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【初心者必見】メルカリの売り方とコツを徹底解説!今日からできる出品術

【初心者必見】メルカリの売り方とコツを徹底解説!今日からできる出品術
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

自分ではもう使わないモノも、必要としている誰かがいるかもしれません。

フリマアプリ「メルカリ」は、スマホひとつで誰でも簡単に不用品を出品・販売できる便利なサービスです。

とはいえ、「どうやって出品するの?」「思ったより売れない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、メルカリ初心者の方に向けて、今日から実践できる売り方のコツや出品の手順をやさしく解説します。

初めての方でも安心して使いこなすために、写真の撮り方、説明文の書き方、売れやすいタイミングや工夫など、実践的なノウハウをまとめました。

この記事を読めば、「売れない…」から「売れた!」へ一歩踏み出せるはず。
まずは一品、気軽に出品してみませんか?

メルカリとは?初心者が知っておきたい基礎知識

メルカリとは?初心者が知っておきたい基礎知識

メルカリを使ってみたいけれど、仕組みや流れがよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。

この章では、メルカリの基本的な使い方や特徴、安心して始めるために知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。

メルカリの仕組みと特徴

メルカリは、個人が気軽にモノを売ったり買ったりできるフリマアプリです。スマホさえあれば、アプリ上で誰でも無料で出品を始められるのが特徴です。

出品者は、商品の価格を自由に設定し、自分のタイミングで出品できます。出品作業は、「写真を撮る→説明を書く→価格を決める」のシンプルな流れ。慣れれば数分で完了する手軽さから、初心者にも人気です。

購入者は、キーワード検索やカテゴリ、価格帯などで商品を探し、気に入った商品があればすぐに購入が可能。また、商品ページのコメント欄を通じて出品者と直接やりとりできるため、ちょっとした質問や値下げ交渉なども柔軟に行えます。

さらに、メルカリでは、購入者から支払われた代金を一時的に運営側が預かる「あんしん決済システム」を採用しており、取引完了後に出品者へ売上金が支払われます。この仕組みにより、金銭トラブルを防ぎながら安全にやりとりができるのです。

加えて、匿名配送、AIによる不正検知、生体認証ログインなどの機能もあり、プライバシーやセキュリティ面でも安心して利用できるでしょう。

出品から発送までの流れ

メルカリの取引の流れはシンプルでわかりやすいのが特徴

  1. 出品者はスマホで商品写真を撮影し、商品名や状態、価格、カテゴリーなどを登録後、出品ボタンをタップ
  2. 購入者が購入し、支払い完了
  3. 売上金が出品者に確定
  4. 出品者は商品を梱包・発送
  5. メルカリのシステムを通じて発送通知を購入者に送信
  6. 購入者が商品を受け取って評価
  7. 出品者に売上金が反映

メルカリが選ばれる理由とメリット

メルカリが多くのユーザーに支持されるのには、いくつかの明確な理由があります。まず、一番の強みは、出品から取引までが非常に簡単で、誰でも気軽に始められる点です。また、匿名配送が可能なことから、相手に個人情報を知られずに取引できる安心感も魅力のひとつです。

さらに、初心者にも安心なサポート体制が整っており、24時間365日のパトロールやカスタマーサポートが受けられるため、安心して取引を継続できます。

これらの要素が組み合わさり、「出品しやすい」「安心して使える」というユーザーの信頼を獲得し続けています。

出品前に準備すること

出品前に準備すること

簡単に出品できるとはいえ、売れなければ手間ばかりかかってしまいます。まずは“売れる出品者”になるための下準備をしっかり固めましょう。出品する前に、ちょっとした準備をするだけで売れる確率がぐんとアップするので参考にしてください。

売れやすい商品の選び方

メルカリで売れやすい商品にはいくつかの共通点があります。まず注目したいのは「タイミング」「需要」。季節や行事に合ったアイテムは、ニーズが集中するタイミングであれば売れやすくなります。

