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節約中でも大満足!鶏むね肉・もやし・豆腐で叶えるごちそうレシピ

節約中でも大満足!鶏むね肉・もやし・豆腐で叶えるごちそうレシピ
高山さとみ (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

高山 さとみ

「わかりやすく伝える」をモットーとする専業ライター・ディレクター。神奈川県で夫と子どもと3人暮らし。これまで幅広いジャンルで500本以上の記事制作に携わってきました。なかでも金融営業・営業事務・注文住宅施主の経験から、金融・不動産分野を得意としていますFP2級・料理とパンのライセンス資格保有。主婦の視点から、節約や投資、料理など、生活に役立つ情報をお届けします。

「食費がピンチ…」「節約ごはんって、物足りない…」そんな風に感じていませんか?

鶏むね肉・もやし・豆腐といった節約食材も、ちょっとした工夫で“満足おかず”に早変わりします。この記事では、食費を抑えながらも家族が喜ぶ、食べ応え抜群のレシピをご紹介。我慢しない節約で、毎日の食卓をもっと豊かにしましょう。

節約食材の王様!鶏むね肉をもっと美味しく食べるコツ

低価格でタンパク質が豊富な鶏むね肉は、家計のお助け食材の代表格です。しかし、調理次第ではパサつきやすく、ジューシーさが損なわれがちなのが悩みどころ。

まずは、鶏むね肉の仕上がりを大きく左右する下ごしらえを押さえましょう。

下ごしらえの方法ポイント目安時間
フォークで穴をあける皮と身をまんべんなく刺して筋を断ち、焼き縮みを防ぐ片面20~30回ほど
ブライン液に漬ける水200ml+砂糖10g+塩10gに浸すと水分が保持されしっとり30~60分
マヨネーズを揉み込む脂と酸の効果で肉質がやわらかくなり風味もアップ10~15分

この基本押さえるだけで、焼き・揚げ・蒸しなどの鶏むね肉料理がぐっとジューシーに仕上がります。

かさ増しだけじゃない!もやしと豆腐の無限アレンジレシピ

もやしや豆腐も、節約献立の定番食材です。どちらの食材もアレンジ次第で主役級のおかずに変身しますよ。マンネリを打破するアレンジレシピで、食卓をさらに豊かにしましょう。

もやしでシャキシャキ食感!節約かさ増しハンバーグ

一袋数十円で手に入るもやしは、節約レシピの優等生。ナムルや味噌汁の具に使うのはもちろん、ひき肉料理に混ぜ込むのもおすすめです。

ここでは、もやしを使った「ハンバーグ」のレシピを紹介します。

豆もやしはレンチンや下茹でで青臭さを軽減。食感を残しつつ風味がぐっと良くなります。
豆もやしはレンチンや下茹でで青臭さを軽減。食感を残しつつ風味がぐっと良くなります。

材料(23人分)

  • 合挽き肉…250g
  • もやし…1袋(約200g)
  • 玉ねぎ…1/2個
  • 卵…1個
  • パン粉…大さじ4
  • 塩こしょう…少々
  • ナツメグ…少々(お好みで)
  • ソース(ケチャップ、中濃ソースなど)…適量

作り方

1. もやしは粗みじん、玉ねぎはみじん切りにする

フードカッターなどの便利アイテムを活用すれば時短につながりますよ。
フードカッターなどの便利アイテムを活用すれば時短につながりますよ。

2. ボウルに合挽き肉と塩こしょうを入れ、白っぽく粘るまで1〜2分しっかり練る。その後、もやし・玉ねぎ・卵・パン粉・ナツメグを加え、食感を残すようにさっくり混ぜ合わせる

ひき肉は塩を加えて白っぽく粘るまで練ると、肉汁が逃げずジューシーに仕上がります。
ひき肉は塩を加えて白っぽく粘るまで練ると、肉汁が逃げずジューシーに仕上がります。

3. タネを小判型に成形し中央をくぼませる

タネの中央をを軽くくぼませると熱が均一に通り、ふっくら焼けて割れも防げます。
タネの中央をを軽くくぼませると熱が均一に通り、ふっくら焼けて割れも防げます。

4. フライパンに油を熱し、中火で両面に焼き色をつける

5. 蓋をして弱火で5~7分蒸し焼きにし、中まで火を通す

6. 器に盛り付け、お好みのソースをかけたら完成

ハンバーグで使った玉ねぎの残り半分を使ってオニオンスープにしました。
ハンバーグで使った玉ねぎの残り半分を使ってオニオンスープにしました。

もやしのシャキシャキとした食感がアクセントになり、満足感も得られるので、ぜひ試してみてくださいね。

体の芯から温まる!豆腐のスンドゥブ風スープ

豆腐は、調理法次第でさまざまな食感や味わいを楽しめる万能食材です。人気の韓国料理「スンドゥブ」も、家にある調味料で手軽に再現できます。

材料(23人分)

  • 絹ごし豆腐…1丁(300g)
  • 豚ひき肉…50g
  • キムチ…80g
  • 卵…1個
  • (B)水…300ml
  • (B)味噌…大さじ1
  • (B)コチュジャン…小さじ1〜2
  • (B)にんにくチューブ…2cm
  • ごま油…大さじ1

作り方

1. 鍋にごま油を熱し、ひき肉とキムチを炒める

キムチは軽く炒めて酸味を飛ばすと旨味が濃縮。スープ全体に深みが出て食欲をそそります。
キムチは軽く炒めて酸味を飛ばすと旨味が濃縮。スープ全体に深みが出て食欲をそそります。

2. 肉の色が変わったら、(B)の材料を加え、煮立ったら豆腐をスプーンで大きくすくって加える

コチュジャンは小さじ1~2を目安に。辛味は後から少しずつ足せば調整しやすいです。
コチュジャンは小さじ1~2を目安に。辛味は後から少しずつ足せば調整しやすいです。

3. 2~3分煮込んだら中央に卵を落とし、お好みの固さになったら火を止めて完成

ピリ辛スープとふわふわの豆腐が食欲をそそります。
ピリ辛スープとふわふわの豆腐が食欲をそそります。

あさりやえび、チーズなどを加えるのもおすすめです。ヘルシーな豆腐を主役とした一品を、ぜひ作ってみてくださいね。

おわりに

節約は“足りない”ことではなく、“工夫して満たす”こと。

鶏むね肉の下ごしらえや豆腐・もやしの活用法など、まずはひとつ新しい工夫を試してみませんか。小さな一歩が家計の助けとなり、食卓を囲む時間をもっと楽しいものにしてくれるはずです。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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