離婚しても今の家に子どもと住み続ける方法とは?事例とともに解説

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離婚しても今の家に子どもと住み続ける方法とは?事例とともに解説

セゾンファンデックスで実際にリースバック事業を推進している立場にある筆者が、実際にあった事例をご紹介します。離婚調停中の女性がリースバックを利用し、今の家に子どもと住み続けることができた事例で、特に女性の方にお読みいただきたい内容です。

1.離婚して自身(妻)が親権を引き継ぐが、子どもの学区を変えたくない

ヒロミさん(仮称、45歳・主婦)は、平均並みの給料をもらっているサラリーマンの夫と、高校生・中学生の息子2人との4人家族で、神奈川県の3LDKのマンションに住んでいました。夫が愛人を囲っていることが分かり、近く離婚の予定とのことでした。ヒロミさんは、パートタイムで夫の扶養の範囲に収まるように働いていましたが、離婚後は勤務を増やして収入を増やす予定とのことで、息子2人も自身が親権を持って育てていく強い意志を持っていました。中学生の次男が成人するまでは養育費を払ってもらう方向で話を進めており、少なくとも次男が高校を卒業するまでは今の家に住み続けたいとの相談でした。

住んでいるマンションは夫名義で、住宅ローンも残っていましたが、売却すればそれなりに手元に資金が残る見込みでしたが、貯蓄はあまりしていなかったようで、売却しないと財産分与が難しい状況でした。マンションを売却し、手元に残る資金を折半する他、養育費として毎月支払ってもらうことで合意する予定とのことでした。

離婚した後、自身が住む場所を考えるなかで、子どもの学区を変えたくないので、引っ越す場合でも近くにと考えていました。ただし引越代の負担もかかること、現在はパート収入のため、賃貸住宅に住む場合に保証会社の審査が通るか自信がなかったこと、いずれ子どもが成人して独立するとまた転居する可能性もあることなどを考えると、それまでは今の家に住み続けたいと考えるようになったそうです。今のマンションは駅からも近く、周りの環境も良く気に入っているので、なおさら、ご自身たちが住み続ける方法を考えるようになったそうです。

2.リースバックなら今の家に住み続けられる

最初は、マンションを売らずに、そのまま3人だけで住ませてもらうことを夫と交渉したようですが、夫も売却して現金が必要ということと、住宅ローンは絶対に精算したいという主張でこの案は駄目だったようです。

そのうち、弁護士からリースバックという仕組みがあることを教えてもらったそうです。インターネットで仕組みを調べて見ると、売却資金が手元に残って、賃貸で住み続けられるということで、ニーズに合うと思ったが、売却した人が賃借人となるとしか書いていなかったので、所有者ではないご自身が賃借人になれるかどうか不安に感じたそうです。

価格についても、通常売却する場合に比べて安くなる記事が多く、充分な手元資金が確保できるのかも心配だったそうです。検索して、リースバックを扱っている事業者の社名を見るなかで、馴染みのある“クレディセゾン”という社名が目に入ったそうで、当社にホームページから問い合わせをいただきました。

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3.妻が子どもと今の家に住み続けることを夫も承諾

夫の住宅ローンの残高は約1,500万円でした。当社からの提示金額は、2,500万円、家賃は月12万円でした。1,000万円手元に残るため、折半しても500万円は確保できます。次男が成人するまで、毎月7万円の養育費を受け取ることになっているので、家賃の自己負担は毎月5万円。パートの勤務時間を増やせば、何とか生活できると思ったそうです。

家賃保証の審査を通す必要があり、今の年収では家賃額の方が多くなり難しかったのですが、お客様の同意の上、手元資金が残ること、養育費の支払いを受けることを保証会社に伝えたところ、審査も無事通りました。本件では、ヒロミさんを賃借人として保証会社の審査が通りましたが、裏技として、夫を賃借人とすることも想定していました。この場合、養育費と家賃額で差があるので、不足額を元夫に毎月支払うことになったので、手間をおかけさせずに済んで良かったと思います。

退去する前提で、少し時間をかければ3,000万円以上で売れたかもしれませんが、一刻も早く精算して離婚を確定したかったこと、何より今の家に住み続けられるメリットから夫の承諾も取り付け、条件がまとまりました。

本件では、ヒロミさんが当社の営業担当者に、事情を丁寧に説明していただいたことで、担当者もそうですが、案件を決裁する取締役メンバーも含めて応援したい気持ちが強く、迅速に社内承認を取ることができました。

4. 離婚の際の財産分与にリースバックはおすすめ

今回のケースは、担当の弁護士(女性)が、リースバックという言葉を聞いたことがあり、親身になって調べてくれた結果、ヒロミさんにとって役立つのではと教えてくれたことで話が進みましたが、もし弁護士にいわれなかったら、普通に売却して、賃貸アパートに転居せざるを得なかったとのことでした。

当社のリースバックをご利用いただいているお客様の平均年齢は約64歳です。ヒロミさんは相当若いケースでした。

離婚については詳しくありませんが、自宅以外に金融資産があまりなく、財産分与や養育費の交渉で、割り切って諦めている女性は多いかもしれません。住宅ローンが残っていても、本件のようにある程度まとまった金額を手元に得ながら住み続けられたケースがあります。もし類似したケースでお困りの場合は、リースバックを検討されてはいかがでしょうか。

5.リースバック会社は何を基準に選べば良い?

リースバックは、賃借人としてその会社と関係が続きます。会社の都合で、月末に引き渡しが間に合うように契約を急がせたり、質問に対してしっかりと答えてくれないようなリースバック会社には注意しましょう。

会社の知名度、企業規模(総資産や自己資本など)、上場しているか(または上場会社の子会社か)なども判断材料の1つにされると良いと思いますが、最後はご自身が窓口の営業担当者を信頼できるかが重要です。

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