国内の旅行とは違い、準備すべきものが多い海外旅行。初めての方はもちろん、行き慣れていても準備には時間がかかるという方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、海外旅行に必要な持ち物について詳しく解説しました。必需品から、状況に応じて必要なもの、荷造りのコツ、出発前に確認しておくべき事項にも触れています。安心して海外旅行に行きたいという方は、ぜひ一読してみてください。
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海外旅行に欠かせない持ち物リスト
海外旅行に欠かせない持ち物をリスト化しました。ここでは、渡航先がどこであっても一般的に必要なものを紹介しています。必ず準備すべきものと認識しつつ、参考にしてください。
海外旅行の必需品
まずは、海外旅行で忘れてはならないマストアイテムを紹介します。
- パスポート
- ビザ(旅行先や滞在日数による)
- 航空券
- 顔写真2枚(パスポートを紛失した時用)
- 戸籍謄本または戸籍抄本 1通(パスポートを紛失した時用。日本国籍を確認できる書類でも可)
- ツアー(旅)の工程表
- ホテルなどのバウチャー(予約証明書)
- 新型コロナワクチン接種証明書
- クレジットカード
- 現金(現地通貨・日本円)
- 海外プリペイドカード
- 海外旅行保険証
- 衣類
- 下着類
- 常備薬など
欠かせない持ち物の多くは貴重品です。忘れてしまうと、旅行に支障が出てしまうものが多いので忘れないよう注意しましょう。
海外プリペイドカードは、現地で買い物をするときにデビットカードのように使うことができる便利アイテムです。どんな手段で支払いをするのかによっても準備物は変わるので、ご自身に合った方法を検討してみてください。
また、近年は新型コロナワクチンの流行により、ワクチン接種証明書や出入国に必要なPCR検査などの書類が必要になるケースがあります。感染症に関する書類は流動的に変更されるため、必ず最新情報をチェックしましょう。
時間に余裕があっても、何を準備したのか分からなくなってしまい確認に焦ることがあります。特にパスポートや各種証明書類、現金などは絶対に忘れられないものとしてまとめておくと、安心かもしれません。
感染症対策関連グッズ
現在の海外旅行では、新型コロナ対策グッズの準備も重要です。
- マスク
- 除菌剤・除菌シート
- 体温計
- ティッシュなど
除菌剤は、化粧品や医薬品類(医薬部外品)に分類する物のみ機内への持ち込みや、預け荷物に入れることを許可している航空会社が多いようです。[3] ただし、持ち込み量の制限や、腐食性物質(次亜塩素酸ナトリウム水溶液)が発生する空間除菌製品の持ち込みを不可にしているところもあります。消毒液を準備するときは、利用する航空会社のWEBサイトで事前に確認をしておくと良いでしょう。
渡航先や状況に応じて必要な持ち物
以下は、渡航先や人により必要な持ち物のリストです。ご自身に必要なものは何かを考えながら準備物品を決めておきましょう。
- 常用薬
- メガネ・コンタクト・コンタクト用ケースや保存液
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 雨具
- 帽子
- サングラス
- サンダル(夏用)
- 防寒具(寒冷地用)
- 使い捨てカイロ(寒冷地用)
- 携帯用バッテリー
- 虫よけスプレーなど
常用している薬がある場合は絶対に忘れないようにしましょう。渡航先は日本と気候が大きく異なる場合が多いです。現地の季節、気温、気候に配慮したものをリストアップしましょう。リアルタイムな現地の情報を得ると準備がしやすくなります。天気予報を確認する、渡航先へひと足先に旅行している方のブログを読むなどをして、参考にしてみてください。
海外旅行に欠かせない女性の持ち物リスト
旅行では女性ならではの持ち物もたくさんあります。海外旅行に欠かせない女性の持ち物もチェックしておきましょう。
- メイク落としや基礎化粧品、メイクグッズなど
- 生理用品
