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ブライダルローンの審査は厳しい?審査基準や借りるときの注意点を解説

妻がブライダルローンの審査に落ちた?審査の基準やメリット・注意点とは
セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

ブライダルローンは、結婚式に関する費用に利用できるローンです。理想どおりの結婚式を叶えるために役立ちますが、「申し込みたいけど審査に通るか不安」「借りるときに注意すべきことがないか不安」という方もいるでしょう。

この記事では、ブライダルローンの審査について解説し、落ちたときの対処法や申し込みの流れ、注意点についても紹介します。

MONEY CARD
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ブライダルローンの基礎情報

ブライダルローンの審査基準は甘い?

ブライダルローンは、結婚費用を借りられる金融商品です。しかし、ローン審査が厳しい傾向にあり、審査に落ちてしまうおそれもあるでしょう。ここでは、ブライダルローンの概要と審査が厳しいといわれる理由について解説します。

ブライダルローンとは

ブライダルローンとは、結婚に関わる費用をカバーするための金融商品です。借入金の使い道が結婚式の関連費用に限定される一方で、カードローンやフリーローンよりも低い金利で借りられる特徴があります。

一般的に、ブライダルローンの対象となる結婚費用の例は、以下のとおりです。

  • 婚礼衣装
  • 挙式や披露宴の会場代
  • 新婚旅行
  • 料理やケーキ代
  • 写真、ビデオ撮影費用

基本的には、結婚式に直接関わる費用が、ブライダルローンの使い道として認められています。ただし、一部のブライダルローンでは、結婚式に直接関連する費用だけでなく、引っ越し費用や新生活に必要な家具類も対象になっているものもあります。

ブライダルローンの金利相場

ブライダルローンの金利は、一般的なカードローンの金利相場と比較して低く設定される傾向があります。
以下は、ブライダルローンとカードローンの金利や特徴を比較した表です。

ローンの種類金利特徴
ブライダルローン年3%〜10%借入額に関わらず、金利が設定されている場合が多い
カードローン年3%〜18%借入金額が低ければ金利が上がる

金利を比較すると、下限金利は同程度である一方で、カードローンの上限金利は高い傾向にあります。特にカードローンの場合、借入金額が低くなるほど、金利が高くなる点も特徴です。

株式会社リクルートが行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、挙式を含めた費用の平均は総額343.9万円でした。

仮に結婚費用で300万円を借りる場合、ブライダルローンは10%以下の金利で借りられます。しかし、カードローンの場合は個人の状況に応じて金利が変動し、場合によっては最大15%まで上がる可能性もあります。

返済負担を軽減するためには、できるだけ金利が低い金融機関を選ぶことが大切です。インターネットで公開されいる金利比較サイトなどを参考にすると良いでしょう。ただし、情報が古い可能性もあるため、気になるローンがあれば、金融機関のホームページなどで直接確認しましょう。

また、金利優遇などのキャンペーンを実施している場合もあります。各金融機関のキャンペーンなどを利用して金利を下げる方法がないか調べてみましょう。

参照元:株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」

ブライダルローンの審査は厳しい

ブライダルローンは、比較的大きな金額を無担保で融資するために、審査が厳しくなる傾向があります。

例えば、住宅ローンの場合は、万が一返済不能になっても担保不動産を売却して回収できます。しかし、ブライダルローンでは担保はありません。

そのため、金融機関は、収入の安定性(雇用形態や勤続年数)や返済負担率(月々の収入に対する借入返済額の割合)などを細かく審査する必要があります。

さらに、結婚後に働き方が変わり、収入が不安定になる方もいるでしょう。それによって、返済が滞ってしまうケースも考えられます。

ブライダルローンの審査基準とは?

ブライダルローンの審査基準とは?