例えば、クリスマスにクリスマスオーナメント、夏に浮き輪やビニールプールなどですが、「ちょっと前」がおすすめです。

①季節や行事に合わせたアイテム
衣替え、新生活、年末年始などの時期に合わせて出品すると売れやすくなります。

②まとめ売りできるもの
コスメのサンプルや子ども服、文房具など、複数をセットにすると“お得感”が出て注目されます。

③日用品・消耗品
未使用のタオル、キッチン用品、掃除グッズなどは、使い道が明確なため安定した需要があります。

④意外なアイテムにも需要あり
リモコン、空き箱、ブランド袋、説明書など、捨てる前に一度メルカリで同じようなものが出品されていないか検索してみるのがおすすめです。

⑤趣味・コレクション系
フィギュア、模型、限定グッズなどは熱心なファンが多く、高値で取引されることも。

⑥ハンドメイド・手作り品
アクセサリーや布小物などの一点ものは、他にない魅力から安定した人気があります。

⑦教材・学習アイテム
参考書、問題集、通信教育の付録などは、書き込みがあっても需要があります。

自分にとっては不要でも、誰かにとって価値があるかもしれない。そんな視点で「売るモノ」を見直してみましょう。

写真撮影のポイント

写真は購入を左右する最も重要な要素。「写真の印象で購入を決める」という声は多く、商品の状態が一目で伝わる写真は、信頼感を高めるうえでも重要なポイントです。 

①背景はシンプルに
白背景が最もおすすめです。清潔感があり商品が映え、視認性も向上します。 

②正方形(1:1)で撮影
メルカリ上は1:1比率で表示されるため、最初からスクエアで撮影すれば余計な加工が不要です。

③複数枚撮影する
購入者の不安を減らすためにも、商品写真は最低5枚程度、多いほど効果的です。

  • 商品がはっきり写っている全体図:正面のメイン写真、横、裏など
  • 商品の質感や細かな作り、素材や特徴的な部分:模様・タグ・ファスナーなどをアップで撮影したもの

傷や汚れの詳細部分:マイナス要素であっても状態の正直な共有は重要です。

  • 商品に付属するもの:説明書や保証書、箱、タグなどの付属品やパッケージの写真

④構図・明るさ・ブレ対策
商品写真は、見た目の印象が購入を左右するため、バランスの良い構図や明るさ、撮影の安定感が大切です。

  • 構図:撮影時は、画面を縦横に3分割した「三分割構図」を意識し、商品を中央から少しずらして配置すると、自然で見やすい印象になります。スマホのカメラ設定でグリッド線(補助線)を表示させれば、構図が取りやすくなります。
  • 手ブレ対策:手ブレを防ぐためにはスマホをしっかり両手で持つか、三脚やスタンドを使うと効果的です。
  • 明るさ:撮影場所はできるだけ明るい自然光の入る場所を選び、商品本来の色や状態が伝わるようにしましょう。写真の加工は、明るさの調整程度にとどめ、実物とかけ離れないよう注意が必要です。

売れやすい商品説明の書き方

いくら写真が良くても、商品説明が曖昧だと購入者の不安につながります。説明文には以下の情報をしっかり含めるようにしましょう。

①商品の基本情報は簡潔かつ具体的に

  • 商品名、サイズ、カラー、素材、使用頻度、購入時期などを明記
  • 使用感や傷・汚れの有無も正直に記載
    例:「2〜3回使用しました。目立った傷や汚れはありません。」

②商品の状態を丁寧に説明する

  • 「新品・未使用」「美品」「やや傷あり」など、状態の評価に一貫性を持たせる
  • 細かなダメージはあらかじめ伝えることで、クレーム回避に
    例:「背面にうっすらスレがありますが、使用に支障はありません。」

③キーワードを含めて検索されやすくする

  • 商品名には略称・別名も含める(例:加湿器/ミスト機/卓上加湿)
  • ブランド名やシリーズ名がある場合はしっかり入れる
  • 「即購入可」「送料無料」「匿名配送」などの人気ワードを入れるのも効果的
    例:「匿名配送・即購入OKです!」

④購入者が気になることを先回りして書く

  • 「ペット・喫煙者なし」「自宅保管」など、気にする人が多い項目には先に触れる
  • 使用目的や使い方がわかるとイメージしやすく、購入意欲も高まる
    例:「旅行用に購入しましたが、使用する機会がなく自宅保管していました。」

