あなたは投げ銭をしたことがありますか?現代版のおひねりともいえる投げ銭システムは、動画配信サービス以外での活用も広まっています。そこで、今大注目の投げ銭について、分かりやすくご紹介します。
1.投げ銭とは
投げ銭とは、大道芸人やストリートミュージシャンに対し、その芸や音楽を楽しんだ謝礼として、あるいは芸能に対する賞賛などの意味を込めて金銭を渡すことを指します。インターネットが発達した現代では、オンライン上のコンテンツを閲覧した利用者がその制作者や配信者に対して金銭などを寄付する行為・サービスも含めて投げ銭といわれるようになりました。
動画配信型サービスでの投げ銭のほかに、最近では創作物を対象とした投げ銭やチャリティ目的での投げ銭など幅広い活用が進んでいます。また、コロナ禍でクリエイターやアーティストの活躍の場が制限されるため、ファンは応援したいと思っていても、応援できる場がありません。そのため、オンライン上で応援できる仕組みである“投げ銭”に注目が高まっています。
2.年齢・性別から見る投げ銭利用者の実態について
2021年11月に実施した「投げ銭サービスに関する調査」によると、約4割の方が、特定のクリエイターやアーティストを熱烈に応援している、もしくはしていた経験があると回答。また、男女共通して10代、20代が高い割合となっています。
<熱烈に応援する人の存在>
熱烈なファンの約6割の方が、投げ銭に対する利用意向を持っている(条件付き利用意向を含む)と回答し、男女共通して10代、20代の利用意向が相対的に高い結果となっています。
<投げ銭サービスの利用意向>
驚くことに、50代以上も約5割の方が投げ銭の利用意向を持っており、投げ銭=若年だけが利用するサービスではないことが分かります。
<投げ銭サービスに関する調査概要>
調査期間:2021年11月2日〜2021年11月8日
対象:全国の15歳~79歳までの男女10,795名(男性:5,277名 女性:5,518名)
方法:インターネット調査 調査主体:Fintertech株式会社
3.投げ銭サービス10選
このようにだんだんと世の中に浸透している投げ銭サービスですが、具体的にはどのようなシーンで使われているのか、代表的な例をご紹介します。
<ライブ配信型>
動画配信プラットフォーム上での投げ銭が可能となるサービスです。投げ銭する金額によって、コメントが目立つようになりますので配信者から名前を呼んでもらえる可能性があります!
1.SHOWROOM
2.17LIVE
3.YouTubeの「スーパーチャット(スパチャ)」
<ゲーム実況型>
ライブ配信型とほぼ同様です。ゲーム好きな方におすすめの投げ銭サービスです。
4.Twitch
5.Mildom
<クリエイター支援型>
ライブ配信中での投げ銭ではなく、コンテンツに対しての投げ銭が可能となるサービスです。ブログ記事やイラスト等、クリエイターの創作物を対象としたものです。
6.note
7.ofuse
<スポーツ特化型>
実際の試合が行われている時間に合わせて行われる投げ銭だけでなく、オフシーズン中にも利用ができますので、応援しているチームや選手を投げ銭で支援することができます。
8.Engate
9.Player!
<サイト作成型>
プラットフォームではなく、投げ銭サイトを簡単に作成することができるサービスです。動画配信をしていない人や創作物を持たない場合などに使いやすいサービスです。チャリティイベントで企業が利用する等、形式の問わない投げ銭が可能となります。
10.KASSAI
※プラットフォーム上のギフトをあらかじめ購入してそこから送る方法など、利用するサービスによって投げ銭の方法は異なります。いずれもクレジットカードが利用できます。
4.おわりに
自身が応援したい人に対し「支えたい」「応援したい」と想う気持ちを、投げ銭という形で届けることができ、かつ、その応援したい人の活動の持続可能性を少しでも高めることに繋がる「投げ銭」。
課金限度には注意しつつ、応援を届けてみませんか?
Fintertech株式会社は、株式会社大和証券グループ本社と株式会社クレディセゾンの合弁会社です。
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