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不動産担保ローンはろうきんでも扱っている!特徴やその他におすすめの商品も紹介

不動産担保ローンはろうきんでも扱っている!特徴やその他におすすめの商品も紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

不動産担保ローンは銀行やノンバンクだけでなく、ろうきんでも取り扱っています。融資を受けられる方は限定されていますが、要件を満たしている方はろうきんを選ぶことでお得に借りられるでしょう。そこで本記事では、ろうきんで扱っている不動産担保ローンの特徴を紹介します。ろうきん以外のおすすめ商品についても紹介するため、本記事を読んでいただければご自身に合ったローンを選べるでしょう。

この記事を読んでわかること
  • 不動産担保ローンとは、所有している不動産を担保に設定して融資を受ける金融商品です。
  • ろうきん(労働金庫)でも不動産担保ローンを取り扱っており、金利が低いなどの特徴があります。
  • リバースモーゲージを取り扱っているろうきんは限られているため、管轄のろうきんで取り扱いがない場合は別の金融機関で探す必要があります。
事業者向け不動産担保ローン

そもそも「不動産担保ローン」とは?概要をおさらい

そもそも「不動産担保ローン」とは?概要をおさらい

ろうきんの不動産担保ローンについて紹介する前に、本章ではそもそも不動産担保ローンとは何かを解説します。

メリット・デメリットや扱っている金融機関について理解し、不動産担保ローンの概要を押さえましょう。

不動産を担保に設定してお金を借りる商品

不動産担保ローンとは、所有している不動産を担保に設定して融資を受ける金融商品です。

担保とは、​返済不能になった場合に備えて、資金の貸し手(債権者)の損失を保証することです。金融機関は万が一の際に備え、不動産を差し押さえて資金を回収するための権利である抵当権を不動産に設定したうえで融資を実行します。

上記のような理由から、不動産担保ローンは金融機関側のリスクが低く、無担保ローンと比べると好条件で借りられるのが特徴です。

不動産担保ローンでお金を借りるメリット・デメリット

不動産担保ローンでお金を借りるメリット・デメリットについて解説します。

メリット

不動産担保ローンのメリットは以下のとおりです。

  • 金利が低めに設定されている
  • 返済期間を長期に設定できる
  • まとまった金額を融資してもらいやすい
  • 資金の使い道が比較的自由

不動産担保ローンは金融機関側のリスクが低いため、金利や返済期間の面で好条件の融資を受けられます。カードローンなどの無担保ローンでは返済期間が10年以下かつ金利が10%を超えるケースも多いですが、不動産担保ローンでは返済期間が最大35年かつ金利10%未満で借りられるケースがほとんどです。

また、不動産という大きな資産を担保にする分、まとまった金額の融資を受けやすくなります。金融機関によっては1億円を超える融資が可能な場合もあるため、個人での借入(金)だけでなく事業資金としても役立つでしょう。

さらに、不動産担保ローンでは資金の使い道が自由であるケースが多いです。住宅ローンやカーローンのような目的別ローンは定められた用途にしか利用できませんが、不動産担保ローンであれば事業資金や教育資金、生活費など、さまざまな用途にまとまった金額を利用できる可能性があります。

デメリット

不動産担保ローンのデメリットは以下のとおりです。

  • 返済できなくなったら担保に入れた不動産を失う
  • 手数料がかかる
  • 融資してもらうまでに時間がかかる

不動産担保ローンでは、不動産を担保にしてお金を借りるため、万が一返済不能となった場合には不動産を失ってしまいます。自宅を担保にしている方は自宅を失ってしまうため、そのような事態を避けるためにも計画的な借り入れを行いましょう。

団体信用生命保険など、病気やケガで働けなくなった際の保障・サービスが付いているローンを選ぶのもおすすめの方法です。

また、不動産担保ローンでは不動産の調査費用や抵当権の設定費用がかかるため、無担保ローンと比べて手数料がかかる点に注意しましょう。基本的に融資金額が大きくなるほど手数料も高くなります。

さらに、不動産担保ローンは無担保ローンのように即日で融資を受けるのは難しいと考えましょう。個人の審査だけでなく不動産の調査も必要になるためです。融資の実行は、審査を申し込んでから2週間〜1ヵ月程度の時間がかかる傾向にあります。

