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家事や育児の経験が活きる!60歳からの新しい働き方

家事や育児の経験が活きる!60歳からの新しい働き方
提供元:暮らしのミソを知る情報メディア「ミソシル」by東京かあさん

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暮らしのミソを知る情報メディア「ミソシル」by東京かあさん

第2のお母さんとなって利用者の育児や家事をサポートする『東京かあさん』によるwebメディア。平均年齢67歳!『東京かあさん』はほっこり心温まる”お母さん”代行サービスです。 家事代行やベビーシッターの枠を超えて、家事や育児をサポートします。 お母さんができることはなんでも頼んでOK!

定年を迎えたり子どもが独立してしばらく経ったりと、60歳を過ぎると自分の暮らし方や仕事の仕方を考え直すきっかけが、ふとした時に訪れますよね。自分の時間も持ちながら、これまでの人生経験が活かせる仕事に魅力を感じる方には、家事や育児の経験が活きるお仕事がおすすめです。ここでは、60歳を過ぎた方々の仕事選びのポイントや、おすすめの仕事をご紹介します。

1.人生100年の時代、60歳をシニアと呼ぶのは早い

60歳といえば、還暦。人生の大きな節目として、大事に考えられている方も多いでしょう。これからの人生のことを、一度足を止めてじっくりと考えたいと思うタイミングかもしれません。シニア世代という言葉も、60歳以上を対象としている場面をよく見聞きしますが、実際のところどうなのでしょう。

60歳といえば、まだまだ現役世代に負けないほど、あるいはそれ以上にバリバリ働いている方、活躍している方はたくさんいます。見た目もシニアと呼ぶには早すぎると感じるほど、若々しい方が多く、自分自身がシニアと呼ばれることに違和感を持つ方も多いのではないでしょうか。

人生100年時代の今、ひと昔前の60歳と今の時代の60歳とでは、まったく様子が違うのは当然です。会社員の定年を65歳あるいはそれ以上としているのが一般的ですが、もはや定年を設けていない企業もあります。

これまでと同様に仕事を続ける方、違う仕事にチャレンジする方、いったん仕事を辞めて自由な時間を楽しむ方。それぞれの道がありますが、どちらにしても60歳をシニアと呼ぶにはまだ早く、どんな道もグングン進んでいける身体と心をお持ちの方々で溢れています。

1‐1.まだまだ人生の選択肢はたくさんある

60歳を過ぎても、人生の選択肢はまだまだ多いです。「新しいことを始めるには遅すぎる」と考える人もいるかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか。これまで仕事を頑張ってきた方、専業主婦として家庭の仕事に専念してきた方にもたくさんの選択肢があります。

仕事を頑張ってきた方の中には、可能な限り働き続けたいと考える方もいるでしょうし、仕事にかける時間を短縮して悠々自適に自由な時間を過ごしたいという方もいるでしょう。

専業主婦として頑張ってきた人だって、同じように選択肢があります。これまで専業主婦だったからといって、仕事ができないわけではありません。「少しだけでも自分にできる仕事を探してみよう」と動き出すことだってできます。パートナーや友人と一緒に楽しめることを探しても良いですね。

2.60歳以上だからこそ輝ける仕事も

2.60歳以上だからこそ輝ける仕事も

60歳を過ぎても、できることはたくさんあります。働き方や職種は、その時の生活や体力などを考慮して選ぶ必要があるかもしれませんが、色んなことに目を向けてみると、まだまだ輝ける場があると気付くことも増えるでしょう。正社員にこだわらなければ、パートやアルバイト、派遣社員、フリーランスといったように、時間や働き方の融通がある程度きく仕事も多いです。

2‐1.あなたにもきっと、仕事に役立つ武器がある

仕事では、若い世代ほど重宝されると思われるかもしれません。しかし、年齢を重ねた人だからこそ求められる仕事もあります。仕事をバリバリ頑張ってきた人は、即戦力として役立つスキルを既に持っているため、人手不足・人材不足に困っている会社はもちろん、多くの企業で求められるでしょう。

また、介護や福祉の現場では、人柄が何よりも重要といわれています。たくさんの難局を乗り越え、年齢も少しだけ近い60代の方々になら、安心して悩みを相談できるという高齢者の方もいます。介護の仕事に限ったことではなく、相手に寄り添う心や対応が必要な仕事は、60歳以上の方が重宝されることもあります。

2-2.あなたはどのタイプ?60歳を過ぎて仕事をするワケ

60歳を過ぎてからも働き続ける人は、どのような目的を持って働いているのか、気になりますよね。もちろん、人それぞれの理由があるかと思いますが、特に多いのは以下のような理由からだそうです。

  • 収入がほしいから
  • 仕事そのものが面白いから
  • 自分の知識や能力を活かせるから
  • 仕事を通じて友人や仲間を得ることができるから
  • 働くのは身体に良いから、老化を防ぐから

参考:就業の状況|令和2年版高齢社会白書(全体版) – 内閣府

一度は職場を去り、自由な時間をしばらくの間満喫したあと、「また働いてみようかな」と仕事復帰される方、パートナーが定年になったことで「新しいことを2人で始めてみよう」とチャレンジする方もいらっしゃいます。逆に、パートナーが定年を迎えたことで、気分転換がてら仕事に出たくなる女性もいるとかいないとか…。

3.60歳を過ぎてから仕事を選ぶときのポイント

60歳を過ぎてもできる仕事を探す場合は、以下のポイントに注目して選んでみてはいかがでしょうか。

3-1.時間にゆとりが持てる範囲で行う

フルタイム勤務は、そろそろ体力的にキツいなと思ってくる人も多いでしょう。せっかくの休みが家事に消える毎日よりも、趣味や楽しみに休みを使っても時間に余裕があるくらいの働き方の方が、日々の満足度は高いですよね。もちろん、疲れを癒すための時間も、20代の頃に比べるとたくさん必要になってきます。疲労が蓄積しない範囲で、時短勤務や出勤日を減らすなどしながら無理なくやっていきましょう。

