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修学旅行に持っていくべき持ち物は?便利グッズやトラブル対策も

セゾンのくらし大研究 編集部

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修学旅行は学校行事の中でも特別なイベントです。楽しい旅行にするためにも準備万端で迎えたいもの。しかし、どんなものを持たせれば良いか悩む方もいるのではないでしょうか。

このコラムでは旅行先で困ることのないよう、修学旅行に必要な持ち物を学年別に紹介します。修学旅行生がご家庭にいらっしゃる方はぜひ参考にしてください。

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修学旅行の持ち物準備、気をつけるポイントは?

修学旅行を楽しむためには、事前に持ち物をきちんと準備することが大切です。まずは修学旅行に必要なもの、持っていった方が便利なものなどをリストアップしましょう。修学旅行は子ども自身が荷物の持ち運びをすることも多いので、あれもこれもと詰め込んでしまうと子どもの負担になってしまいます。

持ち運びの負担を減らすためにも、できるだけ持ち物は少なくコンパクトにまとめましょう。旅行中はトラブルや事故など想定外の出来事が起こる可能性がありますので、保険証のコピーや着替えなど万が一に備えて準備しておくことも大切です。

修学旅行のバッグの選び方

修学旅行の旅行日数は、学校や学年によっても変わってきます。小学校は1泊2日、中学校では平均2泊3日の所が多いようです。高校になると行き先が海外という学校もあり、国内で平均3泊4日、海外で4泊5日程度となっています。

旅行日数によって荷物の量も変わるので、バッグ選びも大切です。修学旅行ではお土産などを詰めることもあるので、パッキングしやすいバッグがおすすめ。バッグの大きさは、2泊3日なら25~35リットル、3泊4日なら35~45リットルを目安に選びましょう。

ここからは、学年別にバッグ選びのポイントを紹介します。

  • 小学生

小学校の修学旅行は日数も短く荷物もそれほど多くないので、ボストンバッグや大きめのリュックがおすすめです。肩から掛けられるタイプも多く、持ち運びも楽にできます。軽量で水にも強いポリエステル素材のものを選ぶと良いでしょう。持ち手にグリップが付いていると、持ちやすく便利です。

  • 中学生

中学校の場合も、小学校と同じようにボストンバッグがおすすめです。小学校よりはやや旅行日数が長いので、荷物の量に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。荷物の整理がしやすいマチが広いタイプやリュックやショルダーバッグにもなるタイプなど、さまざまな種類があります。

  • 高校生

高校になると旅行日数も長く、行き先が海外の場合もあるため、キャリーケースもおすすめです。キャリーケースには、ソフトタイプとハードタイプがあるので用途に合わせて選びましょう。どちらも軽いタイプがおすすめです。行き先が国内の場合は、より軽くて持ち運びも楽なソフトタイプ、海外の場合は、飛行機に乗ることを踏まえて丈夫なハードタイプが良いでしょう。

修学旅行中は、持ち歩き用として小型のリュックやショルダーバッグなどを用意しておくと便利です。

修学旅行に持っていくべき持ち物

修学旅行に持っていくべきものにはどのようなものがあるのでしょうか。必需品はもちろん持っておくと便利なものなど紹介します。

必需品

修学旅行の必需品は、以下のようなものがあります。

持ち物詳   細
 1旅行のしおり学校から配布されているしおりです。細かいスケジュールなども書かれているので忘れずに持っていきましょう。
 2持ち歩き用のバッグ小さめのリュックなど。持ち歩き用のサブバッグとして便利です。
 3筆記用具しおりに書き込むときなど、何かと必要です。
 4現金・財布現金は、2つの財布に分けて別々に保管すると安心です。
 5エコバッグ買ったお土産を持ち運ぶときに便利です。
 6雨具突然の雨にも対応できるよう、折りたたみ傘やレインコートなどを準備しておくと良いでしょう。小学生は雨具としてレインコートが指定されている場合もあります。
 7下着・靴下少し多めに持っていくと安心です。
 8パジャマ学校によっては体操服の着用が指定されているところもあります。温度調整ができるものが良いでしょう。
 9歯ブラシ歯ブラシが用意されていない宿泊施設もあるので持っていれば安心です。折りたたみのコップがあれば便利です。
10ハンカチ・ティッシュ宿泊する日数分あれば清潔に使えて衛生的です。
11着替え旅行日数分に加え、もしものときのために必要最低限の予備も持っていくと良いでしょう。
12マスク宿泊する日数分より少し多めに持っていくと安心です。
13常備薬日頃から飲んでいる薬がある場合は、必ず持っていくことをおすすめします。ただし、服用の際は、必ず先生や同行の看護師等に相談し、自分だけの判断で服用しないようにしなければなりません。
14保険証のコピー旅行先での病気やケガの際は必要になるので、忘れずに持っていきましょう。
15学生証身分証として必要なときのために持っておきましょう。
16スマホ・充電器スマホを持っていっても良い場合は、充電器も忘れずに。また飛行機に搭乗の際は、電源を切るか機内モードの設定を忘れないようにしましょう。
17眼鏡・コンタクトレンズ普段から眼鏡やコンタクトレンズを使用している場合は忘れずに。ケースなどもまとめてポーチに入れておくと便利です。