不動産担保ローンを扱っている金融機関

不動産担保ローンを扱っている主な金融機関は以下のとおりです。

  • 銀行
  • 信託銀行
  • ノンバンク
  • ろうきん(労働金庫)
  • しんきん(信用金庫)

ノンバンクとはクレジットカード会社や消費者金融など、預貯金業務を行わずに貸金業務に特化している金融機関です。銀行と違い、自社で受け付けから審査まで一括で行うため、審査期間が短い特徴があります。

ろうきんについては、次章で詳しく解説します。

ろうきんが提供する不動産担保ローンの特徴

ろうきんが提供する不動産担保ローンの特徴

ろうきん(労金)とは労働金庫の略称であり、労働組合や生活協同組合の会員が資金を出し合って運営している金融機関です。

ろうきんが提供する不動産担保ローンの特徴は以下のとおりです。

  • 申し込める方が限られている
  • 金利が低めに設定されている
  • 投資や事業目的では借りられない場合がある

それぞれについて解説します。

申し込める方が限られている

ろうきんは会員が資金を出し合って運営しているため、銀行などの金融機関と違いローンを申し込める方が限られています。具体的には以下のように区分されています。

  • 団体会員:ろうきんに出資・加入している労働組合、互助会、共済会などに所属している方
  • 生協組合員:ろうきんに出資・加入している生協の組合員
  • 一般勤労者:団体会員、生協組合員以外の方(管轄エリアに在住・勤労している方)

団体会員や生協組合員でなくともローンは申し込めますが、ろうきんの管轄エリアに在住・勤労している方に限定されます。そのため、管轄のろうきんが不動産担保ローンを扱っていない場合は、ろうきんから融資を受けられません。また、「ろうきん友の会」への入会や、個人会員となることが求められる場合もあります。

金利が低めに設定されている

ろうきんでローンを申し込めるのは団体会員、生協組合員、一般勤労者に区分されますが、その中でも団体会員と生協会員は金利の優遇を受けられます。

例えば、中央ろうきんで提供している全期間固定金利型・手数料定額型の適用金利は以下のとおりです。

  • 団体会員:1.850%~1.940%
  • 生協組合員:2.010%~2.150%
  • 一般勤労者:2.030%~2.170%

※2023年4月1日現在

投資や事業目的では借りられない場合がある

一般的な不動産担保ローンは資金の用途が定められていないケースが多いですが、ろうきんの場合は生活費全般に限られているケースが多いです。具体的には耐久消費財(家電、自動車、家具など)の購入やレジャー、旅行などです。

投資や事業目的では借りられない場合があるため、事前に利用可能な用途を把握しておきましょう。

不動産担保ローンを扱っているろうきん

不動産担保ローンを扱っているろうきん

ろうきんの不動産担保ローンの特徴が分かったところで、本章では各ろうきんの不動産担保ローンの詳細を紹介します。対象エリアなどを確認し、ご自身が利用可能なろうきんの不動産担保ローンを調べてみましょう。なお、本記事に掲載している内容は2023年4月現在の情報です。金利やローンの内容が変更となっている可能性もあるため、事前に確認してから申し込みましょう。

ろうきん不動産担保ローン比較表

項目中央ろうきん東北ろうきん北陸ろうきん中国ろうきん
商品名有担保フリーローン(不動産担保型)有担保フリーローンフリーローン(不動産担保)有担保多目的ローン
対象エリア関東1都7県東北6県北陸3県中国5県
借入可能額最高1億円最高1億円5,000万円以内最高1億円
返済期間35年以内35年以内35年以内40年以内
金利タイプ変動金利・固定金利変動金利・固定金利変動金利・固定金利変動金利・固定金利
金利(団体会員)1.850%~1.940%1.875%~2.025%1.900%~2.050%1.825%~1.975%
担保取扱手数料11,000円(団体会員・生協組合員)55,000円55,000円55,000円
特徴・金利ミックス可能<br>・金利引下げ制度あり・充実した生命保険<br>・3大疾病保障特約あり・借り過ぎ防止<br>・一部繰上償還手数料無料・保証料0円<br>・最長返済期間40年
資金使途生活全般(投資・事業目的除く)生活全般生活費全般生活資金、自己居住用住宅資金
ろうきん不動産担保ローン比較表

