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【医師監修】保存版!シミやそばかすを消す方法5選!発生する原因やNG習慣を紹介

【医師監修】保存版!シミやそばかすを消す方法5選!発生する原因やNG習慣を紹介
小渕 英里 富士見スキンクリニック飯田橋 院長

監修者
小渕 英里 富士見スキンクリニック飯田橋 院長

日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医。東京女子医科大学卒、同大学病院東医療センター、都内クリニック勤務を経て、2021年9月に飯田橋駅西口すぐに「富士見スキンクリニック飯田橋」を開院。 皮膚科専門医として患者さまの悩みやご希望をお伺いし、保険診療/美容自費治療の両面から最適な治療方法をご提案しています。

「子どもの頃からそばかすに悩んでいる」「シミが目立つようになってきた」といった方も多いのではないでしょうか。そばかすやシミを隠そうとして、化粧に時間を掛けている方もいらっしゃいます。

このコラムでは、シミやそばかすを消す方法を解説します。また、シミやそばかすができる原因やNG習慣も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

1.シミやそばかすができる原因を紹介

1.シミやそばかすができる原因を紹介

シミやそばかすができた時、以下の原因が考えられます。

  • 遺伝
  • 紫外線
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 誤ったスキンケア
  • 摩擦
  • 栄養バランスの乱れ
  • 喫煙
  • ホルモンバランスの乱れ

普段の生活スタイルから、どの原因が最も影響が大きいか考えてみてください。遺伝を除いたすべての原因は、ご自身で対策できます。考えられる原因を洗い出し、適切に対処すればシミを改善できます。習慣を劇的に変化させなくても、少し工夫するだけでシミを減らせる可能性があるでしょう。

シミやそばかすの原因について詳しくは、以下の記事で解説しています。原因だけでなく、それに対応した対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【医師監修】シミやそばかすができる9つの原因!どうしても消えないときの2つの対処法を紹介

2.【種類別】シミの特徴を解説

2.【種類別】シミの特徴を解説

シミは頻度が高い4つがあり、それぞれ特徴が異なります。実は、そばかすもシミの一種です。

2-1.そばかす

そばかすは、茶色く細かい斑点状のシミです。遺伝の影響が大きく、特に肌が白い方にできやすいといわれています。頻発する部位は、目の下や鼻です。個人差がありますが、幼児期から思春期に掛けて濃くなり、その後だんだん薄くなっていきます。

2-2.老人性色素斑

シミの中で最も発生しやすいのが、老人性色素斑です。加齢とともに増えていくだけでなく、色が濃くなっていきます。老人性色素斑ができる主な原因は、紫外線です。すでに老人性色素斑ができている場合、紫外線を浴びることで色が濃くなるので要注意です。

2-3.炎症後色素沈着

炎症後色素沈着は、ニキビや虫刺されといった炎症が発生した部分に、メラニンという色素が沈着することで生じます。ニキビや虫刺されができると、つい触ったり掻いたりしてしまうという方が多いのではないでしょうか。しかし、炎症がある部分を刺激すると炎症後色素沈着ができやすくなるので、できる限り触れないようにするのが大切です。

また、下着や衣服のこすれによってできる黒ずみも炎症後色素沈着の一種です。完全に摩擦をなくすのは難しいですが、シミが気になる方は下着や衣服の肌触りも気を配りましょう。

2-4.肝斑

女性ホルモンのバランスが乱れると、肝斑ができやすくなります。肝斑は薄茶色のシミで、境界線がはっきりしていないのが特徴です。30代後半〜50代の女性にできやすく、両頬の高い位置に頻発します。

3.シミやそばかすを消す方法5選

3.シミやそばかすを消す方法5選

シミやそばかすができても、適切に対処すれば目立たなくなる可能性があります。ここでは、5つの方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。

3-1.紫外線対策

シミを薄くするには、紫外線対策が重要です。紫外線はシミの原因になるだけでなく、色を濃くする作用もあります。肌に影響する紫外線は「UV-A」と「UV-B」の2種類です。UV-Aはシワやたるみ、UV-Bはシミの原因になるといわれています。そのため、シミ対策としては、特にUV-Bを防ぐ効果の高い日焼け止めを選びましょう。

