今まで元気に暮らしていても、突然、家族の介護が必要になることがあります。その際に、同居していたり近くに住んでいたりすれば、身の回りの世話をしたり駆けつけたりすることもできますが、離れて暮らしているとなかなか難しいものです。このようにご家族と離れて暮らす方が介護を行うことを『遠距離介護』といいますが、遠距離介護には特有の難しさがありお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、『遠距離介護』について悩んでいる方に向けて、気をつけたい3つのことを紹介いたします。
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『遠距離介護』で気を付けたい3つのこと
連絡を小まめに取る
遠距離介護をするときに大切なのは、ご家族の様子を小まめに確認することです。
確認する時は、具体的に聞き取るようにしましょう。たとえば、膝が悪く歩くことがむずかしい状態であれば、「今日は膝の痛みはどう?どれくらい痛むの?」「歩く時に不安はない?」「歩いていてつまずきや転んだことはない?」など、膝の状態を具体的に把握し、膝の痛みが原因で起こり得ることを予測して尋ねるのが良いでしょう。大雑把に体調を確認するのではなく、その人が持つ病気や障害、心の状態に合わせ、起こり得ることをイメージしながら聞き取るのがコツといえます。
もし、どんなことが起こり得るのかがわからない場合には、かかりつけの医師や介護支援専門員などの専門職に尋ねてみてください。上記では、本人を中心に考え連絡をとる場合についてお伝えしましたが、遠距離介護となると、もうひとつ押さえておきたいポイントがあります。
それは、「近くに住む他人」と小まめに連絡をとることです。なぜなら、介護者であるあなたへの気遣いや認知能力の低下から、ご家族が冷静に自身の状態を把握できず、本人の主張が実際の状態と異なっていることがあるからです。
身近なところでいえば、本人やその友人、地域の自治会のメンバーが当てはまります。その他には、地域ごとにいる民生委員、新聞の配達員、郵便局、移動販売、マンションやアパートに住んでいるようなら管理人も事情を話せば協力を得られる可能性は充分にあるでしょう。
本人かかりつけの医師や担当の介護支援専門員、利用している介護事業所があれば連絡をしても快く応じてくれるはずです。可能であれば、できるだけいろいろな人と連絡を取り合いご家族の様子を知る(気をつけてくれる)人を増やし、情報の網の目を細かくすることをおすすめします。
緊急時の対応を事前に考えておく
遠距離介護の場合、特に心配なのが、「室内での転倒」や「急な体調の変化」など突発的な出来事ではないでしょうか。高齢者は個人差があれども、多くの方が心身に疾患や障害を持っています。体調も変化しやすいので、何かあった時に備え事前の対応策を考えておくのが大切です。
具体的な対策としていえるのが、上記でもお伝えした「近くに住む方」を頼ることです。いろんな方がご家族に関わってくれると緊急時の対応を依頼できることや、いち早く変化に気づき事故を予防することができるなどの利点があります。「うちの親は○○が悪く、○○のようなことが起こるかもしれないので気をつけていただけると嬉しいです」と日頃から「近くに住む方」に伝えておくと良いでしょう。
介護保険を利用できるのであれば、介護支援専門員と相談して何かあった際の対応方法を決めておくこともできます。これら以外にも、市町村が行っている緊急通報システムや、一般企業が提供をしている駆けつけサービスや見守りシステムを利用するのもひとつです。また、成年後見制度を利用し、何かあった際に代わりに対応をしてくれる人を決めておくのも良いでしょう。
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お互いの気持ちを尊重する
遠距離介護に関わらず、介護全般にいえることではありますが、ご家族の気持ちと介護者の気持ちを尊重するようにしましょう。
たとえば、親は「住みなれた自宅で暮らしたい」という気持ちを持っているとします。しかし、子どもは親の認知度の低下や身体の状態などを踏まえて、親に自宅を離れてもらい同居をすることが望ましいと思っています。この時点では互いの気持ちは相反している状態です。
こういった場合にまずしてほしいのが、お互いの気持ちを尊重しながら話し合うことです。もちろん、親の生命が危険にさらされているなどの危険な状態であれば話は変わってきますが、基本的にはじっくりと話し合い、双方が納得のいく妥協点を見つけることをおすすめします。
実際に、どちらかの気持ちを尊重せずにものごとを決めてしまい、それぞれ、もしくはどちらかが後悔しているというお話しを聞きます。
たとえば、同居したのは良いがそりが合わずに関係が悪くなってしまった、介護の手間が想像以上にかかり負担を感じている、親が環境の変化についてこれず認知能力が大きく低下してしまった、などが後悔の原因になっているようです。繰り返しになりますが、ご家族と介護者の気持ちを尊重し、生活と介護について具体的にイメージしながら決定するようにしましょう。
見守りサービスを使ってみよう
ここまで『遠距離介護』をするときのポイントを紹介してきました。そのうえで、『遠距離介護』の助けとなる手段としておすすめしたいのが見守りサービスの活用です。
見守りサービスには、以下のような種類があります。
- 訪問型・・・スタッフが定期的に自宅を訪問する
- カメラ型・・・自宅にカメラを設置してモニタリングする
- 緊急通報型・・・緊急時に本人が通報ボタンを押すとスタッフが自宅に駆けつける
- 電話型・・・スタッフが定期的に電話で安否確認をする
- 配食型・・・スタッフが毎日決まった時間に食事を宅配し安否を確認する
- GPS型・・・GPSが搭載された端末を携帯してもらうことでいつでも居場所を確認できる
- センサー型・・・自宅設備にセンサーを取りつけて部屋の環境や安否を確認できる
見守りサービスにはいろいろなタイプのものがありサポート内容はサービスによって異なりますが、共通しているのは、離れていてもご家族の行動や安否を確認できるという点です。見守りサービスを利用すれば危険や不安が100%なくなるというわけではありませんが、活用することで得られる安心は大きいのではないでしょうか。
ただし、利用するサービスによっては監視されているような感覚を覚える場合もあるので、サービスを選ぶ際は本人がどのように感じるかを事前に尋ねておくと安心です。ご家族の現状やライフスタイルなどを考慮して、ベストなサービスを選ぶようにしましょう。
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株式会社ZIPCAREでは、ご家族と離れて暮らす方の介護負担や精神的不安を軽減するスマートケアセンサー『まもる~のONE』を提供しています。
『まもる~のONE』をご家族のベッドに設置することで、睡眠の質や脈拍・呼吸、離床、居室内環境(温度・湿度・照度・気圧)をリアルタイムにアプリから把握することができ、異変があればお手持ちのスマートフォンにお知らせが届きます。
また、レポート機能により日々の生活の様子をグラフで見える化するため、「最近いつもと比べて眠るのが遅いな・・・」「前よりも夜間に起きる回数が増えているな・・・」といった小さな変化にもいち早く気づくことができます。
設置はコンセントに挿してベッドの下に敷くだけで、インターネット環境も不要です。身体に取りつける必要のないシンプルなセンサーが一緒にご家族を見守ります。
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おわりに
ここまで『遠距離介護』についてのポイントや対策を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
『遠距離介護』には特有の難しさがあり、お悩みの方も多いことでしょう。それが長期間続くと、身体面、精神面ともに負担が積もります。ご家族との限られた時間を後悔なく過ごすためにも、「近くに住む他人」に助けを求めたり、必要に応じてサービスを取り入れたりすることができれば、心に余裕をもって介護を行うことができます。
『遠距離介護』でお悩みの方は、今回紹介した3つのポイントをぜひ実践してみてください。また、スマートケアセンサー「まもる~のONE」のご利用もご検討いただければ幸いです。