風呂の排水口が汚れる原因や効果的な掃除方法、汚れを溜めにくくするテクニックなどをご紹介します。
お風呂の排水口が汚れる原因
- 髪の毛
- 皮脂汚れ
- カビ
- 石鹸カス
掃除しないとどうなる?
- 水の流れが悪くなる
- 臭いが発生する
- 虫が発生する
- カビの原因になる
→カビによって肌トラブルを引き起こすことも・・・
自分で掃除するなら知っておこう!排水口のパーツ
排水カバー
排水カバーは、全てのパーツの一番上にあるフタのことです。目皿や受け皿を覆い、フラットになるように取り付けられています。
ヘアキャッチャー(目皿)
ヘアキャッチャーや目皿は、排水口のすぐ下に位置するパーツです。髪の毛や垢など、お風呂で発生するゴミや汚れが排水管に流れてしまわないように、絡め取る役割をしています。古いタイプである排水トラップの場合は、平らで網目状の目皿の下にさらに受け皿があるのが特徴です。封水筒タイプに使用されているヘアキャッチャーは、お椀型の形状をしています。
受け皿
排水トラップタイプにのみ存在するのが受け皿というパーツです。目皿だけでは防ぎきれないゴミをキャッチする役割を担っています。フラットな作りの目皿とは違い、ヘアキャッチャーのようにお椀型の形状をしているのが特徴です。
排水トラップ
古いタイプの排水口は、排水管に一番近い場所に排水トラップがあります。排水トラップは受け皿の下に位置し、コップを伏せて被せたような見た目をしているパーツです。周りに水を溜める部分があることで、排水管からの臭い漏れを防ぐ役割を担っています。
封水筒
封水筒は、筒状の太い部品です。排水カバーと受け皿を外したときにパイプの奥が見えるようになっているのが封水筒タイプの特徴です。役割は排水トラップと同じですが、排水トラップより多くの水を貯められます。そのため、排水管の空気の逆流によって排水口の水がなくなる「破封」と呼ばれるトラブルが起きにくい構造になっています。
お風呂の排水口掃除!きれいにする方法
何を使う?
- 中性洗剤
- パイプクリーナー
- 塩素系漂白剤
- 重曹とクエン酸
- オキシクリーン
お風呂の排水口掃除の頻度は?
ティッシュやビニール袋を使ってゴミを取るという簡単な掃除は、2~3日に1回ほどのペースでやりましょう。日常的な掃除をこまめに行なった上で、月に2~3回はパイプクリーナーや漂白剤などを使った掃除を行うのがおすすめです。
お風呂の排水口掃除の回数を減らす予防術
予防法💡
- ゴミ受けにアルミホイルを入れる
- 排水口カバーを付ける
自分で落とせない汚れはプロにお願いしよう!
プロに頼めばラクラク!
長年蓄積した水アカやカビなど、ご自身で落としきれない頑固な汚れにお困りの場合は、プロに依頼しましょう。
くらしのセゾンが提供する「浴室クリーニング」では、汚れが溜まりやすい排水口はもちろん、手の届きにくい壁や天井部分なども含め、浴室全体を隅々まできれいにできます。溜まった汚れを一旦リセットできれば日々のお手入れも楽になるため、忙しい方にもぴったりです。ぜひこの機会に一度お試しください。
おわりに
お風呂の排水口の汚れは、髪の毛や石鹸カスなど毎日必ず出るゴミが蓄積していくのが原因です。日々のお手入れでヘアキャッチャーのゴミをこまめに捨て、定期的にしっかりとした掃除を行うというサイクルを繰り返すのが良いでしょう。市販されているお風呂用洗剤やご紹介した予防策、浴室クリーニングなどをうまく活用しながら、清潔で快適なお風呂タイムを目指しましょう。