炭酸水はダイエット効果や美容効果があるといわれており、近年注目されています。最近では自宅で簡単に炭酸水を作れるような機械も人気で、コンビニやスーパーなどでも簡単に手に入れられるため、生活の中に取り入れやすい飲料水として話題です。
このコラムでは、炭酸水が持つさまざまな効果をご紹介し、より効果を高めるための飲み方についても解説しています。日々の生活に炭酸水を取り入れる際の参考にしてみてください。
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炭酸水とは
ソーダ水とも呼ばれる炭酸水は、水に二酸化炭素が溶けた水溶液のことを指します。炭酸水には自然に湧き出した水の中に最初から二酸化炭素が含まれている天然炭酸水と、人工的に飲料水に二酸化炭素を圧入した人工炭酸水の2種類があります。
炭酸水は時間が経つと炭酸が抜けて水のようになるので、二酸化炭素が抜けていると認識されがちですが、実は炭酸が抜けたからといってすべての二酸化炭素がなくなったわけではありません。炭酸水のシュワシュワな泡は、水に溶けきれなかった二酸化炭素が炭酸ガスとして出ているだけなので、炭酸の泡がなくなっても飲料水自体には二酸化炭素がまだ含まれている状態で、炭酸水の効果は維持できます。そのため、炭酸が抜けた水を「炭酸水による効果を得られない水」と判断するのは間違いでしょう。
炭酸水の効果
炭酸水には血行を良くしたり、満腹感を与えたりする働きがあり、日ごろから取り入れることで以下のような効果を得ることができます。
【炭酸水の効果】
- ダイエット効果
- 美容効果
- 疲労回復
- 腸内環境の改善
- 美髪効果
- 血流アップ
身体に良いとされる炭酸水ですが、飲み過ぎには注意が必要です。一日での炭酸水の摂取目安は1リットルです。そもそも人間の身体は、1日2リットルの水分を摂取する必要があるといわれています。飲み物だけでなく食べ物からも20~30%は摂取できるので、残りの水分量である1リットル程度を炭酸水に置き換えてみると適切な量の水分を摂取したことになります。
ダイエット効果
最近では、炭酸水に含まれる炭酸ガスが胃の中で膨らむと満腹感が出るので、食事の量を減らすことができると炭酸水ダイエットが人気です。ですが、ダイエット効果が期待できる理由はそれだけではありません。
炭酸水を体内に取り込むと、血管の中の酸素が不足していきます。酸素が不足すると、酸素を送り込もうと血管を広げて血流が増加します。この時の血流が増加した状態は運動中の状態とかなり近いため、ダイエット効果があるといわれています。
また、腸内の動きが活発化して老廃物もよく排出されるようになる点も、ダイエット効果があるといわれる理由のひとつです。
美容効果
炭酸水には、老化の原因のひとつといわれている「活性酸素」を抑制する働きがあり、美容効果が期待できます。血流が良くなることも美容効果につながる要因のひとつです。また、美肌の維持や肌トラブルの予防、老廃物の排出にも期待できるため、炭酸水を飲むことで多くの美容効果を得られます。
体内から美容効果を実感できる点は、保湿クリームや化粧水など外からの美容効果よりも価値があるかもしれません。
疲労回復
炭酸水に含まれている「重炭素」という成分が疲労回復につながります。重炭素には疲労物質である乳酸を中和する働きがあり、中和された乳酸は二酸化炭素と水になることで体外に排出されていきます。血流が良くなることで代謝の向上も促され、効率良く疲労を取ることができるようになります。
腸内環境の改善
炭酸水を飲んで胃腸の中に炭酸ガスが入ることで胃腸が刺激され、動きが活発化することで腸のぜん動運動(食材などを肛門に向けて押し出す運動)が起こります。そうすることで消化活動が活発になり、結果的に腸内環境の改善につながります。
腸内環境が改善されると便秘が解消されやすくなるので、便秘気味であれば、水よりも炭酸水を飲むことをおすすめします。
美髪効果
炭酸水は飲み物として取り入れるだけでなく、髪の毛や肌の手入れとしても使うことができます。炭酸水は二酸化炭素を含んだ「水」なので、問題なく髪や顔などにも使用できます。ただし、糖分が入った炭酸水は別です。
髪や肌と同じ弱酸性の炭酸水は、優しい手入れができるだけでなく、カラーリングやパーマで傷んだ髪や頭皮にも効果的です。他にも、ホコリや皮脂などに吸着しやすく汚れをきれいに落とすことができたり、頭皮の血流を増やして栄養を送り込むことができたりと、多くのメリットがあります。
血流アップ