ブライダルローンの審査では、主に以下の4つの項目で債務者の返済能力を見極めます。

  • 年齢基準を満たしているか
  • 安定した収入があるか
  • 他社からの借り入れが多くないか
  • 信用情報に問題がないか

ここでは、ブライダルローンの各審査基準について詳しく解説します。

年齢基準を満たしているか

ブライダルローンの審査基準は、満20歳〜65歳までが一般的です。しかし、各金融機関で細かい条件が異なる場合もあるため、事前に詳細な条件も確認しておきましょう。

例えば、満20歳以上であっても学生の場合は申し込み不可としている金融機関もあります。

また、申込者が年齢制限を満たしていなかったとしても、親が条件を満たしていれば、親が連帯保証人になることで借り入れが可能な場合もあります。

安定した収入があるか

ブライダルローンの審査をとおるためには、安定した収入が必要です。

多くの金融機関では、一定以上の年収があることだけでなく、勤続年数や雇用形態なども審査の対象にしています。そのため、年収の高い方が必ずしも審査にとおるとは限りません。

例えば、年収の基準を500万円以上としている金融機関で、想定年収700万円程度の方がブライダルローンを申し込んだとします。年収の要件は満たしていますが、この方が数日前に転職したばかりであれば、ローンを組めない可能性もあります。

ブライダルローンの審査では、年収の金額だけでなく勤続年数や雇用形態などが影響することを理解しておきましょう。一般的に、正社員での勤続年数1年以上が目安とされています。また、契約社員やパートの場合は、収入の安定性を示す追加資料が必要になる場合もあります。

他社からの借り入れが多くないか

ブライダルローンでは、他社からの借り入れ状況も審査の対象となります。仮に安定した収入があっても、他社からの借り入れが多い場合は審査にとおりにくくなるでしょう。

例えば、ブライダルローンの審査を申し込む時点で、すでにカードローンなどで高額な借り入れがある場合、返済能力に不安があると判断される可能性があります。

特に、貸金業者(消費者金融やクレジットカード会社など)から借り入れしている方は注意が必要です。貸金業者からの借り入れが収入の3分の1を超える場合、貸金業法の総量規制により、新たな借り入れが難しくなります。なお、貸金業者に該当しない銀行のローンやショッピングクレジットは、総量規制の対象外ですが、返済能力を超えると判断される可能性が高くなります。

また、金融機関独自の返済負担率(収入に対する返済額の割合)を超えている場合も、審査にとおりにくくなるでしょう。

他社からの借入金がある方は、ブライダルローンを申し込む前に少しでも返済しておくことが大切です。

信用情報に問題ないか

ブライダルローンの審査では、過去の返済に関する信用情報も確認されます。信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込みや利用状況、返済や延滞の状況に関する記録のことです。過去の借り入れや返済に問題が生じていた場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。

信用情報を管理している主な第三者機関は以下の3つです。

  • JICC(株式会社日本信用情報機構):消費者金融業界が主に加入
  • CIC(株式会社シー・アイ・シー):クレジットカード業界が主に加入
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター):銀行や信用金庫などが加入

各機関によって、加入している組織や信用情報の掲載期間などが異なります。

ブライダルローンを組む際には、特に延滞履歴や債務整理に関する情報が重要です。各情報の掲載期間などは以下のとおりです。

情報記載される条件影響掲載期間
遅滞履歴返済期日を2ヵ月(61日)以上または3ヵ月以上滞納するローン審査にとおりにくくなる最大5年(JICC、CIC、KSC)
債務整理返済できなくなった借金を減額、免除する法的措置(債務整理)を受けるクレジットカードの発行やローンの契約が難しくなる最大5年(JICC、CIC)
最大7年:KSC

ブライダルローンを申請する際には、過去にクレジットカードやローン返済の遅滞や延滞がなかったか、債務整理をした経験がないかなどを確認してから申し込みましょう。こうした情報が残っているとローン審査にとおる可能性が低くなります。

ブライダルローンの審査に落ちた場合の対処法は?

ブライダルローンの審査に落ちた場合は?

ブライダルローンの審査に落ちた場合は、予算の範囲内で結婚式を行うか、結婚式を延期して資金を貯めるなどの選択肢があります。また、他のローンに申し込む方法や、クレジットカードの一時増額で対応する方法も検討できます。

