介護脱毛(介護福祉目的のVIO脱毛)とは?メリットと注意点を紹介

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介護脱毛(介護福祉目的のVIO脱毛)とは?メリットと注意点を紹介

昨今高齢化が進み、介護が避けては通れない時代となってきました。誰しもが介護される側・介護する側になり得るといえるでしょう。 

なかでも排泄介助はプロのヘルパーの方でも負担があり大変な業務の1つです。身近な人を介護して、排泄介助の大変さを身をもって感じた方もいるかと思います。 

万が一自分が介護・排泄介助が必要になったとき、「介護する側の肉体的・精神的な負担を少しでも減らしたい」「オムツをしていても快適な環境を保ちたい」と考える方も多いと思います。 

結論からいうと、介護脱毛(介護福祉目的のVIO脱毛)がその悩みを解決してくれるでしょう。本記事では、介護脱毛とはどのようなものなのか、メリットや注意点、おすすめの開始時期などを詳しく紹介します。 

1.介護脱毛(介護福祉目的のVIO脱毛)とは? 

介護脱毛(介護福祉目的のVIO脱毛)とは、自分が介護される立場になったときのために、前もってアンダーヘア(VIOライン)を脱毛しておくことです。 

子育てが一段落し、老後のことを考え始める40~60代を中心に注目されています。 

1-1.介護脱毛の施術が増えている? 

介護脱毛は昨今認知度が上がってきており、「親の介護で排泄介助したときにアンダーヘアがあることで処理が大変だった」「自身が介護を受ける際、介護者に面倒をかけたくない」などの理由から、施術を希望して受ける方が増えてきています。 

介護脱毛は介護される側にとっても大いにメリットがありますが、自身のためではなく、介護する側のことを思いやり、少しでも負担を減らしてあげたいと介護脱毛を決意する方が多いようです。 

1-2.脱毛のVIOラインとは? 

脱毛の際によく耳にするVIOラインとはそもそもどの位置のことなのか、分からない方も多いかと思います。 

VIOラインとは具体的にどの範囲なのか、また、どの程度の脱毛が理想的なのか、介護される場合を想定した脱毛のポイントと合わせて解説していきます。 

・Vライン 

Vラインは、クリニック・サロンにより定義が異なりますが、一般的に両足の付け根と骨盤を結んだ三角形の部分のことです。 

Vラインは、VIOラインの中で毛量が1番多い部分です。毛量が多いと下着やオムツの中が蒸れやすい環境になり、臭いの原因になることがあります。 

介護脱毛では、衛生面や介護者の負担を考えるとハイジニーナ(デリケートゾーンに生えているアンダーヘアを全て脱毛して無くすこと)にするのが理想的ですが、Vラインの毛が完全に無くなるのは抵抗を感じる方が多いようです。 

Vラインの毛の範囲を減らし、生えている毛が細くなるだけでも、蒸れの軽減、排泄物の絡まりを最小限にできるので、衛生的で介護者の負担も軽くなります。 

・Iライン 

Iラインとは、VラインとOラインの間、陰部の両側部分のことです。介護する側のことを考えると、Iラインは全て脱毛して無毛の状態にするのがおすすめです。 

Iラインは、排尿時に3部位の中で最も尿が付着しやすい環境にあります。また、下痢や軟便の場合、Iラインまで便が付着してしまうことがあり不衛生になりやすいといえるでしょう。 

Iラインを無毛にすることで、アンダーヘアに尿や便が絡まることがなくなるので衛生的です。 

・Oライン 

Oラインとは、肛門周りを指します。介護する側のことを考えると、OラインもIライン同様、全て脱毛して無毛の状態がおすすめです。 

Oラインはアンダーヘアに排便が絡みやすく、また、お尻の脂肪で通気性が悪くなるので不衛生になりやすい環境といえます。 

介護脱毛することでアンダーヘアに排便が絡まることがなくなり、通気性も良くなるので衛生的です。また、排泄物が付着しやすい部位を介護脱毛しておくと、普段の生活も快適に過ごせます。 

2.介護脱毛のメリット 

主に介護される側は衛生面で、介護する側は清拭する負担が軽減され、双方にメリットがあります。 

以下、それぞれの項目に関して解説していきます。 

2-1.排泄介助がやりやすい 

排泄介助が必要な場合、特にIライン・Oラインのアンダーヘアが無いとサッと拭き取るだけで清潔な状態にできるので、スムーズに介助することが可能になります。 

介護される側にとって、排泄介助の時間が長くなるほど後ろめたさや羞恥心を感じ、ストレスになる可能性があります。また、介護する側にとっても、アンダーヘアが無い方が陰部を目視しやすく、短い時間で清拭ができるので負担が軽減します。 

2-2.肌トラブルの予防になる 

オムツを着用している場合、アンダーヘアに排泄物が絡まり時間が経つと付着したまま乾いてしまいます。乾いた状態になると清拭の際に汚れが取りにくくなるので、力をかけてゴシゴシと拭くことになり、肌がダメージを受け荒れてしまうことがあります。年配の方は肌の再生能力も衰えるので、1回肌トラブルが起きてしまうと症状が長引くことが多いです。 

