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実家をごみ屋敷にさせない!今からやるべきポイントとは?

実家をごみ屋敷にさせない!今からやるべきポイントとは?
セゾンのくらし大研究 編集部

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親が高齢になるにつれて心配となるのが実家の片付け問題。近年では、高齢者のごみ屋敷がニュースで取りざたされるほど、社会問題となっています。親が健康なうちに対策を練っておくことも重要です。そこで今回は、実家をごみ屋敷にしない方法を3つ紹介します。ごみ屋敷になる原因と一緒に見ていきましょう。

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実家がごみ屋敷になる理由

もともと、要らないものを処分できずためこんでしまう方と、以前は綺麗好きだった方では、ごみ屋敷になってしまった原因が異なります。効率的にごみ屋敷を綺麗にするためには、原因に焦点を当てた片付けが必要です。また、原因がハッキリすることで二度とごみ屋敷にならないように対策を立てることもできます。まずは、実家がいつから、どうしてごみ屋敷になってしまったのか、理由を考えてみましょう。

要らないものを処分できずためこんでしまう方の場合

昔から実家にごみが多かった場合は、親がものを溜め込みやすい性格かもしれません。とくに昭和世代はものが少なかった時代を経験している世代です。ものを大切にする文化が根強いうえに、オイルショックなどで紙類が手に入らなかった記憶が残り「ものはないよりはある方が良い」と、考える傾向にあります。そのため、家の中の消耗品ストックも多めなのが特徴です。

昭和世代は、緊急時に備えて「いつか何かに使えるかも」という理由でさまざまなものを取っておく癖がついている可能性があります。周りから見ると、明らかに必要のないごみでも「何か」に使える、という考え方をやめられない限り、ごみは溜まり続けてしまいます。

このように、捨てられないことが原因の場合は「いつか」はこのまま永遠にこないかもしれない、それよりも「今」を快適に過ごせるよう、ごみを手離す方向に考え方を誘導してあげるのがおすすめです。また、ごみやものを捨てられない性格の方は片付けた後もまた同じようにごみを増やしてしまう可能性もあります。二度と同じ様な結果にならないためにも、定期的に実家を訪問して増えてきたごみを一緒に処分するのがおすすめです。

体力・判断力の低下

以前は実家がきちんと片付いていたのに年々ごみが増えていると感じる場合は、親の体力、判断力の低下が考えられます。体力があるうちは家を綺麗に保つための取捨選択ができ、要らないごみが増えることはありません。しかし、年々衰える体力を理由に、部屋の片付けがおろそかになっていくケースが増えています。ただし、もともと綺麗好きな親だった場合、体力のある家族が手伝うだけで片付けの習慣が戻ってくる可能性も高いです。

また、家の片付けの優先順位がもともと低い親は、体力が落ちると同時に片付けの気力も失ってしまいます。片付ける気力がない方は、ものに対する、要るか、要らないかの判断基準もゆるくなり、「後で」、「また今度」と先延ばしにするうちにごみ屋敷になることも少なくありません。

年齢による体力、判断力の低下は誰のせいでもありません。自分自身にもいつか訪れる自然なことだと認め、捨てられないことばかりを責めずに体力の衰えを気遣うことも必要です。周りに優しく支えられることで親に片付ける気力が戻れば、少しずつでも片付けをスタートしてくれるでしょう。

病気の可能性も視野に

高齢の親であれば、認知症などの病気によって家がごみ屋敷になっている可能性があります。認知能力が低下すると、どこに何を置いたのか、どこに片付けてあるのかの記憶が難しくなり、片付けられなくなっていきます。

そのため、親が高齢で急に記憶力が衰えてきたと感じる場合は、認知症などの病気も視野に入れ、片付けられないことを責めずに一度受診する方が良いでしょう。

なぜごみ屋敷はいけないの?起こりうる問題点

ごみ屋敷をそのままにしておくと、さまざまな問題が起き、最悪の場合は命を落とす可能性もあります。住んでいる本人も気付かないうちにごみによる不調をきたしているかもしれません。また、自身や家族だけの問題ではなく、周囲の方も危険に巻き込んでしまう可能性があります。ごみ屋敷を放置することで具体的に起こりうる問題点をいくつかご紹介します。

病気やケガをする

ごみ屋敷を放置しておくと、ごみが崩れてケガをする可能性があります。特に小さい子どもや高齢者には注意が必要です。

また、ごみを溜め込んで掃除が行き届かない家で過ごしていると、カビやホコリ、ダニによるアレルギーや皮膚疾患を引き起こします。カビのなかには眼や脳、臓器に悪影響を及ぼすものもあり、場合によっては重篤な症状に陥るケースも考えられます。体力、免疫が落ちている方や、基礎疾患がある方にとっては命に関わる問題です。思い当たる症状がある場合は早急に受診すると同時に、一日でも早くごみ屋敷の片付けに取り掛かりましょう。

