認知症予防にサーフィンが有効だと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。たしかに、認知症予防のひとつに「運動」が挙げられます。しかし、なぜサーフィンが認知症の予防になるか分からない方も少なくありません。 このコラムでは、認知症予防にサーフィンが効果的な理由、さらにサーフィンに必要な道具・備品の値段と選び方などについて詳しくご紹介します。
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認知症予防にサーフィンが有効?
認知症はお年寄りを中心に発症する病気で、認知症になることを恐れていたり、あらかじめ予防をしたいと考えていたりするご年配の方は少なくありません。サーフィンが認知症予防に有効なら始めてみたいという方もいるのではないでしょうか。ここでは、そもそも認知症とは何か、そしてサーフィンが認知症予防に効果的な理由などをご紹介します。
そもそも認知症とは?
認知症は認知機能が低下して、日常生活に支障が出る症状のことです。 また、若者でも脳神経が何かしらの影響で変性して脳の一部が委縮し、アルツハイマー病を発症することもあります。認知症の初期症状は軽く、単なる物忘れ程度に思う方も少なくありません。
したがって、初期症状だけで認知症と判別することはなかなか難しいのが現実です。下記のような症状が起きた場合は、アルツハイマー病の可能性があるので専門機関に相談しましょう。
- 普段よく使う道で迷ってしまう
- 自宅までの帰り道がわからなくなってしまう
- ご飯を食べたかどうかわからなくなる
- 不安になる
- 気力がなくなる
参照元:認知症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
サーフィンが認知症予防に効果的な理由
サーフィンが認知症予防に効果的な理由は以下の4つの理由が考えられます。
- 夏に涼しく運動できる
- 仲間とのコミュニケーションが生まれる
- 趣味・好奇心が広がる
- 気分転換になる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
夏に涼しく運動できる
夏であればサーフィンはマリンスポーツなので涼しく運動することができます。夏は暑くて家に引きこもりがちになってしまいかねません。しかし、サーフィンは夏でも快適に運動できるので、暑くても継続しやすいでしょう。サーフィンを始めれば夏でも運動不足になりにくくなるので、認知症対策になるといえます。
仲間とのコミュニケーションが生まれる
サーフィンを始めることで新しいコミュニティができるので、コミュニケーションをとる機会が増えます。 認知症の予防に、人と話をしたり、コミュニケーションを取ったりすることが重要とされているため、サーフィンを始めることは、認知症の予防になるといえるのです。
趣味・好奇心が広がる
サーフィンなどの趣味や好奇心が生まれることで、自然と外出する機会が増え、健康的な生活を手に入れることができます。 趣味や好奇心がないと、自宅で毎日ゴロゴロしてしまう方が少なくありません。脳に刺激がないと、認知症の症状が進んでしまうと考えられています。したがって、サーフィンを趣味にして外出することも認知症予防になります。
気分転換になる
サーフィンを始めることは、気分転換になります。サーフィンは普段の生活では味わえない爽快感を味わうことができます。さらに、サーフィンで大自然を感じることで、気分のリフレッシュが可能です。非日常的な体験は、日常からの気分転換として認知症予防に効果的です。
サーフィンはシニアの趣味・生涯スポーツとしてもおすすめ
サーフィンは、何歳からでも始められ、生涯を通して行える生涯スポーツです。 スポーツとしての難易度が高いことに加えて、ご自身が高齢者でサーフィンを始めることは難しいと考える方もいるかもしれません。しかし、最近では、高齢者向けのサーフィン教室のレッスンなどもあります。以前よりもサーフィンを始めるハードルが下がっているため、気軽に始めることが可能です。
定年を迎えて仕事をしない方は、他人とのコミュニケーションを取る機会が少なくなってきてしまうかもしれません。そこで、サーフィンをきっかけにできるコミュニティで他人とのコミュニケーション機会が増えるでしょう。 サーフィンは以前よりも始めやすい環境になってきており、さらに一度始めれば長期にわたってできる生涯スポーツです。したがって高齢者の方にとって認知症の予防に有効なスポーツだといえるでしょう。
初心者からサーフィンを始める方法
これからサーフィンを始める方は、サーフィン教室などに通うのがおすすめです。 サーフィンを続けることができるかわからないため、サーフボードやウエットスーツを購入したくないと考える方も多いのではないでしょうか。サーフィン教室であれば、いきなりサーフボードやウエットスーツなどを購入する必要はありません。サーフィン教室では道具や備品をレンタルできるところもあるので、お試し感覚でサーフィンを始めることが可能です。
また、サーフィン教室では、サーフィンの基本を学ぶことができるだけではなく、ご自身と同じレベルの仲間を見つけることができます。したがって、コミュニケーションの場ともなり、認知症予防としてより効果を得られる可能性があるでしょう。
サーフィンに必要な道具・備品の値段と選び方
続いて、サーフィンを始めるにあたり、必要な道具の値段と選び方をご紹介します。
サーフボードの値段と選び方
