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お墓掃除はどのようにしたら良い?必要なアイテムや注意点などをご紹介

お墓掃除はどのようにしたら良い?必要なアイテムや注意点などをご紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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先祖や故人を偲ぶお墓参りでは、お墓掃除も丁寧に行いたいものです。先祖代々続くお墓はもちろん、比較的新しいお墓でもお参りの間隔があくと想像以上に汚れていることがあります。

このコラムでは、お墓掃除の基本的な流れや、必要な道具をご紹介するとともに、お墓掃除が困難な方にとって有益なお墓参り代行サービス「墓もりくん」の情報もお伝えしていきます

。墓石を傷付けない適切な掃除方法を知りたい方や、敷地内の掃除方法を知りたい方は参考にしてください。

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1.お墓が汚れる原因は?

1.お墓が汚れる原因は?

お墓は屋外にあり、屋根がない場合が多いです。そのため、汚れやすい環境にあることがほとんどです。

1-1.雨や風

周辺に遮るものがないお墓は、直接雨や風に当たってしまいます。風によって目には見えない微小な汚れが運ばれ、お墓に付着してしまうのです。

また、雨や湿気は付着した汚れを密着させてしまう性質があります。ただ単に雨や風に当たってしまうだけでも、お墓は汚れていくのです。

1-2.ホコリや塵

空気中にあるホコリや塵、花粉などは取り除かなければ、蓄積していきます。鳥やその他の動物のフンなども汚れの原因です。お墓が近くにあり、頻繁にお参りできる場合は、ホコリや塵程度の汚れであれば比較的簡単に落とせます。

しかし、お墓が遠方でお参りの頻度が少ない方も多いでしょう。掃除の頻度が少なければ、どうしても汚れが墓石に浸透しやすくなり、落ちにくくなってしまうのです。

1-3.水垢や黒ずみ

お墓で水を直接入れる箇所は水垢や黒ずみができやすくなります。具体的には、水鉢や花立てなどが挙げられるでしょう。お供えの花が枯れて腐敗してくると、雑菌の繁殖により黒ずみが発生することもあります。

放置していると、まだら模様の状態で取れなくなってしまう恐れもあるため、早めの掃除が望ましいでしょう。

1-4.カビやコケ

お墓が建っている場所の環境にもよりますが、ジメジメとして湿気の多い場所ではカビやコケが生えることもあります。

墓石の素材により、汚れやすさや掃除のしやすさには差が出ます。凹凸の多いお墓は、カビやコケが付きやすい上に落としにくいでしょう。

1-5.シミ

お墓参りでは、故人の好んだお酒やジュースをお供えする場面があるでしょう。お供物を置いたままにしていると、腐食や水分の浸透が起こり、不純物が蓄積します。その汚れがシミの原因となってしまうのです。

1-6.経年劣化

1-6.経年劣化

ここまでに解説した汚れの原因の他、経年による劣化もお墓の汚れや傷みの原因となります。お墓は天然の石材から作られているため、雨や排気ガス、海辺では塩などの環境要因から影響を受けやすいものです。

汚れではなくお墓の風合いとして捉えてそのままにする方もおられますが、石材店など専門店に表面の研磨を依頼する方法もあります。

2.お墓掃除に必要な掃除用具

お墓掃除を効率良く行うには、適切な掃除用具選びも大切です。お墓掃除で使いたい掃除用具は、簡単に揃えることができるアイテムばかりです。お墓掃除に必要な掃除用具について詳しく解説していきましょう。

2-1.雑巾

雑巾はお墓掃除をする上で必須アイテムといえるでしょう。ホームセンターなどで購入もできますが、家で使用していたタオルを雑巾にしても構いません。マイクロファイバー製など素材もさまざまですが、一般的な布製の雑巾が適しています。

2-2.スポンジやたわし

スポンジやたわしがあれば、お墓の頑固な汚れも掃除がしやすいでしょう。スポンジは水を含ませ軽く絞ったら、汚れ部分を中心に擦ります。

スポンジに柔らかい面と、目の粗い面とがある場合は、柔らかい面で擦ると墓石に傷が付きにくく安心です。

さらに頑固な汚れには、たわしも活用できますが、ツルツルとした本磨き部分には使用を避け、墓石のなかでもザラつきのある部分のみに使用します。その場合も、金属製のたわしは細かい傷が付く恐れがあるため、避ける方が良いでしょう。

2-3.タオルや布

お墓掃除の用具として、乾拭き用のタオルや布も必須です。水洗いをしたお墓はきちんと水分を拭き取らなければ水垢が発生する原因にもなります。雑巾での水拭きの後、水分を吸着させるためにもタオルや布はお墓掃除で使いたい用具です。