※ 最新の金利情報は各ろうきんにお問い合わせください。
※ 審査の結果、ご希望に添えない場合があります。

主な特徴:

  1. 中央ろうきん:
    • 不動産担保取扱手数料が低め
    • 金利ミックスや金利引下げ制度を活用可能
  2. 東北ろうきん:
    • 充実した団体信用生命保険オプション
    • 3大疾病保障特約付団信も選択可能
  3. 北陸ろうきん:
    • 借入上限額が他と比べて低め(借り過ぎ防止)
    • 一部繰上償還手数料が無料
  4. 中国ろうきん:
    • 最長返済期間が40年と長い
    • 新規利用者は保証料0円

中央ろうきん「有担保フリーローン(不動産担保型)」

【主な特徴】

  • 不動産担保取扱手数料が低い
  • 金利ミックスを利用できる
  • 金利引下げ制度がある
対象エリア関東1都7県(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)
借入可能額最高1億円
返済期間35年以内
資金使途セカンドハウスやマイホーム、教育、自動車、耐久消費財などくらしのさまざまな資金
返済方法元利均等毎月返済または元利均等毎月加算併用返済
公式HPhttps://chuo.rokin.com/banking/loan/free_secured/

中央ろうきんの有担保フリーローン(不動産担保型)にかかる不動産担保取扱手数料は、団体会員・生協組合員であれば11,000円(消費税込)、一般勤労者の方であれば33,000円(消費税込)に設定されており、ほかのろうきんと比較すると低いのが特徴です。

また、金利ミックスや金利引下げ制度を活用することで、標準金利よりお得に融資を受けられます。

東北ろうきん「有担保フリーローン」

【主な特徴】

  • 生命保険が充実している
対象エリア東北6県(青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県)
借入可能額最高1億円
返済期間35年以内
資金使途住宅、教育、自動車、耐久消費財購入など、暮らしのさまざまな資金
返済方法元利均等・利息分割後取返済、または元利均等・利息分割後取加算併用返済
公式HPhttps://www.tohoku-rokin.or.jp/kariru/summary.html

東北ろうきんの有担保フリーローンは、生命保険が充実しています。ろうきん負担で団体信用生命保険(団信)に加入できるほか、希望によって以下の団信を選択できます。

  • ろうきん3大疾病保障特約・障がい特約付団信
  • 夫婦連生団信
  • 就業不能保障団信
  • 就業不能保障団信夫婦連生
  • がん団信
  • がん団信夫婦連生

ご自身やご家族の万が一に備えて、必要な保険を選びましょう。

北陸ろうきん「フリーローン(不動産担保)」

【主な特徴】

  • 借り過ぎを防げる
  • 一部繰上償還手数料が無料
対象エリア北陸3県(富山県・石川県・福井県)
借入可能額5,000万円以内
返済期間35年以内
資金使途耐久消費財の購入、レジャー、旅行など暮らしのための生活費全般
返済方法毎月返済または毎月・ボーナス併用返済
公式HPhttps://hokuriku.rokin.or.jp/loan/fudousan_free_loan.html

北陸ろうきんのフリーローン(不動産担保)は、借入可能額が5,000万円以内であり、不要な借入(金)を防げます。不動産担保ローンはまとまった金額の借り入れができる一方で、返済負担が重くなるデメリットもあるため、バランスに優れているといえるでしょう。

また、一部繰上償還手数料が無料であるため、資金面に余裕がある時は適宜繰上げ返済を行うことで、返済負担を軽減できます。

中国ろうきん「有担保多目的ローン」

【主な特徴】

  • 保証料0円
  • 返済期間は最長40年
対象エリア中国5県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)
借入可能額最高1億円
返済期間40年以内
資金使途生活資金、自己居住用住宅資金
返済方法元利均等毎月返済または元利均等毎月・ボーナス併用返済
公式HPhttps://www.chugoku.rokin.or.jp/kariru/tamokuteki_loan/yuutanpo.php

中国ろうきんの有担保多目的ローンは新規利用者は労金負担で保証料がかからないため、借入時の初期費用を抑えられます。また、返済期間が最長40年と長いため、月々の返済負担を軽減できます。

リバースモーゲージを扱うろうきんも

リバースモーゲージを扱うろうきんも

リバースモーゲージとは、自宅を担保に老後の生活資金を借り入れることができる金融商品です。通常のローンとは逆の仕組みで機能するため、「リバース(逆)」という名前がついています。この章では、リバースモーゲージについて詳しく解説し、ろうきんでの取り扱い状況も紹介します。