修学旅行の持ち物は、小学生・中学生・高校生によって多少違いはありますが基本的な必需品はこのようなものになります。また、持ち物やバッグの形態については、学校から指定がある場合もあります。修学旅行のしおりや事前の資料などを必ず読んでおくことが大切です。荷物は最低限にしながらも、子どもが現地で困らないように準備しましょう。

あると便利なもの

必需品ではないものの、あると便利なものを紹介します。

持ち物詳   細
 1ウエットティッシュ手が汚れたときなどにサッと拭けて便利です。除菌用なら手が洗えないときなども消毒ができます。
 2ビニール袋洗濯する衣類を入れるのに便利です。エチケット袋としても使えるので何枚かあると良いでしょう。
 3耳栓・アイマスク周りの雑音や光が気になり眠れないときに役立つアイテムです。
 4羽織るものバスの中や地域によっては肌寒い場合もあるので、コンパクトに収納できるものが1枚あると安心です。
 5圧縮袋洗濯物などを圧縮すればバッグのスペースを確保できます。また衣類の散らかりを防ぐ効果もあります。
 6日焼け止め屋外で長時間過ごすこともあるため、日焼けが気になる方は持っていきましょう。
 7カメラスマホが禁止されている場合、使い捨てカメラなら軽くて持ち運びしやすいのでおすすめです。デジタルカメラなら撮影枚数も多く、色々な機能も搭載されているためより楽しめるでしょう。飛行機に搭乗する際、リチウムイオン電池を預ける荷物に入れることはできません。カメラの電池の種類に気を付けましょう。
 8絆創膏靴擦れやちょっとしたケガのときにあると安心です。
 9酔い止めの薬乗り物に酔いやすい方は、酔い止めの薬を忘れずに持っていきましょう。

どのアイテムも持っておくといざというとき役立つものばかりです。スペースに余裕がある場合はバッグに入れておきましょう。

あると楽しめるもの

あると楽しめるもの

修学旅行はクラスメイトとの交流も楽しみのひとつです。みんなで楽しめるアイテムを紹介します。

持ち物詳   細
 1UNO・トランプ部屋やバスの中でも手軽に遊べて盛りあがります。持ち運びに困らないサイズなのもポイントです。
 2テーブルゲーム人狼ゲームなどのテーブルゲームは、大人数でも遊べるのが魅力です。
 3なぞなぞや心理テストなどの本心理テストやなぞなぞなどの本が1冊あると、待ち時間や宿泊施設でもクラスメイトと盛りあがれます。
 4お菓子お菓子を持っていくとクラスメイトと分け合ったり、バスの中でも食べたりできます。ただ、お菓子が禁止されている場合もあるので事前に確認しておきましょう。

これらのアイテムは皆で盛りあがれて、あまりかさばらないところがポイント。また修学旅行はバスでの移動も多いので、このようなアイテムをひとつでも持っていくと移動時間も楽しく過ごせるでしょう。

女子が持っていくべき必需品 

女子は男子よりも必要な持ち物が多くなりがちです。修学旅行で女子が持っていった方が良い物はどのようなものがあるのでしょうか。

生理用品

小学生でも高学年になれば、生理が始まっている子もいます。まだ生理が来ていなくても旅行中に突然始まってしまう場合もあるので、慌てなくても良いよう準備はしっかりしておきましょう。

