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お金の勉強はなぜ必要?初心者向けのおすすめ勉強方法とポイントを紹介

セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

「お金の勉強をすることは大切だ」とさまざまなメディアでいわれているのを耳にしたことがあるでしょう。しかし、勉強が必要な理由やメリットが分からないとわざわざご自身で勉強をしようとは思わないはずです。

この記事では、お金の勉強はなぜ必要なのか解説し、初心者におすすめな勉強方法について紹介していきます。勉強のポイントにも触れているので、勉強に苦手意識を感じている方もぜひ参考にしてみてください。

1.お金の勉強が必要な理由

お金の勉強が必要な理由

日本銀行を事務局とする金融広報中央委員会で、18歳以上を対象に金融リテラシーを調査する大規模な調査が2019年に行われました。金融リテラシーとは、家計管理や資産形成、ローンや保険など、お金の知識や判断力のことをいいます。

調査の中には正誤問題も含まれており、正解率は70代が一番高く年代が下がるにつれて低くなっていく傾向が見られまし分野別に見ると金融・経済の基礎、保険、ローン・クレジット、資産形成が5割前後と正答率が低くなっているのが目立ちます。

また、アメリカとの共通の正誤問題の正答率平均を比較すると、日本は47%に対しアメリカは53%とアメリカが日本を上回っています。また、イギリスやドイツ、フランスと金融知識の正答率を比較しても、日本より上回っているのです。このように、日本は世界と比べて金融リテラシーが低いことがうかがえます。

では、なぜ日本が海外に比べて遅れをとってしまっているのでしょう。原因のひとつに、日本では金融に関する知識に触れる機会があまりないことが挙げられます。日本と比べて海外の教育には、お金に関する授業が多く組み込まれているのが特徴です。

また、日本では「人前でお金の話をするのは恥ずかしい」というイメージから、お金の話を避ける傾向にあります。家族や友達との間でお金についてあまり話をしないため、お金に関する知識も増えていかないのではないでしょうか。

しかし、話題に出さないだけで「お金はいらない」「お金に興味がない」と思っている方は少ないはずです。お金は生きていくうえで欠かせないため、しっかりとした知識を身に付けていきましょう。ここでは、お金の勉強が必要な理由について詳しく見ていきます。

参照元:知るぽると:金融広報中央委員会 「金融リテラシー調査 2019年」の結果

1-1.損をしないため

お金の勉強をすることは、ご自身が損をしないために大切です。現在、生命保険に加入している方が多いと思いますが、契約している保険内容をどのくらいの方が把握しているでしょうか。

契約内容を把握していないと、本来なら保険会社に請求すれば戻ってくるはずのお金も、申請せずに損をしてしまいます。また、加入している保険の保障内容がご自身のライフステージに合っておらず、無駄にお金を払い続けていることもあるでしょう。

ご自身の大切なお金を守るためにも、損をしないようお金に関する正しい知識を身に付けることが大切です。

1-2.お金や資産を増やすための選択肢を増やすため 

お金を増やそうと考えたとき、どんな行動をとるでしょうか。生活費を節約してコツコツ貯金をしたり、仕事をかけ持ちしたりして収入を増やそうとするかもしれません。

しかし、資産を増やすにはそれだけでなく、預貯金で確実にお金を貯めながら投資で大きく増やしていく「資産運用」という方法もあります。お金の勉強をすると、資産を増やすための選択肢が広がり、ご自身に合った運用方法もきっと見つかるはずです。

1-3.将来のお金の不安を減らすため

お金の勉強をすると、将来のお金に対する不安を減らすことができます。ライフステージの変化において、「今後どのくらいお金が必要になるのだろう?」と不安になることもあるでしょう。

結婚や出産、マイホームの購入、そして老後の資金と、私たちの人生には確実にお金が必要になってきます。しかし、未来のお金に対する不安を漠然と抱えながら過ごしていくのは辛いものがあります。