リバースモーゲージの仕組み

リバースモーゲージは以下のような流れで機能します。

  1. 自宅を担保として設定
  2. 金融機関から融資を受ける(一括または年金方式)
  3. 利用者は居住を継続しながら生活資金として利用
  4. 契約終了時(死亡時など)に自宅を売却して借入金を返済

通常のローンとは異なり、利用者は生存中に元本返済の必要がなく、利息のみを支払うか、利息も元本に組み入れて後払いにすることができます。

リバースモーゲージの主な特徴

  • 対象年齢:一般的に60歳以上の高齢者が対象
  • 担保:自己所有の居住用不動産(一戸建てやマンション)
  • 融資金額:担保不動産の評価額の概ね50%~80%程度
  • 融資期間:終身または固定期間(例:10年、20年など)
  • 返済方法:契約終了時に一括返済(通常は不動産売却により返済)

リバースモーゲージのメリット

    • 住み慣れた自宅に住み続けながら生活資金を調達できる
    • 年金収入を補完する定期的な収入源となる
    • 相続税対策になる可能性がある(借入金が債務として評価される)
    • 資産価値の高い不動産を有効活用できる

    リバースモーゲージのデメリット

      • 不動産価値の下落リスクがある(債務が資産価値を上回る可能性)
      • 相続人との合意が必要な場合がある
      • 契約終了時に自宅を手放す可能性がある
      • 金利が変動する場合、将来の返済額が増加するリスクがある

      リバースモーゲージの主な利用目的

        • 老後の生活資金の確保
        • 医療費や介護費用の調達
        • 自宅のリフォームや改修費用
        • 子どもや孫への生前贈与資金

        ろうきんのリバースモーゲージ取り扱い状況

          2023年4月時点、以下のろうきんでリバースモーゲージ商品を取り扱っています。

          • 東北ろうきん
          • 新潟ろうきん
          • 静岡ろうきん
          • 中国ろうきん
          • 四国ろうきん

          各ろうきんで商品内容や条件が異なるため、詳細は各金融機関にお問い合わせください。

          リバースモーゲージ利用時の注意点

            • 契約前に家族と十分に相談し、理解を得ることが重要
            • 将来の不動産価値の変動を考慮に入れる
            • 契約条件(特に金利や手数料)を十分に理解する
            • 他の老後資金調達方法と比較検討する
            • 必要に応じて専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談する

            リバースモーゲージは、高齢者の生活を支える有効な選択肢の一つですが、個々の状況に応じて慎重に検討することが大切です。自身の資産状況や家族構成、将来の生活設計などを総合的に考慮し、適切な判断をしましょう。

            ろうきん以外でおすすめの不動産担保ローン

            ろうきん以外でおすすめの不動産担保ローン

            本章ではろうきん以外でおすすめの不動産担保ローンを2つ紹介します。

            • セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」
            • セゾンファンデックス「フリーローン(不動産担保)」

            それぞれについて見ていきましょう。

            セゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」

            【主な特徴】

            • 最短3営業日でスピード審査
            • 不動産担保力を重視
            • ご親族の担保提供も可
            対象エリア全国(※一部対応できないエリアあり)
            借入可能額100万円〜5億円
            返済期間5年〜25年(60回〜300回)
            資金使途開業資金・納税資金・物件購入資金・建替え資金など
            返済方法毎月4日に指定口座からの自動引落し(金融機関休業日の場合は翌営業日)
            公式HPセゾンファンデックス「事業者向け不動産担保ローン」の詳細はこちら

            セゾンファンデックスの事業者向け不動産担保ローンは、個人・法人にかかわらず利用可能です。

            • 赤字決算で銀行から借りられない
            • 銀行からの借入(金)があるが追加融資を受けたい
            • 税金滞納中で新たな融資を受けられない