日焼け止めを選ぶ際は「SPF」と「PA」に注目してください。SPFは「Sun Protection  Factor」の略語で、UV-Bを防ぐ効果の度合いを表します。「2」から「50+」までの表示があり、数字が大きいほどUV-Bを防ぐ効果が高いです。

PAは「Protection Grade of UVA」の略語で、どれくらいUV-Aを防げるかを示しています。「PA+」から「PA++++」までの4段階があり、+が多いほど紫外線を防ぐ効果を期待できます。

しっかり対策したい場合は「SPF50+」の日焼け止めを選びましょう。遮光効果の高い製品が必ずしも良いということではなく、目的に合わせて選ぶことがポイントです。「SPF50+」の日焼け止めが合わなかったら、マイルドな効果の製品に変更しましょう。紫外線は、日傘をさしたりUVカットできる服を着たりしても防げるので、ぜひ実践してみてください。

日焼け止めの効果をしっかりと発揮させるには、塗る量が大切です。塗布量が少ないと充分な効果を発揮することができません。実際は推奨使用量の半分程度しか使用されていないともいわれていますので、重ね塗りや塗り直しも心掛けてみてください。

3-2.シミに有効な栄養素の摂取

シミを消したいなら、摂取する栄養素に気を付けましょう。シミを消す効果が期待できる栄養素があるので、以下の表にまとめてみました。

栄養素効果多く含まれる食品
ビタミンCメラニンの生成を防ぐシミを薄くするレモンイチゴブロッコリーピーマン
ビタミンAメラニンの生成を防ぐにんじんほうれん草かぼちゃトマト
ビタミンEメラニンの生成を防ぐビタミンCの働きをサポートするアーモンドほうれん草アボカドそば
L‐システインメラニンの排出を促す牛肉牛乳さけ大豆

栄養素によって効果が異なるので、バランス良く摂取しましょう。

3-3.肌をこすらないようにする

摩擦がシミの原因になることがあるので、できる限り肌をこすらないようにするのがおすすめです。日常生活では、以下を行う時に肌がこすれやすいため注意しましょう。

  • 洗顔
  • 化粧
  • クレンジング

洗顔をする際はしっかり泡を立て、肌に優しく触れるのがポイントです。化粧をする時は、スポンジなどで強くこすらないようにしましょう。また、クレンジングは拭き取るタイプではなく、オイルやジェルなど摩擦が生じにくい製品がおすすめです。

3-4.美白効果のある化粧品の使用

美白効果のある化粧品を使うと、シミが薄くなっていきます。厚生労働省がメラニンの生成を抑えることを認めている成分は、以下のとおりです。

  • アルブチン
  • カモミラET
  • トラネキサム酸
  • プラセンタエキス
  • コウジ酸
  • リノール酸S
  • マグノリグナン

また、以下のようにメラニンの生成を抑える以外にも、美白効果を期待できる成分もあります。

  • ニコチン酸アミド:メラニンが肌の表面に現れるのを防ぐ
  • ビタミンC誘導体:シミの色を薄くする
  • 4MSK:メラニンの排出を促進する

美白効果のある化粧品のパッケージには、有効成分名が記載されています。ご希望の成分が含まれているか、確認してから購入しましょう。

3-5.病院への相談

シミ対策をしたにも関わらず、なかなか薄くなっていかない場合は、クリニックに相談してみてください。健康保険適応外ですが、シミに効果のある内服薬を処方してもらえます。また、光治療やレーザー治療を受けられるところもあるので、チェックしてみましょう。

・内服薬を利用する

病院でもらえる内服薬は、以下のような効果が期待できます。

  • シミを薄くする
  • 色素沈着を抑制する
  • 肌の生まれ変わりをサポートする

製品によって期待できる効果が異なるので、診察を受けて最適な内服薬を処方してもらいましょう。

・光治療を受ける

光治療では、光を照射することでシミを薄くします。一度に広範囲の治療ができるので、シミの数が多い方におすすめです。光治療を受けると、光を照射した部分が赤くなりますが、すぐに治まります。光治療はシミだけでなく、肌のくすみや毛穴の開きも改善できるので、肌をきれいにしたい方にぴったりです。