近隣トラブルになる

ごみが原因で近隣トラブルに発展することは少なくありません。実家のごみ屋敷を放置していると、近隣住民から苦情が来る可能性があります。もし、屋外に放置されているごみが原因で歩行者にケガを負わせてしまえば、責任問題にまで発展するでしょう。屋外に放置されているごみだけでなく、室内のごみからの「悪臭」や「害虫の発生」なども近隣トラブルの原因になります。

ごみ屋敷の噂が拡がれば、実家だけでなくその親族である子どもや孫にまで迷惑がかかります。また、ごみ屋敷の苦情が市役所などに寄せられた場合は、役所の職員が直接ごみを片付けるように訪問する場合もあります。役所の指導に従わなければ、近隣住人の心象はより一層悪くなるでしょう。

災害時に逃げられない

地震や大雨などの自然災害は、近年増加傾向にあります。災害によって玄関から出られなくなった場合を想定して、裏口などの避難ルート確保が必要です。しかし、裏口がごみで塞がっていると避難がスムーズにできません。ごみ屋敷では災害が起きて緊急避難が必要な場合に、ごみが邪魔で家から出られず逃げ遅れる可能性があります。

また、自然災害による火災が発生した時にもごみへの引火が心配です。乾燥している季節では、あっという間に火が燃え広がり、実家だけでなく周囲の建物にも被害が及びます。

さらに、屋外にもごみが溜まっている場合は、火災・放火リスクも高まります。ライターやマッチなどで簡単に火がつけられるごみ屋敷は、放火のターゲットにされやすいと考えておきましょう。放火を防ぐためにはせめて屋外のごみだけでも処分が必要です。

実家のごみ屋敷化を事前に防ぐ方法とは?

ごみ屋敷はさまざまな危険をはらんでいます。今はごみ屋敷とはいかなくても、今後その危険をはらんでいる、というご家庭も多いのではないでしょうか?実家をごみ屋敷にしないために、3つの方法をご提案します。

親と一緒にに片付ける

ごみ屋敷とはいえ、実家は親の財産です。持ち主である親が片付ける気になることが重要といえるでしょう。ただし、ごみ屋敷にしてしまった罪悪感もあり、親の気持ちも複雑です。下記の2つに注意しながら片づけをすすめましょう。

親の気持ちに共感しながら説得をする

片付けに前向きな親の場合は、手伝いながら一緒に片付けるのが一番です。しかし、親の説得に時間がかかる可能性もあります。なかなか思うように説得できない時は家族だからこそイライラしてしまうかもしれません。けれど、頭ごなしに否定されると余計に片付ける気力が低下してしまいます。親の気持ちに共感しながら少しずつ心をほぐしていきましょう。

トイレや玄関など生活スペースから離れた場所から片付ける

つい目につく場所であるリビングから片付けをスタートしてしまいがちですが、はじめは親がよく使う場所を確保してあげながら片付けはじめるのがおすすめです。屋外や玄関、トイレなら、リビングに比べ触られても気にしない方が多いでしょう。玄関やトイレなどは範囲が狭い為、短時間で片付けの成果があらわれるのも特徴です。一気に片付けようとせずに「今日は玄関だけ片付けよう」などと、無理せず身体に負担のない範囲ではじめてみましょう。

一部分だけでも綺麗になれば、ほかの部屋の片付けにも興味を持ってくれるかもしれません。

ごみ屋敷になることの問題点を話し合う

ごみ屋敷に住む親のなかには、ごみ屋敷になることで起こりうるリスクについて気づいていない場合もあります。近隣トラブル、火災・放火リスク、災害時避難など、具体的に起こった事例などを引き合いに出しながら、ごみ屋敷になることの問題点を家族で話し合いましょう。

思わぬ危険性や、周りへの迷惑に気づいて、ごみを片付ける気持ちが芽生えるかもしれません。また、家族が自分自身のことを心配していると感じられることで、片付けに前向きになる可能性も高まります。その際、親一人で片付けるのではなく、家族が手伝ったり、事業者に頼んだりできることもしっかり伝えておくことが重要です。

プロの手を借りる

個人的に部屋を片付けていると、懐かしいものが出てきた時に手が止まってしまい、なかなか片付けがすすまないこともよく聞く話です。清掃のプロに依頼することで、短時間でごみ屋敷が綺麗な実家によみがえります。ごみ屋敷を計画的にしっかり最後まで片付けるなら、プロの事業者に依頼するのが確実です。

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おわりに

実家がごみ屋敷になった場合は親と話し合ったうえで、一緒に片付けをしましょう。そのうえで、必要であれば、清掃のプロの事業者に頼むのが確実です。個人で片付けをする場合も、ごみの処分や、不用品回収事業者への依頼などで必ず費用は発生します。スケジュール管理や手間暇、ごみの処分費用を考えると、ごみの処分から整理、清掃まで全てを任せられる事業者に依頼するのも一つの選択肢といえるでしょう。

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