サーフィンを始める際に、まず必要になるのがサーフボードです。初心者は、樹脂製(ポリエステル樹脂でラミネートしたPUサーフボード)のサーフボードより、エポキシ樹脂(エポキシ樹脂でラミネートしたEPSサーフボード)のサーフボードがおすすめです。 エポキシ樹脂製の方が強度が高く、壊れにくいのが特徴です。樹脂製よりも軽いため、初心者には使いやすいサーフボードだといえます。
サーフボードケースの値段と選び方
サーフボードケースを購入する際は、以下のポイントを意識して購入しましょう。
- サーフボードに合うサイズ
- 持ち運びやすい種類
- 断熱・防水性に優れたケース
サーフボードケースの相場は5,000円程度です。サーフボードケースには、ニットケースとハードケースの2種類があり、ボードの長さや用途によって選ぶ必要があります。
初心者の方はニットケースがおすすめです。ニットケースは安くて2,000〜3,000円代、高くても5,000円代ぐらいから販売されているので比較的安く購入することが可能です。それに比べてハードケースは安くても4,000〜5,000円代で販売されているので、手軽に購入することができるでしょう。
フィンの値段と選び方
フィンを購入する際は、以下のポイントを意識して購入するのがポイントです。 フィンの相場は大体15,000円程度です。
<フィンの種類>
- 既にサーフボードと一体になっているオンフィンタイプ
サーフボードとフィンが一体になり固定されているもの。フィンの取り外しはできません。 通常のショートボードではあまり見かけませんが、レトロフィッシュなどのツインフィンなどのボードでは現在もオンフィン仕様で作られているボードはあります。 オンフィンの場合は、わざわざフィンを購入する必要はありません。
- フィンボックスに差し込むタイプ
どんなタイプのボードでもこちらの方が主流です。フィンは、サーフボードやどんな波質でサーフィンをするのか、またその方の体重等で大きさや素材などが変わってきます。はじめの頃はサーフショップなどの店員さんに色々聞きながら決めましょう。
デッキパッドの値段と選び方
デッキパッドはサーフボードのテール(後方)に貼り付けるものです。デッキパッドは乗る時にターンなどの後ろ足のグリップをサポートする役割を持っています。 デッキパッドを購入するときのポイントは以下のとおりです。
- サーフボードのサイズに合っているものを選ぶ
- 素材の硬さやフィット感などの使用感の良いものを選ぶ
デッキパッドの素材や性能はさまざまですが、初心者の方は特に上記のポイントを意識して選びましょう。デッキパッドの相場は7,000円前後です。また、デッキパッドを購入しなくても、ワックスで対応することも可能です。
リーシュの値段と選び方
リーシュコードとはサーフボードと足をつなぐコードのことです。リーシュコードをつけていれば、万が一大きな波がきてサーフボードを離してしまっても、サーフボードが流されません。リーシュコード(リーシュ)を購入する際は、以下のポイントを意識して購入してください。
- サーフボードよりも少し長めのものを選ぶ
- 太さはサーフポイントの環境よって決める(大体5mmが基本)
- 初心者にはグリップの軽いものがおすすめ
- スイーベル構造のものだと絡みにくて安全
初心者の方は大きな波が来ると身の危険を感じて、思わずサーフボードから手を離してしまう可能性が高いため、購入しておくのがおすすめです。リーシュコードの相場は5,000円前後となっています。
ウエットスーツの値段と選び方
ウエットスーツを購入する場合は、以下のポイントを意識して購入しましょう。
- 季節や使用シーンで選ぶ
- 素材は伸縮性に優れているものを選ぶ
- 自身の体型にあったメーカーを選ぶ
マリンスポーツは体温調整が難しいスポーツなので、ウエットスーツ選びはサーフィンを始めるにあたって非常に重要です。
ウエットスーツの相場は、夏用が30,000円~、冬用が60,000円〜です。初心者を想定した場合、3ミリのフルスーツ1着あれば、6~11月まで、5ミリのフルスーツの場合は、5~12月まで持ちます。 季節によって適切なウエットスーツが異なるため、これからサーフィンを始める方やウエットスーツの購入を考えている方は上記の選び方を参考にしてください。
その他あると便利な道具
その他、サーフィンをするときにあると便利な道具は以下のとおりです。
- お着替えポンチョ
- シリコンバケツ
- ワックス
- ポリタンク
- 保温カバー
- 日焼け止め
- キーロッカー
特に、お湯を入れるポリタンクはサーフィン後に冷えた身体を温めることができます。サーフィンをしたあとに、そのままの状態や濡れた服で帰宅すると、寒さで体調を壊してしまうことも少なくありません。あらかじめ着替えを用意しておきましょう。 また、濡れたウエットスーツにより、バックの中が濡れてしまったり車が汚れてしまったりするのを防ぐため、シリコン製のバケツを用意しておくのもおすすめです。
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認知症予防にサーフィンはおすすめ!
このコラムでは、認知症予防にサーフィンが効果的である理由や、サーフィンに必要な道具・備品の値段と選び方などについてご紹介しました。サーフィンは運動だけではなくコミュニケーションをとることができる機会として認知症予防に効果があると注目されています。
認知症はシニアだけではなく、20代の方でも発症する可能性のある病気です。認知症予防に早すぎるということはありません。サーフィンは気軽に始めることができるので、これをきっかけに認知症予防の一環としてサーフィンを始めてみてはいかがでしょうか。