年明けからの相次ぐ値上げによって、家計に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。食料品から光熱費まで、生活必需品の価格高騰に直面する中、支出を抑えるだけでは限界があります。
そこで、セゾンカード会員30,400名へのアンケート調査から、今こそ考えたい収入アップの方法を探ります。「出費が増えて生活が苦しい」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
【アンケート調査概要】
調査対象:セゾンサンクスオファー登録会員
調査期間:2024年11月15日(金)~12月14日(土)
回答者数:30,400
調査方法:インターネット調査
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75.3%が「出費が増えた」と実感!
株式会社クレディセゾンがセゾンカード会員を対象に実施したアンケート調査によると、実に75.3%の方が2023年と比べて出費が増加したと回答しています。その内訳を見ると、「出費が大きく増えた」が39.4%、「出費が少し増えた」が35.9%となっています。
一方、「あまり変わらない」は21.3%、「出費が減った」と回答した方は合計でわずか3.4%でした。
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2023年と比較して増加した出費を見ると、食費が63.7%と最も多く、次いで光熱費が47.2%と高い数値を示しています。
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また、値上がりを実感している商品やサービスとしては、お米・パン類が69.1%と最も高く、続いて野菜・果物が67.6%、電気・ガス・水道が56.5%と上位を占めていました。このように、生活必需品の値上がりが家計を直撃している状況が浮き彫りになりました。
支出を抑える工夫をする人が増加中
物価高への対応として、より安い商品を探す人が38.4%、ムダづかいを減らすよう意識する人が38.4%、クーポンやポイントを積極利用する人が37.4%と、支出を抑える工夫をする人が増加しています。

物価高に対して特に変わった対応はしていないと回答した人は17.0%にとどまり、多くの人がさまざまな工夫で支出の削減に取り組んでいることがわかります。
また、これらの節約だけでは追いつかない状況に直面している人がいるのも事実です。「日用品のストック購入を見合わせた」「夕食の品数を減らした」などの声も寄せられ、多くの人が家計の支出削減に知恵を絞っています。
みんながやっている出費増加への対策ランキング!
収入を増やすための取り組みについて、物価上昇に直面する会員の皆さまに質問しました。その結果を以下のランキングでまとめています。
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収入を増やすための取り組みとして、投資を始めた人が16.2%と最も多く、次いで働く時間を増やした人が7.1%、スキルアップのための勉強をした人が6.9%という結果となりました。また、副業を始めた人が4.4%、転職活動をした人が4.3%、資格を取得した人が3.0%と続きます。
一方で、特に何もしなかったと回答した人が64.9%と過半数を占めており、収入アップの必要性を感じながらも、具体的な行動に移せていない人が多いことも明らかとなりました。
特に興味深いのは年代別の分析結果です。「特に何もしなかった」と回答した割合は、20代で38.6%、30代で46.9%、40代で55.6%と徐々に上昇し、50代以降ではさらに高くなっています。
これは若い世代ほど積極的に収入アップに向けた行動を取る傾向があることを示しています。ただし、どの年代にも経済状況を改善しようと挑戦している方はいるため、まだ行動を起こせていない方はこれを機に新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
出費増加への具体的な対策
ここでは、出費増加への対策として、ランキング上位に上がっていた投資、副業、スキルアップについてそれぞれ具体的な方法を解説します。
<投資>
投資にはさまざまな種類があり、代表的なものにはNISA、株式投資、FX、外貨預金、国債などが挙げられます。その中でも、特に初心者の方には、長期・分散投資が可能なNISAがおすすめです。
NISAは、「つみたて投資枠」では年間120万円、「成長投資枠」では年間240万円までの投資金額について、生涯を通じての非課税保有限度額1,800万円のなかで非課税保有期間が無期限で保有できる制度です。毎月決まった金額を積み立てることで、市場の上下に左右されにくい長期投資が可能になります。
投資を始める際は、積立金額を無理のない範囲で設定し、長期的な視点で運用することが大切です。また、投資には必ずリスクが伴うため、生活費や緊急時のための預金を十分に確保したうえで、余裕資金での運用を心がけましょう。
<副業>
出費増加への対策として副業を始める場合には、すぐに始められる副業がおすすめです。具体的には、フリマアプリでの不用品売買や、アンケートモニター、フードデリバリーなどが挙げられます。また、ご自宅にパソコンがある場合には、データ入力やネットサービスの作業代行、文字おこしなども選択肢に入れてみると良いでしょう。
副業を始める前に、まず会社の就業規則を確認することが重要です。会社によっては副業を認めていないこともあるため、就業規則を確認した上で、問題がなければ副業を始めましょう。
また、副業での所得が年間20万円以上となる場合には、確定申告が必要となる点にも注意が必要です。きちんと収支を管理し、必要に応じて確定申告を行いましょう。
<スキルアップ>
スキルアップのための効果的な手段として、資格取得があります。特に、ITパスポートやMOS検定などのパソコンスキル関連の資格は、多くの業種で活用できる汎用的なスキルを証明できます。また、簿記検定は経理業務に不可欠な知識を示す資格として、転職時にも評価されやすい資格のひとつです。
資格取得に向けた勉強方法には、独学、通信講座の活用、専門学校への通学など、さまざまな選択肢があります。自分のペースで柔軟に学習したい方は独学が、体系的なカリキュラムで効率的に学習したい方は通信講座や専門学校がおすすめです。
なお、資格取得にかかる費用について、教育訓練給付金制度を利用することで一部が補助される場合があります。この制度を利用するためには雇用保険の加入期間などの条件を満たす必要があるため、事前にご自身が対象となるか確認しておくとよいでしょう。
おわりに
物価高による家計への影響が深刻化する中、私たちには支出を抑えるか、収入を増やすかの選択肢があります。アンケート結果が示すように、多くの人が投資や、副業、スキルアップなど、さまざまな収入アップの方法に挑戦し始めています。
今回ご紹介した方法の中から、自分に合ったものを見つけて、まずは小さな一歩を踏み出してみませんか?これからの時代、収入の柱を増やすことは、より安定した生活を送るための重要な選択肢となっていくでしょう。
今回のアンケートは、セゾンサンクスオファーでのアンケート結果をまとめたものです。セゾンサンクスオファーは、「オファー」と呼ばれるアンケートやクエストに参加するだけでプレゼントに応募できる、楽しくておトクなセゾンカード会員様限定サービスです。
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