自動車保険の相場は条件によって異なる!?保険料に影響する項目をご紹介

URLをコピーしました。
自動車保険の相場は条件によって異なる!?保険料に影響する項目をご紹介

自動車保険の相場は等級や年齢、運転者の範囲などによって異なります。工夫することで、相場よりも安くすることが可能です。このコラムでは、自動車保険の相場を決めるさまざまな条件について解説。さらに保険料を安くするポイントについてご紹介します。

1.自動車保険の相場は等級や条件で異なる

自動車保険は条件で相場が変わります。等級や年齢、運転者の範囲など、相場が変わる要素はさまざまです。車の条件でも保険料は変わり、同じ排気量の車でも型式によって金額が変わります。保険料を決定する料率も保険会社によって異なり、代理店かダイレクト型かでも金額に差が出るでしょう。ここでは、自動車保険の保険料が決まる仕組みを見ながら、相場が変わる理由についてご紹介します。

1-1.自動車保険の保険料が決まる仕組み

自動車保険の保険料は車種や車の使用目的、運転する方の年齢、補償される運転者の範囲など、さまざまな条件により変わります。これら条件が異なることで事故発生のリスクが変わるため、リスクが高いと判断されるほど保険料が高くなるという仕組みです。複数ある条件のなかでも、特に保険料に影響するのが等級です

1-2.自動車保険の等級とは

等級とは、運転者の事故歴に応じて保険料を割引・割増する制度です。1~20等級に区分され、等級が上がるほど保険料が安くなります。自動車保険に新規で加入した場合は原則として6等級からスタートし、1年間無事故であれば翌年から保険料が下がるシステムです。反対に事故を起こした場合、等級が下がって翌年の保険料は値上がりすることになります。

等級については次の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:自動車保険は等級で保険料が変わる!等級の仕組みと引き継ぎのパターンを解説

また、等級は配偶者や同居家族に引き継ぐこともでき、高い等級から始めて保険料を安くすることも可能です。等級の引き継ぎを考えている方は、次の記事で確認してみましょう。

関連記事:自動車保険の等級の引継ぎを行うと保険料を抑えられる。ポイントを解説

1-3.等級以外に保険料に影響する項目

等級以外でも、さまざまな条件で保険料が変わります。等級以外で保険料に影響するのは、大きく分けて車の条件と運転者の条件です。車の条件には車種・型式、補償内容や特約の付帯などがあり、運転者の条件としては年齢や運転者の範囲、使用目的が保険料に影響を与えます。そのほか、保険料は契約する場所が代理店かダイレクト型かでも金額が変わります。

2.自動車保険の相場を決める【車の条件】

自動車保険の相場は、車の条件により変わります。保険料の算出に影響する車の条件は次の3つです。

  • 車種・型式
  • 年間走行距離
  • 基本補償や特約

車種・型式や年間走行距離は、事故のリスクが高いかどうか判断するために必要です。基本補償や特約は、何を選ぶかで保険料も変わってきます。自動車保険の相場を決める車の条件について確認していきましょう。

2-1.車種・型式

車種・型式は保険料に影響を与えるひとつです。自動車保険には型式別料率クラスというものがあり、車の型式ごとにリスクを分けて料率が設定されています。

リスクは事故発生状況等に基づき、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車は1~17クラス、自家用軽四輪乗用車は1~3クラスに区分されており、料率は保険データに基づいて毎年見直しが行われます。型式ごとに事故のリスクに差があることから設けられた制度です。項目は「対人賠償」「対物賠償」「傷害」「車両保険」の4つに分けられ、それぞれにクラス分けされて保険料を決める判断材料となっています。

2-2.年間走行距離

年間走行距離も保険料に影響を与える要素です。走行距離が短いほど運転する時間が少なく、事故が発生する確率も低いと判断されて保険料は安くなります。年間走行距離の決定方法は保険会社ごとに異なり、一般的に次の方法のいずれかで決められています。

  1. 過去1年間の走行距離を基準にする
  2. 年間の走行距離を予想して申告する

1の場合、加入の初年度は保険会社の基準で走行距離と保険料を設定します。翌年からは、オドメーター(車が製造されてから現在までの走行距離を示すもの)の値を入力し、過去1年の走行距離を保険料の基準とする方法です。2の場合、保険会社が運転の頻度や距離を質問し、回答をもとに年間走行距離を決定します。距離の範囲がいくつか設定され、該当するものを選ぶ方法です。

2-3.補償の有無

自動車保険には7つの基本補償と特約があり、設定方法で保険料が変わります。基本補償の内容は、大きく分けて次の3つです。

  • 賠償責任保険(相手への補償)
  • 傷害保険(自分への補償)
  • 車両保険(自車の補償)

