固定費を節約する方法とは?見直し方法や見直す際のポイントについても解説!

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固定費を節約する方法とは?見直し方法や見直す際のポイントについても解説!

節約のためには「固定費」の見直しが良いと聞いたものの、一体、何から手を付けたら良いのか分からないという方もいるでしょう。また、これまで支払い続けていた固定費をどうやって減らせるのか、疑問に思ってしまう方もいるかもしれません。そこで、このコラムでは固定費の見直し方や、見直す際のポイントについて紹介していきます。

住宅費・水道光熱費といった、なくては生活できない費用、通信費や保険、車関係の費用などの減らし方がよく分からないもの、そのほかさまざまな節約方法について解説します。家計の見直しでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.節約は固定費の見直しから行う

支出は、交際費や医療費などの「変動費」と、住宅費や通信費といった「固定費」に分けられます。節約する際、注目したいのが固定費です。この固定費を減らせれば、すぐにでも節約の効果を感じられるでしょう。一般的に、家計の支出のほとんどが固定費となっており、一度固定費の見直しを行えば長期的に節約が続けられます

固定費を減らすのは難しいと感じる方もいるかもしれませんが、実は無駄になっている部分も多いのが固定費です。例えば、通信費を必要以上に高いプランにしたり、使っていないオプションを契約したままだったりすると、必要ない料金を支払い続けていることになります。ここで月間に数千円の節約ができれば、年間1万円以上の節約に繋げることも可能です。

2.固定費を見直す際のポイント

固定費を見直す前に、気を付けて欲しいポイントを3つ紹介します。無理なく節約を続けるためにも、以下の3点に気を付ておきましょう。

2-1.家計簿をつけてみる

まずは、何にいくら使っているか、お金の出入りを把握することが節約するうえで重要なポイントです。家計を「見える化する」ことで、必要なもの・そうでないものも一緒に見えてくるでしょう。スマホやタブレットなどで、簡単につけられる無料の「家計簿アプリ」もあるため、そういったものをうまく利用するのもおすすめです。また、手書きで作成するほうが自由度も高くできるというメリットもあります。

関連記事:手書きの家計簿はお金の動きがよく分かる。長く続けるポイントを解説

2-2.目標を決める

節約をスタートする前に、具体的な目標を立てるのもおすすめです。手当たり次第に固定費を削減するとキリがありませんし、結局、別の形で費用がかかってしまう場合もあります。例えば、通信費の場合だと、とにかく安いプランにしたとしても使い方に見合っていないと逆にお金がかかってしまう可能性もあります。

やみくもに安いプランに変更したり費用を削ってしまったりするのではなく、節約したい金額に向けて何をどれだけ減らせるかを考えてみると良いでしょう。

2-3.生活の質を落としすぎない

無駄になっているお金を節約するのはとても良いことですが、やりすぎは生活の質を落とすことになるため注意が必要です。家賃を節約するために安い賃貸物件を選んだとしても、生活するのに不便なことが多いとしたら、良い節約とは言い難いでしょう。我慢の多い節約は生活にも支障をきたしますし、ストレスが溜まって長続きしません。固定費の削減は、無理なくできる範囲で行い、生活の質を落としすぎないよう気を付けましょう。

3.住居費の見直し方法

家計の固定費として大部分を占める「住居費」は、うまく削減できれば大きな節約となるでしょう。ここでは、賃貸物件の場合と持ち家の場合の、住居費の削減方法をそれぞれ1つずつ紹介します。

3-1.引っ越しや交渉で家賃を下げる

賃貸物件の場合、家賃は収入の1/3の金額が丁度良い目安とされています。もし、それよりも高い家賃の方は収入に対して住居費の割合が多いかもしれません。譲れない条件以外は少し妥協しながら、収入に見合った家賃の物件を探してみましょう。引っ越し代や初期費用はかかりますが、長期的にみれば節約の効果も十分にあります。

引っ越しはしたくないという方、10年以上住んでいる、経年劣化で老朽化してきたなど、有利な理由がある場合は、家賃交渉してみるのもひとつの手段です。

3-2.住宅ローンを繰上げ返済する

持ち家で住宅ローンを返済中の方は、繰り上げ返済するのも有効です。繰り上げ返済には2つの方法があります。利息を減らしたい方におすすめな「期間短縮型」と、毎月の返済額を減らせる「返済額軽減型」です。節約におすすめなのは期間短縮型で、余分な利息を減らせます。月々の支払いが負担になっている場合は、返済額軽減型を利用するのも良いでしょう。

4.水道光熱費の見直し方法

水道光熱費は生活に欠かせないものなので、見直すといってもどうしたら減らせるか分からないという方もいるでしょう。ここでは、具体的にどんなことが水道光熱費の節約に繋がるのか解説していきます。

