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【初心者必見】株式投資で失敗しないためのポイント5選!原因も徹底解説

セゾンのくらし大研究 編集部

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「株式投資で失敗するとどうなる?」

「実際に失敗した方の事例が知りたい」

などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。株式投資を始めたくても、失敗するとどうなるのか分からなかったり、リスクが高いと感じたり、不安に思う方も多いでしょう。しかし、株式投資での失敗には原因があり、いくつかのポイントを抑えれば初心者でもリスクを減らせる可能性があります。

そこでこのコラムでは、

  • 株式投資で失敗する原因
  • 投資のポイント
  • おすすめの始め方

について解説しますので、株式投資で失敗するのが怖いと感じている方は、是非参考にしてみてください。このコラムを最後まで読むことで、株式投資のリスクをしっかりと意識しながら資産運用ができるようになるでしょう。

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株式投資で失敗した方の事例

株式投資で失敗しないためには、過去に失敗した方の事例から学ぶことが大切です。以下のお二人のケースを見てみましょう。

30代男性サラリーマンAさんのケース

30代男性サラリーマンAさんのケース

Aさんはある日、酒の席で友人が株式投資で儲けているという話を聞き、それなら私にだってできるだろうという軽い気持ちで株式投資を始めることにしました。Aさんは、ご自身名義で貯金していた2,000,000円を資金にして、当時注目を集めていた企業に全額を投資することにします。

最初の頃は利益が出ており、友人に食事を奢るなどの余裕がありましたが、ある日を境に投資先の企業の経営が悪化してしまったのです。Aさんは信用取引をしていたために、損失は一気に拡大し、最終的には貯金はおろか、多額の借金を抱えてしまうことになりました。

そしてついには家族から愛想をつかされ、妻と子どもは家を出て行ってしまったのです。「人が成功したから、私だってうまくいくだろう」という軽い気持ちで投資に手を出したことを、Aさんは深く後悔しています。

40代専業主婦Bさんのケース

40代専業主婦Bさんのケース

Bさんは、子育てや家事に追われる忙しい毎日を過ごしている専業主婦です。そんなある日、ママ友が株式投資で稼いでいるという話を聞きます。ちょうどBさんは「何か副業で稼げたら良いな」と思っていたので、生活に余裕を持たせるための手段として、株式投資に興味を持ち始めました。ママ友曰く、おすすめの証券会社があるそうです。

数日後、Bさんはママ友に紹介してもらった証券会社に行って話を聞くことにしました。証券会社で、営業マンに話を聞くと「今投資すべきおすすめの投資先」を熱心にすすめてきます。今後、目覚ましい成長が期待できるIT企業だそうです。

営業マンは「今、投資すれば、将来何倍にもなって返ってきますよ」とBさんに投資をすすめます。Bさんは悩みましたが「家のローンがまだまだあるし、子どもたちにもこれからお金がかかるから、思い切って始めてみよう」と思い、夫婦で貯めていた3,000,000円を資金として投資することを夫に相談せずに決めてしまったのです。

最初は営業マンのいうとおり、順調に株価は上がっていきました。しかし、ある日ネットニュースでその企業の株価が急落しているという記事を見つけました。Bさんは「しばらく待てばまた株価は上がるだろう」と思っていましたが、株価は上がるどころかどんどん下がる一方です。ついに、Bさんはその株を売却することに決めましたが、その時点ではすでに1,500,000円もの損失になっていました。

株式投資で失敗する7つの原因

株式投資で失敗する7つの原因

株式投資で失敗する原因は、さまざまです。ここからは、失敗する方の特徴7つについて見ていきましょう。

他人の言葉を鵜呑みにする

「○○の業界はこれから伸びる」「○○の株を買っておけば間違いない」といったような他人の言葉を、疑いもなく受け入れてはいけません。たとえ専門家であっても、今後の株価の値動きについて正確に予測することは難しいです。他人にすすめられて買った株の株価が、万が一下がった時には、誰も責任は取ってくれず全て自己責任です。周りの情報に振り回されると、ご自身で正常な判断ができなくなってしまいます。

1つの銘柄に集中して投資する

1つの銘柄に集中して投資をすることで、得られるリターンが大きい場合もありますが、それと同様に、極集中は分散投資に比べリスクを負う危険があります。また、同一の銘柄でなくても同じ業界のみに集中して投資している場合も同様に、業界全体が下落した場合は下落リスクを追ってしまいます。

デイトレードで投資をしている

デイトレードで投資をすると失敗しやすいともいわれています。というのも、デイトレードはプロの投資家が多額の資金を投じて戦略的に投資を行うものであり、株価チャートも読めない初心者には、ハードルは高いといえるでしょう。1日のうちに売買を確定したりなど、精神的な負担が大きい取引といわれています。慣れていないデイトレードから始めて株式投資を失敗してしまうという例もあります。

ご自身の資産をうまく管理できていない

ご自身の資産をうまく管理できていない

生活のための資金と、投資のための資金を明確に分けられていないと、普段の生活が成り立たなくなる可能性があります。また、株式投資において、ご自身の収支をしっかりと把握できていないと「今はトータルで利益を得ているのか、損失を被っているのか」が分からなくなります。

損切りをしない

株価が下がっている時に、その損失を最小限に留めるために損失を確定させることを「損切り」といいます。損切りをしないまま「株価はそのうちきっとまた上がるだろう」と信じて待ち続けたくなるのが、人間の心理といわれています。しかし、損切りをするタイミングを見失ってしまったまま時間だけが経ち(この時の株を「塩漬け株」といいます)、さらなる損失拡大につながりかねません。