保健の先生が準備しているかもしれませんが、生理用品を自分で用意しておくと良いでしょう。また替えの下着も持参しておきましょう。ポーチなどに一緒に入れておくと、いざというときに安心です。

女子力を高めるアイテム

中学生や高校生にもなると、オシャレに興味を持つ子も少なくないでしょう。修学旅行に持っていきたい女子力を高めるアイテムを紹介します。

  • ハンドクリームやリップクリーム

手肌や唇の乾燥が気になる方は、ハンドクリームやリップクリームが重宝します。

  • 日焼け止め

女子の中には日焼けを気にする方もいるでしょう。外での活動が多いときや日差しが強い場所に行く場合は、日焼け止めを持っていると役に立ちます。

  • 手鏡とくし

女子の部屋では、洗面台が混み合うことがあるかもしれません。手鏡とくしを用意しておけば、身支度もスムーズにできるでしょう。スタンド式の鏡なら、両手が使えるのでさらに便利です。

  • ヘアゴムやヘアピン

ヘアゴムやヘアピンがあれば、ヘアスタイルを整えることができます。また髪の長い方は、ヘアゴムがあると顔を洗うときやご飯のときもサッとまとめられるので便利です。

  • メイク道具やムダ毛処理グッズ

旅行先でもメイクを楽しみたい高校生もいるでしょう。ただ学校によってメイクが禁止されている場合もあるので注意しましょう。またムダ毛が気になる場合は、処理できるアイテムを持っていくと良いでしょう。ただし飛行機内にはカミソリは持ち込みできません。預ける荷物に入れましょう。

修学旅行に持っていかなくて良いもの

修学旅行の持ち物はできるだけ少なくしたいものです。帰りはお土産などでさらに荷物も増えてしまいます。余分なものはできれば持っていかないほうが良いでしょう。ここでは、修学旅行生の意見を参考に持っていかなくても良いものを紹介します。無駄なくパッキングするためにも参考にしてください。

  • 予備の着替え

汗をかいたときや万が一に備えて予備の着替えを持っていくと安心ですが結局着る機会がなく、そのまま持ち帰ることになりがちです。特に冬場は衣類も厚く、邪魔になることもあります。とはいえ、旅先では何が起こるかわかりません。予備の着替えは、必要最低限にしましょう。

  • DVDや本など

修学旅行は基本的に予定が詰まっていて空き時間は少ないためあまり必要はありません。時間に余裕があるのであれば、友人と一緒に過ごすことを楽しみましょう。持っていくとしても文庫本1冊あれば十分です。

  • ヘアアイロンやドライヤー

ホテルなどではドライヤーが用意されているところも多いでしょう。部屋が同じ友達とドライヤーを持っていくか相談しておくと無駄がありません。

修学旅行の持ち物を上手にパッキングする方法2選

修学旅行では持ち物が多くなるため、無計画にバッグに詰めてしまうと、必要なものをすぐ取り出せなくなってしまいます。パッキングの際は、以下の点に注意しましょう。

  • 使う場面ごとに持ち物を分ける
  • バッグの中で持ち物の置き場所を決めておく

修学旅行中に慌てないためにも、パッキングは計画的に行いましょう。

使う場面ごとに持ち物を分ける

修学旅行の持ち物をパッキングする際は、使用する状況に応じて分けて収納すると便利です。必要なものを取り出す際に、他に使うものも一緒に取り出せるため、効率的に行動できます。

例えば、バスや電車などで移動中に使うものや、宿泊先で必要になるものなど、使う場面ごとにまとめておくと探す手間が省けます。

どの場面でどの持ち物を使うのか、考えながらパッキングしてみましょう。

バッグの中で持ち物の置き場所を決めておく

修学旅行の持ち物をパッキングする際は、バッグの中で配置を決めておくと便利です。置き場所を決めておけば、荷物が散らばらず、必要なものをすぐに取り出せるようになります。

