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フリーランスになるメリットとデメリットは?会社員との違いや成功するポイント

フリーランスになるメリットとデメリットは?会社員との違いや成功するポイント
セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

会社に縛られずに生活するフリーランスに憧れる方は多いのではないでしょうか。しかしフリーランスはデメリットも多くあるため、すぐに会社員に戻る方も少なくありません。会社を辞めなければ良かったと後悔しないよう、フリーランスについてしっかりと理解しておきましょう。

本記事では、フリーランスの働き方やメリット・デメリットを詳しく解説します。また、フリーランスとして成功するポイントも紹介するので、参考にしてください。

この記事を読んでわかること

フリーランスは、特定の企業や団体に属さずに仕事をする働き方を指します。企業や団体と雇用契約を結ぶ会社員とは「働き方」が異なります。
フリーランスは個人で仕事をするため、自分で案件を獲得し、納品・提供が終われば収入が得られるので、頑張り次第で収入アップが可能です。しかし、自由度が高いことで生活が不規則になったり、クレジットカードや住宅ローンの審査の際に社会的信用度が低いと判断されたりするデメリットもあります。
フリーランスとして働くことを検討する際は、メリットだけでなくデメリットについても事前によく理解し、本当に向いているか考えなければいけません。

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フリーランスと会社員は何が違う?

フリーランスと会社員は何が違う?

メリット・デメリットの前にフリーランスの概要を解説していきます。フリーランスとして働くことを検討している方は、参考にしてください。

フリーランスとは?

フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せず仕事をする働き方のことを指します。自分の経験や知識、スキルなどを使って収入を得るため、一定以上の専門性が求められる場合が多いです。

またフリーランスと似た意味で「個人事業主」という言葉があります。個人事業主は税務上の区分を表し、税務署に開業届を提出した場合に使われる名称です。個人事業主でも特定の企業や団体に属さずに働いていれば、フリーランスとも呼ばれます。

会社員とは?

会社員とは、企業と雇用契約を結んで、決められた規則やルールに従って仕事をする働き方です。毎月の給料が安定して支払われるため、収入が保証されているのが特徴です。また、福利厚生や社会保険の加入といった制度も会社側から提供されます。

一方、会社員はフリーランスのように自分で働く場所や時間、仕事の内容を選ぶことは難しいです。安定した収入を得られる反面、自分の裁量で働き方を決められない点が、フリーランスとの大きな違いです。

フリーランスと会社員との違い

フリーランスは特定の企業や団体に所属せず、案件ごとに契約を結びながら仕事を進めます。報酬も案件ごとに発生し、金額は仕事量や内容に応じて変動します。

一方、会社員は入社時に会社と雇用契約を結び、毎月の固定給を受け取るのが特徴です。仕事量や業績に関わらず安定した収入が保証されており、社会保障や福利厚生も整っていることが一般的です。しかし自由度は少なく、フリーランスのように案件ごとに働き方を選ぶことは難しいです。

なお、フリーランスと同様に個人で仕事をする「自営業」という言葉もありますが、自営業は自分で事業を立ち上げ、実店舗を持つ働き方を指すのが一般的です。自営業者は従業員を雇って事業を拡大するケースもあるため、個人で仕事をするフリーランスとは異なります。自営業者はビジネスオーナーであるのに対し、フリーランスは個人のスキルやサービスを提供して収入を得る働き方といえます。

フリーランスになるメリット

フリーランスになることで得られるメリットは、以下のとおりです。

  • 働く時間や場所が自由
  • 収入アップは自分次第
  • 自分で仕事を選択できる
  • 人間関係に悩まされにくい
  • 定年がない
  • 学歴や職歴は関係ない
  • 起業を検討する際の準備期間になる
  • 会社員と比べて節税効果が大きい

自分はフリーランスのどの点にメリットを感じているのか、改めて考えてみてください。

働く時間や場所が自由

フリーランスは、勤務時間や場所などを自由に選べるケースが多いです。

一般的に会社員は、会社に出社して決められた時間まで働きます。また仕事が終わらなければ残業するケースもあるため、自由度はそれほど高くありません。

一方フリーランスは職種や仕事内容などにより、場所を選ばずに働けます。また早朝や深夜など、自分の好きな時間に働けるケースも珍しくありません。

自分の都合や予定に合わせて働けるのが、フリーランスのメリットです。

収入アップは自分次第

フリーランスは自分のスキルや営業次第で収入アップが期待できます。

会社員は固定給のケースが一般的なため、仕事の量や質はすぐに給料へ反映されません。さらに昇給も年単位または不定期になるケースが多いです。

一方フリーランスは、働き方次第で収入がすぐに大きく増える可能性があります。仕事量が増えれば収入も増加し、さらにスキルを磨くことで高単価の案件も受注しやすくなります。