お金の知識を身に付け、将来はこのくらいのお金を確保しておけば大丈夫だと確信できれば、未来へのお金の不安も消え「今」を楽しく過ごせるはずです。

2.お金の勉強をすることで得られるメリット

お金の勉強をすることで得られるメリット

ここでは、お金の勉強をすることで得られるメリットについて紹介していきます。

2-1.税金について詳しくなる

私たちは、日常生活においてさまざまな税金を支払っています。企業で勤めている方は、給料から所得税や住民税が引かれるため、手取り金額だけしか見ていないかもしれません。

固定資産税の支払通知書がきたら、「またこの時期がきたか」とネガティブなイメージを持ちながら支払っている方も少なくないでしょう。お金の勉強をすれば、税金を支払う義務や税金がどのように計算されているのかということについて理解できるようになります。

2-2.節約や節税によって無駄が見えて貯金しやすくなる

貯金の基本は、節約や節税で無駄な出費を抑えることです。欲しいものを我慢するのが節約だと勘違いされがちですが、生活に必要不可欠なものは我慢する必要がありません。ただし、衝動買いやギャンブルなどの無意味な浪費は止めましょう。

また、無駄な出費の中には行政や国に支払っている税金も含まれます。実は納税額を減らせる方法があるにもかかわらず、その方法を知らないために税金を過払いしている可能性もあります。

お金について学べば、支払う必要のある費用の取捨選択や節税対策を行うことが可能です。そうすることで無駄な出費も減り、浮いたお金を貯金に回しやすくなります。

2-3.資産運用や投資によって全体の収入が増える

お金の勉強をすることで、資産運用の幅が広がり、全体の収入が増える可能性があります。資産運用には、株式投資や投資信託などさまざまな種類があります。お金の増やし方として定期預金を考える方がいるかもしれませんが、現在は金利も低くほとんど利息はつきません。

資産運用をするのであれば、収益性の高いお金の増やし方を知っておくことが大切です。お金の勉強をして金融知識を身に付け、ご自身に合った資産運用を見つけていきましょう。

3.初心者におすすめのお金の勉強方法

初心者におすすめのお金の勉強方法

ここからは、初心者におすすめのお金の勉強方法を7つ紹介していきます。

3-1.本

お金の勉強には本を読むのがおすすめです。WEBサイトで検索すれば、お金に関するさまざまな情報が出てきますが、信頼できるWebサイトであるのかどうか判断するのは難しくもあります。その点、本は有識者が書いているものが多いため、情報に信憑性があります。

また、初心者にも分かりやすいよう、専門用語を極力使わず解説してくれている本もあるのでご自身の理解度に合った本を手に取ると良いでしょう。

もし、本を読むことにハードルが高いイメージがあるのであれば、漫画もおすすめです。ストーリーの中にお金の勉強になるポイントが組み込まれているので、本が苦手な方でも漫画ならスラスラと読み進めることもできるでしょう。

ただし、本や漫画はながら作業ができないため、勉強のための時間がしっかり確保できないとなかなか読み進められないのが難点です。

3-2.資格勉強

お金に関する資格取得を目指して勉強するのも有効です。目標もなくお金の勉強を始めようとしてもなかなか続きませんが、資格取得のための勉強であれば「資格を取る」という明確な目標があります。受験日という期限も定まっているので、期限内にゴールに向かって知識を身に付けようと頑張ることができるでしょう。

ただし、資格取得だけを目指してしまうと知識の丸暗記をするだけになり、試験が終わったら忘れてしまうというケースも考えられます。資格取得自体も大切ですが、本来の目的はお金の知識を身に付けることなので、目的を履き違えないようにしましょう。お金に関する資格は、証券アナリストやファイナンシャルプランナー(FP)、簿記などがあります。

3-3.マネーセミナー

お金のプロから知識を学びたいという方は、マネーセミナーに参加するのがおすすめです。マネーセミナーは、ファイナンシャルプランナーが保険内容の見直しポイントやお金の増やし方など、お金に関するあらゆることについて講義してくれます。対面だけでなく、オンライン上で開催されているものもあり、気軽に参加できるのも特徴です。ただし、セミナーによっては講師の質が異なるのが難点です。