修学旅行中は、荷物が見つからずにバッグの中を探すケースは少なくありません。あらかじめ置き場所を決めておけば、簡単に必要なものを探し出せるので便利です。

例えば、移動中や訪問先で使用するものは取り出しやすい場所に、宿泊施設で使うものは奥に収納すると効率的です。

使う場面ごとに持ち物を分けた後は、バッグの中の決めた場所へパッキングしましょう。

修学旅行の持ち物をパッキングする際の注意点

修学旅行の持ち物をパッキングする際の注意点

パッキングする際は、以下の点に注意してください。

  • 出発前からお土産を入れるスペースを確保しておく
  • 見られたくない持ち物の置き場所に気をつける

少しの工夫で、修学旅行中より快適に過ごせるようになるので、ぜひ試してみてください。

出発前からお土産を入れるスペースを確保しておく

パッキングする際は、あらかじめお土産も意識しておくことが重要です。お土産を含めたすべての持ち物がバッグに収まると、修学旅行中の移動がスムーズになります。

購入したお土産は、意外と持ち運びが大変です。かさばるものを買ったときは特に、両手がふさがり行動が制限されてしまいます。

さらに、お土産を手荷物として持ち歩くと、立ち寄り先に忘れたり、破損するリスクもあります。

できるだけバッグひとつで移動できるように、余裕のあるサイズのバッグを選ぶと良いでしょう。

見られたくない持ち物の置き場所に気をつける

持ち物のなかで、人目につくと恥ずかしいものは、できるだけバッグの底や隅に入れましょう。バッグをあけたときに見えない位置に置くのがベストです。

必要なものを探したり、持ち物を整理するときに、バッグを全開にする場面が意外と多くあります。その際、見られたくないものがバッグの開閉口付近にあると、他人に見られてしまう可能性があります。

特に、女性は下着や生理用品などの置き場所に気をつけてください。

修学旅行の持ち物をパッキングする際に便利なグッズ4選

修学旅行の持ち物をパッキングする際に便利なグッズ3選

修学旅行の持ち物をパッキングする際、以下のアイテムが役立ちます。

  • 洗濯ネット
  • チャック付きポリ袋
  • 圧縮袋
  • 風呂敷

これらのグッズを上手に活用して、効率的にパッキングしましょう。

1.洗濯ネット

普段の洗濯で使うネットは、修学旅行の持ち物をパッキングする際にも活用できます。

脱いだ服や下着など、帰宅後に洗濯するものを洗濯ネットにまとめて入れておくと、帰宅後はそのまま洗濯機に入れるだけで済むので、とても便利です。

さらに、予備の着替えを多めに持って行った場合、未使用の衣類と分けて収納するのにも役立ちます。

持ち物整理に便利なアイテムとして、洗濯ネットをぜひ活用してみてください。

2.チャック付きポリ袋

チャックがついたポリ袋は、小さなものの収納に役立ちます。

例えば、化粧品の小瓶やコンタクトレンズ用品など、液漏れが心配なものを収納する際に重宝します。また、指輪やネックレスなどのアクセサリーを身につけている場合は、収納場所としても使用可能です。

チャック付きポリ袋は、大きなサイズも持っていくと、お土産を入れるのにも役立ちます。

3.圧縮袋

布団の収納で有名な圧縮袋ですが、旅行用の小さなサイズもあります。かさばる衣類を小さく圧縮し、バッグ内のスペースを有効活用できるので便利です。

特に冬の修学旅行では、厚手の衣類が多いため、かさばりやすいです。しかし、圧縮袋を利用すると、スペースに余裕が生まれます。また、お土産を入れる場所も確保しやすくなります。

ただし、衣類は圧縮するとシワがつきやすいため、注意して密封しましょう。

4.風呂敷

風呂敷も、修学旅行の持ち物をパッキングする際に役立つアイテムです。荷物を包むだけでなく、袋やバッグの代わりとしても使えるため、急な荷物の増減にも対応できます。

また風呂敷は、バッグ内で荷物を仕分けるときも役立ちます。また、見られたくないものを包んで、目隠し代わりに使うことも可能です。さらに、使わないときはコンパクトに折りたためるため、余分なスペースを取らずに持ち運びできます。

いろいろな用途に使える風呂敷は、修学旅行の持ち物整理や追加の荷物に対応できる優れたアイテムです。

修学旅行で心配なトラブル、どう対策する?