収入アップをモチベーションにして仕事ができることも、フリーランスの魅力です。

自分で仕事を選択できる

自分で仕事を選択できる

フリーランスは自分で仕事内容を決められます。

会社員は苦手分野であっても与えられた業務は遂行しなければなりません。しかしフリーランスは、得意分野のみを選んで仕事をしていくことも可能です。

さらに自分の得意分野であれば、作業効率や仕事の質などが向上するため、収入をどんどん伸ばしていけます。また、仕事のストレスを減らせる点もフリーランスの良いところです。

人間関係に悩まされにくい

フリーランスは特定の企業や団体に属さないため、人と関わるのはクライアントのみになるケースが一般的です。多くの方と関わることになる会社員に比べて、人間関係に悩まされにくいのがメリットです。

会社員は取引先以外にも、上司や他の従業員との関係構築が必要になります。そのためコミュニケーションが得意でない方は、人間関係に悩むケースが少なくありません。

会社員と比べて人間関係がドライである点も、人によってはフリーランスのメリットだといえます。

定年がない

フリーランスには定年がないため、働きたい年齢まで働くことができます。

会社員は企業や団体ごとに60歳や65歳などのタイミングで定年となり、退職か再雇用を選択することになります。しかし企業や団体によっては再雇用が難しく、退職の一択となるケースも少なくありません。

一方フリーランスは特定の企業や団体に属していないため、働く意思がある限り仕事を続けることができます。

人生100年時代といわれている昨今では、60歳で定年した場合、老後生活が40年近くあります。資金面や生活の充実という面で、フリーランスとして働き続けられるのは大きな強みです。

学歴や職歴はほぼ関係ない

フリーランスで仕事をする場合、学歴や職歴はほとんど関係ありません。

企業の求人は「4年制大学卒業」や「経験者求む」と記載があり、学歴や職歴が採用結果に影響を与えます。やりたい仕事があっても、学歴や職歴が条件と合致しなければ応募すらできません。

しかし、フリーランスであれば学歴や職歴を問われない場合が多いので、好きな仕事を選べます。

起業を検討する際の準備期間になる

フリーランスとして働くことで、起業に必要な準備期間や時間を確保ができます。準備をしながらフリーランスとして収入を得られるので、起業に必要な資金を貯めておくこともできます。

また、フリーランスとして自分で案件を獲得して業務をこなす経験を通じて、起業に必要なスキルを身につけられるのもメリットです。起業の予行練習としても、フリーランスは適した働き方といえるでしょう。

会社員と比べて節税効果が大きい

フリーランスは、会社員と比較して節税しやすい点が特徴です。

例えば業務に必要な以下の費用は、フリーランスであれば経費として計上可能です。

  • 通信費
  • 交通費
  • 研修費

また自宅で作業している場合、家賃や光熱費なども「家事按分」として経費計上できます。ただし家事按分では、かかった費用すべてを経費計上できるわけではありません。例えば家賃の場合、以下のいずれかで費用計上分を計算します。

  • 居住面積と事業で使用する面積の割合
  • 事業で使用する部屋を使った時間の割合

さらにフリーランスは青色申告制度を利用できるため、最大で65万円控除されます。青色申告を利用する際の主な注意点は以下のとおりです。

  • 新規で事業を開始する際は、開業から2ヵ月以内に申請書を提出する
  • 申請しない場合は「白色申告」となり特別な控除は受けられない
  • 複式簿記での記帳が必要になる

フリーランスはさまざまな節税方法があるので、最大限活用しましょう。

女性がフリーランスになるメリット3選

女性がフリーランスになることで、以下のメリットを享受できます。

  • 育児や家事などと両立可能
  • さまざまなハラスメントから身を守れる
  • 女性特有の人間関係から解放される

今後フリーランスを目指す女性の方は、参考にしてください。

育児や家事などと両立可能

女性がフリーランスになると、会社員時代よりも育児や家事との両立を図りやすくなるケースが多いです。

フリーランスは在宅で働ける職種も少なくありません。例えば以下の職種は多くの方が在宅で活動しています。

  • デザイナー
  • ライター
  • オンライン講師

在宅での活動であれば、子どもの世話が必要なときは仕事を一時休止し、寝静まった頃に業務を再開することも可能です。また急な病気やケガなどで付き添いが必要なときも、在宅勤務のフリーランスであれば周囲に気を遣うことなく対応できるでしょう。

