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なぜ人はストレスを感じるのか?~ストレスのメカニズムと対処法~

なぜ人はストレスを感じるのか?~ストレスのメカニズムと対処法~
斉藤 恵一 セルフマネジメントプロデューサー

執筆者
斉藤 恵一 セルフマネジメントプロデューサー

大学時代に歌舞伎町のホストの世界に飛び込むも半年間売り上げゼロ。そこから心理学を学びセルフブランディングに取り組み、約6年間売上げNO.1となる。現在は企業向けのコンサルティングやメンタリング、人材育成に取り組む一方、「ナカイの窓」や「ダウンタウンDX」等テレビ出演及び書籍やコラムの執筆等で活動中。

「ストレス」という言葉は、日常的によく耳にする言葉ですよね。しかし、改めて考えてみると、「ストレス」とは何なのでしょうか?自分の中に「ストレス」は存在しているのか?そして、「ストレス」の原因となっているものは何で、どのようにしたら解消されるのか?意外と知らないことも多いのではないでしょうか?

ストレスとは、心理的、生理的、または社会的な負担やプレッシャーによって引き起こされる身体的、感情的、または行動上の反応を指します。ストレスは、人生のさまざまな状況によって引き起こされることがあります。例えば、仕事のプレッシャーや責任、学校や試験、人間関係の問題、健康上の問題、財政的な問題、そして、災害やトラウマなどがあります。

ストレスとは簡単にいうと「心身に過剰な負荷がかかってゆがみが生じること」で、適度なストレスは、身体的、感情的、認知的な反応を刺激し、逆に、その負荷が個人の能力の活性化を助け、問題を解決する能力を高めることにもなります。

しかしながら、長期的なストレスは、心身共に健康を損なうことがあります。ストレスの長期的な影響には、高血圧、心臓病、免疫系の低下、うつ病、不安障害、睡眠障害、身体的な症状(頭痛や消化器系の問題など)、認知的な問題(注意力不足や記憶力の低下など)が含まれます。そのため、しっかりとストレスの原因と対策を練って不調のない生活を送りたいところです。今回はストレスのメカニズムを理解し、ストレスに対処する方法をお伝えします。

参照元:「2 ストレスからくる病」|働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省

1.ストレスの原因は

ストレスの原因は

ストレスを軽減するためには、まずはストレスの原因を特定することが大切です。ストレスの原因は人それぞれ異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。

仕事や学業のプレッシャー仕事や学業の忙しさ、責任、評価や成績などによって、ストレスを感じることがあります。
人間関係の問題家族や友人、同僚などとのトラブルや対立、孤独感、人間関係の変化などがストレスの原因となることがあります。
健康上の問題病気やケガ、慢性的な痛み、健康問題に対する不安などがストレスの原因となることがあります。
経済的な問題金銭的な問題や失業、借金、住宅問題などがストレスの原因となることがあります。
トラウマ災害や虐待、暴力などのトラウマ体験がストレスの原因となることがあります。

参照元:「3 ストレスへの気づき」|働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト|厚生労働省

自分自身が何にストレスを感じているのかを正確に把握し、そのストレスを引き起こしている要因を改善することが必要です。また、ストレスの原因を変えることができない場合は、ストレスをコントロールする方法を学ぶことも重要です。たとえば、ストレスを和らげるためには、リラクゼーションテクニック、瞑想、運動、食事や睡眠の改善、そして時間管理などのストレス管理の方法が役立ちます。

2.自分にあったストレス発散法を見つける

自分にあったストレス発散法を見つける

ストレスは、溜まる前にすぐ発散したいものです。しかし、自分に合ったストレス発散法を見つけることが重要です。「誰かがいいと言ったから」や「みんながやっているから」ではなく、自分に合った方法でないと効果は期待できません。

まずは、自分がどんなタイプの人間なのかを自覚しておくことはとても重要であり、自分がどんな時にリラックスできるか、楽しいと思うかを考えてみてください。

友達と会っておしゃべりすることが大好きなタイプの人もいれば、一人でいるほうが安らぐタイプの人もいます。自宅で読書やテレビ・映画鑑賞などで、家でゴロゴロしていたいタイプの人もいますね。

思いつかなければ、消去法で探してみるのも良いでしょう。「疲れる・しんどい・気分がのらない」といったネガティブな感情が伴うものを挙げていくと自ず(おのず)と、自分が心穏やかに過ごせるパターンが見えてきます。