2-4.バケツ

比較的新しい整備された墓苑の場合は、水汲み場が適度に設置されていることもありますが、古くからある墓地では水汲み場から目的のお墓まで遠い場合もあります。

バケツや桶などを準備していれば一度である程度の水を運べるため便利です。また、墓石に水をかける際にも役立つでしょう。

2-5.歯ブラシ

お墓に刻まれている文字はへこんでいるため、汚れも溜まりやすい箇所です。歯ブラシを使って磨けば、細かい文字の掃除も簡単にできます。

墓石の文字部分はザラっとした手触りの素材です。そのため、歯ブラシで少々擦っても傷が付くという心配は不要です。歯ブラシはお墓掃除の万能用具として重宝するでしょう。

2-6.墓石用の洗剤

お墓の汚れをよりきれいにしたいなら、水洗いだけではなく、洗剤を使うと良いでしょう。ただし、墓石用の洗剤を使うことが重要です。

例えば、食器用洗剤を使ってしまった場合は、墓石の微小な穴から入り込んだ洗剤が内部に浸透してしまい、シミや変色、劣化の原因になる恐れもあります。

また、塩素系や酸性の洗剤も墓石を傷めてしまう可能性があるため、避けましょう。墓石用の洗剤は、ホームセンターや墓石店でも購入できます。

墓石の種類によっては、墓石用洗剤でさえも墓石を傷めてしまう場合もあるため、使用上の注意書きを熟読してから使いましょう。

2-7.敷地内を掃除するアイテム

墓石の清掃のための掃除用具について解説してきましたが、お墓の敷地内にもきれいにしたい箇所が多々あるはずです。お墓の敷地内を掃除するための掃除用具について触れていきましょう。

 軍手

とくに山が近い墓地などは落ち葉や木の枝が散乱していることもあります。それらを素手で拾うと、手に小枝が刺さるなどケガをする恐れもあるでしょう。

軍手をはめていれば、手をケガや汚れからある程度守ってくれます。砂利の間から生えている雑草を抜く際にも、軍手をはめていれば、スムーズに行えるでしょう。

 ゴミ袋

お墓掃除をしたら、集めたゴミは持ち帰るのがマナーです。必ずゴミ袋を持参し、集めたゴミ類が散らばらないように気を付けましょう。

また、ゴミ袋があれば敷物替わりにもなり、持参した鞄などを置く際にも役立ちます。

 剪定用のはさみ

お墓の敷地内に植栽を施されている方は、剪定用のはさみを持参し、手入れに活用しましょう。はさみは花立てにお供えの生花を入れる際、長さをカットするためにも役立ちます。

 シャベルやザル

2-7.敷地内を掃除するアイテム

お墓の敷地内に玉砂利を敷いている場合、シャベルとザルは役に立つ掃除用具です。シャベルで玉砂利をすくい取り、ザルに入れて水洗いをすれば、玉砂利の汚れがきれいになります。

ザルは目の粗いタイプを使うのがおすすめです。玉砂利の間から生えている雑草も忘れずに抜いておきましょう。

3.お墓掃除の基本的な流れ

お墓掃除に必要な用具が分かった後は、お墓掃除の基本的な流れをお伝えしていきましょう。

3-1.足元から掃除する

部屋の掃除など、一般的な掃除は上からホコリを落とし、下で掃除機やホウキで取り除くという流れです。しかし、お墓の掃除に関しては、足元から掃除をしていく流れが基本です。

足元の掃除としては、お墓の敷地内に生えている雑草などを抜き、枯れ葉やゴミなどを拾います。敷地内に植栽を施している方は、植木の剪定も初めに行っておきましょう。

3-2.墓石を水洗いする

足元の掃除が終わったら、墓石の清掃へと移ります。墓石に関しては、墓石の頭部分から掃除を始めて構いません。

先ほど「足元の雑草の除去や植木の剪定から始める」と、お伝えしましたが、先にお墓に水をかけて掃除を始めてしまうと、足元が水で濡れて掃除がしにくくなることも理由です。

また、花立てや線香立ては除けて掃除をすると良いでしょう。水洗いをしたら、水垢やシミの防止のために、必ず乾いたタオルや布で乾拭きして水気を取りましょう。

3-3.部材を掃除する

除けておいた花立てや線香立ても掃除していきます。汚水やぬめりを放置していると、劣化やボウフラが発生する原因にもなってしまいます。

花立ては深い構造のため、底の汚れを落とすのは少々困難です。その場合、柄が長い花立ての専用ブラシを用いれば、底のぬめりも落としやすいでしょう。

花立てや線香立ては素材もさまざまです。素材に合った用具を選んで清掃するようにしましょう。

3-4.お供物をして手を合わせる

墓石やお墓の敷地内の掃除が終わったら、お供物をします。お墓は、故人や先祖を偲び、感謝を伝える場です。

お供物もまた、故人や先祖を供養し、感謝を表すために置くのです。仏教の考えから、お供物は「五供(ごく・ごくう)と呼び、「香」が線香、「花」がお供えする花、「灯濁(とうしょく)」がロウソク、「浄水」が水、「飲食(おんじき)」が食べ物や飲み物を指します。