4-1.電気・ガス・水道の使用量を減らす

最も分かりやすい水道光熱費の節約は、それぞれの使用量を減らすことです。こまめに電気を消す、お風呂のお湯を洗濯に使用する、シャワーヘッドを節水タイプに付け替えるなど、とにかく使う量を減らします。毎日の積み重ねが、月々の固定費削減に繋がります。ただ、こういった節電・節水は家族の協力も必要不可欠ですし、ストレスを感じる方もいるので、無理のない範囲で行いましょう

4-2.省エネ家電に買い替える

古い家電は最新の家電に比べて、電気代がかかるものが多くあります。もし、エアコンや冷蔵庫など、10年以上使っている家電がある方は、思い切って買い替えてしまうのも電気代の節約に繋がります。また、さまざまな機能も充実しているので、生活するうえでもより便利になるでしょう。買い替えの費用はかかりますが、十分な節約効果が期待できます。

4-3.電気料金のプランや会社を変える

電気料金節約のひとつの手段として、プランの見直しや電力会社を変える方法があります。例えば、契約アンペアを下げることで、基本料金も下がります。また、最近は電気料金の自由化に伴い、電力会社を自由に選択できるようにもなりました。さまざまな電力会社を比較することで、生活スタイルに合った電気料金プランがある会社を選び、ストレスなく固定費の削減に繋げられます。電気料金の見直しを考えている方は、以下のリンクから自身にあった電力会社やプランを見直すことができます。

電気料金の見直しはこちら

5.通信費の見直し方法

通信費の見直しは、一度行うことで長期的な節約に繋がります。携帯電話やネット回線は、使い方に見合った契約プランに変更するのがおすすめです。また、最近は「格安SIM」を使った、通信量の安い格安スマホもあります。人によっては半額以下に抑えられる場合もありますので、検討してみる価値の大きい節約方法といえるでしょう。

5-1.携帯電話やネット回線のプランを切り替える

まずは、携帯電話やネット回線のプランを見直してみましょう。長期間プランの変更をしていない方は、現在の使用状況と合っていない場合もありますので、使用量とプランが合っているかをチェックしましょう。実際の使用量に対して、必要以上に大容量のプランになっている方はプランの変更をしてみましょう。また、使っていないオプションは解約手続きを行いましょう。

5-2.スマホを格安SIMにする

スマホを利用している方は、格安SIMにすることで大幅に節約できるでしょう。大手キャリアに比べて、格段に通信料が安くなります。また、必要なオプションなどを付けていく仕組みなので、ご自身の好みにカスタマイズしやすいのも特徴です。それによって、自動的に付属しているいらないものにお金を支払う必要がなくなります。

SIMを入れ替えるだけで手持ちのスマホを引き続き使うことも可能です。お持ちの機種が使用できるかどうか契約前に事前に確認しましょう。スマホ料金が高いと感じている方は、格安SIMも検討してみると良いでしょう。

6.保険の見直し方法

万が一に備えた保険も、加入してから時間が経っているものは一度見直してみるのもおすすめです。契約したときより、お得で充実した保険商品が販売されている場合があります。また、複数の保険会社へ加入している方は、保障内容の重複も確認してみましょう。

6-1.保障内容の重複を確認する

もしもに備えて保険に加入するのは大事なことですが、過度な保障は家計を圧迫する原因にもなってしまいます。とくに、複数の保険に加入している方は、保障内容が重複している場合もあるので、一度見直してみるのをおすすめします。

例えば、住宅ローンを組む際に3大疾病の特約が付いたものにするなら、ほかで加入している保障内容を見直すことも必要です。手厚い保障は安心ですが、家計に負担となるのは無駄になることもあるので気を付けましょう。

6-2.同内容で安い保険商品に切り替える

同じ内容の保険商品でも、保険会社によって保険料が違う場合があります。保険の見直しをする際は、複数の保険会社を比較してライフステージに合った、保障内容と保険料のものを選びましょう。また、加入してから時間が経っている場合は、同内容で安い新しい保険商品がないか相談してみるのも良いでしょう。

7.車に関する費用の見直し方法

車を所有している方は、車にかかる費用の見直しも考えてみましょう。加入している自動車保険や借りている駐車場など、使用頻度にかかわらず必ず支払わなければならない費用があります。住んでいる地域によっては車が必須な場所もありますが、電車やバスなど公共機関を利用することで事足りる場合もあるでしょう。周辺環境やライフスタイルに合わせて、車に関する費用を見直してみましょう

7-1.自動車保険を見直す

任意で自動車保険に加入しているという方も多いでしょう。その内容はさまざまで、補償される範囲も異なります。また、代理店型保険に比べてダイレクト型保険は、コスト削減がされている分、保険料も安く抑えられています。ただ、年齢や等級によってはその逆もあるので、どちらが良いかしっかり見極めましょう。