ここでは、ブライダルローンの審査に落ちた場合の対処法をご紹介します。

予算内で計画を立て直す

ブライダルローンの審査に落ちた場合、予算の範囲内で計画を立て直す方法を検討するのもひとつの選択肢です。

例えば、結婚式や披露宴の前払いのためにお金が必要な場合は、後払いできる会場を探して、ご祝儀で費用を賄う方法を検討してもよいでしょう。

他にも、必要がないと思われるオプションを除外し、予算の範囲で利用できるプランに変更する方法もあります。予算を減らす方法として、以下のポイントが挙げられます。

  • 挙式スタイル:教会式(平均相場33万円)ではなく、神前式や人前式(平均相場26~28万円)を選択する
  • 衣装:ドレスやタキシードをレンタルしたり、アレンジできるものを選んだりする
  • 小物:ドレスに合わせる小物や下着を自分で用意する
  • 装花:目線に入る場所だけこだわるなどメリハリをつけたり、ドライフラワーや造花を活用する
  • 演出:高額な演出(プロジェクションマッピングやライブ演奏など)を省く
  • 料理:コース料理のランクを下げ、飲み放題プランなどの内容を見直す

上記の他にも、招待人数を減らしたり、仏滅や午後の時間帯を選ぶなどの手段を検討しましょう。

結婚式を延期する

結婚式の予算が足りない場合、式を延期してお金を貯めるのもよいでしょう。

結婚式は一生記憶に残る大切な思い出となります。そのため、少ない予算で無理に決行するのではなく、資金を準備する時間を作って、理想どおりの結婚式を挙げる方法もあります。

また、先に入籍だけ済ませ、資金に余裕ができたら結婚式を挙げたり、新婚旅行に行ったりするのも良いでしょう。さらに、一度ブライダルローンの審査に落ちたとしても、期間を空けることで勤続年数を積み重ねられ、安定した収入があるという証明がしやすくなり、審査にとおる可能性も上がります。

一方で、延期したことで参加者の予定が合わなくなってしまったり、延期に伴うキャンセル料や変更手数料が発生したりするなどのリスクもあります。

延期する際には、見積もりや支払条件をしっかりと吟味し、キャンセル料などが発生する前に判断するようにしましょう。

両親から支援を受ける

結婚費用が足りない場合、両親から支援を受ける方法もあります。ただし、両親から結婚資金の援助を受ける際には、贈与税が発生する場合もあるため注意が必要です。

通常、贈与を受けた場合は、年間110万円を超えた分に税金が発生します。しかし、結婚資金の贈与については、2025年3月末までであれば、300万円まで非課税となる措置があります。通常よりも大きな金額を非課税で贈与してもらえるため、積極的に活用しましょう。ただし、非課税となる結婚資金の範囲は、以下の2つに該当するものに限られます。

  1. 挙式費用、衣装代等の婚礼(結婚披露)費用(婚姻の日の1年前の日以後に支払われるもの)
  2. 家賃、敷金等の新居費用、転居費用(一定の期間内に支払われるもの)

両親から贈与を受ける際は、贈与額や、使用用途に注意しながら受け取りましょう。

この非課税制度を利用する手続きは、以下の手順で行います。

  1. 金融機関で結婚・子育て資金口座を開設
  2. 口座に援助資金を一括入金
  3. 結婚・子育て・育児の資金として活用
  4. 契約終了手続きをする

最初に金融機関で口座を開設する際には、「結婚・子育て資金非課税申告書」を提出する必要があります。また、贈与税の申告書を税務署へ提出する際に、使った費用の領収書が必要になるため、大切に保管しておきましょう。

参照元:「父母などから結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし」国税庁

他のローンを検討する

ブライダルローンの審査に落ちた方は、他のローンを利用する方法もあります。

特に、カードローンやフリーローンなどを提供している金融機関は、独自の基準でローン審査を行うため、ブライダルローンの審査にとおらなかった方も、審査に通過する可能性があります。

一方で、ブライダルローンと比較して金利が高いと総返済額が大きくなることや、利用限度額が大きいと借りすぎてしまうおそれがあります。月々の支払額や返済期間などを確認し、申し込む前にしっかりと返済計画を立てた上で、必要な分だけを利用することが大切です。

カードローンであれば、セゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD(マネーカードゴールド)」をご検討ください。カードが手元にあれば、申し込みから最短数十秒で本人名義の金融機関口座に振り込まれますし、コンビニなどのATMも何度利用しても手数料は無料です。

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クレジットカードの一時増額でショッピング枠を増やす

結婚資金が不足している方は、クレジットカードのショッピング枠で支払う方法もあります。通常、クレジットカードには利用限度額が設定されていますが、一部のカードは結婚費用などの理由であればショッピング枠の一時増額が可能です。

