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実家を売ることに感じる罪悪感を払拭する方法

実家を売ることに感じる罪悪感を払拭する方法
セゾンのくらし大研究 編集部

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実家を売却する際に、家族の思い出や愛着がたくさん詰まった場所を手放すことについて罪悪感を覚える方は少なくありません。しかし、さまざまな事情で売却せざるを得ない場合もあります。

本記事では、実家を売却する際に罪悪感を持たずに、後悔しないための方法を紹介します。

セゾンのリースバック
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実家を売ることに罪悪感を持つ理由

実家を売ることに罪悪感を持つ理由

実家を売ることについて罪悪感を持つ理由は、内面的な理由と外面的な理由に分けられます。

内面的な理由としては、「寂しさ」があります。子どものころから当たり前にあり、そこで育った思い出が詰まった家がなくなってしまう寂しさは自身だけが感じるものではありません。実家を売却することで、今後親族が集まるよりどころが失われることにもなってしまいます。

また、「後ろめたさ」という外面的な理由もあります。

実家を売却し、引っ越しなどのために実家に業者が入ることで、近所に自宅を売却したことが知られるという世間体を気にする方もいるでしょう。あわせて先祖から受け継いできた土地や建物を手放してしまう心理が後ろめたさを感じる理由になります。

実家を売る時の罪悪感を消すために有効な方法

現実問題として実家を売らなければならない事態も当然起こりえますが、その際に感傷に浸っていては前に進めません。ここでは、実家を売る際の罪悪感を消すために有効な方法について紹介します。

罪悪感を消すには、売却する理由を整理して考えることがポイントです。

実家を維持する場合にかかる年間費用を試算する

不動産を所有するには固定資産税や修繕費、改修費用などが発生します。それらの費用が年間いくらになるのかをまず試算し、把握してみましょう。

親族や実家処分経験のある友人に相談する

親族や実家を処分した経験のある友人に相談することも有効な方法です。相談する過程で自身の中に納得感が生まれ、また関係者間の合意形成が図れます。

実家の定期的なメンテナンスが今後もできるかを検討する

実家をそのままにしておくことで発生する定期的なメンテナンスを、今後も引き続き行えるかも考える必要があります。人が住まない家は劣化のスピードが速いといわれており、建物の老朽化に伴う倒壊や、景観を損なうリスクを負うことにもなります。

また空き家にした場合、犯罪取引場所として利用される恐れもあり、近隣の治安に悪影響を与えます。

もちろん管理を業者に委託する考えもありますが、その分委託費が発生します。

実家を売ることで得られるメリット

実家を売ることに感じる罪悪感を払拭する方法

実家を売ることで罪悪感を持つデメリットがあるものの、これらのデメリット解消のために得られるメリットも把握しておきましょう。

まとまったお金が一括で手に入る

実家を売却することでまとまった資金が得られます。得た資金は今後の生活費にあてることもできますし、当面使わないお金として貯蓄や運用などにもあてられます。

実際に実家を保有したままだと、固定資産税や維持管理費のほか、定期的な修繕も必要です。それらの費用を負担する必要がなく、自身が自由に使える資金を得られる点は、実家を売却することで得られる大きなメリットです。

将来的にかかる予定だった実家の維持費が削減できる

実家を保有している間は、固定資産税や管理費、その他にも改修費用が必要です。また、大がかりなメンテナンス工事が必要になると予想される場合は、まとまった資金を準備しなければなりません。しかし、実家を思い切って売却することで、将来的に発生するこれらの費用を削減できます。

実家の所有に関する悩みが解消される

実家を所有している限り、原則として自身が管理しなければなりません。実家が近くにあれば良いですが、離れた場所にある場合、移動時間も考慮しなければならず大きな手間になります。

また人が住んでいないにもかかわらず、実家を保有しているというだけで税金や維持するための費用が発生する点も悩みの種になるでしょう。

さらに充分な維持管理ができていない場合、災害時に倒壊する恐れがありますし、長く空き家の状態にしておくと犯罪に利用されるリスクもあります。周囲と比べ老朽化が目立つ家があると景観を損ねる原因となり、近隣に住む方に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

実家を売ることに対する罪悪感と、実家を売ることで得られるメリットを比較し、最善な方法を考えるようにしましょう。

リースバックなら実家を売っても住み続けられる

リースバックなら実家を売っても住み続けられる

実家を有効活用する方法の1つにリースバックがあります。

リースバックとは、所有している自宅や実家などの不動産を売却してまとまった資金を得た後に、賃料を支払うことで売却した不動産に住み続けられる、不動産を活用した資金調達方法の1つです。

リースバックを利用することでまとまった資金を得られる点がメリットで、その後も賃料を払うことで売却した実家に住み続けることができます。実際に住まないとしても、別荘として利用したり親族が集まる際に利用したりすることも可能です。また、必要があれば将来買い戻すこともできます。

ただし、リースバックには上記のようなメリットばかりではなく、デメリットもあります。

まず、売却価格が相場よりも低くなってしまう点はデメリットでしょう。リースバックを利用せず一般的な不動産仲介業者に売却を依頼する場合と比較すると、売却価格は80%程度まで下がってしまいます。

また、売却した実家に住み続けるには賃料を払わなければなりませんが、賃料の設定は利回りを基にして計算されるため、周辺相場よりも高くなる可能性があります。さらに、将来買い戻す際の価格は、売却価格よりも高くなる点も覚えておきましょう。

しばらくは親族の誰かが利用するなど、実家を使う可能性があるなら、リースバックの利用を考えてみても良いでしょう。ただし、その際にはリースバックを利用するうえでのメリットとデメリットを比較し、最終的に利用するかの判断を下すようにしてください。

まとめ

まとめ

実家を売却するか、そのまま保有するかは自身だけで決められるものではありません。特に相続問題がからむと、売却して現金化するほうが望ましいケースもあります。ただ、実家は自身が生まれ育った家でもあるため、独立した後も交流のある友人などがおり、できれば自宅を残したいと考える方もいるでしょう。そのために税金や維持費を負担するのは難しいと考えた際は、リースバックの活用も考えましょう。

リースバックを利用することで所有権はなくなるものの、まとまった資金を得られ、さらに賃料を払うことでこれまでどおり利用できる点は、今後の維持管理費の負担を心配する方にとってもメリットではないでしょうか。ただし、売却することによって得られる資金と削減できる費用、そして今後発生する賃料を比較し、いつまで賃貸で実家に住み続けるのかも考えておく必要があります。

リースバックを提供している企業はたくさんありますが、リースバックを検討する際は、クレディセゾングループのセゾンファンデックスが提供している、安心してご利用できるセゾンのリースバックにご相談ください。

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