修学旅行中は楽しく過ごしたいものですが、トラブルに見舞われてしまう可能性もあります。いざというときにパニックにならないように、あらかじめ対策を立てておくと安心です。ここでは、修学旅行で起こりやすいトラブルとその対策をいくつか紹介します。

貴重品の紛失や盗難対策をしておく

修学旅行へ出発する前に、貴重品を失くしたり盗まれたりしないように、しっかりと対策を講じましょう。貴重品の紛失や盗難にあってしまうと、金銭的な被害だけではなく、修学旅行の楽しみも失われてしまいます。

具体的には、以下の方法で貴重品を管理するのがおすすめです。

  • 貴重品はバッグに入れず、肌身離さず持っておく
  • 財布を2つ持ち、お金を分けて保管する
  • 必要のない貴重品は持っていかない

特に、財布は首から下げたり、ウエストポーチなどに入れて携帯したりすると安心です。やむをえずバッグに入れる場合は、ファスナー付きのポケットに入れるとよいでしょう。

事前に貴重品の管理方法を確認して、楽しい修学旅行にしましょう。

防犯ブザーを持っていく

修学旅行中は自由行動など生徒だけで行動することがあります。そんなときは防犯ブザーを持っていると安心です。大きな音で周囲に異常を知らせることができるので、防犯の面でかなり有効なアイテムといえるでしょう。値段も1,000円以下で買えるものが多く、持たせやすいのもポイント。いざというときに躊躇なく使えるよう、旅行中だけでなく普段から防犯ブザーを持ち歩く習慣をつけておくと良いでしょう。

緊急連絡先をメモしておく

もしものときのために緊急連絡先のメモを持たせておきましょう。修学旅行中は何が起きるかわかりません。友達とはぐれてしまったときや何かトラブルに遭ってしまったときなど、連絡先のメモがあると安心です。

特に小学生はまだ小さいので、メモを渡すだけではどうして良いかわからない可能性があります。メモと合わせて連絡する方法や公衆電話のかけ方など、緊急時の行動について事前にしっかりと伝えておくと良いでしょう。また、電話番号だけでなく「この電話番号に電話をかけてください。」などのコメントを添えるなど、子どもの年齢に合った工夫をしてください。

また近年はスマホを持っているからと安心しがちですが、充電切れや故障などの場合に備えてメモを準備しておくことをおすすめします。

旅行保険に入っておくと安心

旅行保険に入っておくと安心

修学旅行ではどんなトラブルが起こるか予想できません。そのため、多くの学校は「学校旅行総合保険」に団体で加入しています。学校旅行総合保険は、修学旅行や遠足、自然学校などの国内旅行を対象とした保険です。

これは旅行中に起きたケガによる入院や賠償による責任、救援者の費用などを補償してくれるものです。自宅を出発してから帰るまでが補償期間となり、個人ではなく参加する生徒全員が加入します。修学旅行中、万が一トラブルが起きても保険に加入していれば補償を受けることができるので安心です。

しかし、国内と違って海外ではトラブルに巻き込まれるリスクも高いうえ、治療費などもとても高額な場合が多いです。「学校旅行総合保険」は海外旅行保険と同じような役割ですが、学校が加入している保険の種類によっては補償されない部分があることを知っておきましょう。

海外では、治療や入院の費用が数十万から数千万もかかることがあります。それだけではなく、子どもを現地まで迎えに行く費用も負担しなければなりません。海外保険に入っていなくても帰国後に「海外療養費制度」を使えば治療費の7割は戻ってきます。しかし戻ってくるお金は実際に海外で支払った金額ではなく、日本で治療を受けたと想定した金額の7割が戻ってくる計算になってしまいます。

そのため、「戻ってきた治療費の7割」と「実際に支払った治療費の7割」に大きく差がでる可能性も知っておく必要があるでしょう。

学校で加入している保険の内容をよく理解し、補償内容が不安な場合はいざというときのために海外旅行保険に個別に加入しておくと安心です。

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おわりに

修学旅行は、子どもにとってかけがえのない体験ができる貴重なイベントです。せっかくの楽しい旅行も忘れ物をして楽しめなかった、などということがないように持ち物をきちんとチェックしておくことが重要になります。

またトラブルにも対処できるよう備えが大切。海外に旅行する際は、保険に加入しておけば万が一のときも安心です。事前にしっかりと準備しておくことで、旅行先でも困らず楽しい修学旅行となるでしょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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