クレジットカードの一時増額を利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
・申し込みから数日で現金を用意できる
・新たにローン契約をする必要がない
・カードのポイントが貯まることもある
・増額できる額は金融機関によって異なる
・審査が必要
・希望どおりに増額できない可能性もある

クレジットカードの一時増額は、結婚資金で利用したい方におすすめです。ただし、一時増額にも審査が必要なため、希望どおりの金額が利用できない可能性があることは理解しておきましょう。

クレジットカードの一時増額を利用する際には、無理のない返済計画を立てることが大切です。

クレジットカードを持っていない方には、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。

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ブライダルローンのメリットは?

ブライダルローンのメリット4つ

ブライダルローンは、結婚費用の前払い負担の軽減や結婚式の予算を増やせるなどのメリットがあります。

特に、カードローンなどより比較的低い金利で借りられることは、大きなメリットといえるでしょう。

ここでは、ブライダルローンのメリットについて詳しくご紹介します。

結婚費用の前払いに利用できる

ブライダルローンは、結婚費用の前払い負担を軽減できるメリットがあります。

結婚費用は、挙式や披露宴だけでも平均300万円ほどのお金が必要です。この結婚費用をご祝儀で賄うこともできますが、多くの式場では前払いを求められるため、事前に費用を用意しておかなければいけません。

そのため、結婚費用を前払いできない方は、親にお金を借りたり、結婚式のグレードを下げたりする必要があります。しかし、ブライダルローンを利用できれば、結婚式の費用を前払いして、結婚式当日に受け取ったご祝儀を返済に当てることも可能です。

結婚費用の前払いができずに困っている方は、一度ブライダルローンを検討してみましょう。

低金利でお金を借りられる

ブライダルローンのメリットは、他のフリーローンなどと比べて金利が低めに設定されている傾向があります

ブライダルローンの金利は、年3〜10%が相場で、上限金利が低めです。一方、カードローンやフリーローンは、借入金額が少ないほど金利が高くなる傾向があるため、100万円〜200万円程度の借り入れであれば、ブライダルローンよりも金利が高くなります。

例えば、100万円を5年で返済する場合、金利ごとの返済額は以下のとおりです。

金利3%7%10%
毎月の返済額1万7,968円1万9,801円2万1,247円
総返済額107万8,090円118万8,036円127万4,781円

わずかな金利の違いでも、返済総額が大きく変わるため、カードローンやフリーローンよりも、ブライダルローンの利用を検討しましょう。ただし、ブライダルローンの種類によっても金利は異なるため、できるだけ上限金利が低いものを選ぶことが大切です。

結婚式の予算を増やせる

ブライダルローンを利用することで、結婚式の予算を増やせます。本来の予算であれば選べない式場も、ブライダルローンを利用すれば、選択できる可能性があるでしょう。

例えば、予算200万円の夫婦が、500万円の前払いを要する結婚式を挙げたい場合、予算オーバー分の300万円をブライダルローンでカバーできます。

また、結婚後の生活を考えて貯蓄を残しつつ、式の費用を用意したい場合は、費用の半分をブライダルローンで支払い、残り半分はご祝儀で賄うこともできるでしょう。

結婚式の選択肢を増やす方法として、ブライダルローンは有効な手段といえますが、結婚後の生活をイメージして、無理のない返済計画を立てましょう。

借りすぎを防止できる 

お金の借りすぎを防止できる点も、ブライダルローンのメリットです。

ブライダルローンは、結婚費用に用途が限られているため、必要以上の利用はできません。実際、ブライダルローンを申し込む際に、資金使途の確認ができる書類を求められるケースもあります。

一方、フリーローンなどを利用して、借り入れ可能額に余裕がある場合は、つい借りすぎてしまうこともあります。お金を余分に借りてしまうと、返済負担が過剰に大きくなり、結婚後の生活を圧迫するかもしれません。

ブライダルローンであれば、結婚費用以上にお金を借りすぎてしまうリスクを抑えられ、契約の途中で返済に困る事態を避けられるでしょう。

ブライダルローンの注意点は?

