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更年期症状だけじゃない?|女性の髪とエクオールの関係

更年期症状だけじゃない?|女性の髪とエクオールの関係
株式会社ヘルスケアシステムズ

執筆者
株式会社ヘルスケアシステムズ

私たちは、名古屋大学発ベンチャーとして、カラダの微量成分と健康の関係を研究してきました。この成果を活かして、病気の手前の健康状態を調べる検査サービスを行っています。病気の診断はできませんが、大豆イソフラボンの作用や腸内環境、食塩を日々どれくらい摂っているかなどを調べる、いわば『生活習慣のモノサシ』です。 自分のカラダを見える化することで、それぞれの人に合った最適な健康プランの提供を目指しています。 生活習慣のミスマッチをゼロにする。これが私たちの使命です。

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1.女性ホルモンが薄毛に関係する理由

女性ホルモンが薄毛に関係する理由について、2つ説明します。

1-1.女性ホルモンは毛髪の成長と維持に不可欠だから

女性ホルモンのひとつである、エストロゲンは毛髪の成長と維持に欠かせません。しかし、一生涯分泌されるものではなく、20代あたりでピークを迎え、徐々に減少します。

特に、産後や閉経後は劇的に減少するため、この時期は薄毛に悩む女性が増えます。

1-2.女性ホルモンが減ると相対的に男性ホルモンが強まるから

男女ともに薄毛に悩む方は多いですが、その中でも男性は前頭部と頭頂部が薄くなるのが特徴です。男性の薄毛の原因は、遺伝的要因と男性ホルモンの作用が大半といわれています。

一方で、女性は男性ホルモンの作用を受けないのでは?と思われる方が多いのではないでしょうか。しかし、女性は更年期以降に加齢と閉経の2つの要因から女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンの割合が増えます。

このことが薄毛を引き起こす原因になる、ということです。ちなみにこのパターンでは、局所的に毛髪が薄くなる男性とは異なり、広範囲に薄くなる傾向にあるといわれています。

女性ホルモンが減ると相対的に男性ホルモンが強まるから

2.女性の味方「エクオール」薄毛との関係とは?

突然ですが、「エクオール」という成分をご存じですか?近年研究が進んでいる新しい成分で、女性にとって嬉しい成分です。

「エクオール」は大豆に含まれるイソフラボンという成分を原料に、体内の腸内細菌が産生する代謝物で、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに似た働きをします。特に更年期症状を緩和することでよく知られていますが、近年では毛髪の悩みとも関係があるという興味深い研究報告も出てきました。

エクオールを作ることができる人は、白髪の密度と割合が低いというのです¹⁾。まだまだ研究段階ではありますが、いつまでも豊かで若々しい髪を保つためにも、エクオールに注目してみると良いでしょう。

1)The Journal of Japanese Society of Aesthetic Dermatology Vol.30 No.1

3.エクオールの健康効果には個人差がある

女性に嬉しいエクオールですが、誰もが等しくエクオールの健康効果を得られるわけではありません。

エクオールは大豆に含まれるイソフラボンが腸内細菌によって変換されたものとお伝えしましたが、この腸内細菌がいない、あるいは活動力が弱いとエクオールに変換することができません。つまり、いくら大豆を摂取しても、エクオールに変換できる量には個人差があるため、その恩恵を充分に受けられない方もいるのです。

ちなみに、日本人でエクオールを作れるの割合は約2人に1人です。欧米人は約30%²⁾とされているので、日本人は比較的作れる人が多いといえます。

世界に目を向けてみると、韓国や中国などの東アジアではエクオールを作れる人の割合が多いとされています。これらの地域では日常的に大豆を食べているため、エクオールを産生できるかどうかは人種よりも食生活によるものかもしれないという見解もあるようですが、まだまだ研究段階です。

では、エクオールを作れない人は大豆を食べても意味がないか、というと全くそんなことはありません。厚生労働省研究班によると、食品からのイソフラボン摂取量が多い女性は乳がんや心筋梗塞などのリスクが低いと報告されています。

また、大豆は良質なたんぱく質源で、栄養価が非常に高いです。こうしたことから大豆は、エクオールを作れる、作れないに関わらず、男性を含めた全ての方が積極的に摂取すべき食品といえます。

2)日本女性医学学会雑誌, 20: 313-332, 2012

4.薄毛予防におすすめの食習慣

薄毛予防には、ホルモンバランスを良好に保つことが不可欠です。そのため、適度な運動、充分な睡眠を取るなどはもちろんですが、食生活でエクオール産生を高めることも重要です。食事は次のポイントを意識しましょう。

4-1.大豆を積極的に食べる

日本人の約半数はエクオールを作ることができるといわれています。しかし、10~20代の若い世代に注目すると、エクオールを作れる人の割合はグンと下がり、20~30%程度といわれています(当社調べ)。

これは近年の食の欧米化により、若い世代の大豆摂取量が少ないことが原因のひとつと考えられています。大豆は豆腐や納豆、味噌、豆乳などさまざまな形で取り入れることが可能です。ぜひ、普段の食事に意識的に加えましょう。

大豆

4-2.食物繊維を摂る

エクオールは腸内細菌によって作られるため、腸内環境を整えることが重要です。腸内細菌は食物繊維をエサとするため、根菜やきのこ、海藻などの食物繊維が豊富な食材を積極的に摂りましょう。

若い世代は摂取量が少ないといわれているので特に注意が必要です。寒くなるこれからの時期はお鍋が美味しいですよね。野菜や豆腐、きのこなどを手軽に摂れるためおすすめです。

食物繊維

4-3.食事はバランス良く

エクオール産生につながる食材は沢山ありますが、特定の食べ物ばかりを食べ続けることは、決して健康的とはいえません。これだけ食べれば大丈夫、というものもありません。

色々な食材をバランス良く食べつつ、大豆や食物繊維なども豊富に摂取することが重要です。

4.エクオールが作れているかは尿でわかる!「エクオール検査」のすすめ

体内で「エクオール」が作れているかどうかは尿検査で簡単に調べられます。エクオールが理想量作られているか自宅で確認できる検査キットがあり、医療機関でも採用されています。

エクオールは体内で使われた後、尿として排出されます。そのため、尿中のエクオール量からエクオールをどのくらい産生できているのかを判断することができるのです。

検査はいたって簡単です。自宅で採尿し、ポストに投函するだけです。結果はWEB(もしくは郵送)で確認できます。明るく健やかな毎日のために、検査キットを役立ててみてはいかがでしょうか。

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検査の流れ

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※郵送で結果をお返しする場合は約2週間かかります。

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