3-2.人生経験が活きる仕事を探す

仕事で積み重ねた知識や技術、長らく続けてきた家事のスキル、育児の経験など、それぞれの人生で経験してきたことが活かせる仕事もおすすめです。資格がないからと、諦める必要はありません。得意なこと、学んできたこと、詳しいものなどに焦点を当てて、どんな仕事に役立てることができそうか、イメージしてみましょう。

3-3.やってみたかったことに挑戦する

せっかくなら、やりたくてもできなかったことに挑戦するという選択肢もあります。これまで、時間の余裕がなくてできなかったことも、60歳を過ぎると挑戦しやすくなるでしょう。スキルを活かしてフリーランスとして仕事をするなど、全く別の業種で働いてみるチャンスにもなります。

3-4.身体の負担が少ない仕事を探す

立ちっぱなしの仕事や重い荷物を運ぶ仕事など、身体面の負担が大きい仕事は避けた方が無難です。数年後も続けたいと思える仕事なら、なおさら配慮する必要があるでしょう。もちろんアルバイトやパートなどで時間的にさほど長時間でなければ大丈夫ということもあるでしょうから、仕事内容や時間と身体面の負担のバランスを考えて選ばれることをおすすめします。

4-5.通勤しやすい職場を選ぶ

通勤のしやすさは、長く働きたい方には特に重要なポイントです。職場までの距離が遠い、満員電車や混み合うバスに乗らなければならないといった状況は、できれば避けた方が負担が少なくてすみます。

4.こんな仕事が人気!色んな分野で60歳以上が活躍中

では具体的に、60歳以上に人気の高い代表的な仕事をご紹介していきます!

4-1.これまでの仕事の経験が活きる仕事

  • 事務職
  • 講師
  • コンサルティング
  • 同じ業種の会社など

これまでの仕事と同じ分野で知識や経験を役立てることができることは、仕事のしやすさや即戦力としての活躍が期待できます。経歴が評価されると、再就職に有利に働くこともあるでしょう。経験がそのままアピールポイントになるため、勤務時間や給与といった条件を比べながら自分に合った職場を選びやすいです。また、フリーランスとして独立する方法もあります。

4-2.人生経験を活かす

  • 宿泊や飲食などのサービス業
  • 家事代行
  • 介護スタッフなど

人とのコミュニケーションが得意・好きな方は、人と関わる仕事も楽しく行えそうですね。これまで会社に勤めたことがない方は、毎日頑張ってきた家事のスキルが活かせる家事代行もおすすめです。介護分野のお仕事は、身体面で負担が大きい場面もあるかもしれませんが、多くの方が活躍している業種でもあります。

4-3.身体の負担が少ない仕事

  • 受付、コールセンター
  • 軽作業
  • 清掃業
  • 品出し
  • マンションなどの管理人

など

これらの仕事は、スキマ時間に働きやすいものも多く、時間的なゆとりを持ちながら仕事をしたい方に人気が高いです。朝早い時間帯から午前中に終わるような、スーパーやドラッグストアなどの品出しや、黙々と作業できるお仕事は、コツコツとした作業が得意な方にもおすすめです。

4-4.その他

近年では、オンライン上でやりとりをして、商品やスキルを販売することも簡単に行えるようになりました。自分の作品を販売したり、得意なことを商品として提供しその対価を得たりすることを、個人で行っている方はたくさんいます。自分の仕事の時間を好きなように調整したい、自由度の高い働き方をしたいのであれば、オンライショップの運営もおすすめです。

5.「東京かあさん」で新しい働き方をしてみませんか?

「東京かあさん」は、ふるさとのお母さんとは別にもう1人のお母さんを近場に持てるサービスです。家事代行でも、ベビーシッターでもありません。それらの枠組みにとらわれず、「あなたが得意なことやできること」で、近くに住む若い世代のサポートをするのが「東京かあさん」の仕事です。

5‐1.「東京かあさん」はどんな風に仕事しているの?

負担の大きい仕事や、危険な仕事はありません。苦手なことを無理してする必要もありません。ただ、思いやりを持って、第2のお母さんとして頑張る若い世代を応援し、得意な家事を活かしてサポートしてあげるのが仕事です。あなたの子どもにするように、ちょっとしたお節介だって大歓迎。あなたの得意なことが存分に活かせるような家庭をマッチングします。

例えば、以下のようなさまざまなサポート依頼があります。

  • たまに子どもの保育園のお迎えをお願いしたい
  • 仕事から帰ってくるまでに夕飯を作っておいて欲しい
  • 週に何度か掃除を手伝って欲しい
  • 出張で不在の間に観葉植物にお水をやって欲しい
  • 育児を手伝ってもらって一息つく時間を作りたい
  • たまに話し相手になって欲しい

実際に、第2のお母さんを近場に持てたことで気持ちにも余裕が生まれ、日々の仕事の活力にされている若い方達がたくさんいます。また、活躍中のお母さんたちは、自分の得意なこと、何気なくやってきたことが重宝され、頼りにされることが励みになり、楽しそうにお仕事をされています。

毎日頑張ってこなしてきた家事や、子育ての経験こそが役に立ちます。これまで会社勤めをしたことがなくても大丈夫。自由に、のびのびと働ける「東京かあさん」で、あなたの得意なことを活かしませんか?

5‐2.1分でわかる!東京かあさんってこんなサービス

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