信用取引を利用している

ご自身の資金を証券会社に担保として預けることにより、預けた資金の最大約3倍[7] もの資金と同じ取引を行うことを「信用取引」といいます。大きな利益を狙える一方で、その分大きな損失を被る可能性のあるハイリスク・ハイリターンの取引です。最初から大きな利益を狙い信用取引に手を出して、損失を負ってしまう方も少なくありません。

配当金や株主優待のために投資する

配当金や株主優待だけを目的に投資することは、リスクにつながります。配当金や株主優待は企業の業績に左右されやすく、いつまでもこれらの恩恵を受けられるとは限らないからです。業績が悪化した時の株価次第では、大きな損失を出す可能性すらあります。

失敗しない!株式投資のポイント5選

株式投資に失敗しないためには、次の5つのポイントを意識しましょう。

ご自身で考え行動する習慣を付ける

自己資産を使って株式投資をする以上は、全ての責任はご自身にあります。専門家等の意見を聞くことはあっても、最終的に投資をするかどうか判断するのはご自身です。安易に他人の言葉を鵜呑みにせず、他の方が成功したからといってご自身も同じようにいくとは限らない、ということを認識しましょう。

自分の中でルールを決める 

投資を始める前に「株価が何%まで下がったら売却するか」を明確にしておきましょう。投資の世界には「卵を1つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。全ての卵を盛ったカゴが落ちた場合、卵は全て割れますが、複数のカゴに卵を分けて盛っていた場合には残りのカゴの卵は無事です。これと同じことが、株式投資にいえます。「同じ銘柄にのみ投資するのではなく、分散して投資する」などのルールを決めておくことが大切です。

基本的な金融知識を学ぶ

基本的な金融知識を学ぶ

金融機関や証券会社が提供している動画セミナーなどで、基本的な金融リテラシーを身に付けられます。基本的な知識を身に付けることで、周りからの情報に惑わされることは少なくなるでしょう。セゾンマネースクールではお金に関する知識や、資産運用の方法、老後の資産づくりなどについて無料で学ぶことができます。

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損得だけでなく、コストも意識する

株式投資においては、株価の変動による利益や損失だけでなく、株を売買する際にかかる売買手数料や株を保有している時の手数料にも意識を向ける必要があります。一回一回の売買手数料は少額でも、取引回数を積み重ねると金額は大きくなります。利用する証券会社も手数料も比較しながら行っていくことで、コスト削減に繋がります。

買うタイミングを数回に分ける

株を買いたくなるタイミングは、ボーナスなどのまとまったお金が入る時が多いですが、その時期が必ずしも適切な投資であるとは限りません。一度にまとめて投資するのではなく、数回に分けて投資する時間分散もリスク軽減の方法として知られています。その時間分散の方法がドルコスト平均法といわれています。

参照元:日本証券業協会:ドルコスト平均法

ドルコスト平均法は、同一の金融商品を毎月などの一定のタイミングで同じ額だけ買い付ける投資手法です。株価が安い時には多くの株を買い、株価が高い時には少しの株を買います。長期的に見た時には、平均買付コストを下げやすくなります。買付コストが低いと、株価上昇時には大きな利益が得られやすいです。一方で、ドルコスト平均法にはデメリットもあります。一貫して、値下がりが続いた場合は、ドル・コスト平均法を使っても損失が発生してしまいます。

株式投資の始め方5ステップ

株式投資の始め方5ステップ

ここからは株式投資を始める5つのステップについて、失敗しないポイントを交えながら解説しますので、順番に確認していきましょう。

生活資金ではなく余剰資金で行う

普段の日常生活で使う資金や非常時の資金以外を「余剰資金」といいます。株式投資の資金としては余剰資金以上の資金は使わないことが大切です。

証券口座を開設する

口座は、銀行ではなく証券会社でつくる必要があります。証券口座の開設時に「一般口座」と「特定口座」を選択します。後者の特定口座では、源泉徴収があり、証券会社が税金の計算や納付の手続きを代行してくれるというメリットがあります。

証券口座に入金する

口座に資金がないと、株の購入ができません。いざ買いたい株が出てきた時に、買えないという事態を回避するために、残高に余裕を持って資金を入金しておくことが大切です。

取引を開始す

株式を購入する際には、単独の銘柄に集中して購入するのではなく、複数の銘柄に分散させると良いでしょう(銘柄の分散)。また、株を購入する時期についてはある特定の時期にまとめて購入するのではなく、購入する時期をずらして分散させるとリスク軽減に繋がります(時間の分散)。さらに、株式の地域や国を分散させることも1つの方法です(地域の分散)。

株式の推移を見守る

株価は日々変化していくものなので、その推移を毎日チェックしましょう。特に、株価が急落していないかどうかには注意が必要です。万が一、株価が下がっていても慌てずにあらかじめご自身が決めたルールに則って行動しましょう。

初心者は少額からの投資を!おすすめの口座2選!

ここでは、初心者の方が安心して始められる、おすすめの証券会社の口座を2つ紹介しますので、これから株式投資を始められる方は是非、証券会社選びの参考にしてください。

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おわりに

株式投資に「絶対」はありません。しかし、株式投資でうまくいく方と失敗する方にはそれぞれ原因があります。失敗する人の行動や考え方を理解し、ご自身で失敗する要因を排除することにより、株式投資をもっと楽しめるようになるでしょう。

有価証券投資に関する重要事項(大和コネクト証券)
有価証券投資に関する重要事項(セゾンポケット)

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