、他社ポイントに交換できず「PayPay経済圏」での買い物利用が主流。ポイントを「色々な形で活用したい」方はd払い、「PayPayで日常の買い物に集約したい」方はPayPay、と使い分けると良いでしょう。

おわりに

PayPay・d払い、どちらも還元率や使い勝手は良いといえるでしょう。店舗ごとや、ポイントの使い道、キャンペーン内容で“最適な組み合わせ”を見つけるのがベストです。

ご自身のライフスタイルや普段の買い物先・周囲の利用状況などを参考に、「どちらか1本」「両方併用」など自分に合った使い方を選んで、無駄なくポイントを利用しましょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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