大好きな彼といよいよ結婚となれば、嬉しい気持ちになったり、幸せな気持ちになったりするケースが多いでしょう。ただ、結婚を意識した途端に彼に冷めてしまったというケースも実は多いです。「大好きだったはずなのに、なんでこんなにも冷めてしまったのだろう」と頭を悩ませてしまうこともあるのではないでしょうか。
今回は、結婚を意識すると彼氏に冷める原因と冷めてしまった時の対処法について解説していきます。なぜ、大好きな気持ちがなくなってしまったのか、その場合はこの先をどうしていけばいいのか。自分の心理に向き合いながら、考えていきましょう。
恋愛は冷めたら終了?
恋愛において「冷める」というワードはよく出てきます。一度冷めてしまうと、もう気持ちは戻らないのか。相手に対しても、自分に対しても思ったことがある方もいると思います。ここでは「恋愛は冷めたら終了なのか」について解説していきます。
あなたは、これまでに恋愛で冷めてしまった経験がありますか? また、今の彼に冷めてしまったのは、どんなきっかけだったのでしょうか。まずは、そのときのことを、思い返してみてくださいね。
別れの理由に「冷めたから」は多い
別れの理由が嫌いになったからではなく「冷めたから」であることは多いです。相手の言動に嫌な部分があったり、傷つけられてしまったりなど、さまざまなふたりのあいだの問題が、冷めた原因になっていくのです。冷めたとひとことでいっても、その原因はさまざまであり、蓄積したストレスで冷めることもあれば、何かの出来事で一気に冷めることもあります。
あんなに好きだったのに冷めるのは一瞬
大好きだったとしても、自分でも気づかないところでストレスを溜めこんでいることもあり、冷めるのは一瞬であることが多いです。冷めるときは、自分でも驚いてしまうほどに、気持ちが大きく変わってしまうのですよね。一度冷めてしまうと「あのときはなんだったのだろう」と、好きだった頃の自分が逆に信じられなくなってしまうこともあります。
気持ちが戻る可能性は低い
一度冷めてしまうと、恋愛感情が戻る可能性は低いです。自分でもうまくコントロールできないほどに、気持ちが真反対になってしまうのです。特に女性は、物事を現実的に考える傾向があるため、一度現実的に「無理だ」と判断したことに対して、感情を取り戻すのが難しくなってしまいます。
中には、冷めてからもまた気持ちが戻り、恋人と幸せに過ごしている方もいますが、基本的には冷めた気持ちが戻る可能性は低いと考えておきましょう。
女性が大好きだった彼に冷める原因①日常
ここからは、女性が好きな人に冷める原因について、日常の場面と結婚に関する場面にわけて解説していきます。女性が大好きだった彼に冷めるときは、日常的な態度や言葉で冷めてしまうことも多いです。あなたが彼に冷めてしまった原因になりそうなことは、日常的にあったのでしょうか。
これまで彼と過ごす中で「嫌だな」と感じたことや「恥ずかしいな」と感じる行動や瞬間があるかなど、小さなモヤモヤを思い出してみてください。
自慢話が多い
彼に恋しているときは自信家な姿も魅力的だったかもしれません。でも、最近自慢話が鬱陶しい、聞いているのが面倒と感じるなら、彼への気持ちが冷めてしまっているかもしれません。「自分の話をしっかり聞いてくれないこと」は、思っているよりも大きなストレスになっていきます。LINEでもリアルでも自分のことをなかなか話せず、会話はいつも彼の自慢話の聞き役になっているとなると、冷めてしまうのは無理もないでしょう。
お金の使い方がケチ、セコい
付き合っているのに1円単位で毎回割り勘であったり、なるべくお金のかからないデートしかしなかったりする男性には、冷めてしまう女性が多いです。その程度ならまだいいですが、なるべくお金を使わないようにセコいやり方をし、一緒にいるのが恥ずかしくなってしまうケースもあります。お金の価値観は人それぞれですが、一緒にいて恥ずかしくなってしまうことがあるとなると、冷める原因になってしまいやすいです。
悪口をいう姿を見た
友達の悪口を言う姿を見たり、汚い言葉を使う姿を見たりしてしまうと、冷めてしまうことがあります。生きていれば、愚痴を言いたくなる日もありますが。ただの悪口を言っているとなると、また意味合いが変わってくるでしょう。普段から愚痴や悪口を言って、不満ばかり訴えている性格となると、一緒にいて暗い気持ちになってしまうこともあるでしょう。