            上記のような理由で銀行から借りるのが難しい方は、ぜひご検討ください。

            セゾンファンデックスの事業者向け不動産担保ローンの詳細はこちら

            事業者向け不動産担保ローン

            セゾンファンデックス「フリーローン(不動産担保)」

            【主な特徴】

            • 資金用途自由
            • 最短3営業日でスピード審査
            • ご親族の担保提供も可(※個人のお客さまの場合は原則として自宅を担保とした借入れはできません。)
            対象エリア全国
            借入可能額100万円〜3,000万円
            返済期間5年〜15年(60回〜180回)
            資金使途自由
            返済方法毎月4日に指定口座からの自動引落し(金融機関休業日の場合は翌営業日)
            公式HPセゾンファンデックスのフリーローン(不動産担保)の詳細はこちら

            セゾンファンデックスのフリーローン(不動産担保)は、資金用途に定めのないローンです。

            • まとまったお金を借りたい
            • 税金納付や学費など複数の用途に使いたい
            • ほかのローンをまとめたい

            上記のような悩みを抱えている方は、ぜひご検討ください。

            セゾンファンデックスのフリーローン(不動産担保)の詳細はこちら

            不動産担保ローンのろうきんに関するよくある質問(FAQ)

            Q1: ろうきんの不動産担保ローンを利用できるのは誰ですか?

            A1: ろうきんの不動産担保ローンは主に以下の方が利用できます。

            • 団体会員:ろうきんに出資・加入している労働組合、互助会、共済会などに所属している方
            • 生協組合員:ろうきんに出資・加入している生協の組合員
            • 一般勤労者:団体会員、生協組合員以外の方(ただし、ろうきんの管轄エリアに在住・勤労している方に限ります)

            Q2: ろうきんの不動産担保ローンの金利はどのくらいですか?

            A2: 金利は各ろうきんや商品によって異なりますが、一般的に市中銀行よりも低めに設定されています。例えば、中央ろうきんの場合、2023年4月現在で以下のような金利となっています。

            • 団体会員:1.850%~1.940%
            • 生協組合員:2.010%~2.150%
            • 一般勤労者:2.030%~2.170%
              ※ただし、金利は変動する可能性があるため、最新情報は各ろうきんにお問い合わせください。

            Q3: 借入可能額の上限はいくらですか?

            A3: ろうきんによって異なりますが、多くの場合、最高1億円まで借り入れ可能です。ただし、担保となる不動産の評価額や借入者の返済能力によって実際の借入限度額は決定されます。

            Q4: 返済期間はどのくらいですか?

            A4: 一般的に最長35年までの返済期間が設定されています。ただし、ろうきんによっては最長40年の商品もあります。具体的な返済期間は、借入者の年齢や返済能力、担保不動産の状況などを考慮して決定されます。

            Q5: 不動産担保ローンの資金使途に制限はありますか?

            A5: ろうきんの不動産担保ローンは、多くの場合、生活費全般に利用できます。具体的には、耐久消費財(家電、自動車、家具など)の購入、教育資金、旅行費用などに利用可能です。ただし、投資や事業目的での利用が制限される場合があるため、事前に確認が必要です。

            Q6: 団体信用生命保険(団信)に加入できますか?

            A6: はい、多くのろうきんでは団体信用生命保険(団信)への加入が可能です。一部のろうきんでは、通常の団信に加えて、3大疾病保障特約付きの団信や夫婦連生団信などの選択肢も用意されています。保険料はろうきん負担の場合が多いですが、詳細は各ろうきんにお問い合わせください。

            Q7: 審査にはどのくらいの時間がかかりますか?

            A7: 審査期間は通常、申込から2週間〜1ヵ月程度かかります。これは、個人の信用審査に加えて、担保となる不動産の評価も行う必要があるためです。ただし、ろうきんや案件によって審査期間は変動する可能性があります。

            Q8: 担保として提供できる不動産の種類は何ですか?

            A8: 一般的に、以下の不動産を担保として提供できます。

            • 戸建住宅
            • マンション
            • 土地(更地)
              ただし、担保として適切かどうかの判断は、不動産の種類、立地、状態などを考慮して行われます。

            おわりに

            不動産担保ローンとは、所有している不動産を担保に設定して融資を受ける金融商品です。ろうきんでも不動産担保ローンを取り扱っており、金利が低いなどの特徴があります。

            ただし、ろうきんで融資を受けられるのは団体会員や生協組合員、一般勤労者などの会員に限定されています。

            不動産担保ローンは多くの金融機関で取り扱っているため、諸条件を確認してご自身に適したものを選びましょう。

            【貸付条件一覧】セゾンファンデックス

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