⑤丁寧で誠実な文体を心がける

  • 絵文字や過度な装飾よりも、シンプルで読みやすい文章が好印象
  • 誠実な文体は、安心して購入してもらうための信頼感につながります
    例:「丁寧に梱包し、24時間以内に発送いたします。」

価格設定のコツと相場の調べ方

価格は「高すぎても売れない」「安すぎると損をする」ため、バランス感覚が重要です。メルカリでは購入者側も価格に敏感なため、次のようなポイントを押さえましょう。

①「売り切れ商品」で相場を調べるのが基本

  • 検索欄で自分の商品名やカテゴリを入力し、「販売状況:売り切れ」にチェックを入れて、実際に売れた価格帯を確認
  • 同じカテゴリ・状態・ブランド・使用回数などが近い商品を参考にする

②最初は少し高めに設定して、値下げ交渉を見越す

  • 購入者は値下げ交渉を前提にしていることが多いため、500〜1,000円ほど高めに出品しておくと安心
  • 「○○円までお値下げ可能です」などとあらかじめ説明文に入れておくのも効果的

③送料を含めた「利益計算」を忘れずに

  • メルカリは販売価格の10%が手数料として差し引かれ、さらに送料も自分で負担するケースが多い(送料込みの場合)
  • 利益がしっかり残るように、価格 − 手数料 − 送料 = 実利益 を確認しておく
    例:2,000円の商品 → 手数料200円+送料210円 → 実利益=1,590円

④価格帯ごとの売れやすさも意識

  • 1,000〜2,000円台は「お試し購入」に最適で動きやすい
  • 5,000円を超えると慎重になる購入者が多く、写真や説明により一層の丁寧さが必要
  • 区切りのいい価格(例:2,000円、3,500円)よりも、「ちょっと下」の価格(例:1,980円、3,480円)のほうが購入されやすい心理傾向も

⑤売れない場合はこまめに見直し・再出品を

  • 一定期間売れない場合は、価格を100〜300円下げてみる
  • それでも動きがない場合は、写真の改善や説明文の変更もセットで見直しを
  • 「いいね!」はついているけど売れない、というときは値下げが有効な場合も

初心者でも売れる!出品・販売のコツ

初心者でも売れる!出品・販売のコツ

メルカリで出品したけれど、なかなか「いいね!」も付かず、売れずに困ったという話も聞きます。実は、売れるためには共通する「ちょっとしたコツ」があります。

ここからは、初心者でもすぐ実践できるテクニックを紹介しながら、出品から販売までの流れをスムーズに進めるためのポイントを解説していきます。

「いいね」や閲覧数を増やそう

閲覧数や「いいね!」を増やすには、まず商品ページの魅力づくりから。サムネイルとなる写真は、商品の状態がわかりやすく、明るく清潔感のあるものが効果的です。

また、タイトルに検索されやすいキーワードを含めることも有効です。

さらに、閲覧数や「いいね!」が増えると、検索結果での表示順位が上がる傾向があり、露出が増えて購入のチャンスも広がります。値下げや再出品といったタイミングの工夫も、閲覧数アップに一役買います。

出品する時間と時期の重要性

メルカリでは、出品する時間帯によって売れやすさが大きく変わります。特に閲覧数が伸びやすいのは、ユーザーがスマホを見る時間帯です。

たとえば、20時〜22時は全世代共通で利用が活発になり、主婦層なら9時〜16時、会社員は昼休みや帰宅後(12時〜14時・21時〜24時)が狙い目とされています。

また、土日祝日や給料日前後は購買意欲が高まりやすく、イベントや季節の変わり目も売れやすくなる傾向があります。出品は「人が見る時間」と「欲しくなる時期」を意識して行うのが効果的です。

送料込みと着払い、どっちがいい?