セゾンマネースクールの講師は、経験豊富なファイナンシャルプランナーや証券外務員など、お金のプロばかりが揃っています。セミナー参加費は無料ですので、気になる方は下記URLよりお問い合わせください。

セゾンマネースクールの詳細はこちら

3-4.YouTube

YouTubeでは、お金に関する情報を発信している方が多くいます。まずは気軽に学び始めたいという方にはおすすめです。しかし、YouTubeは誰にでも投稿できてしまうため、信頼できる情報であるのかの判断や、情報の取捨選択が難しいといったデメリットがあります。

なかには「簡単に30万円稼げるようになる!」という謳い文句を出して、高額な商材を買わせる詐欺もあるため気を付けましょう。YouTubeで勉強するのであれば、本当に有益な情報を届けようとしているチャンネルなのか見極めることが大切です。

3-5.SNS

InstagramやTwitterなどのSNSで、お金の情報について発信している方もいるので、参考にするのも良いでしょう。スマートフォンさえあれば、通勤時間や休憩時間などのちょっとした隙間時間に勉強ができます。ただし、SNSもYouTubeと同じように誰でも発信ができ、間違った情報が流れている可能性もあるので気を付けましょう。

3-6.アプリ

お金の勉強に大きな壁を感じている方は、まずはゲームで楽しく学べるアプリを利用してみると良いでしょう。15分程度でサクッと終わらせることができるものもあり、習慣化しやすいのもメリット。長い時間机に向かって勉強をするのが苦手、隙間時間で勉強したい、という方にはおすすめです。

アプリには、資産運用や家計の収支を把握できる家計簿などさまざまな種類があります。ただし、アプリだけでお金の知識をすべて身に付けるには限界があります。お金の勉強を深く学びたいというよりも、感覚を養いたいという方におすすめです。

3-7.Webメディア

お金の知識を発信しているWebメディアを参考にするのもおすすめです。Webメディアにはさまざまなお金に関する記事があるため、知りたい情報について手軽に調べることができます。「セゾンのくらし大研究」では、お金に関する不安や悩みを抱えている方に向けて、ヒントやきっかけとなる情報を多数発信しています。

4.お金の勉強をするときのポイント

お金の勉強をするときのポイント

お金の勉強をしたいけれど何から始めたら良いのか分からない、という方に向けて、勉強を始めるポイントについてご紹介します。

4-1.勉強をする目的を決める

お金の勉強を始めようと思っても、範囲が広過ぎてどこから手を付けたら良いのか迷うことでしょう。まずは、なぜお金の勉強を始めようと思ったのか、目的に立ち返って考えてみることが大切です。「給与以外の収入が欲しい」「老後資金についての不安を解消したい」など、短期的・長期的な目的をしっかりと把握しておきましょう。

4-2.収入と支出について考える

家計の収支について考えることも大切です。家庭や家族の状況によって収支の割合は変わりますが、何か削れるものはないか、収入を増やすためにできることはないかと状況をしっかり確認してみましょう。自身の家庭の状況を把握することで、何に重点を置いて勉強するべきかという方向性も明確にできます。

4-3.貯蓄について知識をつけていく 

家計の収支が可視化できたら、次はどうやったら貯蓄ができるようになるのかを考えていきましょう。節約をするには、食費や交際費あたりから手を付けていくのが簡単に感じますが、食費や交際費は予算を削るのにも限界があります。

支出を減らすには、固定費を見直すと良いでしょう。スマートフォンは使いきれない容量のデータプランを契約していませんか?電気料金は他社と比較検討をしたときに、高い料金設定になっていませんか?固定費は、毎月5,000円だけでも浮かせられると、1年で60,000円も貯蓄できることになります。

また、出て行くお金にばかり着目せず、どうしたらお金が入ってくるのかも勉強するようにしましょう。株式投資や投資信託、副業や不用品の販売など、収入を増やすにはさまざまな方法があります。どうすれば貯蓄できるのか、家庭の収支状況に合わせて考えてみてください。