アンダーヘアがあることで、肌トラブルが起こったときに発見が遅れたり患部が見にくくなったりなどの支障が出る可能性があります。 

介護脱毛することでアンダーヘアに排泄物が絡むことがなくなり、肌がダメージを受けにくくなるので、かゆみなど肌トラブルが起こりにくい環境に整えることができます。 

2-3.衛生的に良い 

オムツはアンダーヘアがあると蒸れやすく、そこに排泄物の取り残しなどがあると雑菌が増殖しやすい状態になります。このような環境は、皮膚の炎症や感染症、臭いの原因にもなり衛生面で良くありません。また、臭いは介護される側・介護する側、双方のストレスにもなります。 

介護脱毛を行っていればアンダーヘアがなくなり、蒸れや臭いが軽減して衛生的な環境を手に入れることができるでしょう。 

3.介護脱毛を行う際の注意点 

介護脱毛をする際、いくつかの注意点があります。 

介護脱毛は、介護される側・介護する側にとってメリットが多く魅力的です。しかし、注意点を知らずに施術を受け、「こんなはずではなかった」と後悔する前に、以下の注意点を理解しておきましょう。 

3-1.永久脱毛をすると元には戻せない 

医療用レーザーは、カミソリ・毛抜きとは違い、毛根を破壊して毛が生えてこないようにします。そのため、施術すると数年後に毛が生えてきたとしても薄く細い毛しか生えてこないでしょう。後々アンダーヘアを元の状態に戻したいと思っても、介護脱毛を行ってしまってからでは遅いです。介護脱毛を受ける際は、毛を残す場所や形を慎重に考えて納得してから施術を受けるようにしましょう。 

介護脱毛を行っているクリニック・サロンでは多くの方を施術しているので、デザインに悩んでいる方は相談してみましょう。経験に基づいたアドバイスをもらえるのでオススメです。 

3-2.恥ずかしさがある 

介護脱毛を行うとき、施術を受けている間はデリケートゾーンを施術者に見せなくてはいけません。日常生活で人に見られる部位ではないので、恥ずかしさ・抵抗感がある方が多いと思います。 

介護脱毛を行うクリニック・サロンでは、少しでも恥ずかしさが緩和されるよう取り組みをしている場合が多いです。例えば、施術する部位以外は露出しないようにタオルなどで隠す工夫をしたり、施術を短時間で終わらせるように配慮したりしています。 

また、恥ずかしさ・抵抗感は回数を重ねるごとに慣れていき軽減されるでしょう。 

3-3.保険適用外だと費用がかさむ 

介護脱毛は保険適応外の自由診療になります。クリニック・サロンによって価格が変わってきますが、料金相場はおおよそ5〜10万円ほどです。 

医療機関でしか行うことができない医療脱毛は脱毛効果は高いですが、1回の施術費用が高額になります。 

サロンで行うエステ脱毛は脱毛効果は弱いですが、1回当たりの施術費用は医療脱毛と比較すると安価です。しかし、充分な効果を得るには回数が必要です。 

結果的にどちらを選択しても総額に大差はなく、まとまった費用が必要となります。 

4.介護脱毛は男性にもおすすめ  

介護脱毛は、女性のみならず男性にもおすすめの施術です。男性は女性よりアンダーヘアの毛量が多く、毛も太く濃い場合が多いので、介護時に衛生面の悪化・肌トラブルが生じやすい環境にあるといえるからです。 

昨今介護脱毛は広く知られるようになり、施術を受ける方が年々増加しています。男性専門の脱毛クリニックも増えていて、男性の方でも介護脱毛に通いやすい環境が整ってきています。しかし、女性に比べ男性の介護脱毛への関心はまだ低いのが現状です。 

男性にとって、脱毛は経験がない方が多く、将来を見越して行うとしても、本当に必要なのか疑問に思うかもしれません。しかし、男性も介護時の衛生面や肌のトラブルを回避することができるので、メリットは多いといえます。 

5.介護脱毛はいつから考える? 

介護脱毛の施術は、白髪になる前に始めることをオススメします。介護脱毛で使用するレーザー脱毛機や光脱毛機は、毛の黒い色素(メラニン)に反応して効果を発揮します。そのため、白髪にはメラニンが含まれないので、脱毛を行っても充分な効果が得られません。 

早い方だと40代からアンダーヘアに白髪が混じり始めるといわれています。また、介護脱毛は1度の施術で完全に毛が無くなることはないので、何回か施術を受けなくてはいけません。期間にすると半年〜1年はかかります。 

そのため、しっかりと脱毛の効果を得るためには、アンダーヘアの白髪が目立つ前に施術を開始することが重要です。個人差はありますが、40代からの施術が時間に余裕もあり安心といえるでしょう。 

おわりに 

介護脱毛は、自身に介護が必要になった場合を想定して、前もってアンダーヘア(VIOライン)の脱毛をすることです。 

あらかじめ介護脱毛をすることで、介護する側とされる側、双方のストレスや負担が軽減されます。衛生的にも良い状態を保てることから40〜60代に注目されていて、施術を受ける方が増加しています。 

介護脱毛は、注意点を理解したうえで施術を行えば、メリットを最大限に生かすことが可能といえるでしょう。 

アンダーヘアを綺麗に介護脱毛するには、ある程度の期間がかかるので余裕をもって施術を計画することをおすすめします。介護脱毛に興味がある方は、一度お近くのクリニック・サロンに相談してみましょう。