送料込み(出品者負担)は購入者にとって支払いが明確で買いやすく、検索でも優遇される傾向があるため、売れやすさに直結します。

また、メルカリ便であれば、全国一律料金なのでお届け地域による配送料の不安が解消される他、宛名記載不要、匿名配送なども利用可能になるため、安全性や手軽さも兼ね備えています。

さらに、送料込みにすることで購入への心理的ハードルが下がる点も大きなメリットです。

対して、着払い(購入者負担)は出品者としては利益を確保しやすい一面がありますが、送料が明確でないことで購入者が不安を感じやすく、匿名配送が利用できないなどの理由で敬遠される傾向があります。

コメント対応や交渉のマナー

コメントや交渉への対応は、気持ちのいい取引になるかどうかの鍵です。値下げ交渉には柔軟に対応しつつも、全て応じる必要はなく、お互いが納得できる落とし所を探りましょう。丁寧かつ迅速な返信は「信頼できる出品者」という評価に繋がり、結果的にリピーターや高評価にもつながります。

梱包・取引完了までの注意点

梱包・取引完了までの注意点

商品が売れた後も、最後まで丁寧に対応することが高評価への近道です。この章では、梱包の仕方、そして評価を上げるポイントまで、信頼される取引者になるためのコツをまとめました。

丁寧な梱包で評価アップを狙おう

梱包の丁寧さは、購入者の信頼や評価に直結します。以下のポイントを押さえましょう。

  • 商品に合った丈夫な箱や封筒を使用し、緩衝材でしっかり保護する
  • 外側から中身が見えないように包み、水濡れリスクにも備える
  • 使用感のある段ボールや紙袋、ビニール袋などはできるだけ使用を避け、「雑」と感じられない丁寧さを意識 

雑な梱包は、破損だけでなく低評価やアカウント制限のリスクにもつながりますので要注意です。

評価を上げるために心がけたいこと

取引の最後まで丁寧に対応することが、高評価につながります。特に以下のポイントが重要です。

  • 丁寧なプロフィール作成
    プロフィール欄が空欄だと不安を感じるユーザーも多いため、出品者の信頼性を高めるために、自己紹介や取引への姿勢をしっかりと記載しましょう。
  • まずは少額購入で評価を貯める
    評価が0の初心者出品者向けの戦略として、まずは購入から取引に慣れるのも有効です。低価格のものを購入し、評価をためていくことで、その後の出品者としての信頼性が高まります。
  • 利益ではなく“経験”を優先して売る
    取引経験自体が評価につながるため、最初は利益を度外視しても、とにかく多くの商品を売り、取引回数を増やすのも評価アップの近道です。
  • 丁寧な梱包とメッセージで印象アップ
    梱包にプチプチなどの緩衝材を使い、「大切に扱っている」印象を持たれると評価へつながります。また、購入後すぐに「商品届きましたでしょうか」「ご購入ありがとうございます」などのコメントを送ることも好印象です。
  • 丁寧な取り引きで「安心」を与える
    評価やアカウントの星の数は、丁寧な取り引き姿勢を示すことで向上します。礼儀正しいメッセージ、詳細な商品説明、丁寧な梱包は、安心感を与える要素として非常に重要です。

評価を高めるには「信頼される取引者」「安心して購入できる人」としての対応が肝心です。初めは少額取引や丁寧な対応で関係を築き、着実に評価を積み重ねていきましょう。

まとめ:メルカリで売るためのコツを振り返ろう

まとめ:メルカリで売るためのコツを振り返ろう

ここまで紹介したポイントをおさらいすれば、きっとあなたも“売れる出品者”の第一歩を踏み出せるはずです。「慌てず、丁寧に」を心がけることが失敗を防ぐ最大のポイント。

すぐに売れなくても焦らず、改善を重ねていけば、自然と結果はついてきます。

出品前の準備から、写真・説明文・価格の工夫、さらには発送や梱包に至るまで、丁寧に対応することで「またこの人から買いたい」と思ってもらえて、次の取り引きにもつながります。

初心者でも、ひとつひとつを意識して実践すれば、初めての出品でもしっかり売れるチャンスがあります。
「これは売れないかも…」と思っていたアイテムも、意外と需要があるかもしれません。

まずは、身近な1点から。今日からあなたも、メルカリ出品を始めてみませんか?

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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