3.オフタイムにぴったりなストレス発散法【5選】

ストレス対策でポイントとなるのは、オフタイムの過ごし方です。オフタイムには、リラックスしたり、ストレス発散したりするための時間を確保することが大切です。自分が心地良いと思うものを受けて、ストレスから解放してあげてください。なかでも特におすすめな発散法は次の5つです。

日光浴をする

日光は精神状態にとても大きく関係しています。日光を浴びると、精神を安定に欠かせない脳内神経伝達物質のセロトニンが分泌されて、気持ちが安定するといわれています。

映画鑑賞や読書で感情を揺り動かす

「泣いたり笑ったりする」のも、精神を安定させるポイントです。映画を観たり本を読んだりして、感情を動かしアウトプットすることを意図的にやっていくことをおすすめします。

運動をして汗を流す

運動は大事な要素です。特に「スポーツジム」なら、いろいろなタイプにフィットするためおすすめです。ジョギングやウオーキングのように一人で黙々を運動することは単純作業に似ているため、頭を空っぽにするのに有効的です。またスタジオプログラムのように大勢で楽しむことが好きな方はジムでのお友達もできて、利害関係のない仲間と楽しみにながら汗を流すこともできます。あなたのタイプに合わせた運動を選択できて、誰かとの約束事と違って、行きたいときに行けば良いので気も楽です。

創作・作業に没頭する

「創作」は、モノをつくっていると“無”になれるため、気持ちのリフレッシュにはとても良いでしょう。自分の興味があるものでいろいろと試してみてみると良いのではないでしょうか。料理をつくるのが好きなら、料理もいいでしょう。家庭菜園など何かを育てるのも効果的です。絵を描いたり、DIYなども人気ですよね。

心地良いと五感で感じることを楽しむ

「五感(視・聴・嗅・味・触の五つの感覚)で感じるもの」は、特におすすめです。例えば、視覚なら花や緑を眺めるというような(1)の日光浴も視覚から得られるものですね。聴覚なら音楽を聴く、嗅覚ならアロマを焚く、味覚ならおいしいものを食べる、触覚ならマッサージを受けるなどが代表例です。ゆっくりとお風呂に入るのもいいし、カラオケ好きならカラオケもいいですね。要は、自分が好きなことなら何でもいいので五感で味わうことをしていきましょう。

4.簡単!今すぐできるストレス発散法【5選】

簡単!今すぐできるストレス発散法【5選】

上記で挙げた以外にも、今すぐオフィスでも自宅でもできる、ストレス発散法を取り入れると良いです。1時間に数分でいいから小休止するのがおすすめです。それだけで、脳が休まって気持ちがリフレッシュされます。

(1)目を閉じて何も考えない

(2)呼吸に集中しながら深呼吸する

(3)ストレッチして身体を動かす

(4)席を立って歩き回る

(5)飲み物や甘いものを口にする

など、これらはストレスを感じたら、比較的にすぐに対処可能なものとなりますので、上手に生活の中に取り入れてみてください。

おわりに

自分自身が何にストレスを感じているのかを把握し、自分のタイプに合わせたストレス発散法を上手に生活の中に取り入れることをおすすめします。自分自身の感情や状況を客観的に捉えることができない場合は、専門家の助けを借りることもひとつの手段です。心理カウンセリングやコーチングなどの専門家に相談することで、ストレスを感じる原因を特定し、適切な対処法を見つけることができます。

日本ではまだ、カウンセリングを受けることへのネガティブなイメージが強く、一人で何とか騙し騙しストレスと向き合っている方が多いのではないでしょうか。しかし、もっと気軽に、マッサージに行くような感覚でカウンセリングを試してみても良いのではないでしょうか。試してみて合わないなと感じれば、リピートしなければ良いだけで、もしかすると自分にはとても合う対処法かもしれません。自分一人で永遠にもがき苦しむくらいなら、一度試してみることも良いかと思います。

自分自身が何にストレスを感じているのかを把握することで、ストレスを軽減するための対処法を見つけることができます。そして、それによって、より健康的な生活を送ることができます。ですから、自分自身がストレスを感じていると感じた場合には、まずは自分自身の感情や状況を客観的に捉え、適切な対処法を見つけることが大切であるといえます。

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