ただし、1回だけでは充分な効果が得られないため、繰り返し受ける必要があります。また、光治療は1回あたり2〜4万円が相場なので、費用面も加味して受けるかどうかを検討しましょう。

・レーザー治療を受ける

色が濃いシミを薄くしたい場合は、レーザー治療が向いています。レーザー治療を受けると照射した部位がかさぶたになります。かさぶたが治るまでに時間を要することから、ダウンタイムは2週間前後といわれています。

レーザー治療は光治療よりも効果を実感しやすい反面、エネルギーが強いため痛みを感じやすいのが難点です。また、1cm×1cm程度のシミにレーザーを照射するのに、1~3万円掛かるので、広範囲の治療には向いていないでしょう。そのため、シミの中でも色が濃く、特に目立つものをピンポイントで狙うのがおすすめです。

4.シミやそばかすが増える4つのNG習慣

4.シミやそばかすが増える4つのNG習慣

ここでは、シミが増えるNG習慣を紹介します。

4-1.栄養バランスの乱れた食生活

栄養バランスの乱れた食生活は、シミの増加を招いてしまいます。栄養素を充分に摂取しないと肌を作る成分が不足し、ターンオーバーが進みにくくなります。ターンオーバーが正常に進まないと、シミが肌の表面に留まりやすくなってしまうのです。

特に、ダイエットをしている方は栄養不足になりやすいので、注意しましょう。過度な食事制限を行うと、生命維持のために栄養素が使われます。その結果、肌に十分な栄養素が行き届かなくなり、シミが消えにくくなってしまいます。そのため、日頃から栄養バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

4-2.睡眠不足

シミを増やしたくない方は、睡眠不足にならないように注意しましょう。睡眠中は成長ホルモンが分泌され、ターンオーバーが促進されます。しっかり眠ることは、シミを増やさないために大切です。

夜遅くになってもなかなか寝付けない場合は、決まった時間に起きることを心掛けましょう。人は、朝の光を浴びてから16時間後に眠くなるようにできています。例えば、22時に眠りたいなら6時に起きるのが効果的です。希望する時間に眠くなるように、起床時間を調整してみてください。

4-3.ストレスを溜める

ストレスが溜まると血行が悪くなり、肌に栄養が届きにくくなってしまいます。また、睡眠に影響を及ぼしたり、活性酸素が発生したりするので注意が必要です。活性酸素は、普通の酸素よりも不安定で、他の物質と反応しやすいのが特徴です。メラノサイトを刺激し、シミの素になるメラニンの生成を促進します。

そのため、シミを増やさないようにするには、体内での活性酸素の生成を抑制するのが重要です。また、ストレスは活性酸素を増やす原因になるだけでなく、血行不良や睡眠不足も引き起こすので、溜め込まないようにしましょう。とはいえ、ストレスをゼロにするのは難しいので、発散方法をいくつか用意しておくのがおすすめです。

4-4.喫煙

喫煙はシミを増やす要因になるので、控えるようにしてください。タバコを吸うと血行が悪くなり、ターンオーバーが進みにくくなってしまいます。また、喫煙はシミを消すのに有効なビタミンCを破壊するので、シミやそばかすを悪化させたくないなら禁煙するのが好ましいです。

しかし、ご自身で禁煙するのは簡単なことではないでしょう。現在は禁煙治療に保険が適用されるので、病院に相談するのがおすすめです。

おわりに 

そばかすやシミは、紫外線対策や食習慣の改善をすることで薄くすることが可能です。もし、ご自身でできる方法を試しても改善しない場合は、病院に相談しましょう。病院では内服薬を処方してもらえる他、光治療やレーザー治療も受けられます。

シミは年齢を重ねるにつれて増えやすくなるので、日常的にケアしていくことが重要です。良い習慣を身に付けることでシミを改善することができるため、できることから行っていきましょう。

一度シミができてしまうと、なかなか消えてくれません。シミを作らないように、濃くならないように、早めの対策を心掛けてみてください。

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