ブライダルローンの注意点

ブライダルローンを利用する際には、注意すべき点もありますので、申し込みの前にしっかりと理解しておきましょう。

ここでは、ブライダルローンの注意点について詳しく解説します。

必要書類が多い

ブライダルローンは、申し込み手続きに複数の書類が必要です。ブライダルローンの申し込みに必要な書類は、主に以下の3つです。

  • 本人確認書類
  • 所得証明など一般のローンで必要な各種証明書
  • 結婚式の見積書や契約書

特に、ブライダルローンは借入金の使い道を明らかにしなければいけないため、見積書などの結婚資金に利用することが確認できる書類を用意しなければなりません。

ブライダルローンを申し込む際には、事前に必要な書類を確認して、早めに書類の準備を進めるとよいでしょう。

金融機関によりブライダルローンが利用できる費用が異なる

ブライダルローンで借りたお金の使い道は、金融機関によって異なることを理解しておきましょう。

例えば、結婚式や披露宴、新婚旅行に限定され、引っ越し費用や家具の購入費用として使えない場合があります。

一方で、新居に入居する費用や、新しい家具などを揃える費用も使い道として認めている金融機関も一部あります。

ブライダルローンを利用する際には、自分たちが希望する使い道が用途に含まれるか、事前に確認しておきましょう。借入金の使い道を制限されたくない方には、セゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」がおすすめです。資金の利用目的が自由なので、最大300万円の枠の範囲内でさまざまな目的にご利用いただけます。

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融資可能額は個人差がある

審査に通過しても、目的の金額が融資されるとは限りません。金融機関は、申込者の返済能力や信用情報、既存の借り入れ状況などを総合的に評価し、その結果に基づいて融資可能な金額を決定します。

例えば、年収に対する返済額の割合を示す「返済負担率」が高い場合、返済が困難だと判断され、希望金額より少ない融資額になる可能性が高いでしょう。

希望額が借りられなかった場合は、計画を立て直す必要があります。希望どおりの融資が受けられないことも想定して準備を進めることが大切です。

融資までに時間がかかる

ブライダルローンを利用する際には、融資までに時間がかかることにも注意しましょう。

申し込みから融資が実行されるまでには、申し込み後の仮審査から融資実行まで1〜2週間ほどかかります

特に、ブライダルローンの場合は、結婚式場から発行される見積書などの提出が求められます。しかし、見積書やご利用明細書などの書類は、プランが確定しなければ出せません。

ブライダルローンを申し込む方は、前払いの期日に間に合うように、時間に余裕を持って申し込みを進めるとよいでしょう。

ブライダルローンで融資を受けるまでの流れは?

ブライダルローンの申し込みと審査の流れ

ブライダルローンは、手続きに時間がかかります。しかし、事前に融資を受けるまでの流れを理解しておくことで、スムーズに手続きを進められるでしょう。ブライダルローンの融資を受けるまでの流れは、以下のとおりです。

  1. 資料を取り寄せ、申し込みの条件を確認する
  2. 申し込む
  3. 仮審査が行われる
  4. 仮審査に通過したら必要書類を提出する
  5. 本審査後に融資が実行される

ここでは、ブライダルローンの融資を受けるまでの流れについて詳しく解説します。

1.資料を取り寄せ、申し込みの条件を確認する

金融機関や複数の会場から、ブライダルローンの資料を入手しましょう。利用したいローンがあれば、直接問い合わせて、申し込みの条件を確認します。申し込み前に確認すべき事項は以下のとおりです。

  • 借り入れ限度額
  • 金利
  • 返済期間
  • ローンの用途(何に利用できるか)
  • 年齢などの条件
  • 融資までの期間
  • 保証人の有無

2.申し込む

利用したいブライダルローンを決めた方は、取り扱っている金融機関の店舗窓口やインターネット、電話などの手段で申し込みます。

口座を開設した経験がない金融機関に申し込む場合は、ローン契約の手続きとは別に、返済用の口座開設手続きが必要です。

3.仮審査が行われる

ブライダルローンを申し込んだ方は、最初に金融機関で仮審査が行われます。仮審査とは、個人の年収や過去の返済状況などを確認する簡易的な審査です。

通常は、仮審査に数日かかります。また、もし仮審査で落ちた場合は、その時点で融資を受けられないことが確定します。

4.仮審査に通過したら必要書類を提出する

仮審査を通過した方は、次に本審査を受けます。必要書類を揃えて、金融機関に提出しましょう。本審査に必要な書類は、主に以下の3種類です。

種類事例
本人確認書類運転免許証、健康保険証、パスポートなど
収入証明書源泉徴収票、給与証明書、確定申告書など
資金の使い道を確認できる書類結婚式場や旅行会社からの利用明細書、見積書など