私生活との両立が難しい女性にとっては、フリーランスは魅力的な働き方のひとつです。

さまざまなハラスメントから身を守れる

フリーランスで働く女性は、さまざまなハラスメント被害を回避しやすくなります。

  • セクシャルハラスメント
  • パワーハラスメント
  • マタニティハラスメント

会社員の場合、ハラスメントが原因で退職を余儀なくされるケースも少なくありません。フリーランスは、会社組織に属さないため、上司や同僚からのハラスメントリスクは低く、人間関係のストレスを軽減できます。

これは、会社組織特有の人間関係のストレスから解放されるという、女性にとって大きなメリットといえるでしょう。

女性特有の人間関係から解放される

会社員時代は、女性同士のグループ内のトラブルに悩むことも少なくありません。個人で仕事を請け負うフリーランスは、その輪の中に入る必要がありません。

会社員になると、女性同士のグループ内でのトラブル、例えば陰口や仲間外れに悩まされることもあります。しかしフリーランスは会社に属さず仕事を進められるうえ、在宅勤務であれば他人と顔を合わせる機会も少なくなります。

余計な人間関係に悩まされずに済むのも、女性がフリーランスになる利点です。

フリーランスのデメリット

フリーランスのデメリット

好きな時間・場所で働けるなどのメリットがあるフリーランスですが、以下のデメリットもあります。

  • 仕事が不安定
  • 社会的信用度が低くなる
  • コミュニケーションや人脈作りの機会が少ない
  • 生活リズムが不規則になるケースがある
  • 労働基準法が適用されない
  • 社会保障制度が手薄になる
  • スキルアップは自分次第
  • 事務作業や確定申告の対応をしなければならない
  • 情報収集が難しい
  • 有給休暇がない
  • 保育園への入園が困難になる

フリーランスであることの問題点について解説していきますので、退職の決意をする前にチェックしておきましょう。

仕事が不安定

フリーランスはクライアントと契約して仕事をするケースが一般的です。契約が終了した途端に仕事がない状態となるため、毎月安定して給料がもらえる会社員と比べると不安定です。

フリーランスの場合、契約が突然打ち切られるケースも少なくありません。安定して活動していくには、手持ちの仕事を切らさないよう常に営業活動を続ける心構えが必要です。

社会的信用度が低くなる

フリーランスは収入が不安定なため、社会的信用度が低くなることがあります。

社会的信用度が低いことで困る場面は、クレジットカードの発行や住宅ローンを組むときです。安定した収入がないフリーランスは「返済能力が低い」と判断されるケースも少なくありません。正社員より収入が多い場合でも、審査では不利になりやすいのも事実です。

フリーランスになって数年は、クレジットカードの発行や住宅ローンを組むことが難しいと考えておきましょう。

コミュニケーションや人脈作りの機会が少ない

フリーランスはひとりで仕事を進めるケースが多いため、コミュニケーションや人脈作りの機会が少なくなります。

「人間関係が希薄」なのはフリーランスのメリットのひとつですが、同時にデメリットでもあります。なぜなら、人脈や新たな人との出会いが無ければ自身のスキルアップや案件獲得が難しくなるからです。フリーランスとして生き残っていくには、他者とのコミュニケーションを積極的に取りにいく姿勢が大切です。

生活リズムが不規則になるケースがある

フリーランスは報酬のために案件を多く抱えて、仕事が深夜まで続くケースも少なくありません。長時間の仕事が続くと体調を崩すリスクがあるため、フリーランスは仕事のスケジュールや体調の管理能力が会社員以上に求められます。

労働基準法が適用されない

フリーランスには労働基準法が適用されません。そのため労働時間が無制限になったり、報酬が支払われなかったりするリスクが存在します。

例えばクライアントからの支払いが遅れた場合でも、フリーランスは自分で対応しなければなりません。また労働時間も自己管理が必要になり、働きすぎないよう注意が必要です。

