介護のお悩み相談Q&A(Part4):介護を続ける中での疑問

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介護のお悩み相談Q&A(Part4):介護を続ける中での疑問

介護は早めの準備が大切。親の小さな変化にも目を光らせ、疑問に思ったり困ったりした時は、すぐに専門家に相談しましょう。読者から寄せられたお悩みに、専門家がQ&A形式でお答えします。このコラムでは、「介護施設」「担当者会議」に関する4つの疑問をご紹介します。ぜひご自身の状況に置き換えて、考えてみてください。

1.【相談】施設が多過ぎ…違いが分からない 

1-1.老々介護が限界…施設入所を検討し始めたが 

遠方に住む両親の介護で悩んでいます。数年前、父親(78)が認知症と診断され、要介護1の認定を受けました。 

現在、両親は二人暮らしで、これまではデイサービスを活用しながら、母親(72)が一人で介護をしてきました。でも、父親の症状が少しずつ進行し、母親の負担が増してきています。 

私は仕事が忙しく、母親の支援をするのは難しい状況です。さらに症状が進んだ場合は、施設入所も検討する必要があると考えていますが、種類が多過ぎて、いまいちよく分かりません。何かアドバイスをお願いします。 

1-2.【回答】5つのポイントに注意、早めの準備を 

確かに、施設って複雑ですよね。介護の本を読んでも、10種類近く出てくるので、何を基準に選べば良いのか分からない方も多いと思います。 

例えば、認知症を発症している場合、要支援2以上の方を対象としたグループホームが候補の一つとなります。月の利用料は15~30万円が目安で、原則、終身利用できます。 

施設選びのポイントは主に5つあります。まず、本人にとって暮らしやすいか。次に、家族が通いやすい立地か。そして、要介護度などの入居条件を満たしているか。月の利用料や入居一時金は負担できる範囲内か。さらに、緊急時の対応方針が明確に示されているか。これらの点に注意して、お父さまに合う施設を探しましょう。 

施設選びは時間がかかるため、早めの準備が肝心です。困ったら一人で悩まず、「わかるかいごbiz」無料介護相談にご連絡ください。 

2.【相談】小規模多機能って何?メリットは? 

2-1.普通のデイサービスとは何が違うの? 

同居する母親(79)のことで相談があります。 

母親は、認知症の症状が少しある上、腰痛とひざ痛も抱えています。最近は、一人で家にいると不安に感じるようで、仕事中に携帯電話が鳴ることもあります。 

近所に妹がいますが、家族で介護をすることに限界を感じてきたので、介護保険を利用することにしました。先日、地域包括支援センターに相談に行ったところ、小規模多機能型居宅介護の利用をすすめられたのですが、普通のデイサービスとは何が違うのでしょう?利用料などでメリットはありますか? 

2-2.【回答】“顔の見える関係”、月額制など特徴 

小規模多機能型居宅介護は、介護保険の「地域密着型サービス」の一つ。訪問介護、デイサービス、ショートステイの3つを組み合わせて、ご利用者の自宅療養をサポートします。訪問からショートステイまで、すべて一つの事業所が行うので、職員と“顔の見える関係”を築きやすいのが特徴です。料金は月額制となっており、サービスを多く利用する方にとっても安心です。 

「地域密着型サービス」は、高齢者に住み慣れた地域で暮らし続けてもらうことが目的のため、利用できるのは原則、サービス事業所などがある市区町村の住民に限られます。認知症の方が対象となるグループホームなどもそうです。一方で、市区町村が事業所の数などを決めるため、サービスを受けられない地域もあります。何か気になることがあれば、お気軽に 「わかるかいごbiz」無料介護相談にご連絡ください。 

3.【相談】サービス担当者会議も同席すべき? 

3-1.介護サービス拒否の両親、やっと要介護申請にこぎ着けたが… 

遠方で暮らす父親(78)の坐骨神経痛が悪化し、要介護2の認定を受けました。 

父親は現在、80歳になる母親と二人暮らし。夫婦共に、他人を家に入れることが大嫌いで、当初は、介護サービスの利用も拒んでいました。でも、最近はふらつくことも多くなり、立ち上がるのもつらそうです。息子の私の度重なる説得の末、ようやく要介護申請にこぎ着けました。 

実は先日、担当のケアマネージャーから、サービス担当者会議の日程について連絡がありました。認定調査の時は、会社を休んで同席しましたが、今回は仕事の繁忙期と重なり、参加するかどうか迷っています。やはり、私が出た方が良いのでしょうか? 

3-2.【回答】サービス内容に相違も、できれば参加を! 

お父さまにとって、今回が初のサービス担当者会議に当たるので、できれば参加する方が良いと思います。 

サービス担当者会議では、これから受ける介護サービスの内容が書かれたケアプランの原案について話し合います。ケアプランでは、介護サービスを利用する上での目標が定められますが、ご本人やご家族の意向が充分に反映されないと、皆さんが望んでいる生活と異なる場合もあります。 

サービス担当者会議では、各サービスの担当者が一堂に会するので、ご家族の思いを伝える絶好の機会にもなります。お仕事に無理のない範囲内で、参加をご検討することが望ましいでしょう。 

4.【相談】担当者会議に同席、準備は必要? 

4-1.サービス担当者会議に向けて、確認しておいたほうがいいことは? 

心臓に持病のある父親(74)が要介護1の認定を受け、自宅で介護サービスを利用することになりました。 

現在、父親は一人暮らしで、私たち家族とは離れた場所で生活しています。先日、担当のケアマネージャーから、サービス担当者会議の開催について連絡がありました。「できれば、ご家族も出てほしい」とのことでしたので、仕事を休んで、娘の私が同席することになりました。 

会議は来月ですが、何か準備は必要でしょうか?今からできることがあれば、教えてください。 

4-2.【回答】本人、ケアマネと事前のすり合わせを 

サービス担当者会議は、各サービス事業所の担当者と一緒に、ケアプランの内容について話し合う場です。ケアプランには、サービスの目標や内容、頻度などが明記してあります。ご本人が同意書に署名・捺印した後、サービスの提供は始まりますが、ケアプランに大幅な修正が入る場合、後日改めて会議を開く必要があり、ご家族の負担にもなります。 

例えば、ヘルパーに食事を作ってもらうのと、配食サービスを利用するのとでは、生活の状況は変わってきます。お父さまがどのような生活を望んでいるのか、会議前にご家族の方から確認しておきましょう。その上で、電話などでケアマネージャーと意見をすり合わせておけば、ケアプランの修正を少なくすることができます。 

会議当日は、書類がたくさんあって混乱するかもしれません。そんな時は、ケアプランの「第3表」を確認しましょう。これを見れば、お父さまが受ける1週間のサービス内容がひと目で分かります。 

ちょっと気になる親のコト。大丈夫かな?と思ったら 

「離れて暮らす両親が心配…」「親はまだ元気だけど、介護について知っておきたい」「介護保険って、誰でも使えるの?」などお悩みがありましたら、 「わかるかいごbiz」無料介護相談をご利用ください。専門のスタッフが状況に応じたアドバイスをいたします。 

「介護保険について詳しく知りたい」「遠方に住む両親が心配」等々、お気軽にお電話ください。 

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