食べ方が汚い
食べ方が汚く、食事をするたびに気になってしまう状態だと、いつの間にか冷めてしまっていることがあります。交際中、結婚後の生活でもパートナーとは長年食事をともにしていきますよね。そのため、食事の部分で嫌悪感を持っていると、頻繁にストレスを感じてしまうことになります。食べ方は、幼い頃から身についているものであるため、なかなかすぐには直らないことも多いです。デートのたびに彼の食べ方が気になっているとなると、デート自体に嫌なイメージを持ってしまうことがあるかもしれません。
マナーがなっていない
マナーがなっておらず、白い目で見られてしまったり、あなたが恥ずかしい思いをしてしまったりすることがあると、冷める原因になってしまいます。食べ方と同様に、マナーや常識も、すぐに変わるものではないため、改善がなかなか難しいので、悩みの種になりますよね。
マナーがなっていないと、人に迷惑をかけてしまったり、人に嫌な思いをさせてしまったりすることもあるため、それを近くで見ていると冷めてしまうことも。人に常識やマナーを教えるとなると、子育てのような気持ちになってしまい、より冷めた気持ちが加速してしまうこともあります。
女性が大好きだった彼に冷める原因②結婚
続いて、女性が結婚を考えたときに、大好きだった彼に冷める原因についてみていきましょう。これまで一緒に過ごしてくる中では、あまり違和感を持っていなかったものの、結婚を考えだした途端に冷めてしまうケースもあります。
結婚を考えだしたときには、どんなところに冷めてしまいやすいのか、確認してみてくださいね。
親や友人など周りの人への態度
結婚に備えて紹介した親や友人など、周りの人への態度や対応が悪いことで、冷めてしまうケースもあります。自分にとっての大切な人への態度が悪かったり、仲良くできない人だったりすると、一気に気持ちは冷めてしまいやすいです。結婚するとなると、お互いの親族を含めて家族になっていきますよね。
自分の家族になる人に対して、態度が良くないとなると、先が思いやられ、結婚したいと思えなくなってしまうこともあります。
約束を破る
頻繁に約束を破ることがあると、彼に対しての信頼がどんどんなくなっていってしまいます。信頼できないとなると、結婚相手として、パートナーとして一緒にやっていくのは、難しいです。結婚する前の段階で、信頼を失ってしまっている状態なのであれば、気持ちが冷めて、結婚が不安になってしまうのも自然な流れだといえるでしょう。
家事がまったくできない、やる気がない
彼が身のまわりのことも自分でできないくらいに、家事がまったくできなかったり、やる気がなかったりする場合は、結婚後の生活が不安になってしまうでしょう。
同棲したら、結婚したら家事をあなたがひとりで担わなければならない未来が想像できてしまうため、結婚にいいイメージを持てなくなってしまうことも。彼に生活能力がなさ過ぎると、体の大きい子どものように見えてしまい、より冷めてしまいやすいです。
話し合いができない
付き合うだけなら良いですが、結婚に向かっていくとなると、何かとふたりで決めなければならないことが多いです。また、お互いの価値観を共有し合い、すり合わせをしてふたりの歩み方を考えていく必要があります。
ただ、話し合いができず、毎回感情的に意見を伝えられてしまう、意見を伝えると不機嫌になってしまうとなると、向き合うたびにケンカになってしまいやすいです。まともに向き合うこともできない、話もしっかり聞いてもらえないとなると、気持ちが冷めていってしまうこともあるでしょう。
古い価値観を持っている
亭主関白気質で女性を下に見る傾向があったり、家事育児は女性がやるものだと思っていたり、古い価値観を持っている男性との結婚には躊躇してしまう女性が多いです。一緒に過ごす中で、下に見られることが多いと、女性は「大事にされていない」と感じてしまいます。
それが重なってしまうと、気持ちも冷めていき、将来一緒にいる未来を描けなくなってしまうのです。
本当に気持ちが冷めた?気持ちを確かめる方法
続いては、本当に気持ちが冷めたかどうか、気持ちを確かめる方法を紹介していきます。彼への気持ちが冷めていることを感じながらも「本当に冷めてしまったのかな?」と半信半疑になってしまったときは、参考にしてみてください。
自分の気持ちを確かめ、今後のことをしっかり考えていきましょう。
デートの約束を面倒と感じる?