5.本審査後に融資が実行される

本審査も通過できた方は、融資を受けられます。金融機関と式場が提携しているブライダルローンであれば、直接式場に振り込みしてもらうことも可能です。

ただし、本審査の結果、希望の借入額に達しない場合もあります。希望した金額に達しなかった場合は、再度計画を立て直しましょう。

また、最初の申し込みから融資が完了するまでに1〜3週間程度は必要です。計画を変更することも想定して、できるだけ早めに申し込みましょう。

ブライダルローンとカードローンどちらがいい?

ブライダルローンを組まないという選択も

ブライダルローンが向いている方

ブライダルローンは、できるだけ返済負担を減らしつつ、結婚費用だけを借りようと考えている方におすすめです。ブライダルローンを利用することで、比較的低金利で結婚費用を借りられます。

一方で、融資までに時間がかかることから、すぐにお金が必要な方には向いていません。また、車の購入費や生活雑貨の購入費など、結婚費用以外に借入金を使う予定の方も、ブライダルローン以外の方法でお金を用意しましょう。

カードローンが向いている方

カードローンは、すぐにお金を借りたい方や、結婚費用以外にもお金が必要な方におすすめです。また、ブライダルローンの審査に落ちた方も、カードローンであれば審査にとおる可能性があります。

ただし、ブライダルローンよりも借りやすい一方で、金利が高い傾向にあるため、できるだけ金利の低いカードローンを利用することが大切です。

おわりに

ブライダルローンは審査基準を確認しよう

ブライダルローンは、結婚費用を借りるためのローンです。借入金の使い道が結婚費用に限定されている一方で、比較的低金利でお金を借りられるメリットがあります。

しかし、融資を受けるまでに時間がかかり、審査内容によっては希望額を借りられないなどのデメリットがある点は理解しておきましょう。

ブライダルローンの審査に落ちた方や、すぐにでも融資を受けたい方には、カードローンがおすすめです。

特に、セゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」であれば、カードが手元にあれば、申し込みから最短数十秒で本人名義の金融機関口座に振り込まれますし、コンビニなどのATMも何度利用しても手数料は無料です。

借入金の使い道も自由なので、ブライダルローンと違い、使い道を気にせず使用することが可能です。すぐに結婚費用の融資を受けたい方や、自由に使えるお金を借りたい方は、ぜひご検討ください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

【貸付条件一覧】クレディセゾン

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セゾンカードローン/MONEY CARD(クレディセゾン)
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:セゾンカードローン/MONEY CARD:実質年率 8.0%~17.7%、セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD:短期プライムレート +5.0%・7.0%
ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 7.3%~20.00%
担保・保証人:不要
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メンバーズローン(クレディセゾン)
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.0%~15.0%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
遅延損害金:年率11.68%~20.00%
担保・保証人:不要
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セゾンカード/ゴールドカードセゾン(クレディセゾン)
ご融資額:1~950万円
ご融資利率:実質年率 2.8%~18.0%
ご返済回数・期間:1~110回/1~110ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 4.08%~20.00%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
UCカード/UCゴールドカード(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~160回/1ヵ月~160ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、元金定額返済方式・ボーナス月元金増額返済方式・ボーナス月のみ元金定額返済方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
ローソンPontaカード・キャッシング(クレディセゾン)
ご融資額:1~100万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~45回/1ヵ月~45ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
リフォームローン
ご融資額:30~500万円(1万円単位)
ご融資利率:長期プライムレート(みずほ銀行)+2.50%(実質年率 15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~420回/12ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:33,000円(税込) ※消費税は融資日の税率を適用
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構買取型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.911%~2.109% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:180回~420回、180ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:
<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
<定額タイプ>55,000円以内
担保:融資対象となる土地・建物に、住宅金融支援機構を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
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長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構保証型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要

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株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

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