- ヘアケア用品(シャンプーやトリートメント、ドライヤーなど)
- 着圧ソックス
- パジャマなど
渡航先によっては、機内で10時間以上座った体勢で過ごさなくてはなりません。普段から足がむくみやすい方は着圧ソックスの着用がおすすめです。
化粧品は100ml以下であれば機内持ち込み可能
化粧品や生理用品は、旅行先でも購入できそうですが、使い慣れたものでないと肌が荒れてしまう可能性があります。できれば普段使用しているものを持っていくのが良いでしょう。
化粧水などは小瓶に移すなどの工夫をして、滞在期間に応じた量を持っていくのがおすすめです。100ml以下であれば機内への持ち込みも可能になります。渡航先によっては機内泊が必要なケースもあるので、移動中も肌のお手入れをしたい方はスキンケアアイテムを持ち込めるよう準備しておくと便利です。
ヘアドライヤーなどは電圧の確認が必要
ヘアドライヤーが備え付けられていないホテルもあります。絶対に必要な方は宿泊するホテルの備品を事前にチェックしておきましょう。ただし、コンセントプラグの形状や電圧が日本とは異なる国もあります。電化製品を持参する場合は対応しているかどうかも確認しておきましょう。
海外旅行にあると便利な持ち物リスト
これまでに紹介したものを準備してみて、余裕があるようなら以下の便利グッズを持ち物に加えてみてはいかがでしょうか。分かりやすいよう活用シーン別で表にしていますので、購入を検討してみてください。
使用シーン | 準備するもの |
準備段階 | 宿泊数に応じたスーツケース 圧縮袋 ランドリーポーチ スキミング防止ポーチ |
機内 | のど飴 ネックピロー 簡易スリッパ アイマスク 耳栓 情報誌など |
旅行先 | エコバック ジッパー付きポリ袋 海外旅行用のポケットWi-Fi カメラ・カメラの充電器 筆記用具 |
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宿泊数に応じた大きさのスーツケースを準備!
スーツケースは一般的に1泊1人あたりに付き10Lが目安とされています。3~5泊で46~60L、1週間前後なら61~80Lを選ぶと良いでしょう。しかし、荷物の量には個人差があります。普段から荷物が多くなりがちな方は、気持ち大きめのサイズを選ぶと安心です。
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のど飴やネックピローなど機内で快適に過ごせる準備も
渡航先によっては、機内で過ごす時間が長くなります。快適に過ごしたい、眠りたいという方には、アイマスクや耳栓、ネックピローやスリッパの使用がおすすめです。空気の乾燥対策にのど飴も持参すると良いでしょう。100円均一で購入できるものも多くあるので、リーズナブルに揃えたい方は旅行前にチェックしてみてください。
コンセント変換プラグもあると便利
海外では日本とは異なるコンセントプラグを採用しているケースが多くあります。電化製品を持っていく場合は、渡航先のプラグ形状を調べ、対応した変換プラグを準備してください。
電源プラグの形状は、アルファベットで表記されています。日本で採用されているプラグは「A」となっているので、A表記の国は日本と同じと認識して問題ないでしょう。日本から渡航する人が多い主な国のプラグ形状は以下のとおりです。
国名 | プラグ形状 | 電圧 |
ハワイ | A | 120V |
韓国 | C・SE | 220V(まれに110Vもあり) |
台湾 | A | 110V |
タイ | A・BF・C | 220V |
シンガポール | BF | 220~240V |
渡航先により、複数のプラグが記載されている場合があります。持参する電化製品は、宿泊するホテルで使用することがほとんどのため、事前にホテルへプラグの形状を問い合わせしておくと準備しやすいでしょう。
また、プラグだけではなく電圧にも注意が必要です。最悪の場合、持参した電化製品が壊れてしまうこともあります。電化製品を持っていくときは、変圧器を準備する、もしくは異なる電圧に対応しているものを購入すると安心でしょう。
上手に荷造りするコツは?