彼に会うこと、デートの約束を面倒だと感じるようになってしまったら、彼に冷めてきている証拠だといえます。会いたい気持ちで満たされていた頃の自分を知っているとなおさら、彼に冷めている自分に気づくこともあるのではないでしょうか。彼と会うことで、時間やお金を使いたくないな、無駄にしたくないなと思ってしまうようになったら、かなり冷めてしまっていると考えてよいでしょう。
スキンシップが取りたくない
彼とスキンシップを取りたくないと思ってしまうときは、冷めてしまっている可能性が高いです。スキンシップは、身体的な接触だからこそ、あなたの本能的な好き嫌いがよく表れます。スキンシップを取りたいと思わなくなった、スキンシップをされるのが嫌になったと感じるときは、あなたの心と身体が「No」を示しているのです。
嫌なところが目につく
嫌なところが目につくようになり、以前は許せていたことも許せなくなったとなると、彼に対して冷めてきていることが考えられます。一度苦手だと思うと、どんどん苦手なところが増えてしまうという経験はありませんか? 彼についても、嫌なところばかりが目につくようになってしまうときは、すでに彼に対して冷めている可能性が高いです。
冷めてくると、前は好きな気持ちでカバーできていたこともカバーできなくなるため、許せないことも増えていきます。以前は許せていたのに許せなくなったことがある場合は、冷めている可能性を考えて動いていくとよいでしょう。
一緒にいても楽しくない
一緒にいても楽しくないと感じてしまうようになったら、冷めている証拠であるといえるでしょう。一緒にいても楽しくないと感じてしまうと、彼のためにお金や時間を使うことももったいないと感じてしまうようになります。そうなると、会うこと自体が面倒くさくなってしまうことも。
せっかく貴重な時間やお金を使って会っているのに、一緒にいても楽しくないというときは、終わりが近づいていることも頭に入れておきましょう。
愛の言葉がいえなくなった
以前は口にできていた「好き」や「愛してる」などの、愛の言葉が言えなくなってしまったら、彼に対して冷めてしまっている可能性が高いです。以前はすんなり言えていたのに、言葉が詰まるようになった、どうしてもいえなくなったと感じている場合は、あなたの中で好意の気持ちが変化しているからだと考えられるでしょう。
付き合いが長くなると、恥ずかしくて愛の言葉が言えないというケースもあります。ただ、恥ずかしいのではなく、伝えたいと思えなくなっている場合は、冷めてしまっていることが原因だと考えてみてください。
大好きだったのに冷めたら別れるべき?考えるポイント
最後に、冷めたら別れるべきなのか、今後について考えるポイントを紹介していきます。大好きだった頃の自分を知っているからこそ、冷めてしまった事実をなかなか受け入れられなかったり、別れを考えられなかったりすることもあるかもしれません。
この先、どのように考えて進んでいけばいいのか、ポイントを押さえていきましょう。
原因を解決することができるか
彼に冷めてしまったときは、原因になっている部分を解決できるかどうかを考えていきましょう。話し合いや彼の努力で解決できるものなのか、そうではないのか。それによっても、道は分かれていきます。
まずは、彼に冷めてしまった原因をしっかり考え、そのうえで原因をふたりで解決できるかどうか、考えてみてくださいね。
話し合いができる相手か
ともに生きていくうえで、冷静に話し合いができる相手かどうかは、とても大切です。一緒に話し合いができないと、感情のぶつけ合いやすれ違いで根本の解決ができないまま関係が破綻してしま羽こともあります。
彼は何か問題があったときに、話し合いができる相手であるか、きちんと向き合える相手なのか。この先を一緒に過ごすうえでも、話し合いができるかできないかは、大事なポイントして考えていきましょう。
結婚や将来を考えられるか
彼とこの先も一緒にいて、幸せな結婚や将来像を考えられるのか。彼に冷めてしまったときは、これから自分が幸せになるために彼が必要なのか、そうではないのかを現実的に考えてみましょう。
「彼と一緒にいたら、こういう結婚生活になりそうだな」と想像したとき、あなたはワクワクしたのか、しんどいと感じたのか。その判断によって、あなたの本心を感じ取れることもあるはずです。彼と一緒にいて幸せな未来が見えるか、時間をかけて一度考えてみてくださいね。
彼に冷めてしまったら原因を考えてみよう
結婚を考えている大好きな彼に対して、気づいたら冷めていたとなると動揺してしまいますよね。冷めてしまっているときは、自分の中で明確な理由やきっかけがわかることもあれば、曖昧でわからないこともあるでしょう。彼に冷めてしまっていることを感じたら、まず原因をしっかり考えてみてください。
そして、そのうえで原因は解決することができるのか、話し合いをすることができる相手なのか、結婚や将来のことを考えられるかどうかをチェックし、答えを出していきましょう。
あなたがこの先、幸せになるためにはどんな選択をするのが良いのか、あなたが幸せであることを大切に考えてみてくださいね。