これらの状況に対応するには、契約書の確認が重要です。トラブルを未然に防ぐためにも、法律の知識を忘れずに身につけましょう。

社会保障制度が手薄になる

フリーランスは、会社員と比べて社会保障制度が手薄です。

会社員であれば厚生年金と国民年金の両方に加入できますが、フリーランスは国民年金のみです。年金の受給額が少なくなる可能性があるため、老後資金を多めに確保しておかなければいけません。

また、会社員であれば会社と折半で支払っていた社会保険料が、フリーランスは全額自己負担になります。さらに雇用保険や労災保険も加入できません。このように万一の保障が手薄くなる点も、フリーランスの不安要素です。

スキルアップは自分次第

スキルアップは自分次第

フリーランスがスキルアップを目指すには、自ら積極的に学ぶ機会を設けることが必要です。

会社員の場合は研修会や他の社員との交流などを通じてスキルアップが可能です。一方フリーランスは自分で講習会やセミナーに申し込み、自費で参加しなければいけません。

フリーランスとして働き続けるには、スキルアップは必須です。手持ちの仕事がなくならないよう、必ず自己研鑽を継続しましょう。

事務作業や確定申告の対応をしなければならない

フリーランスは事務作業や確定申告などを自分で行う必要があります。会計ソフトへの入力や税務署とのやり取りなど、通常の業務以外に時間が取られる点もフリーランスのデメリットです。

確定申告は税金に関わる重要な作業なので、期限までに必ず作業しなければいけません。そのため、普段から業務の効率化を考えて、契約するカードや口座を選択しておくと良いでしょう。

フリーランスなどの個人で仕事をしている方におすすめなのが、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。事務用品の購入をお得な価格でできたり、口座をまとめて業務の効率化ができたりと、事務作業と経費削減が一気にできます。

カード選びひとつで、日々の作業効率が変わってくるので、便利なカード選びをしてくださいね。

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仕事のストレスが蓄積しやすい

フリーランスは仕事の責任を自分で負うため、ストレスが蓄積しやすい傾向があります。仕事でのミスは契約解除につながる場合もあるため、会社員以上に成果物の品質にはシビアにならなければなりません。

さらにクライアントとの契約内容によっては、仕事でクライアントに損害を与えてしまった場合、損害賠償を請求されるケースもあります。

ミスや品質の低下を避けるためには、余裕を持ったスケジュールで案件を受け、適度に睡眠や休暇を確保するなど、無理のない働き方を検討する必要があります。

情報収集が難しい

多くのフリーランスはひとりで業務を進めるため、同業者との交流が少なくなりやすいです。そのため業界の最新情報を得られずにビジネスチャンスを逃す可能性があります。

継続的に仕事を受注するためには、市場のニーズや競合他社の状況などを把握する努力が不可欠です。情報が不足すると必要なサービスを提供できず、顧客の期待に応えられなくなるケースが増えます。

業界の情報を取り逃がさないようにするためには、以下のイベントやコミュニティに参加するのが効果的です。

  • オンラインサロン
  • SNS
  • 勉強会
  • セミナー
  • 業界イベント

情報のネットワークを広げることでビジネスの成長を促進し、さらに孤独感を軽減することもできるでしょう。

有給休暇がない

フリーランスに有給休暇は存在しません。休日は収入の減少に直結するため、休暇を取りづらいのが現実です。

しかし、過度な勤務は過労につながる可能性があり、健康を害するリスクを抱えています。フリーランスとして働き続けるためには、スケジュール管理が欠かせません。労働時間をしっかりと把握し適度に休日を設けて、日頃から心身のバランスを保ちましょう。

また代替収入源を確保することも有効な手段です。例えば不労所得を取り入れると休んでいる間も収入を得られるため、働きすぎによる過労を防げます。

フリーランスとして生きていく場合は、計画的な働き方と収入源の多様化を意識することが重要です。

保育園への入園が困難になる場合がある

フリーランスとして働く場合、保育園への入園が難しい場合が多いです。

保育園は入園選考があるのが一般的で、両親とも在宅していない共働きの家庭が優先される傾向があります。そのため在宅で勤務可能なフリーランスは、入園選考で不利になるケースが少なくありません。

フリーランスが保育園に申し込む際は「就労状況申告書」や「開業届の控え」を提出することが重要です。自分がフリーランスとして活動していることを証明できるため、より良い結果を期待できるでしょう。