これまでに紹介した準備物からも分かるように、海外旅行に持っていく荷物は非常に多いです。さらに、現地で購入するお土産などがプラスされるため、行きよりも帰りのほうが荷物は増えてしまいます。思い出の品を確実に持ち帰るためにも、荷造りのコツを押さえておきましょう。
衣類はコンパクトにまとめる
洋服はスーツケースのスペースを占領しやすいため、いかにコンパクトにまとめるかが鍵になります。くるくると丸める、平たくたたんで重ねるなどの工夫をして小さくまとめていきましょう。厚手のものは圧縮袋の活用がおすすめです。圧縮時に、掃除機を必要とするものもありますが、旅行先にはありません。圧縮袋を購入するときは、手で密閉できるタイプを確認して購入しましょう。
重いものは車輪側に入れる
スーツケースに重たい荷物を詰めるときは、車輪側に入れるようにしましょう。上部に重たいものを入れると、スーツケースが不安定になってしまいます。立てたときに倒れやすくなるうえ、移動時も転がしにくくなるので、重たいものは車輪側に詰めるよう注意しておきましょう。
手荷物とスーツケースの荷物は分けておく
機内で使う荷物とスーツケースに入れる荷物は、準備段階で分けておくと便利です。ただし、手荷物として機内へ搬入できる荷物量は限られています。旅行先に到着するまで使わないものはスーツケースに、機内で使いたいものは手荷物へ、用途に応じて分けておきましょう。
現地で買えるものは持っていかない
持っていきたいものが多すぎて、スーツケースに入らない!という事態に陥ったときは、現地で購入するという手段を選ぶのも良いでしょう。あえて持っていかないという選択肢を取ることで、荷物を減らすことができます。もしかしたら使うかもしれない…というレベルのものは、必要になったときに現地で購入するようにしましょう。
着回しできる服を持っていく
旅行だからこそオシャレを楽しみたいという方も多いかもしれませんが、持っていける衣類の量は限られています。毎日違う洋服を着る想定で準備をすると、服だけでスーツケースが埋まってしまうことも。服は着回せるものを選び、トップスとボトムスを上手く組み合わせて、海外旅行ならではのオシャレを楽しみましょう。
お土産を入れるスペースも確保
持っていくものばかりに注目しがちですが、現地で購入するお土産なども、最終的には荷物になることを忘れないでおきましょう。現地に着く前の時点でスーツケースがいっぱいだと、お土産を入れるスペースはありません。
さらに、飛行機に載せられる荷物の重量は限られています。重量オーバーの場合は超過料金を取られるケースもあるので、現地で買うと決めているものがある場合は、その分も考慮した荷造りを心掛けましょう。
行きのスーツケースに余裕がある場合は、機内に持ち込めるサイズの折り畳み式のスーツケースを入れておくという方法もおすすめです。帰るときはスーツケースが2個になりますが、機内に持ち込める量が増えるので、預ける荷物量を分散させることができます。お土産を大量に購入したい方は、折り畳みタイプのスーツケースの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
出発前に確認しておきたい3つのこと
準備物品ばかりに気を取られがちですが、海外旅行では荷造り以外にもやっておくべきことがあります。ここでは確認ポイントを3つ挙げたので、海外旅行の準備の一環として把握しておきましょう。
海外旅行保険への加入
海外旅行をするうえで忘れてはならない準備のひとつに、海外旅行保険への加入があります。海外でケガや病気にかかった場合、医療費は高額になるケースがほとんどです。入院をする事態になれば、100万~1,000万円単位の請求をうけることも。海外へ行くときは、海外旅行保険への加入を検討しておきましょう。
海外旅行保険選びに迷った場合は、「保険@SAISON CARD」を利用するのがおすすめです。withコロナの海外旅行でも安心な海外旅行保険の加入が可能です。新型コロナウイルスに旅行先で感染した場合も、診療費、入院費、救援者費用等が補償対象になります。
海外旅行の際は、ネットで簡単・完結申し込みができる海外旅行保険を利用してみてはいかがでしょうか。詳細は下記URLで確認してみてください。
現地通貨への両替
クレジットカードがあれば、現地通貨なんていらないのでは?と思うかもしれませんが現金を使う場面もあるので、ある程度の現地通貨は持っておきましょう。両替をする際は為替レートの把握が重要です。渡航日が決まったら、日本円をどのタイミングで交換するべきか、良いレートの日を狙うなどをして両替をしておきましょう。
特にチップ文化のあるアメリカやヨーロッパへ行く場合は、どの紙幣に交換するのかを決めておくと良いでしょう。20ドル以下の小額紙幣を多めに両替しておくとチップに使用しやすいので、参考にしてください。
スマホを使えるようにしておく
いまや海外旅行でもスマホは必需品です。しかし、日本で使用しているスマホを設定変更せず海外で使用すると、帰国後に膨大な金額を請求される場合があります。
渡航先でもスマホを使用したいときは、海外で使用できるように設定を変更する、もしくは海外用のWi-Fiをレンタルすると安心です。
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おわりに
海外旅行に必要な持ち物や、荷造りのポイント、出発前に確認しておくべきことを解説しました。持っていくものは状況に応じて変わるため、最新情報を得ながら準備をしていきましょう。
楽しみな反面、文化の違いや言葉が通じないことによる不安もあるのが海外旅行です。安心して旅行を楽しむためにも、このコラムを参考に万全な準備を目指してみてください。
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