ファイナンシャルプランナーへ相談するという選択肢も…

クレディセゾンでは、ファイナンシャルプランナーに無料で相談ができるオンラインFPショップ「セゾンのマネナビ」を提供しています。資産形成や老後資金の悩みなど、幅広いお金の悩みについて相談が可能です。相談内容に応じて、その分野に強いファイナンシャルプランナーの指名もできます。

自身の家計の状況を客観的に確認してもらうこともできるので、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

オンラインFPショップ「セゾンのマネナビ」の詳細はこちら

セゾンのマネナビ

4-4.興味のあるジャンルを選んで勉強する

日常の生活だけではなく、人生のイベント時にもお金は関わってきます。例えば結婚して家族が増えたり、住宅を購入したりしたとき、保険内容の見直しや住宅ローンを検討するタイミングもあるでしょう。

そのため、もともとは興味がなかったことに関しても、必然的に学んだり知識を得たりする機会が出てくるかもしれません。そんなときは、興味のあるジャンルの内容から学び始めるのがおすすめです。自身の生活に関連性の高い内容であれば、知りたい、学びたいというモチベーションも維持しながら勉強できるでしょう。

5.今さら聞けない!知っておきたいお金の知識

今さら聞けない!知っておきたいお金の知識

ここでは、知識として蓄えておくと今後役立つ情報について紹介します。

5-1.退職一時金制度

退職一時金制度とは、退職時に一括で退職金をもらえる制度です。退職時の勤続年数や役職に応じて支払われます。支給額は就業規則により定められているため、自身の支給額を把握しておきたい場合は就業規則を確認してみましょう。

5-2.企業年金制度 

企業年金制度には、主に「確定給付企業年金」と「企業型確定拠出年金」があります。確定給付企業年金は、退職後に一定期間、もしくは一度に退職金を受け取れる制度です。企業は運用会社に掛金を拠出し、年金資金を管理・運用します。

一方で、企業型確定拠出年金は企業が積立を行い、運用会社ではなく自身で年金資金を運用する制度です。掛金は企業負担ですが、運用次第で退職金の支給額が減ってしまっても企業に補填する義務はないため、運用は自己責任となります。

5-3.年金制度

日本の公的年金の年金制度には、自営業者や学生が対象の「国民年金」と、会社員や公務員が対象の「厚生年金」があります。国民年金の納付期間は20~60歳までとなっており、満額受給するには40年間欠かさず保険料を納めていなければなりません。厚生年金は、就職してから退職する月まで支払う必要があります。

年金制度について勉強をすることで、どうやったら受け取れる年金額を増やすことができるのか、支給年齢を繰りあげられるのか、などが分かってきます。老後のことを考え、受け取れる年金額や時期についても把握するようにしましょう。

5-4.iDeCoやNISA

iDeCoは公的年金を補う位置付けであり、NISAは資産形成を目的にしています。iDeCoやNISAはともに、リスクを抑えて資産形成ができ、早めに始めるほどメリットが得られます。

5-5.ふるさと納税  

ふるさと納税は、生まれ育った地元や応援したい自治体に寄付ができ、お礼品として地域の名産品などが受けとれる制度です。所得税の還付や住民税の控除を受けられるので、節税効果も期待できます。

セゾンのふるさと納税では、自身の寄付額のシミュレーションもできるので、結果をもとに寄付先や返礼品が探せるのでおすすめです。詳細は下記リンクから、ご確認ください。

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おわりに

お金の勉強をすることは、自身の資産を守り、増やしていくうえで非常に大切です。周りにすすめられるがままに株式投資や投資信託に手を付けても、充分な知識がないと損をする可能性もあります。不利益を被っても、責任があるのはすすめた方でなく、知識がないまま始めたあなた自身にあります。

自身が損をしないために、また将来に対するお金の不安を取り除くために、今からでもお金の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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