中でもお墓へのお供物といえば「飲食」を想像する方も多いでしょう。基本的に、お供えする飲食には故人が好んだものを選ぶと良いです。

しかし、ニンニクやネギなど匂いや辛いものは仏教の考えにより、古くから避けるべきとされています。肉や魚も殺生を連想させるため、お供物にはふさわしくないので注意が必要です。

お供物をしたら、手を合わせて故人や先祖へ想いを馳せましょう。

4.お墓掃除をする際の注意点

4.お墓掃除をする際の注意点

お墓掃除をする際には、どのような点に注意をすれば良いのでしょうか。お墓掃除では、お墓自体を丁寧に扱うことはもちろん、周りの方への配慮も必要です。

4-1.墓石は水で掃除する

お墓掃除は酷い汚れが付いていなければ、基本的には水洗いをすれば良いでしょう。墓石の頭部分から水をかけ、スポンジで擦る、雑巾で拭くなどを行います。

文字彫りの箇所は歯ブラシなどで磨くときれいになります。ポイントは、水分を残さないことです。水垢汚れの原因になる場合があるためです。

必ず、乾いたタオルや布で水気を拭き取るようにしましょう。

4-2.墓石を傷付けない

汚れが気になるからといって、粗いスポンジやたわしで力強く擦るのは避けましょう。

特に表面がツルツルとした石材でできている本磨き仕上げのお墓は、墓石にできた傷の箇所から錆などの劣化が始まる恐れもあります。汚れ落としには、柔らかいスポンジなどを使うのがおすすめです。

4-3.お供物やゴミは持ち帰る

掃除の後に墓前に供えたお供物は、いくら故人が好んだ食べ物だからといって、そのまま置いて帰ってはいけません。

カラスやその他の動物が食べ散らかしてしまい、ご自身の家の墓だけではなく付近の墓にも迷惑をかけることになる恐れがあります。

また、缶ビールや缶ジュースを供えたままにするのも避けましょう。供えていた缶が錆びてしまい、墓石に錆が移ってしまう可能性もあるのです。

4-4.共有の掃除用具はきちんと元の場所に返す

墓地には、バケツや桶、ホウキなどの掃除用具をお墓掃除に来た方が自由に利用できるところもあります。使わせてもらったら、必ず元あった場所に返却し、他の方々も気持ち良く墓地を利用できるように心掛けましょう。

5.自分でお墓掃除にいけない場合はどうしたら良い?

お墓掃除に行きたくても「遠方のため出向けない」「仕事が忙しくて時間が取りづらい」「年齢や病気などの健康上の理由でお墓参りが難しい」など、お墓参りに行き掃除をすることが難しい方もいらっしゃいます。

このような方に役に立つサービスがあります。

5-1.墓石店の墓石クリーニングを利用する

5-1.墓石店の墓石クリーニングを利用する

墓石店の中には、墓石のクリーニングをはじめ、お墓の敷地内の掃除を請け負ってくれる店もあります。

墓石店にお墓のクリーニングを依頼することのメリットは、墓石の汚れ落としだけではなく割れや傷、傾きなどの墓石のトラブルを専門技術によって修復可能という点です。

墓石店によってクリーニングの金額は異なるため、見積もりを取って検討する方が良いでしょう。

5-2.掃除の代行サービスを利用する

「墓石店にクリーニングを依頼するのは躊躇してしまう」という方には、より気軽に電話やメールで依頼ができる掃除代行サービスに、お墓の掃除を依頼する方法もおすすめです。

お墓の掃除だけではなく、依頼者の代わりにお花やお供物をたむけ、お参りまで代行してくれるサービスも関心を集めています。

【任せていいの?】今、利用が広まる『お墓参り代行サービス』の現場に潜入(実態レポート) で詳しくレポートしています。

クレディセゾングループのくらしのセゾンでは、ハウスクリーニングだけではなく、お墓の掃除とお参りの代行サービスの「墓もりくん」を全国で提供しています。

金額はお墓の敷地面積によって異なり、オプションで線香やお花などを追加することができます。豊富な経験を持つスタッフが丁寧に心を込めてお墓掃除をいたします。

さまざまな理由から、お墓参りやお墓掃除が難しいという方は、ぜひご検討ください。

お墓参り・お墓掃除代行「墓もりくん」の詳細はこちら

おわりに 

お墓の多くは屋外にあるため、雨風にさらされて汚れやホコリが付着しやすい状況です。お墓の掃除をするために使う用具は、揃えやすいアイテムばかりなので、基本の流れを把握し掃除を行いましょう。

思った以上に簡単にできるかもしれません。大切なのは、故人や先祖に感謝の気持ちを持ってお参りや掃除をすることです。頻繁にお墓参りに出向くのは難しいかもしれません。

だからこそ、お墓参りに行けた際には思いを込めてお参りすることや、きれいに保てるよう配慮することが大切でしょう。

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