なお書類を提出しても、入園が確実になるわけではないので注意してください。

フリーランスに向いている方の特徴

フリーランスとして成功するためには、いくつかの特性やスキルが求められます。向いている方の特徴は以下のとおりです。

  • 資格や専門的なスキルがある
  • マーケティング力がある
  • 常に前向きでいられる

フリーランスを目指す方は、参考にしてください。

資格や専門的なスキルがある

今までの職務で得たスキルや資格を持っている方は、フリーランスに向いています。

フリーランスに向いている資格として、主に以下のものが挙げられます。

  • 税理士
  • 社会保険労務士
  • 情報処理技術者
  • ネットワークスペシャリスト など

またフリーランスとして成功するためには、自分にしかない能力が求められます。そのため、特定分野の専門性を持っている場合、その価値をクライアントにアピールすることで、他のフリーランスとの差別化が可能です。

加えてポートフォリオの作成や実績の見せ方も重要です。具体的な成果物をまとめたポートフォリオを用意することで、自分のスキルをクライアントに示しやすくなります。

資格や専門的なスキルを持つことは、フリーランスとしてのキャリアを築く上で重要な要素です。

マーケティング力がある

取引先を開拓できる力がある方は、フリーランスに向いています。

フリーランスとして一定の信頼を得られるまでは、自分で仕事を探さなければならないため、積極的に営業する姿勢が求められます。マーケティング力が高い方は、インターネットやSNSを効果的に活用し、自己ブランディングや集客に成功しやすくなります。

例えばブログ運営やSNS運用を通じて自分の専門知識や経験を発信し、潜在的なクライアントにアプローチすることが可能です。また営業資料の作成においても、魅力的な提案書やポートフォリオを用意することで、クライアントに対して自分の価値をしっかりと伝えられます。

具体的なスキルとして以下のものが挙げられます。

  • デジタルマーケティングの知識
  • SEO対策
  • コンテンツマーケティング
  • 広告運用

これらのスキルを活用することで、フリーランスとしての収入を安定させることができるでしょう。

常に前向きでいられる

一喜一憂せずポジティブな気持ちを持ち続けられる方は、フリーランスに向いています。

フリーランスを始めたばかりの頃は仕事が少ないケースも多く、収入が不安定な時期が続くこともあります。先々の不安が行動力を削ぐ要因となることもあるため、安定するまでは前向きな姿勢を持ち続け、積極的に行動することが重要です。

また自己管理能力が高く目標達成意欲がある方は、フリーランスとしての活動をより充実させることができるでしょう。具体的な目標を設定し達成に向けて努力する過程で、自己成長と成功を実感できるようになります。

フリーランスで成功するためのポイントとは

フリーランスで成功するためのポイントとは

フリーランスで成功するためには、以下のポイントをクリアしていく必要があります。

  • スキルアップを心がける
  • 自己管理を徹底する
  • 人脈作りを意識する
  • エージェントとの契約も考える

これらは会社員においても大事なポイントではありますが、フリーランスになるならさらに意識しなければいけません。今のうちから身につけておきましょう。

スキルアップを心がける

長期的に成功し続けるためには、常にスキルアップを意識しましょう。業界の最新情報を収集したり、必要なスキルを磨いたりすることが大切です。

また自分の得意分野だけでなく、他の分野のスキルを獲得すると仕事の幅が広がります。収入を得る案件の選択肢を増やしておくと、不安の軽減にもつながるでしょう。

自己管理を徹底する

フリーランスは会社員よりも自己管理の徹底が求められます。自己管理ができずに体調を崩してしまうと、仕事の質や収入に悪影響を及ぼす可能性が高いうえ、クライアントから仕事を発注してもらえなくなる可能性があります。

フリーランスとして活動していくのであれば、休養時間を忘れずに設定し、規則正しい生活を徹底しましょう。

人脈作りを意識する

フリーランスとして活動する際は、積極的に人とつながる意識が大切です。人間関係が閉鎖的になりがちなフリーランスは「孤独」を感じるケースも少なくありません。定期的にコミュニケーションをとるように意識して、健康的に仕事ができるように心がけましょう。

