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【徹底解説】ミニ株とは?メリット・デメリットやおすすめの証券会社も紹介

セゾンのくらし大研究 編集部

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株式会社クレディセゾン提供(運営会社セゾンファンデックス)
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「ミニ株って通常の株式投資とどう違うの?」「どんなメリットやデメリットがあるんだろう?」「ミニ株だと利益は少ないの?」などと考えていませんか?株式投資について詳しくない方の中には、ミニ株と通常の株式投資の違いが分からない、利益は出せるのか、といった不安を持つ方がいるでしょう。ミニ株は、投資と大きく変わりません。しっかりとした戦略を持って投資をすることで、多くの利益を獲得できます

このコラムでは、初心者向けに

  • ミニ株のメリット・デメリット
  • ミニ株を上手く運用するためのポイント
  • 初めて投資する方におすすめの証券会社

などについて解説しますので「これからミニ株を始めたい」とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。このコラムを最後まで読むことで、自信を持ってミニ株の運用を始められるでしょう。

ミニ株とは

ここでは、ミニ株とは何かについて掘り下げて見ていきましょう。

そもそもミニ株とは

ミニ株とは、元々「株式ミニ投資制度」の通称であり、「投資株数が通常の株式投資の10分の1で運用できる方法」と定義づけられていました。しかし、昨今では、株式ミニ投資を取扱う証券会社も少なくなり、代わって最低1株から購入できる単元未満株のサービスを提供する証券会社が多くなってきました。そのような流れのなか、世間一般に、ミニ株と単元未満株取引が同義で語られることが増えたこともあり、本稿では便宜上、単元未満株取引もミニ株の一部としてお話しさせていただこうと思います。

参照元:日本証券業協会:株式ミニ投資

値がさ株でも購入できる  

ミニ株では、通常の1/100から株を購入できるため「値がさ株を購入したい」と思ったら、1株から気軽に投資が可能です。ミニ株は、単元未満株と同義で語られることがあり、大和証券グループが運営している大和コネクト証券は、1株から投資ができる「ひな株(単元未満株)」というサービスを提供しています。通常の購入においては1単元(100株)単位での購入を基本としていますが、大和コネクト証券の「ひな株」は、通常より少ない株数から購入できるのが魅力です。

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ミニ株に投資するメリット3選

ミニ株にはどのようなメリットがあるのか、3つの視点から見ていきましょう。

少ない資金から始められる

少ない資金から、小さく始められるのはミニ株の大きな特徴です。証券会社によっては、大手企業の株であろうと、1株から購入できます。例えば、2022年2月上旬の任天堂の株価はおよそ58,000円ですが、これを1単元(100株)で購入する場合には、約58,000✕100=5,800,000円の資金が必要です。5,800,000円もの大金を一度に投資できる方は限られていますが、大和コネクト証券の「ひな株」であれば、58,000円で1株だけの購入が可能です。

分散投資が可能 

ミニ株は、さまざまな業界に分散して投資することが可能です。また、大手企業の株を1株から購入できるため、リスク分散や時間分散につながります。「卵は同じカゴに盛ってはいけない」という格言が、投資の世界にはあります。この格言は株を卵に例えており、同じ銘柄の株ばかりに投資するのではなく、複数に分散して投資することの大切さを説いています。

配当金がもらえる

ミニ株においては、単元株単位での購入と同様に配当金をもらえます。もらえる額は単元株単位で購入した時に比べると少ないですが、株主にとって投資の喜びの1つである「配当金の恩恵」を受けられるのは嬉しいものです。配当金を狙うにあたっては、どの銘柄に投資するかが重要になってきます。

ミニ株に投資するデメリット3選

ミニ株には、以下のようなデメリットが存在しますので、運営していく中で損をしないよう詳しく見ていきましょう。

リアルタイムでの取引が難しい

ミニ株は、証券会社によって多少異なるものの、基本的にはリアルタイムでの取引ができません。一般的に売買が可能なのは、前場または後場の始値です。前場とは、平日の午前9時から午前11時30分までの間を指し、後場は、午後12時30分から午後15時までの間を指します。リアルタイムでの取引が難しいため、タイムラグによってご自身の希望する株価で取引ができない可能性があります。また、デイトレードなどの短期の売買には不向きであるため、長期投資を前提にミニ株の運用を行うことがおすすめです。