保険会社を変えなくても、車両保険の内容や年齢条件などを見直すことで、十分な節約に繋がります。一度加入するとそのままになりがちな自動車保険も、状況に合わせて見直すことで固定費の削減に繋がります。

自動車保険を見直す

7-2.駐車場を安い場所にする

賃貸物件や自宅に駐車スペースがない場合は、駐車場を借りる必要があります。駐車場は場所によって大きく金額が変わるため、近隣が高額な場合でも少し離れた場所や、多少条件が落ちる場所などは安く借りられることもあるでしょう。多少不便にはなりますが、広い範囲で探してみるのもおすすめです。

7-3.軽自動車に変える

普通車と軽自動車では、維持費が大きく異なります。毎年、支払う自動車税について、軽自動車は10,800円なのに対して、普通車は排気量によっても違いますが最低でも25,000円以上の費用がかかります。また、車検代も軽自動車は普通車の約1/3ほどと比較的低コストです。固定費を削減したい方は、軽自動車に買い替えるのも有効な方法です。

7-4.車を手放す

車の使用頻度が少ない方は、思い切って手放すことも検討してみましょう。必要なときだけカーシェアリングやレンタカーを利用することで、車にかかる維持費を大幅に削減できるでしょう。

8.その他の固定費の見直し方法

税金や教育費といった固定費も、家計を見直すポイントのひとつです。税金は、さまざまな税制優遇を受けられる場合もありますので、そういったものを活用してみましょう。また、教育費やサブスクリプションなどは、本当に必要かどうかを見極めることが重要です。

8-1.税金

所得税や住民税など、納税は国民の義務ですが、毎月の納税額が重くのしかかっているという方も多いのではないでしょうか。しかし、さまざまな「所得控除」「税控除」の制度を活用することで少しでも税金の負担を減らすことも可能です。ここでは、4つの節税対策について紹介していきますので、該当するものがないかチェックしてみてください。

・住宅ローン控除

毎年の年末時点で、住宅ローン残高もしくは住宅取得対価のどちらかが少ない方に対して、1%が所得税から控除される仕組みを「住宅ローン控除」といいます。令和3年度の税制改正によって、対象となる条件が緩和されたため以前より多くの方が受けられるようになりました

・生命保険料控除

生命保険や個人年金保険などに加入している方は、年末調整時や確定申告時に一定金額を課税所得から控除できます。会社員の場合、年末調整で書類の提出が必要になるため忘れずに出しましょう。

・医療費控除

1年間にかかった医療費が一定額を超えた場合に適用される控除を「医療費控除」といいます。実際に支払った医療費から、保険金などで補填される分を差し引いた額が10万円を超えた場合に適用されます。

幅広い医療に加え、必要と認められた通院費も対象です。また、本人だけでなく扶養家族との合計となるため、病院に行く機会が多かった年は活用するのがおすすめです。

・確定拠出年金

老後に備えた資金準備でもある「確定拠出年金」の掛金も所得控除の対象です。確定拠出年金には企業型と個人型があります。企業型確定拠出年金、個人型確定拠出年金を問わず掛金の全額が所得控除の対象です。また、個人型確定拠出年金は自営業・会社員だけでなく専業主婦(夫)の方の加入も可能です。

8-2.教育費

子育て世帯は教育に関わる費用も、大きく影響しているでしょう。一般に、収入の10%が理想といわれており、それを超える費用となっている場合は見直すのも良いでしょう。習い事は「子どものためになっているか」を客観的に判断しましょう。

8-3.サブスクリプションサービス

サブスクリプションと呼ばれる音楽や動画サービスは、毎月の支出金額としては少額かもしれませんが、利用していないものや同じようなものがないかチェックしてみるのもおすすめです。解約手続きが面倒でそのままになっているという方も多いため、無駄がないか見直してみましょう。

おわりに

節約というと、食費に手を付ける方も多いですが、毎月の支出を減らすには固定費の見直しも大切です。固定費を見直して無駄な費用を減らすことで、長期的な節約にも繋がります。見直す際は、調べたり手続きをしたりと手間もありますが、定期的に見直しておけば自動的に毎月の支出を減らせるので、結果的にはストレスなく節約が可能でしょう。

特に、住居費や保険料・教育費などは、収入に見合った金額かきちんと判断することも重要です。また、住宅ローン控除や医療費控除など、節約に繋がる制度も積極的に活用していきましょう。ただ、やりすぎは生活の質を落とし、ストレスになるため気を付けましょう。家計の負担となる固定費を見直し、無理のない節約を見つけていきましょう