また、自分から積極的に人脈作りに動くことで、案件獲得につながる可能性もあります。

フリーランスは自分の健康や仕事獲得のために、自ら進んで人と接する姿勢が大切です。

エージェントとの契約も考える

フリーランスとして活動する際は、エージェントとの契約も検討してみましょう。エージェントは案件獲得や単価交渉などを代行してくれるため、営業の手間が省けます。

エージェントの利用によりカットできた時間を他の案件に充てることで、仕事の効率をさらに高められます。

フリーランスの現状

ここでは令和2年5月に実施された「フリーランス実態調査結果」のデータを基に、さまざまな面からフリーランスの現状をお伝えします。

現在フリーランスがどのように活動しているのか、参考にしてください。

年収

フリーランスを本業として活動している方の年収は以下のとおりです。

100万円未満16%
100万円以上200万円未満16%
200万円以上300万円未満19%
300万円以上400万円未満16%
400万円以上500万円未満12%
500万円以上600万円未満8%
600万円以上700万円未満4%
700万円以上800万円未満3%
800万円以上900万円未満2%
900万円以上1,000万円未満1%
1,000万円以上4%

「200万円以上300万円未満」の割合が最も多い一方「1,000万円以上」のフリーランスも存在します。

就業時間

フリーランスの1日あたりの平均就業時間は、以下のとおりです。

1時間未満11.4%
1時間以上2時間未満13.1%
2時間以上4時間未満19.8%
4時間以上6時間未満19.4%
6時間以上8時間未満19.6%
8時間以上10時間未満10.8%
10時間以上12時間未満3.2%
12時間以上2.6%

「2時間以上4時間未満」から「6時間以上8時間未満」が多く、一般的な会社員よりも就業時間が短いという結果が出ました。

フリーランスを選んだ理由

フリーランスを選んだ理由は以下のとおりです(複数回答可)。

自分の仕事のスタイルで働きたいため57.8%
働く時間や場所を自由にするため39.7%
収入を増やすため31.7%
より自分の能力や資格を生かすため27.3%
挑戦したいことややってみたいことがあるため13.5%
ワークライフバランスを良くするため11.9%

フリーランスの特徴でもある「自分の仕事のスタイルで働きたいため」が半数以上を占めました。

フリーランスとして働く上での障壁

フリーランスとして働く上での障壁は以下のとおりです(複数回答可)。

収入が少ない・安定しない59.0%
1人で仕事を行うので、他人とのネットワークを広げる機会が少ない17.2%
仕事がなかなか見つからない15.3%
仕事が原因で負傷した・疾病になった場合の補償がない12.7%
就業時間や休日に関する規制がない11.1%
契約条件があいまい・事前に明示されない10.7%
社会的信用を得るのが難しく、フリーランスに対する偏見や誤解がある10.7%

フリーランスのデメリットとして挙げられる「収入が少ない・安定しない」の回答がトップでした。

2024年11月からフリーランス新法が施行される

2024年11月から「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)」(通称:フリーランス新法)がスタートしました。この法律は、フリーランスと事業者間の「取引の適正化」と「就業環境の整備」を目的として制定されます。

フリーランス新法では、以下の7つが義務化されます。

  • 1.書面などによる取引条件の明示
  • 2.報酬支払期日の設定・期日内の支払い
  • 3.7つの禁止行為
    • 受領拒否
    • 報酬の減額
    • 返品
    • 買いたたき
    • 購入、利用強制
    • 不当な経済上の利益の提供要請
    • 不当な給付内容の変更・やり直し
  • 4.募集情報の的確表示
  • 5.育児介護等と業務の両立に対する配慮
  • 6.ハラスメント対策に関する体制整備
  • 7.中途解除等の事前予告・理由開示

新法施行に伴い、契約書の確認は重要です。取引条件や報酬の支払いについて明確にしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。また業務フローの見直しをして、新法に対応できるように準備することも大切です。

フリーランス新法はフリーランスの働き方をよくするための法律であるため、内容を理解して対応することが今後のビジネスにとって重要になります。

参照元:内閣官房|特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)等に係る取組について

おわりに 

フリーランスは特定の企業や団体に属さず、自分のスキルを活かして仕事をする働き方です。頑張り次第で収入がアップするなどのメリットがありますが、社会保障制度が手薄になったり、社会的信用度が低くなったりするなどのデメリットもあります。

自分が働く上で「何を大切にしたいか」によっては、フリーランスよりも会社員で働いた方がメリットが大きいかもしれません。フリーランスはメリットだけではないことを頭に入れて、働き方について検討してみてください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要

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株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

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