賠償責任保険には「対人賠償責任保険」「対物賠償責任保険」の2つがあり、傷害保険には「人身傷害補償保険」「搭乗者傷害保険」「自損事故保険」「無保険車傷害保険」の4つがあります。それに車両保険を合わせ、全部で7つです。必要な補償は何かを考え、保険料と調整しながら選びましょう。 

また、特約の付帯も保険料を左右します。特約は、補償内容を充実させる特約だけではありません。補償を限定させて保険料を抑える特約もあります。特約の種類は保険会社ごとに種類や名称が異なるため、各保険会社の内容をチェックしてみると良いでしょう。

特約のひとつにドライブレコーダーのレンタルができる契約もあります。ドライブレコーダーは交通トラブルへの対処や万が一事故が起きた場合の対応に役立つ車載装置です。ドライブレコーダー特約については次の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。

関連記事:ドライブレコーダー付き自動車保険は入るべき?内容やメリットを解説

補償内容のほか、設定する保険金額や免責金額(運転者側が支払う金額)によっても保険料は変わり、設定した保険金額が低ければ保険料も安くなります。

3.自動車保険の相場を決める【運転者の条件】

自動車保険の相場を決めるもうひとつの要素が、運転者の条件です。まず、一般的に運転免許証の色で保険料が変わり、グリーン、ブルー、ゴールドのうち5年間無事故・無違反のゴールド免許であれば保険料の割引率が高くなります。さらに、運転者の条件で保険料が変わるのは次の3つです。

  1. 年齢
  2. 運転者の範囲
  3. 使用地・使用目的

年齢や運転者の範囲は、限定することで保険料を抑えることができる特約もあります。ここでは、自動車保険の相場を決める運転者の条件について見ていきましょう。

3-1.年齢

年齢によって保険料は変わります。若い年齢ほど事故のリスクが高いと判断され、保険料も高くなるのが通常です。保険料を設定する際の年齢の範囲は、保険会社によって異なる場合もありますが、主に次の4つに区分されています。

  • 全年齢
  • 21歳以上
  • 26歳以上
  • 30歳以上

10代を含む全年齢が一番高く、年齢を限定して高い年齢になるほど安くなる仕組みです。年齢条件は、次にご紹介する運転者の範囲で若い方の年齢に合わせます。

3-2.運転者の範囲

運転者の範囲を限定しなければ、誰が運転した場合も補償されますが、保険料は高くなります。運転するのが自分だけ、夫婦だけといった場合、限定することで保険料を抑えることが可能です。保険会社で用意されている限定特約は、次の3つです。

  • 運転者家族限定
  • 運転者夫婦限定
  • 運転者本人

限定の範囲が狭くなるほど保険料が安くなります。家族構成が変わった場合は運転者の範囲を見直すことで、保険料を抑えることができるでしょう。

3-3.使用地や使用目的

保険料は、使用する地域や使用目的でも変わります。使用する地域によって保険料が変わるのは、事故の発生率が異なるからです。事故の発生率は道路の広さや交通量、気候条件などが影響し、地域ごとに大きな開きがあります。

例えば、北海道や東北地方など雪の多い地域は道路が凍結しやすく、温暖な地域と比べると事故が起きやすくなります。その分、保険料も高くなる傾向があるでしょう。

使用目的は、「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」の区分に分けられ、どれを選ぶかで保険料が変わります。保険料が最も安く設定されているのは「日常・レジャー」で、「業務」や「通勤・通学」に比べて運転時間や走行距離が少ないというのが理由です。次に「通勤・通学」「業務」の順で保険料が高くなります。

4.年齢別に見る保険料の相場

保険料はさまざまな条件で変わります。相場を知るには、年齢など自分に当てはまる条件と同じ事例を確認すると良いでしょう。

ここでは、等級と年代別に、初めて加入する場合と継続して加入する場合に分けて金額の傾向をご紹介します。現在の保険料がこれより高いという場合は、条件を見直してみると良いでしょう。これから自動車保険の加入を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.初めて加入する場合

初めて自動車保険に加入する場合、6等級から始まります。ブルー免許で年間走行距離を3,000kmと想定した場合、30代〜60代における概算保険料の相場は、次のとおりです。

30代・車両保険なし:約26,000円〜30,000円
・車両保険あり:約61,000円〜63,000円
40代・車両保険なし:約27,000円〜29,000円
・車両保険あり:約62,000円〜70,000円
50代・車両保険なし:約26,000円〜30,000円
・車両保険あり:約70,000円〜90,000円
60代・車両保険なし:約31,000円〜40,000円
・車両保険あり:約65,000円〜84,000円

4-2.継続して加入する場合

継続して加入する場合は、最高等級の20等級と仮定して計算します。ゴールド免許、年間走行距離は11,000km以下と想定した場合、概算保険料の相場は以下のとおりです。