血流がアップすると、基礎代謝の改善や疲労回復、腰痛や肩こりの解消、老廃物排出の促進などの効果を得ることができるでしょう。血流は人の身体を健康に保つうえで重要な体内活動のひとつなので、血流を良くすることは健康のための基礎を整えることといっても過言ではありません。
血流は、炭酸ガスが血管に入ることで良くなります。そのため、炭酸水を飲み、体内の血管に炭酸ガスを吸収させるだけでなく、炭酸水に皮膚を浸けて肌表面の血管に吸収させるのも効果的です。炭酸成分はとても細かいので、皮膚からでも充分に炭酸ガスを吸収できます。
炭酸水の効果を高める飲み方
ただ炭酸水を飲むだけでも充分な効果を得ることができますが、より効果的な飲み方として、以下のような飲み方があります。
【炭酸水の効果を高める飲み方】
- 朝起きてすぐに飲む
- お風呂上りに飲む
- 食事中に飲む
- 運動時に飲む
生活の中に簡単に取り入れることができるからこそ、ただ単に飲むのではなく、より効果的な飲み方をして美容やダイエットに活かせるようにしましょう。
朝起きてすぐに飲む
起床後はコップ一杯の白湯を飲むことも良いとされていますが、炭酸水に置き換えるのもおすすめです。朝起きて炭酸水を飲めば、水分が不足している状態の身体に炭酸水を補給することになるので、効果的に炭酸水を身体に取り込めます。しかも、炭酸水を摂取して血流がアップすると身体の活動が活発になるので、朝から調子が上がりやすくなります。
お風呂上がりに飲む
お風呂から上がって温かい状態の身体で炭酸水を飲むと、炭酸が血流を促して新陳代謝を向上させるため身体が冷めにくくなります。また、湯船に浸かることで副交感神経が働きリラックス効果が得られるのですが、炭酸水でも同様のリラックス効果があるため、湯船に浸かって炭酸水を摂取すれば、より効果的にストレス解消ができるでしょう。
食事中に飲む
食事中に炭酸水を飲むことでダイエット効果を高められます。なぜなら、炭酸水を飲むことで炭酸が胃の中で膨らみ満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを抑えることができるためです。食べ過ぎを抑えられるようになると、1回の食事量が自然と減るので、1日の摂取カロリーが減ってダイエットにつながるでしょう。
また炭酸水によって便秘が解消すると、腸内環境が整い、腸内の活動が活発になって基礎代謝が向上するので、1日の消費カロリーが向上する点もダイエットの促進につながるでしょう。
運動時に飲む
運動をすると身体は疲労状態になり、疲労物質の乳酸が筋肉に蓄積して疲労感が増します。そこで、運動時の水分補給を炭酸水に置き換えると、筋肉に溜まる乳酸を中和し、体外に排出する役割を果たすことで疲労感を抑えることができます。
また、炭酸水を飲むことで血行も促進されるので、運動中に摂取することで運動の質が高まります。しかも、血行が良くなると体内の酸素を運ぶ機能が高まって筋肉が凝り固まりにくくなるので、筋肉を保持していきたいのであれば炭酸水は運動時に飲むことをおすすめします。
炭酸水を飲む際の注意点
炭酸水を飲むことでさまざまな効果を得ることができますが、飲む際にはいくつかの注意点もあります。飲み方によってはデメリットもあるので注意しましょう。
【炭酸水を飲む際の注意点】
- 飲み過ぎないようにする
炭酸水を過剰摂取してしまうと、胃腸に過度な刺激が加わり、腹痛や下痢を起こしてしまったりします。ほかにも、胃酸が減ってしまったり、塩分や糖分などの成分によっては過剰摂取につながるデメリットがあります。 - 常温で飲むようにする
炭酸ジュースであれば冷たい方が良いイメージがありますが、ダイエットや美容目的で飲む際には常温で飲むようにしましょう。冷たい炭酸水は身体も冷やしてしまい代謝が落ちてしまいます。 - 一気飲みをしない
炭酸水を飲むときは、適切な量をゆっくりと飲むようにしてください。また炭酸水を一気飲みすると胃壁を傷付けてしまう場合もあるので注意が必要です。
二酸化炭素を含んだ「水」だからといって、過剰に飲むことや冷やして飲むことは、かえってリスクを生んでしまいます。一日に1リットルほどが適切量の目安なので、飲み過ぎないように注意しましょう。
おわりに
コンビニなどで手に入れやすい炭酸水にはダイエット効果や美容効果があり、日常の中に取り入れる人が増えています。適度な量を飲み続ければさまざまな効果を得られるので、積極的に取り入れてみましょう。
また、メリットを求めて炭酸水を飲む方は効果を高める飲み方についても把握しておくと良いでしょう。ただし、飲み過ぎには注意が必要なので、一日の中でバランス良く飲むようにしてみて下さい。