参照元:JPX:内国株の売買制度

ミニ株は手数料が割高

単元株と比べると、ミニ株は取引で発生する手数料の比率は高く設定されていることが多いです。ミニ株は購入株数が少ないため、1株あたりの手数料はどうしても高くなってしまう傾向にあります。これは「小さく始められる」という、ミニ株のメリットの裏返しといえます。

株主優待を受けられないことが多い

基本的には、ミニ株では株主優待を受けられない場合が多いです。そもそも、株主優待を受けるための条件として「株を1単元(100株)以上保有していること」としている企業は多いです。株数の少ないミニ株では、株主優待の恩恵を受けにくいといえます。

しかし、最初はミニ株から投資を始めて株数を徐々に増やしていき、保有株数が100株以上に至った場合には、株主優待を受けられます。そのため、いきなり100株以上の購入が難しいという方は、まずは小さく始めてみてから、株主優待を受けられるように少しずつ持っていくという投資方法が良いでしょう。

ミニ株を運用する3つのポイント

ここからは、ミニ株を運用するにあたってのポイントを3つ紹介しますので、長期的に安定して投資を継続するための参考にしてみてください。

自身の目的を明確にする

ご自身の中で、投資をする目的を明確にすることが大事です。目的が明確になると、ご自身の投資スタイルが確立され、株式の銘柄選びにおいて迷いは少なくなるでしょう。投資によって得られる利益は、大きく分けて株式の売却時に得られる「キャピタルゲイン」と、配当金によって得られる「インカムゲイン」があります。2つの利益のうち、どちらを優先して利益を求めるのかという「投資に対する姿勢」を明確にするのが重要です。

株主優待が受けられる条件を調べる

ミニ株で、株主優待を受けるための条件を調べてみるのは有益です。というのも、基本的にミニ株においては、株主優待を受けられる機会は少ないのですが、中には株主優待を受けられる銘柄が存在するからです。特に大手企業の中には、ミニ株で株主優待を受けられる企業が存在します。株主優待を目的にするのであれば、ミニ株でも株主優待を受けられる銘柄を探してみましょう。

手数料を抑えられないか考える

手数料は少しでも安く抑えることが重要です。1株あたりの手数料が高くなりがちなミニ株運用にあっては、コストが無視できません。コストを減らすための工夫として、単元株とミニ株を組み合わせて購入する方法があります。具体的には、株価の安い銘柄を通常の株式投資である単元株で大量購入し、一方で、株価の高い銘柄はミニ株で少量購入するといった方法です。

また、もともと手数料の低い証券会社を利用することは、コスト削減につながるでしょう。

ミニ株のおすすめ証券会社

初めてミニ株投資をする場合、なるべくコストを抑えながら始めたいですよね。ここでは、初心者におすすめの証券会社を紹介しますので、ご自身に合った証券会社選びの参考にしてみてください。

1株からさまざまな業界に分散投資できる大和コネクト証券

1株から幅広い分野に分散投資できる、大和コネクト証券の「ひな株(単元未満株)」。300以上ある国内有名企業から銘柄を選択でき、ミニ株でありながら、注文・約定はリアルタイムで行え、取引可能時間が長いのが特徴です。デメリットが少ない状態から投資を始めたいなら、大和コネクト証券がおすすめです。

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おわりに

ミニ株は、リスクを抑えつつ、気持ちに余裕を持って投資ができるため、株式投資の全体像を掴みながら徐々に慣れていくための練習になるでしょう。通常の単元株取引に興味があるものの不安がある方は、まずはミニ株からスタートすることをおすすめします。

有価証券投資に関する重要事項(大和コネクト証券)

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