30代・車両保険なし:約14,000円〜17,000円
・車両保険あり:約33,000円〜34,000円
40代・車両保険なし:約15,000円〜16,000円
・車両保険あり:約34,000円〜38,000円
50代・車両保険なし:約15,000円〜19,000円
・車両保険あり:約39,000円〜51,000円
60代・車両保険なし:約17,000円〜22,000円
・車両保険あり:約35,000円〜46,000円

5.自動車保険の保険料を相場より安くする方法

初めて自動車保険に加入する場合は6等級から始まるため、どうしても保険料が高くなりがちです。相場より安くしたい場合、保険会社をダイレクト型にする、補償内容や車両保険を見直すといった方法を検討してみると良いでしょう。

また、保険会社では割引制度を用意しているところも多いため、それらを利用することで保険料を下げることも可能です。ここでは、自動車保険の保険料を相場より安くする方法をご紹介します。

5-1.ダイレクト型を利用する

保険会社は、店舗で申し込む代理店とネット通販のダイレクト型があります。代理店の場合は手数料が織り込まれている場合もあるため、ダイレクト型に比べると割高になる場合もあります。保険料を抑えたい場合、ダイレクト型の利用を検討してみると良いでしょう。

ただし、代理店とダイレクト型はそれぞれ特徴があるため、よく確認して自分に合う方を選ぶことも大切です。代理店は、店頭で担当者と対面による手続きを行います。補償内容の決め方など、いろいろと相談したい場合は代理店の方が向いているでしょう。

5-2.補償内容や車両保険を見直す

補償内容や車両保険の見直しにより、保険料を安くすることも可能です。万が一の事故に備えるために基本補償は重要ですが、節約できるポイントはあります。

例えば、4つある傷害保険のうち人身傷害補償保険に加入していれば、搭乗者傷害保険は必ずしも必要ありません。人身傷害補償保険で実際の損害は補填され、搭乗者傷害保険はその上乗せという位置付けだからです。

ほかに医療保険などに加入しているのであれば、自動車保険は最低限必要な補償をするものと割り切り、搭乗者傷害保険を見直すのもひとつの方法です。車両保険には加入しないという選択肢もあります。車両保険をつけると保険料は倍近くになるため、見直すことで大きな節約になるでしょう。

とはいえ、愛車を守りたい気持ちもあると思います。車両保険の補償は事故による損傷だけでなく、盗難や災害による被害にも及ぶため、加入していれば安心です。車両保険に入りながら保険料を抑えるためには、免責金額を設定するという方法もあります。免責金額とは、保険金に対する自己負担額のことです。免責金額を設定することで、保険料を安くすることが可能です。

保険料を安くするために自動車保険の乗り換えを考えている方は、次の記事で詳しく説明しています。ぜひチェックしてみてください。

関連記事:自動車保険の乗り換えはタイミングに注意。メリットや注意点を解説

また、初めて加入する場合でも、等級を引き継ぐことで6等級以外から始めることができます。高い等級を引き継いで保険料を安くすることができるため、検討してみると良いでしょう。

5-3.割引制度を活用する

保険会社では、割引制度を設けているところも少なくありません。代表的なのはインターネット割引で、店頭ではなくインターネットで契約するだけで割引が適用されます。そのほか、保険証券の書面発行をしない保険証券不発行割引や、契約期日を指定する早期割引、ゴールド免許割引など、割引の内容は保険会社によってさまざまです。保険会社を選ぶときは、どのような割引をしているか事前に調べてみると良いでしょう。

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」ではインターネットでご契約手続きを行った場合、新規加入時には13,000円(※)のネット割引が適用され、2年目以降の継続時にも10,000円(※)が割引となります。

契約開始から30日前・50日前の申込みには早期割引があります。また、24時間365日事故連絡の受付をしており、万が一事故にあった場合は一部地域等を除きご要望に応じALSOK隊員が駆けつけるため安心です。まずは気軽に、無料の見積りで金額を確認してみましょう。

※分割払の場合、新規加入時12,960円、継続時9,960円となります。

おとなの自動車保険の詳細はこちら

SA2021-2151(2021.12)

おわりに

自動車保険の相場は年齢や運転者の範囲、車の条件などで変わります。相場を確認して現在の保険料が高いと感じる方は、一度見直してみると良いでしょう。家族構成やライフスタイルが変わった場合は、年齢の限定特約を付けたり、運転者の範囲を変えたりする方法もあります。

見直すポイントとして、保険会社をダイレクト型にする、補償内容を必要なものにするといったことも検討してみると良いでしょう。その際は、セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」もチェックしてみてください。

保険@SAISON CARDの詳細はこちら